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藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…こういう話を聞いて慄然(りつぜん)としたことがある。アメリカの家系調査報告に残る記録である。ジュークは一七二〇年ニューヨーク州に生まれた。怠惰な無頼漢であった。一八七七年の調査では、彼の家系は六代を経る中で約千二百人の怠け者、背徳漢、漁色(ぎょしょく)、貧窮、病弱、知的障害、精神病者、犯罪者が生まれた。この間、三百人が嬰児(えいじ)期に死亡、四百四十人が病的な行為で肉体的に破滅、前科者は百三十人で、六十人が窃盗、七
今回も安岡正篤の「いかに生くべきかー東洋倫理概論」の「緒論」の解説をしていきます。いかに生くべきかAmazon(アマゾン)570〜12,800円前回は、「敬義」とはなんぞや?ということで。とりあえず安岡にとっての「敬」は何なのかを探るべく前掲書から以下の引用をしました。45ページから"人の子には「敬」がなければならぬ。詳しく言えば、感恩報謝の情意によらねばならぬ。"つまり「敬」とは、「ありがたいと感じて、それを返そうとする気持ち」であるということでしょう。また11
【2024.04.14】海辺で読書先週の週末は土曜が「お一人さま」ということで近場の海辺の公園にお弁当を買ってコーヒー道具と椅子と机を持ち出して一日中読書ここ最近は読みたい本がどんどん出てくる。しかも内容がかなり偏りつつあるので・仕事の合間用・リビング用・寝る前に読む用でジャンルを分けて少しずつ購入この日は数冊持ち出し軽トラの荷台で読書TIMEです。ここのところ読書キロクを残してなか
安岡正篤師が熟読した東洋古典のバイブル『格言聯璧(かくげんれんぺき』。『格言聯璧』とは、一体どのような本なのでしょうか?郷学研修所・安岡正篤記念館副理事長兼所長荒井桂氏の序文をお読みください。……………………………………………………安岡正篤先生の『終戦前後百朝集』に提唱されている「古人の格言」の出典を数えてみると、6月16日の「六時心戒」から11月3日の「感慨」まで、実に25に及ぶものが『格言聯璧』から採られている。空襲で家と蔵書を焼失した状況を勘案しても、至難の時局