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八咫烏シリーズ6巻「弥栄の烏」文庫版が5月に発売するということで、買ったままずーっと放置していた八咫烏シリーズ第5弾「玉依姫」を読みました。八咫烏シリーズ感想烏に単は似合わない八咫烏1烏は主を選ばない八咫烏2黄金の烏八咫烏3空棺の烏八咫烏4弥栄の烏八咫烏6完結……いやあ、うん。これまでも自分を励ましながら読んできたけど、限界かな。次巻「弥栄の烏」で第一部完なのにもう読みたくない。(追記:やっぱり読みました)4巻「空棺の烏」は寮生活モノで、
考察している記事があまり見つけられなかったので、自分の考えを記したいと思いました。拙いところはご容赦を…。皆さんのご意見が聞けると嬉しいです。※以下、めちゃくちゃネタバレします。未読の方はご注意下さい。物語の構造『近づいては離れを繰り返し、そのたびに距離は離れる』まずは塁とクーチとの関係性について、全体を通して考察をする。2人の物語は塁がきっかけを作る→クーチが反応する→急激に2人の距離が縮まる→時間の経過と共にお互い不満が募る→別れるという一連を繰り返して、ラストに向かってい
1992年の作品。装画は谷地恵美子さん。耽美系というかJUNE系を読みたい波が来ると、手持ちの栗本薫さん・山藍紫姫子さん・江森備さんを繰り返し読んでますが、たま~に新規開拓欲が涌きます。とはいえ30年も昔の物を開拓するのはなかなか大変。そもそもレビューが極小。しかしなんとか古い情報を漁り、なんとな~く自分に合いそうな気がした花郎藤子さんを購入。いつも思うけど…純度の高いJUNE系って時に苦行です。主人公がご無体な目に合いまくるのが常だしバッドエンドも多い。承知の上とはいえ時々辛さ
とにかく大大大好きな小説です。何もかもが面白すぎて、こんな面白いものがこの世にあるのかと衝撃を受けました。書きたいことを思いつくままに書いていきます。登場人物が本当に魅力的なので、キャラクターごとに。・梁文秀本当に何て魅力的な人なんだ。聡明で志高く、優しくて、自分の至らない点も痛ましいほど真摯に受け止める誠実な人柄。彼自身は自分の優しさは貧しい者への施しだったと評価するけれど、子供と話すときにしゃがんで目線を合わせたり、出自を気にせず相手と接する姿勢や、春児や玲玲の幸せを願う情の
どうも!新年一発目の書籍感想記事は、星新一のショートショート集「妖精配給会社」の感想です!妖精配給会社(新潮文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}いやぁ、星新一のショートショート集、定期的に読みたくなるんですよね。今回収録されている中で一番印象的に残っている作品は、今回のタイトルにもなっている「妖精配給会社」かな。______________________________________あらすじ:ある日突然、宇宙から地球へ