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『真の沈静なるものは自ら星が輝くように心が澄み、ひときわ全き精神をその中に包んでいるのである。』「呻吟語を読む」安岡正篤著この呻吟語は明代の思想家・呂新吾によって書かれたものです。彼は、河南の沙随に隠棲し、82歳で世を去るまで学を講じていました。その伝記によれば、「天資魯鈍」とあり、いわゆる秀才の類ではなかったとされています。そこで彼は、学問に関して「澄心体認(心を澄ませて身につける)」を心掛けたそうです。焦ることなく、無理をせずに、地道に学びを重ねていったわけです。ま
臨済宗全生庵住職、平井正修(しょうしゅう)氏の心に響く言葉より…《水ノ口中(こうちゅう)ニ入(いり)冷暖自知(れいだんじち)スルガ如シ。》(山岡鉄舟/無刀流剣術大意)(水が冷たいか温かいかを知りたければ、実際に飲んでみればよい。)ここにある「冷暖自知」はよく使われる禅語。置いてある水が温かいか冷たいかといわれても見ただけではわからない。ではそれを知るにはどうしたらいいかというと、手を突っ込むか飲んでみればいい。そうすれば自ずから冷たいのか温かいのか
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…こういう話を聞いて慄然(りつぜん)としたことがある。アメリカの家系調査報告に残る記録である。ジュークは一七二〇年ニューヨーク州に生まれた。怠惰な無頼漢であった。一八七七年の調査では、彼の家系は六代を経る中で約千二百人の怠け者、背徳漢、漁色(ぎょしょく)、貧窮、病弱、知的障害、精神病者、犯罪者が生まれた。この間、三百人が嬰児(えいじ)期に死亡、四百四十人が病的な行為で肉体的に破滅、前科者は百三十人で、六十人が窃盗、七
******************************季節に順って元気を養う。思慮を少なくして心気を養う。言語を省いて神気を養う。肉欲を少なくして腎気を養う。怒りを戒めて肝気を養う。滋味を薄くして胃気を養う。多く史を読み胆気を養う。金蘭生******************************安岡正篤氏編纂の「百朝集」(致知出版社)からのご紹介です。思慮を少なくしてとは、あれこれ考えすぎないということでしょう。言語を省くとは、ぺらぺら喋らないということ。『黙
昨日に引き続き、『安岡正篤活学選集』からお送りいたします。昭和の名宰相とされる佐藤栄作首相から、中曽根康弘首相に至るまで、昭和歴代首相の指南役を務め、さらには三菱グループ、東京電力、住友グループ、近鉄グループ等々、昭和を代表する多くの財界人に師と仰がれた安岡正篤先生。その教えは人物学を中心として、今日もなお、私たちの進むべき方向を示してくださっています。豪華化粧箱入りの永久保存版。若い方へのプレゼントにもおすすめの選集です。その生涯を通じて、数多くの名言・箴言を
出口王仁三郎出口すみ出口日出麿出口直日出口宇知麿林出賢次郎内田良平今小路了円浅野和三郎岡田茂吉植芝盛平堀川辰吉郎谷口雅春安岡正篤笹川良一笹目秀和中西旭五井昌久小田野早秧政木和三呉清源出口栄二出口和明倉田地久八幡博堂夏八木勲その他の方々、調査中※プライバシーに配慮し、ご存命の方は載せておりません。