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大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN男の血はやっぱり濃い蒼に見えたけど、気のせいだよね。ってか、人の血なんて舐めたらヤバイよね?え、ヤダ、本当にこいつ怖い。さすがにドンッと突き飛ばして走って逃げる。何?なんなの?訳が分からないけどとりあえずめちゃくちゃに走って逃げた。結構走って、後ろを振り返っても追ってはきていなかった。普通に出会っていたら同性だけど恋に落ちそうなぐらい綺麗な人だったのに残念、なんて一瞬考えちゃって首を振る。いやいや、ずっと彼女とかいな
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN俺は最近ヤバイ奴に出逢った。そいつは、桜吹雪と一緒に空から降ってきたんだ。二宮和也26歳。社会人5年目。ごくごく普通の会社員。ずーっと彼女なし。本当は世界の綺麗な景色を写すカメラマンになりたかった。はずが、休日は家に引きこもるただのサラリーマン。「はぁっ」飲み会帰り、酔いが回り公園のベンチに座り込む。天を振り仰ぐと満開の桜。「綺麗だなー」もう何年も触ってないカメラが突然恋しくなった。指でフレームを作って桜を心
いつも読んでくださってありがとうございます初めて来てくださった方、いらっしゃいませこちらは嵐さんをモデルにBL小説を書いているブログになっております大宮Loveしか書いておりません。あくまでも妄想小説で、たまに成人向けになってます間違って足を踏み入れた方は回れ右で退室お願いしますねお話も少しずつ増えてきたので、お話の紹介をしたいと思います題名を押すと一話目に飛ぶようになってます。あとがきにオマケの話がついている事がありますので、良かったらあとがきまで読んでいただけたら嬉しいです。
ヴェーマは国境都市である。ウダナとの狭境は広大な樹海であるため城壁はなく曖昧だ。しかし深すぎる森は隣国の侵攻を簡単には赦さない。それでも夜陰に紛れて招かれざる者たちの侵入,侵出は絶えなかった。騎士の称号を持つシ・ヨウは西の国境守備を託されていた。森へ分け入って北へ少し進むと、大きなナツツバキの樹が、焚火を挟んで対峙するサトシとシ・ヨウを護るように枝を広げていた。薄い淡黄色の5枚花弁の小さな花は満開で、辺りにはジャスミンのような香りが漂っている。シ・
いつも読んでくださってありがとうございます初めて来てくださった方、いらっしゃいませこちらは嵐さんをモデルにBL小説を書いているブログになっております大宮Loveしか書いておりません。あくまでも妄想小説で、たまに成人向けになってます間違って足を踏み入れた方は回れ右で退室お願いしますねこちらのブログのお話の紹介をしたいと思います題名を押すと一話目に飛ぶようになってます。あとがきにオマケの話がついている事があります。こちらは第一回人気投票の人気順のお話紹介になってます1位ROCK
松本潤様お誕生日おめでとうございますこんなに素敵に年齢を重ねていく嵐の皆様がいつまでも大好きですお仕事忙しそうですが、健康には気をつけて(潤くんはきちんと気をつけてそう)益々のご活躍をお祈りいたしますこちらのお話、いつもの明るいテイストではありません↓を読み、ご自身の判断でお読みください『明日からのお話について』こんばんはいつも読んでくださりありがとうございますROCKYOU182の最後にも書いてましたが、明日から違う大宮のお話をアップしていきますサヨナラのあとで…ameblo.
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN鏡越しの智さんの視線が熱くて目を離せない。言われた言葉に、心臓がドクンと音を鳴らした。そしてその視線に魔法にかけられたように口を滑らせた。「俺は……、智さんの手じゃなきゃ……」そこまで言って、凄い恥ずかしい事を口走ろうとしてる事に気づいた。慌てて口を噤む。でもそれに気づいた智さんは色っぽく笑いながら先を促す。「俺の手じゃなきゃ……何?」和、教えてって耳に後ろから息を吹きこみ、舐めながら……。身体が震える。
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN俺には遠距離恋愛をしている恋人がいる。歳は3個上。幼馴染だ。俺たちは小さい島で育った。俺は恋人の事が小さい頃から大好きで、ずっと後を追いかけていた。恋人になることができた時は嬉しかったな。俺より早く高校を卒業した恋人は、ずっと俺が卒業するのを待ってくれていて、卒業したら一緒に島を出てくれるもんなんだって俺は勝手に思ってた。「えっ、俺はここに残るつもりだけど……」そう、俺の恋人、大野智は男で、家業を継いで宿の経営兼釣り
image辺境の町ヴェーマの名は、その大半を占める樹海の名前に由来する。『どう?釣れる?』川に糸を垂れるサトシの隣にマサキが腰を下ろした。『大地震からこっち、釣果は散々だよ。』サトシはもともと丸い頬を膨らませた。『地震…立て続けだったもんね。』『雅紀はヴェーマの領主さまだから、ホント大変だったよね。』『まぁね。でもさ、翔ちゃんも大ちゃんも色々手伝ってくれたからね助かった。その節はどうも。』マサキはちょっとおどけてお辞儀をしてみせ
一個前に前編がありますので、前編からお読みくださいね大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「だからって、時間ずらしたり、次の日にしたり出来るだろ」「嫌だよ、時間空いたら教習受けて早く免許取りたいだろ!」そう、ここは嵐自動車教習所。俺は自動車の運転免許を取るために恋人の大野智が教習指導員として働いている教習所に通っていた。教習指導員なんてしているくせに、プライベートでは車を全く運転しない智。「俺は絶対事故るから怖いの」なんて言って公共交通機関で移動する可愛い教
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルです最終話ですsideN「和、翔くん」大声を出した俺たちを、先輩が笑って見てる。先生も笑ってる。良いから入っておいでよって、先生が言うから、翔さんと2人謝りながら美術室に入っていった。「すみません……」「2人とも忍になれねぇな」廊下からバレバレだったみたいで、あれで隠れてるつもりだったんかと先輩が思い出してククッて笑ってる。改めて先輩の絵を近くで見る。幸せ溢れる絵なのに、題名はありふれた日常って。「智くんの日常ってこんなにいつ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideOちょっと舐めて効果を確認するだけだったはずのカズが、途中から夢中になって俺自身を咥えて刺激を与えてくる。多分本当の目的を忘れてしまったんだ。可愛すぎるだろ。慣れてない行為だからか、まだぎこちない感じが見てる俺には堪らなくクル。天使にワルイコトさせてるような背徳感。しかも咥えながら、上目遣いで俺を見てくる。潤んだ瞳、そして欲に濡れた瞳。その瞳に映る俺も酷く欲にまみれていた。そもそも薬だって言ったけど、俺自身から溢れる液
最終話です大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「にのちゃんおかえりー」まーくんは、宿の料理人として働いている。食材の味を活かした定番料理はもちろん、意外性のある組み合わせの創作料理をつくったり、お客さんのリクエストにも応えてくれたりで、かなり好評なんだ。「おーちゃん、またお弁当忘れたんだって?もうさ、絶対わざとだよね」「やっぱりそう思う?俺を揶揄ってるのかな」少し唇を尖らせて言うと、まーくんはふき出した。「違うよ、可愛いにのちゃんを皆んなに見せびらかし
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideNそう、智が薬だと言い張ったのは……。えっと……あー、智自身から溢れる液だったんだ。どう考えても巫山戯てるよね?「巫山戯てねぇよ、カズの身体に触れて悪いところを確認しながら治せるように身体の中で準備したんだ」「ただ舐めてほしいだけじゃ……?」疑わしい目を向けると、智は大袈裟に傷ついたフリをした。「カズのために準備したんだけどなぁ」ちょっと演技っぽいんだけど、智の傷ついた顔には俺弱いんだよ……。「じゃあさ、試
ジュウンはサトシとチェスを指している。腕に覚えのあるジュウンは、このフニャンと力の抜けた錬金術師に連敗していることが気に食わない。だからヴェーマへ来た時は必ずと言って良いほどサトシを訪ね、対戦を申し出ていた。『潤はホントに負けず嫌いだなぁ。連敗記録更新だね。』チェックメイト。サトシはくふくふ笑った。『もう1回だ。』潤は不器用な手つきで駒を並べた。チェスはいい。勝負に血が流れないのが本当に良いと思う。『でも結局王様は打ち倒される歩兵や騎士の
嵐さんデビュー23周年おめでとうございます嵐さん、本当に大好きで23周年を迎えられて嬉しいです待ってるって言って良いのか分かりませんが、嵐さん5人のわちゃわちゃを再び見られる日まで、私も妄想して寂しさを埋めながら、健康に気をつけて長生きしていたいと思いますそして、今回このような素敵なイベントを企画していただき、おやゆびサラ様には本当に感謝ですありがとうございますではお話です大宮のお話でパラレルですお祝いとは全く無関係なお話になってしまいましたが、よろしくお願いしますsideN
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。初めて大野くんのお誕生日企画に参加いたしました。けいなさん、はなさんこのような機会を与えてくださったことに感謝いたします。ありがとうございます。自分がお話を描くとき、ドラマのような情景ではなく、ステージ上で嵐メンたちが演じているイメージで描いていたりします。それこそ場面転換まで想像しています。そんな感じで観ていただけたら嬉しいです。架空の妓楼青嵐堂が舞台です。‹(´ω`)/››‹‹(
バンッと音を立て勢いよくドアが開いた。『おう!智来てやったぞ。相変わらずゴチャゴチャしたとこに棲んでんなぁ~。で?人生最高傑作ってのはどこにあんのよ?』『マサ兄!来てくれたんだ!待ってて、今お茶を出すよ。』サトシが椅子を勧め何やら奥に目配せする。程なく奥から透けるように白い肌の青年がお茶を運んできた。『どうぞ。』一見可愛らしい童顔が、目を伏せ視線を流すと薄い唇の端がとクッと上がり、ゾッとするほど妖艶になる。『…ゴーレムか。』マサヒ王
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「んっ……」口の中に広がる青臭い味。でも不思議と嫌ではなくて。コクッと飲み干した。「カズ、無理して飲まなくても良い」「でも、薬なんでしょう?」そう訊くと智は首に手を当てて少しバツが悪い顔をした。「えっと、全部飲まなくても効くから」不味いだろ?って言うけど、不味くはなくて。「不味くはないよ、智のだったら大丈夫かも」「ちょっ、カズーッ」思ったままをそのまま伝えたら、物凄く嬉しそうな顔をした智に押し倒されて
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN大野さんの胸の中で目覚める。あんなに欲まみれになっていた身体は綺麗になっていて、寝具も取り替えられていた。「カズ、おはよ」俺が起きた事に気づいた大野さんは、満面の笑みでチュッと唇に触れるだけのキスをしてきた。昨日の朝までとは違う、その喜び溢れる顔に、俺まで嬉しくなる。「おはようございます」何度も何度もチュッと顔に触れる唇。あんな激しい夜を過ごしたんだけど、何だか触れるだけのキスがとても照れくさい。「んふふっ、カズ、真
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN一眼レフの入ったバッグごと部屋から持ってきた美和。俺の足元にくっついてる小さな子に微笑む。「お雛様、今からお内裏様に会いに行くんだよ」女の子は俺の足から離れて笑った。「お内裏様、待ってるから早く行ってあげて」「うん、ありがとう」美和は笑って女の子に手を振り、俺もつられて手を振った。「じゃあ、行こう」人がたくさん集まったロビー。その中を美和は俺を引っ張るようにずんずん進んでいく。すると物凄く騒ついた。「綺麗ねー」
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideNこうするだろって大野さんがしたポーズは……。指フレームだった……。や、確かに桜が綺麗で指フレームはしたよ。その桜の中に大野さんがたまたま居たって事?ってか、そもそも指フレームが何故求婚になるの?!って訊いたら……。自分の手の中に閉じこめたい=求婚そんな意味合いになるらしい。「大野さん、何処の国の人?」広い世界のどこかに、そんな国があるのかもしれない。「だから、宇宙」「えっと、……それはまぁ置いておいて、これは指フ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN智と母さんが部屋から出て行った。母さんがどうして智と?考えても全然思い当たる節がない。首を傾げながらも荷造りを完了させ、忘れ物がないか確認する。しばらくすると再びドアがノックされた。智が帰ってきたかなとそちらに顔を向けると。「美和……」ドアを開けて立っていたのは美和で……。「兄さん……、ごめんなさい……」手に何か持って謝罪する。「美和?」多分物凄い訝しげな顔をしていたんだと思う。美和は深刻そうな顔から一転笑い
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN衝撃で漏れそうになった声を慌てて飲み込む。何で……!?女性をおろしてすぐに俺に寄り添っていた大野さんが、パニック状態に陥りかけた俺を支えるように強く肩を抱いた。「大野さん……、も、行こう」早くこの場から立ち去りたくて、大野さんの服の裾を引っ張る。何かフラフラする……。ここまでで俺の記憶が途絶えた。俺は、そこで倒れたんだ。次に目覚めた時は、知らない部屋の布団の中だった。心配そうな顔をした大野さんが俺を覗き込んでいた。