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AdieuRomantiqueNo.592『珈琲&音楽in喫茶店Ⅷ』シリーズの8回目。徐々にテーマからズレてきてるような気がしつつ…それもありっちゃ、ありかなとも。まぁ、今回は今一度『珈琲&音楽in喫茶店』の初心に戻りながら、その後はいつも通り、好き勝手に思いつくまま書いていくことに。昭和の香りが濃厚に沈殿し、まるで時間が止まってしまったような喫茶店で(扉には鈴が付いているような
詳説ロンバケ40thNo.1れんたろうの名曲納戸的ブログ(別館)においでいただき、誠にありがとうございます。今回は長文になりそうなので、ご挨拶もそこそこに先へ進めたいと思います。第1章トミザワくんからのリクエスト第2章「がんばれば愛」とボブ・クルー第3章幻のジェットコースター的展開とロイ・ウッド第4章姉妹曲「うれしい予感」とジェフ・リン第5章美談仕立てになった?ジョー・ミーク第6章フォロワー楽曲とクリスマスの秘密■第1
誰かの熱いハートいつでも恋はきらめく謎ね「怪盗」ではなく「快盗」。1988年の小泉今日子主演映画「快盗ルビイ」の主題歌。いい曲。だって大瀧詠一の曲だもの。彼が亡くなってまもなく10年になる。映画?うーん。小泉今日子ファンなら。その話は後ほど。快盗ルビイ(シングル)作曲/編曲大瀧詠一非売品のレコードに録音されたBall-RoomVersion/OnAirVersionというシングルとは別の2バージョンも存在する。非売品レコードのジャケッ
「EACHTIME」解説「ペパーミント・ブルー」のサビを取り上げた前編に続き、順序は逆になりますが、後編は「ペパーミント・ブルー」のBメロに関するお話から始めます。序章ソフトロックと大野雄二第1章サビとソフトロックと夏第2章Bメロとソフトロックと夏第3章Aメロとイントロとソフトロックと夏付録40th記念バージョンのポイント第2章Bメロとソフトロックと夏大滝詠一「ペパーミント・ブルー」「ペパーミント・ブルー」のBメロのコード展開は複
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説♡じかけのオレンジとカメラ・オブスキュラ第1章泳げカナヅチくんとブルー・バルボア第2章「A面で天然色」からの派生第3章サーフ・ミュージックからフォークロックへの移ろい第4章タイムスリップで現れたのは…!?■1980年前後にタイムスリップ■ラブジェネ最終回へタイムスリップ■ロックンロール誕生前夜へタイムスリップ■ナイアガラ・カレンダー'78へタイムスリップ■1964年2月にタイムス
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説©2018オータヂロウ最終回に続いて、今回は積み残した話、いえ、とっておきのお話をお届けします。第1章ROCK'N'ROLL退屈男第2章「EACHTRIANGLE2」第3章いつも心にオレンジを第1章ROCK'N'ROLL退屈男1980年5月21日、CBSソニーから山口百恵の30枚目のシングルが発売されました。宇崎竜童の作曲、萩田光雄の編曲による「ロックンロール・ウィドウ」はオリ
詳説ロンバケ40thNo.7第1章2003年の雨のウェンズデイ第2章2021年の雨のウェンズデイ第3章ユー・アー・オンリー・ロンリーとオンリー・ザ・ロンリー第4章余話本宅サイト「れんたろうの名曲納戸」の「ナイアガラサウンド研究会」のコーナーに2003年7月22日に掲載した「雨のウェンズデイ」の原稿を、若干の加筆修正を加えて「第1章」に転載します。第1章2003年の雨のウェンズデイ「この曲、ステキね」楠瀬誠志郎のアコースティック・ライブで、前の席
詳説ロンバケ40thNo.3今回は短文にするはずが、“とあるインタビュー”を読んだことから、予期せぬボリュームになってしまいました。【基本篇】それは「SummerBreeze」から始まった【探訪篇】ヴェルヴェット・エルヴィスとシェリー・フェブレー【基本篇】それは「SummerBreeze」から始まったその昔、絵本版の「NIAGARASONGBOOK」(1982年)を手に入れてみると、謎の曲「SummerBreeze」が載っていました
J-POP数珠つなぎその224「熱き心に」小林旭小林旭の連投となったが、やっとJ-POPに戻れた(笑)。いつ聴いても、やはりこの曲は名曲だ。「熱き心に」は1985年に発売された小林旭の通算124枚目のシングルだが、やはり作詞:阿久悠、作曲・編曲:大瀧詠一、ストリングスアレンジ:前田憲男というコンビネーションによるトラックに小林旭の渋い声がピッタリ合ったのが見事だった。自他ともに認める小林旭の大ファンだった大瀧さんが満を持して書き下ろした楽曲
「EACHTIME」解説序章ソフトロックと大野雄二第1章サビとソフトロックと夏第2章Bメロとソフトロックと夏第3章Aメロとイントロと夏「イーチ・タイム」の代表曲ともいえる「ペパーミント・ブルー」の解説をお届けします。ちょっと長くなりましたが、ぜひ序章から順番にご覧ください。今回の前編は、第1章までです。序章ソフトロックと大野雄二「ルパン三世」の音楽でおなじみの大野雄二氏が大滝詠一さんと同様に、ソフトロックの影響も受け、そのエッセンスを巧みに取り入れて
☆SoLong:大滝詠一2020本日、12月30日は大滝詠一さんの命日である。私が大滝さんに目覚めたのは高校の部活で放送部だったのだが、そこで毎日翌日分のお昼の放送を製作するのだが先輩がOpに当時発売間も無かったNIGARASONGBOOKから選曲していて、その清廉なストリングスのサウンドが爽やかで大滝さんの曲がストリングスで奏でられると、より一層清涼感が増してクールミントが口の中で炸裂するかの様な実に新鮮な刺激を感じたものである。1980年代前半は邦楽洋楽共に、テ
J-POP数珠つなぎその225「恋するカレン」/大滝詠一自分の中でなぜだか小林旭の「熱き心に」と双璧をなす曲が「恋するカレン」だ。冬は「熱き心に」で、夏は「恋するカレン」と決めている(笑)。1983年からアメリカで過ごした際にも本当にお世話になった。このシングルはは、1981年6月に発売された大滝さんの8作目のシングルで、もちろんアルバム『ALONGVACATION』収録曲だ。当時の大滝さんののレコーディングの状況を細かに記した「大滝詠一レコーディング・ダイアリ
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説第1章泳げカナヅチくんとブルー・バルボア第2章「A面で天然色」からの派生第3章サーフ・ミュージックからフォークロックへの移ろい大型連休は雪山のゲレンデで滑り倒していましたので、お休みをいただいていました。暦の上では立夏も過ぎ、「ハートじかけのオレンジ」にふさわしい季節がすぐそこに…。第2章「A面で天然色」からの派生「NIAGARATRIANGLEVol.2VOX」収録のセッション音源で、「ハートじかけ
大滝詠一の『EACHTIME』を初めて聴いたのは14歳の時だから、もう10年以上このアルバムを聴き続けていることになる。といっても、10年間常にこのアルバムを聴き続けていたわけではない。むしろ大滝詠一の作品でいえば、歴史的名盤である『ロング・バケイション』や『ナイアガラ・トライアングルVol.2』の方が聴いた回数でいえば多いだろう。むしろ『EACHTIME』は、私の中では、あまり聴く機会のないアルバムに分類されていた。そのせいもあるかもしれない。なぜだか、最近、無性にこのアルバムが
J-POP数珠つなぎその291「さよならの夏」/岩﨑元是「夏は終わらない」というのはよく使われるシティポップの楽曲のフレーズだが、コロナ感染で一家でダウンしている間に夏が終わってしまった(笑)。J-POP数珠つなぎも夏編をやっていたが、9月6日に山下達郎の「さよなら夏の日」を書いたところで止まってしまっていた。感染して熱が続くと音楽を聴きたくもなくなる。本当にビル・ゲイツという奴は変な病気を作って人類に迷惑をかけるとんでもない野郎である。さて、岩崎元是という方は本当に
7月16日は松本隆の誕生日だということなので、その数ある作詞曲の中から個人的に好きな20曲を選び、カウントダウンしながら個人的な思い出などをだらだら書いていこうという回である。20.卒業/斉藤由貴(1985)さて、ベスト20ということで惜しくも圏外になってしまった曲ももちろんたくさんあるのだが、こういうのはその時の気分や体調に左右される場合も少なくはないので、別の日にやったとしたらかなり違っている可能性は否定できない。ちなみに今回、21位で惜しくもトップ20入りをギリギリで逃した
J-POP数珠つなぎその292「ペパーミント・ブルー」大滝詠一大滝さんに戻って一周した感がある。「ペパーミント・ブルー」を聴いて夏を終わらせるというのが、この30年のサイクルになっている。なにせ「ペパーミント・ブルー」を聴くと、例え嫌なことがあった夏でもきれいな思い出に変わってしまうような気にさせてくれるからだ。なんて言っているうちに、また夏が過ぎてしまった。いろんな事件がありすぎて、今年の夏は何をやっていたのだろうかということすら思い出せない。ジジイになったということだ。『
豚ソバ妖怪飛燕(ひえん)は多賀城市にある三麺拳グループの一つ。他に月光と雷電というラーメン店がある。店内に乃木坂46が流れる月光に対しこちらは山下達郎と大滝詠一のポスターが飾られ80年代の曲が流れるニューミュージック指向。月光と同じく結構クセ強なラーメンを提供する好き嫌いがハッキリと分かれるお店。「熟成ロマン中華そば・煮卵入り」。店内のポップにこのラーメンの解説が詳しく書かれているが要するに魚だし強めの醤油味。塩気は見た目より控えめでなかなかに魚っぽいので万人受けしそうなビジュアルとは
「EACHTIME」解説第1章ペーパーバックと「座読書」とAメロ第2章ソフトロックとチャーリー・カレロとBメロ第1章ペーパーバックと「座読書」とAメロ大滝詠一さんの「ナイアガラ・カレンダー」収録曲の「座読書」と、「イーチ・タイム」の中の一曲を絡めて語るとすれば、俎上にあがるのは「1969年のドラッグレース」になるのが自然な流れです。「1969年のドラッグレース」、「座読書」の両曲では“ボ・ディドリー・リズム”が共通していますものね。しか
「NIAGARATRIANGLEVol.2」解説完結したかに見えた「オリーブの午后」篇のまさかの続編です。その意外なルーツ・ソングとは…!?大滝詠一さんの「オリーブの午后」は、解説#1「オリーブの午后」篇の回でも述べたように、「真夏の昼の夢」をまるまるリボーンさせた曲です。コード進行もメロディ展開も同じ…。大滝詠一「真夏の昼の夢」「オリーブの午后」のルーツについて「真夏の昼の夢」まで進めながら、“さらにその源流”のお話がまだでした。大滝さんの発
初出:2020年4月30日お引越し、全面改定:2022年10月13日HappyEnding全曲解説その6「HappyEndで始めよう(バカラックVer.)」第1章2022年版新考察「HappyEndで始めよう」New!その1多幸福の謎~ジス・イズ・多幸福~その2作曲の秘密~ジス・イズ・大瀧詠一~その3曲名の意味~ジス・イズ・バンナイタラオ~第2章ただ一つの作為、一音上げ加筆・改定版今回の第1章は、202
■65才と言う若さで黄泉の国に旅立たれた★天才音楽家…大滝詠一さん❗■日本の音楽界に大きな影響を与えた今は亡き【大滝詠一】さんを特集したいと思います。1960年代から活躍したジャパニーズロックの魁でもあります。伝説の【バンドハッピーエンド】❗そのボーカルを務めた大滝詠一さんでした❗ハッピーエンド解散後も【シンガーソングライター】としてではなく【音楽クリエイター】として日本ポップス&ロックの礎を築き幅広い世代から支持を集める【大滝詠一】さんを特集❗ブロデューサーとして数多くの名曲にを世に送
予約していた、大瀧詠一師匠の「EACHTIME40thAnniversaryVOX」が3月21日にリリースされ、早速ゲットしました。とはいえアナログ再生環境のない僕にとって、2枚のLPは再生しようがないので、お目当てはCDとブルーレイです。それで25,000円というのはいかがなものか、というのは置いといて。大滝詠一師匠のアルバムとしては、「ALONGVACATION」に次ぐメロディ・タイプのアルバムですが、僕の好みとしてはこの「EACHTIME」の方です。そして注目のCD1の
詳説ロンバケ40thNo.9「恋するカレン」篇は長くなりそうなので、読み切りサイズの分割方式でお届けします。プロローグ1981年、「ALONGVACATION」がリリースされたあの頃、「君は天然色」のイントロがラジオから流れてきたとき、雷に打たれたような衝撃を受けた人は少なくありませんでした。「ALONGVACATION」の“前”と“後”とでは、明らかに日本の歌謡界のサウンドが変わったのを体感したものです。ただ、歌謡界へ与えた影響という点では、「君は天然色」よりも「恋
■由紀さおりさん■三山ひろし君のナビゲートで毎回ゲスト歌手を招いて歌謡曲・演歌・ポップスまでジャンルや時代を超えて人々に愛され続ける名曲ばかりを歌う音楽番組❗【名曲をあなたにうた恋!音楽会】から心を奪われた名曲を取り上げて見たいと思います。■先日【名曲をあなたにうた恋!音楽会】で歌われた名曲の中から…もう一度聴きたい名曲があります。総集編の中で歌われた…安田祥子さん&由紀さおりさん御姉妹の素晴らしい童謡・唱歌…素晴らしいハーモニー必見です。❗日本の美しい四季や文化を音楽で表現‥レジェン
詳説ロンバケ40thNo.2年度の切り替わりの週は多忙で長文を書いている暇がないので、曲順を入れ替えて、今回早めに「カナリア諸島にて」の登場です。■序章夏のリゾートソング■第1章薄く切ったオレンジの秘密■第2章うちのママは世界一■第3章ソングライター・チームが結集■終章岬めぐりと島めぐり■序章夏のリゾートソング「カナリア諸島にて」は、ド直球のリゾートソングと言ってよいでしょう。昔の新春放談で、山下達郎さんが「プリーズ・レット・ミー・ワンダー」を
おはようございます。今日は雨の水曜日になりましたね。間もなくゴールデンウイークは土曜日から始まりますね。有給休暇取得すれば10連休となります。今週末土曜日の天気が気になりますね。水曜日の月は?
『EACHTIME40thAnniversaryEdition』発売記念の展示企画に行って来ました🎵快晴の大川沿いをチャリングです風が少しあったのでハラハラ舞い散る桜の花びらがとってもいい雰囲気でした🌸TOWERVINYL梅田NU茶屋町店3階です平日の午前中のせいかお客さんも数人でゆっくり見ることが出来ました(*^。^*)~🎵~🌸~🎵~🌸🎵~🌸~
詳説ロンバケ40thNo.8今春の「我が心の大滝詠一」に続いて、2021年5月18日放送のNHK「うたコン」では、「時代を超えて~大滝詠一~」と題して放送。次なる展開が楽しみです。今回は、『大瀧詠一音楽祭』の想い出とともにお届けします。第1章想い出の大瀧詠一音楽祭とパフ第2章青い影と白い影第3章デヴィッド・ゲイツとイフ2010年8月29日に岩手県奥州市で開催された『大瀧詠一音楽祭』のパンフレットへ寄稿した曲解説のうち、「スピーチ・バルーン」の項をこちら
詳説ロンバケ40thNo.15第1章霧の中のあいつ第2章バディ・ホリーに捧ぐ第3章ヒットを狙え最終回を迎えたロンバケ40th全曲解説も、気がつけば盛夏の東京五輪の時期にまで延展していました。今回も長文読解の予感がしますので、ゆーっくりご覧くださいませ。第1章霧の中のあいつ大滝詠一さんの「さらばシベリア鉄道」の元ネタ曲として広く知られるのが、ジョン・レイトンの歌った「霧の中のジョニー」です。基本的なリズムや哀愁を帯びた曲調が「さらばシベリア鉄道」のヒン