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大滝詠一の『EACHTIME』を初めて聴いたのは14歳の時だから、もう10年以上このアルバムを聴き続けていることになる。といっても、10年間常にこのアルバムを聴き続けていたわけではない。むしろ大滝詠一の作品でいえば、歴史的名盤である『ロング・バケイション』や『ナイアガラ・トライアングルVol.2』の方が聴いた回数でいえば多いだろう。むしろ『EACHTIME』は、私の中では、あまり聴く機会のないアルバムに分類されていた。そのせいもあるかもしれない。なぜだか、最近、無性にこのアルバムが
詳説ロンバケ40thNo.14大滝さんからビーチ・ボーイズの「ファン・ファン・ファン」のもうひとつ“ファン”が多いやつ、っていうリクエストで。(by松本隆)この「FUN×4」は、別枠で1冊の本ができるくらい、この数式から別のテーマが派生しているのです。(by大滝詠一)第1章根幹をなす4曲第2章呉越同舟の4組様第3章4人の子どもさ第4章4大作家チーム第1章根幹をなす4曲「FUN×4」の「♪手ーに入れーてしまーったよ」の箇所のフレ
詳説ロンバケ40thNo.10「恋するカレン」篇の第2回をお届けします。プロローグ第1章前奏とボブ・クルー↑前回までをご覧になる方はクリックしてください。第2章ジュリエットと幻のポール版ロミオと忌野清志郎“ナイアガラ一般教養”というのがありまして…。その一つに、大滝詠一さんが他人へ提供する曲は“詞先”で、自分が歌う曲は“曲先”というのがあります。「風立ちぬ」「冬のリヴィエラ」「Tシャツに口紅」…。これらは確かに、“ナイアガラ詞先メロディ”の特
大滝詠一「EACHTIME」解説第1章海のスケッチ第2章銀色のジェット第1章海のスケッチVaundyが、2022年に続き2回目の出場を果たした2024年末の『紅白歌合戦』で、「踊り子」を歌ったときのXのポストの様子は、こんな感じになりました。少なからぬ人が、「踊り子」を聴いて大滝詠一さんのイメージを重ねていたのでした。腹式呼吸だけど声を張らないウィスパリング寄りな発声法や…、「雨のウェンズデイ」に通じる切ない曲調や…、'80年代の歌謡
豚ソバ妖怪飛燕(ひえん)は多賀城市にある三麺拳グループの一つ。他に月光と雷電というラーメン店がある。店内に乃木坂46が流れる月光に対しこちらは山下達郎と大滝詠一のポスターが飾られ80年代の曲が流れるニューミュージック指向。月光と同じく結構クセ強なラーメンを提供する好き嫌いがハッキリと分かれるお店。「熟成ロマン中華そば・煮卵入り」。店内のポップにこのラーメンの解説が詳しく書かれているが要するに魚だし強めの醤油味。塩気は見た目より控えめでなかなかに魚っぽいので万人受けしそうなビジュアルとは
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説「NIAGARATRIANGLEVol.2」40th記念にまつわる関連本に関連番組、関連グッズ…。怒涛のリリースからようやく一息ついたので、恒例の“僭越ながらちょっと解説”シリーズを連載させていただきます。第1章波の数だけ抱きしめて第2章まるでダンスナンバー!?第3章“真夏の昼の夢”をデュエットで第1章波の数だけ抱きしめてウェブで読める大人の音楽誌『otonano』2022年4月号は「NIAGARATRI
大滝詠一「EACHTIME」解説第1章2014年の追慕第2章風に抱かれて第3章風よ泣かないで第1章2014年の追慕大滝詠一さんが急逝されたのが2013年12月30日のことでした。その後しばらく、私は悲しくて音楽が聴けなくなり、やっとのことで踏ん切りをつけて2014年3月に本宅の方の「れんたろうの名曲納戸」へアップしたのが、以下の記事でした。第1章では、画像や動画などを補ったうえで当時の内容をそのままお届けします。「バラードになると必ず内容は悲し
★祝!!2025年「大滝詠一ナイアガラ・レコード50年」!!次の50年に繋がる、多彩なアニバーサリー企画の全貌公開!!・・・・・大滝詠一のレーベル「ナイアガラ・レコード」が2025年に50周年を迎えることを記念して、「大滝詠一ナイアガラ・レコード50周年」の多彩なアニバーサリー企画が発表されました。■50周年企画その①:大滝詠一関連作品2か月連続リリース!!4月23日にはレーベル第一弾作品である伝説のバンド[シュガー・ベイブ]のアルバム『SONGS』と、第ニ弾の大滝詠一『NIAGARA
「EACHTIME」解説序章ソフトロックと大野雄二第1章サビとソフトロックと夏第2章Bメロとソフトロックと夏第3章Aメロとイントロと夏「イーチ・タイム」の代表曲ともいえる「ペパーミント・ブルー」の解説をお届けします。ちょっと長くなりましたが、ぜひ序章から順番にご覧ください。今回の前編は、第1章までです。序章ソフトロックと大野雄二「ルパン三世」の音楽でおなじみの大野雄二氏が大滝詠一さんと同様に、ソフトロックの影響も受け、そのエッセンスを巧みに取り入れて
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説第1章誰にも書けない趣味趣味メロディ第2章さわやかサウンド第3章秀樹と聖子第4章誰にも書けない情景描写「♪もうじきー夏さぁ~」の時期にアップしようと企画していた「WaterColor」篇ですが、気づけば「もうすっかり夏さ」です。誰にも書けない趣味趣味メロディと誰にも書けない情景描写とが融合して名曲になっている…。今回の「WaterColor」篇は、そんなお話です。最終回ということで、つい筆が走り長くなっ
大滝詠一「EACHTIME」解説今回は、~ディズニーボーイを探して~と題して「魔法の瞳」の心のルーツをめぐる感動巨編(!?)をお届けいたします。序章40thバージョンのポイントと風の又三郎第1章アニメの銀幕とディズニーボーイ第2章萩原哲晶とディズニーボーイ序章40th記念バージョンのポイントと風の又三郎「魔法の瞳」では「夏のペーパーバック」と同様に、曲頭に“独立したヴァース”があります。「♪眼が逢う/たびに夢/うつつ
一見さん馴染みのない方のフォローは受け付けてません❗ごめんなさいm(__;)mこれ読んでるのか?読まなくて自動的にフォローしてくる方は…毎日毎日懲りずに😸日本語理解不可能かな😹遠慮無く即ビシバシ!拒否させてもらってますいまさら年下にビジネスやマネーや人間関係など指導してもらわなくて結構です馴染の方はフォローして下さいね✧◝(⁰▿⁰)◜✧今回は1年ぶりに小泉今日子ちゃんです😻では一曲目スマイル・アゲインです1987年7月1日通算23枚目シングルオリコン2位
20240611夜1980年代傑作アルバム全曲アプローチ大滝詠一氏の「EachTime」より感想「銀色のジェット」をめぐって大滝氏の音源、映像等は、使っておりません。チャンネル登録といいねをぜひお願いします。↓をクリックして下さい。大滝詠一氏の「銀色のジェット」感想(1980年代傑作アルバム全曲紹介第11弾「EachTime」1984年の5曲目)曲の音源、映像等は使っておりません。)2024年6月11日藤谷蓮次郎・製作#大瀧詠一#銀色のジェット#大滝詠一#Ea
「EACHTIME」解説第1章ペーパーバックと「座読書」とAメロ第2章ソフトロックとチャーリー・カレロとBメロ第1章ペーパーバックと「座読書」とAメロ大滝詠一さんの「ナイアガラ・カレンダー」収録曲の「座読書」と、「イーチ・タイム」の中の一曲を絡めて語るとすれば、俎上にあがるのは「1969年のドラッグレース」になるのが自然な流れです。「1969年のドラッグレース」、「座読書」の両曲では“ボ・ディドリー・リズム”が共通していますものね。しか
28(水)夕方に盛高書店へ。今日の収穫は7枚。石川ひとみ:コレクションの対象なので。して、これには三共無線製作による当時のチラシが入ってた。なんとも言えぬ味のあるチラシ。これはお宝。昭和の盛岡のレコ店はほぼ消滅したと思うが、三共無線だけは現在も矢巾町で営業中。稲垣潤一:稲垣に興味はないが、松本隆・大瀧詠一作品だったので買っておく。杉真理:伊藤銀次:ナイアガラ関連が続く。同一人物が処分したものか。薬師丸ひろ子:2枚目かな。BIRDS:原田
「大瀧詠一さんを語る会」のつづき。催しは、12時から14時までが、参加メンバーの簡単な挨拶。14時から16時まで(途中で17時に延長)が、有志メンバー(計8人くらい?)による自由研究発表の場だった。前半の「参加メンバー」とは、残念ながら自分も入っているらしく、何を話したらいいのか分からなかったので、仕方なく正直にぶちまけた。「お、大瀧詠一さんのことは正直よく分かっておらず、オーディオマニアな人間です・・・。ロンバケの初期盤(35DH1)で調べたいことがあったので買い集めていたら30
詳説ロンバケ40thNo.8今春の「我が心の大滝詠一」に続いて、2021年5月18日放送のNHK「うたコン」では、「時代を超えて~大滝詠一~」と題して放送。次なる展開が楽しみです。今回は、『大瀧詠一音楽祭』の想い出とともにお届けします。第1章想い出の大瀧詠一音楽祭とパフ第2章青い影と白い影第3章デヴィッド・ゲイツとイフ2010年8月29日に岩手県奥州市で開催された『大瀧詠一音楽祭』のパンフレットへ寄稿した曲解説のうち、「スピーチ・バルーン」の項をこちら
大滝詠一「EACHTIME」解説序章2004年の考察第1章4つ打ちのモータウン第2章4つの「ラヴァーズ・コンチェルト」第3章4シーズンズ第4章バチェラー・ガールをもっと味わう方法序章2004年の考察序章では、本宅サイトの方の「れんたろうの名曲納戸」内の「ナイアガラサウンド研究会」のコーナーへ2004年3月3日にアップした原稿に、画像や動画を補って“コンテンツ増補バージョン”として、そのままお届けします。山下達郎「『フィヨルドの少女』は『バ
「EACHTIME」解説「ペパーミント・ブルー」のサビを取り上げた前編に続き、順序は逆になりますが、後編は「ペパーミント・ブルー」のBメロに関するお話から始めます。序章ソフトロックと大野雄二第1章サビとソフトロックと夏第2章Bメロとソフトロックと夏第3章Aメロとイントロとソフトロックと夏付録40th記念バージョンのポイント第2章Bメロとソフトロックと夏大滝詠一「ペパーミント・ブルー」「ペパーミント・ブルー」のBメロのコード展開は複
「セットリスト&MC概要2024年9月27日金曜日山下達郎コンサート・ツアー2024『PERFORMANCE2024』名古屋国際会議場センチュリーホール【2024-】(23/43)ほか」S12425・松山千春DATABESE総合TOPPAGENF・アーティスト別LIVEDATABESE総合TOPPAGENF◇更新履歴V1.0:2024.7.06初稿V1.1:2024.7.13初日・三郷市文化会館のセトリを記載V1.2:2024.7.2
大滝詠一「EACHTIME」解説第1章ナックルボールとTシャツに口紅第2章ナックルボールとNINJIN娘第1章ナックルボールとTシャツに口紅ラッツ&スター「Tシャツに口紅」ラッツ&スターへの提供曲「Tシャツに口紅」は「恋のナックルボール」の兄弟曲でもあります。書籍『大滝詠一レコーディング・ダイアリーVOL.3』では、その「Tシャツに口紅」に関して、興味深い事実が三つ明かされています。一つ目は、「Tシャツに口紅」のイントロで鳴っているギロは
「EACHTIME」解説第1章ペーパーバックと「座読書」とAメロ第2章ソフトロックとチャーリー・カレロとBメロ第3章スカっとさわやか「針切り男」付録40th記念バージョンのポイント第3章スカっとさわやか「針切り男」ウェブで読める大人の音楽誌『otonano』で、柴崎祐二氏が「夏のペーパーバック」について、以下のように表現していて、興味深かったです。スカ・リズムを刻むヴァースもとても可愛らしい。洋楽では曲のワンコーラスの構成を「コーラス
大滝詠一「EACHTIME」解説©2024オータヂロウ今回は、春のめざめ「恋のナックルボール(1stRecordingVersion)」と題して、「恋のナックルボール」の心のルーツをさらに深掘りしてみます。えっ、また「恋のナックルボール」のお話なの!?と驚かれた方も、お気楽にぜひご覧ください。(タイトルイラストはオータヂロウ画伯の描き下ろしです)春のめざめ「恋のナックルボール(1stRecordingVersion)」2024年3月に「E
初出:2020年5月15日お引越し:2023年10月8日HappyEnding全曲解説その8「ダンスが終わる前に」第1章から4章までは、コンテンツ増補バージョンでお届けします。【2023年追記】は、秘密を掘り下げる(?)衝撃的な内容となっております。第1章三つのバージョン第2章匠の作曲術第3章円熟期のナイアガラサウンド第4章約束の場所【2023年追記】約束の場所で鳴らすのは…第1章三つのバージョンアルバム「HappyEndin
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説♡じかけのオレンジとカメラ・オブスキュラ第1章泳げカナヅチくんとブルー・バルボア第2章「A面で天然色」からの派生第3章サーフ・ミュージックからフォークロックへの移ろい第4章タイムスリップで現れたのは…!?■1980年前後にタイムスリップ■ラブジェネ最終回へタイムスリップ■ロックンロール誕生前夜へタイムスリップ■ナイアガラ・カレンダー'78へタイムスリップ■1964年2月にタイムス
ども!くまです。おはようございます。さぁー今週も始めりましたねーふーやりましょう!ご同輩!!今日からは、しっかりお酒を断ちます。次飲めるのは金曜の夜・・・・・・楽しみにしつつ、肝ちゃんをいたわりたいと思います。さてと、・税務・〇〇〇〇読み・〇〇〇〇記事1記事完成・種まき記事2記事完成代り映えしませんが、これらをこなします。基本基本!何事も基本が大事・・・・・・・・他のことに手を伸ばすときは、これらを
★『ALONGVACATION』『SOULVACATION』にオマージュを捧げて産み落とされたコンピ『ロング・ソウル・バケイション』発売・・・・・大瀧詠一『ALONGVACATION』、ラッツ&スター(シャネルズ)『SOULVACATION』にオマージュを捧げて産み落とされたコンピレーションアルバム『ロング・ソウル・バケイションー夜の翼の向こうにー』がクリンクレコードから4月25日発売。大滝詠一、鈴木雅之、山下達郎の3人の音楽的背景とそのルーツに迫るコンピ。Disc-1では、シャ
じみぃべいつです。大分間隔が空いてしまいました。色々と書きたいことはあったのですが、何から書いていいのかわからなかったというのが正直なところです。で、今回は4月上旬に偶然新聞のTV欄で見かけて「へぇ~、アニメ化したんだ」と感心して深夜枠なので録画して観ているこのアニメと漫画の記事を書きたいと思います。TOKYOMX系(私は地方なのでBS日テレです)で好評放送中のアニメ「かくしごと」です。あの「絶望先生」「じょしらく」(原作のみですが)でおなじみの久米田康治原作の漫画(月刊マガ
初出:2020年5月8日お引越し:2022年11月3日HappyEnding全曲解説その7「ガラスの入江」「DreamBoy」第1章迷探偵れんたろうが謎に挑む!【コンテンツ増補バージョン】第2章今明かされる驚きの真実!!【2022年新執筆】第1章迷探偵れんたろうが謎に挑む!「HappyEnding」の収録曲で、ファンの予想を大きく覆したのは、今回取り上げる2曲です。「ガラスの入江」も「DreamBoy」も、松田聖子や
詳説ロンバケ40thNo.15第1章霧の中のあいつ第2章バディ・ホリーに捧ぐ第3章ヒットを狙え最終回を迎えたロンバケ40th全曲解説も、気がつけば盛夏の東京五輪の時期にまで延展していました。今回も長文読解の予感がしますので、ゆーっくりご覧くださいませ。第1章霧の中のあいつ大滝詠一さんの「さらばシベリア鉄道」の元ネタ曲として広く知られるのが、ジョン・レイトンの歌った「霧の中のジョニー」です。基本的なリズムや哀愁を帯びた曲調が「さらばシベリア鉄道」のヒン