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こんにちは!シュミネ茶道教室です。ぐんと冷え込んできて、ようやく火が恋しくなる季節になりました。11月最初のお稽古日です。さあ皆さん、11月は「茶人の正月」と言われていることをご存知でしょうか?一つはお抹茶が新茶になること(口切)、そしてもう一つは風炉から炉に変わること(開炉)で、一年の茶の暦の中でも大きな節目になるからです。うちの教室は、生徒さんもやっと盆略点前に進んだところなので、まだ誰も炉に釜をかけてお稽古する方がいないのですが、せっかくなので皆さんに「炉開き」の雰囲気
皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室です。先日、令和元年11月4日(月・祝)、炉開きに合わせて、「初めての稽古茶事」をさせていただきました。①前編>炉開き~初めてのお茶事(表舞台編)②後編>炉開き~初めてのお茶事(水屋編)…の2つに分けて、ブログでお伝えします。お客様13名・亭主8名の、一会の茶事にしてはかなり大所帯ですが、うちはほとんどの社中が茶事を知らない初心者さんなので、初めての体験をしてもらえる機会となりました。今年から、お茶事のための割稽古を「俵会」と称し
「ぜんざい」をお出しする時の器の話しです炉開きに「ぜんざい」をお出しするのは諸説ありよくわかりませんが善哉=善き哉(よきかな)と言われたからおめでたいので?小豆は陰陽では赤=陽炉開きの亥の月亥の日の亥=陰だから陰陽の調和を図るため?我が家の炉開きは亥の月午の日でしたでも「ぜんざい」をお出ししましたこのぜんざいは「沖縄ぜんざい」というものです面白いと思う沖縄のものがあるとつい沖縄好きの私は家に持ち帰りますこのぜんざいもその一つ「沖縄ぜんざい」は
皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室です。日に日に朝晩冷え込んで、冬の足音が聞こえてきます。今月に入り、いよいよ「炉開き」を迎えました。バタバタしてブログが遅れてしまいましたが、今月一週目のお稽古日記です。床は、「門を開けば落葉多し」↓)花は椿がなかったので、ベランダから連れてきた「ノコン菊・藤袴・南天」。↓)香合は「織部ハジキ香合」炉開きによく持ち出される「三べ」のうちの一つ「織部(おりべ)」ですが、他には「伊部(いんべ)=備前焼」・「瓢(ふくべ)
2024年11月7日(木)-9日(土)床軸日々是好日大徳寺高桐院松長剛山和尚花今年は椿が全く咲きません。花屋さんの小菊を唐津旅枕掛け花入れに入れましたがお見せできるものではありません。香合織部ハジキ炉開きでは三べと言い、ふくべ、おりべ、いんべを使います。ふくべは瓢箪のことで、炭斗に用いますが、うちにはありません。御菓子は毎年恒例の自家製善哉御菓子ですから、本来は黒文字1本で食べます。しかし、難しいので赤杉の箸1本を添えます。客はいつも
懐石で使われる箸お客様のお膳には杉でできた「利休箸」というものをつけます料理を食べるときは「杉の箸」です口当たりが柔らかいと感じます料理の取り箸は「竹」でできたもの菓子をいただくときには「黒文字」をつけます縁高には一人一本ずつ取り回すように人数分菓子鉢(食籠)には二本つけ挟んで菓子をとるためにつかいますこんな使い分けと理解していましたが今回の無庵茶事では初めての使い方を体験しました善哉に赤杉箸一本と黒文字一本で一膳の箸として使うという方
やっと袷の着物がきれるようになって楽しみが増えてきました。先月の終わりに自宅の炉開きをして月釜の自習をしました。月釜は紹鴎棚で続き薄茶ですが紹鴎棚を持っていないので頭の中でイメージしながらお点前の練習☺️前日準備に伺い当日は朝5時起き色無地一つ紋でお客様から綺麗な水指が素敵と言われました。本歌はさはりでしょうか反省会で今日の点心とお菓子をいただきました。毎月水屋とお点前をさせていただきとても勉強になっています。
令和3年(2021年)11月19日:投稿皆さん、こんにちは。シュミネ茶道教室の西田宗佳です。すっかりブログの更新が遅くなってしまいましたが、先日の教室での「炉開き」の様子をお届けします。11月7日(日)炉開き茶会コロナ禍でお茶事は叶いませんでしたが、初座と後座のある稽古茶会を、午前の部と午後の部の、二席行いました。午前はTさんが、午後はNさんが、それぞれ亭主となって、菓子・茶・花の調達からお客様へのご案内まで、席主としての役割を担っていただきました。ご準備大変だったと思いま
今日のおやつ。文明堂善哉
周深唱的「余情」最近ハマってる中国ドラマ「蒼蘭訣」主題歌も素敵だけれど、元来のファンである周深(シュウ・シン:ZhouShen)さんが歌う「余情」と言う曲にめっぽうハマる。周深さんの「大魚」は完璧に歌えるようになり、次の曲を探していた折、見~つけちゃった【日本語訳+中国語+ピンイン】蒼蘭訣OST余情-周深苍兰诀OST日本語訳「余情」【音源】https://youtu.be/9O_UM3NFrH0【日本語訳歌詞】人の一言一行は移ろう風にすぎぬのにな
令和4年(2022年)11月9日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。今年もいよいよ炉開きを迎えました。11月6日(日)、午前と午後の二部に分かれて社中で集まり、毎年恒例の稽古茶会です。本来、亥の日・亥の刻に炉や炬燵(こたつ)を開き、古来より冬支度をした習わしがありますが、今年はなんと茶会の日がちょうど「亥の日」に当たり、習わし通りの開炉となりました。↑)客を迎える前の炉の下火。↑)軸は毎年同じ、「開門多落葉」(もんをひらけば・らくようおお