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手掌のみを収束させる。これは難しいですが、出来れば一瞬で相手は崩れます。形として指は第1~第3関節まで伸ばしたまま、曲げないこと、そして肘から先の小手の固定です(ピグモンの型)。手掌のみを“ベコッ”とへこませます。今までの三瓶型から谷敬型などは、母指丘の筋力も併用していましたが、これは腱膜が大半で、相手は「力」ではなく、『反射』により一瞬で崩れてしまいます。これより先の技術も多数、存在しますが、私自身、マスターできていないため、一旦、『手掌腱膜』シリーズは終了です。もっと先の技術が知りたい方
冠光寺流柔術は愛魂で相手に合気をかける。ゆるく、ふわふわの、頼りなさげな何か、それを用いて技をかける。"用いる"とすると語弊がありますが、言語化する上での方便とお考え下さい。"技をかける"ということも同じで、"かけるというより結果としてかかる"、でしょうか。武術志向が皆無で、保江先生のオモウマイ話(講演会、講習会、書物、動画など)に魅かれて入った方々。武術志向が顕著で、というか合気という摩訶不思議な青い鳥を捕まえんと長年にわたり鋭意遂行中の方々。同門のいずれのみなさんにも、福音(
合気は気を合わせることである合気は愛氣である合気は愛することである合気は魂を合わせることである合気は愛魂である大東流合気柔術は3,000手以上に及ぶ技があり、合気道は開祖植芝盛平翁が換骨奪胎して100数十手、そして冠光寺流柔術は10数手だけ制定されています。その初伝の技は、大東流の一元の技に由来しています。相手の力が有効に働かないという力の無効化、すなわち力抜き。力抜きの技術としての合気を目的とする方に、愛魂は福音となり得ます。そのためにはまず形稽古を丁寧に
前回の続き・・・◎隙(すき)が無い、という事武道の達人の逸話としてありがちな話しとして、「(達人があらゆる不意打ちに対処出来た」というものが有る。24時間、周囲に神経を研ぎ澄まし、「全く隙が無かった」とでも言いたかったのだろう。現実問題として、人は食事・睡眠をとり、排泄などしなければ生きてはいけないし、健康で長生きをしたければボーッとする「息抜き」だって必要。1時間どころか数分だって、極度の注意集中状態や極度の緊張状態を維持する事は脳機能的に不可能。あからさまな言い方になるが、
前回は少し冗談がすぎましたが、全くの冗談とは言い切れないところもあります。これは『手掌腱膜』が使いこなせて初めてわかるものではありますが、谷敬さんは手の内がちゃんと『ぐい吞み』の形になっていますし、指先をつぼめているのではなく、指でいうと第3関節(付根)あたりで「力」を出していることがわかります。本題にはいりますが、私は個人的に手掌腱膜の初伝練習方法及び型として4段階あると思っています。①タコの泳ぎ方に型を学ぶ(三瓶型)②指をつぼめる(谷敬型)③指の付け根をつぼめる(手のひらで水を
<前回の続き>達人武田惣角が柔道家に負けるワケがない。『奥山龍峰旅日記』の記載は売名目的の捏造だと決めつける人たちがいる。しかし、私個人は惣角が村井に絞め落とされた、という記述は事実である可能性が極めて高いと考えている。以下はその根拠。〇根拠その1『奥山龍峰旅日記』以外の証言として、西郷派大東流合気柔術のホームページに、曽川和翁氏が武田時宗から直接聞いた話が掲載されている。それによると、惣角は村井戦での敗北を反省し、以降は、万一の場合に備えて衣服に刃物を隠す様になったのだという。〇根
日常生活のちょっとした合間にできる合気の練習は、誰でもいつでもどこででも(それとなくやりましょう)できる。強弱、場所、方向とか様々なバリエーションを付けることができる。力抜きの合気すなわち骨格を利用するやり方、ちなみに上の写真はちと難しい握られ方です。むすびの合気の稽古にも最適、というかそもそもひとつなので気づくだけ。こればかりは自得納得するしかないけど、気づくかスルーしたままかの差は途轍もなく大きい。空間の合気、次元転移の稽古はどうすれ
骨法:堀辺正史(2015年12月26日74歳没)https://ameblo.jp/miraidoor6/entry-12692472351.html骨法とは、換骨拳→鷹爪の術→大東流合気柔術→喧嘩藝骨法→日本武道傳骨法→現在は、ナイフ術をやっている骨法創始者:堀辺正史源一夢(本名でない可能性有り)故人74歳死去堀辺正史(ほりべせいし、1941年10月14日-2015年12月26日(74))は、日本の武術家。換骨拳40世宗家?骨法司家52代?日本武道傳骨法創始師範。佐川
冠光寺流柔術【巻き捕り、片襟掴み合気崩し】の形について。この技は、大東流合気柔術の【胸巻き捕り引き身投げ】に相当します。佐川幸義先生はこの技に、「ゆっくり行って掛かるのが本当の技である。タイミングが重要。タイミングとはいたずらに早くすることではない。ゆっくり行う中にもタイミングがある。」と口伝を遺されています。この技は合気≒愛魂を稽古するために非常にいいです。①受は右手で相手の左襟を掴む。このとき取はただ真っ直ぐ立っているだけですが、相手を含めた目の前全体をまるご
昨年末にこちらの稽古に来られている方の繋がりで、藤田一照さんとのご縁ができました。本当は成田先生から直接ここの合気道のことをお伝えされるべき方なのだと思います。しかしそれが叶わないので、私というフィルターを通して、私が想うことで表現している成田伝合気道をお伝えする場をいただいているということです。私の調子が良く、上手に表現することができれば、そして気に入っていただければ、今後も不定期にでも開催が続くような気がします。ここの合気道は禅のことと共通するところが多いと考えています。もちろん世
このブログでは、剣道において「むき出しの気迫も、大声もいらない」というようなことを何度も書きました。集中力(心の開放)は必要ですが、相手を威嚇したり、自分自身を鼓舞するために大声を出すというようなことは、その集中力の邪魔になると感じているからです。では、宮本武蔵はどう考えていたのでしょう。今まで、武蔵が60歳になって書いた五輪書を題材に何度か同じテーマで書きましたが、今回は武蔵が20代の時に書いたといわれる兵道鏡の第1ヶ条を見てみましょう。一、心持之事(付たり座之次第)心の
(九)無敗伝説の検証無敵を誇る不世出の達人武田惣角が柔道家村井顕八に首絞めで落とされた、と云う話が伝えられている。柔道家・村井顕八(後に八光流門人となる)の生年は明治22年(1889年)11月8日。没年は不明(九十歳位まで板橋区で健在との記録有り)。『奥山龍峰旅日記』には、北海タイムスという地元新聞に武田惣角の記事が掲載され、記事の中で惣角が柔道の悪口を言っていたのを知った小樽高商柔道部の村井が、札幌にある惣角の宿舎を訪れて得意の首〆で惣角を〆落とした、と記されている。現在、惣角
手掌腱膜初伝その③以上の①~②ができるようになったら、指の付根(第3関節)を掌に収束させます。当然、指は伸ばしたままです。手甲は動かず固定で、親指が少し前へ出て、中指へ付けにゆく感じです。アナログ世代で言うと、ラジオのチューナーのボタンをつまむ操作?となります。これが正確にできていれば②の指先の収束よりもさらに手掌全体に力感が生じると思います。おそらくこの段階までは、すべての方ができると思いますが、どうですか?肩まで緊張してバリバリに固まっていませんか?これでは手掌で生じた「力」の半
手掌腱膜初伝その②②指をつぼめる(谷敬型)手首より先は固定で、指を閉じてゆく。その際、指を曲げると「力」が出なくなるため、少し指を伸ばし気味で手の平を収束させてゆきます。この時、親指の付根の拇指球や小指の付根の小指球に力感が出れば正解です。指を曲げると力感がでないはず・・・③にも繋がりますが、日常の動作としては「筆を持つ」や「箸を持つ」操作と同じであり、日本人であればこの2つの動作は、意識することなく出来るはずで、肘は力が抜けて落ち、肩にも力みはほとんどないはずです。昨日(令
(八)惣角の千里眼剣道高段者は相手の動きを如何にして予測するのか。「竹刀の先がどの方向にどのような速度で動き、身体各部分の微妙な動きがどうなったから、何秒後に面を打ち込んで来るだろう・・・」といった理屈を、左脳を使って論理的に組み立てていたのでは、思考速度が、相手の攻撃に間に合わない。サヴァン症候群といわれる人達がいて、彼らは床にぶちまけられたマッチ棒を一瞥しただけで本数を正確に言い当てたり、数千年前、或いは数千年後の特定の日を指定されると、その日が何曜日かを即座に言い当てたりできる。
成田先生から教えていただいたここの教えをなんだかんだやってきてはや10年、ここのブログを読んで1人、、2人、数人と増えてきて、下記のような体験者の動画も上がるようになりました。つまり、大分浸透してきたなーと、実感が湧くのです。中心帰納の合気道を体験して得た合気の悟り光輪洞合気道系の成田新十郎先生のご高弟の達人、白石先生のありがたい教えを学んできたのだ・・!中心帰納は果たして本物か!?成田伝合気道のチャンネルはこちらhttps://www.youtube.com/@univunivuniv/v
競り合いから展開する武術の戦術を理解する。技のほとんどは返し技武術の技がなぜあれほどまでに増えていったのか。その理由は、攻撃に対する返し技が次々と展開していったからです。返し技が増えていくということは、お互いに抵抗していくことです。そもそも技がかからない理由は、相手が抵抗するからです。相手が攻撃に抵抗すれば、お互いが拮抗しあった状態になります。すると互いに居着いた状態から、その拮抗を外し、自分を有利なポジションに変えていく技が展開していきます。このストー
●握手落としの最大のポイントは、相手の手に、力や体重をかけないことです。こんにちは。川村義之です。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。Yさんは、大学時代に合気道に触れ、以来長年にわたり、合気を探求されてきました。今は理学療法士をされていて、そこにも合気や、そのための身体の使い方が活かされることを期待されています。Yさんは関西方面在住です。なかなか頻繁に東京へ来ることが難しいので、教授内容をたくさんリクエストされました。・站トウ功・開合(かい・ごう。中国武術の身体操作の1
●植芝盛平と三人の高弟たち(塩田剛三、藤平光一、砂泊諴秀)こんにちは。川村です。達人研究所の1月の音声のテーマは、「植芝盛平と三人の高弟たち」です。植芝盛平と三人の高弟たちと題して、稀代の達人たちの身体操作を、解説しています。植芝盛平と言えば、言わずと知れた合気道の開祖、翁先生ですよね。翁先生は、力に頼らず、相手に抵抗させない、仮に抵抗されても、それを無力化するという技術体系を、合気道という現代武道の1つとして確立され、後世に遺されました。その翁先生に直接師事され、合気の達人と呼ば
自然体素のまま有りのままちょっとした事でも笑顔で表現できる笑顔は最高の贈り物ただただ心地良くて癒されるから同じ波長の存在は引き寄せ合う流れにそう生き方には自然と湧いてくる気遣いもあり心から安心できます素直感じたままに気の流れに沿って真っ直ぐに降ろす天心人の喜びも自分の事のように共感できるひと素敵な事だなって感じて
【009】修験道(181015)「修験道入門」と云うDVDを見た。このDVDでは修験の行と身体操作を関連付けて、武術に応用出来る身体操法を紹介している。修験の行によって得られる力=「法力」「験力」を遣うと、自身の力が2割増位に強化される様である。これは、心のリミッターを外す事で、潜在的筋力を発現させる技法の様に思われる。武術のスタイルとしては、A)自身の潜在的筋力を引き出す方法(自身の筋力のプラス化)と、B)相手の筋力を無効化する方法(相手の筋力のマイナス化)する2つがある。
達人研究所的集中力剣術編こんにちは。川村義之です。達人研究所の4月の動画のテーマは、「武器術でもできる!達人研究所的集中力剣術編」です。昨日、今月2回目の動画を公開しました。集中力を剣術で使うポイントは、・手の内を保つ・正しいイメージを持つ・筋力や体重をぶつけないです。今回の動画では、どのようなイメージを持ったらよいのか、図を使って詳しくお伝えしています。今月1回目の動画の内容について、YouTubeに一部公開しました。ぜひ、参
天に導かれて、癒しの高次元気功、気功とオーラ視を、伝授しています。お知らせ:4月19日(金)皆で、一斉遠隔ヒーリング(No.141)行います。:癒しの高次元気功(天界)(livedoor.blog)http://m999miyabi.livedoor.blog/archives/33955706.html●4月日曜研究会&ミニーセミナー講座・開催案内http://m999miyabi.livedoor.blog/archives/33832507.html●癒しの高
4月1日は姫路まで行き、既に変態化して僕を変態の世界に導いてくれる謎のお方のところに学びに・・・一歩一歩変態の道を歩んでいる宇宙名ハルさんです。宇宙名ハル宇宙名ハルさんはFacebookを利用しています。Facebookに登録して、宇宙名ハルさんや他の知り合いと交流しましょう。Facebookは、人々が簡単に情報をシェアできる、オープンでつながりのある世界の構築をお手伝いします。www.facebook.comさて、前回の投稿に続く、エイプリルフールスペシャル投稿
鳥取県日野町に帰り、雪に埋もれてかけている風の時代のプー太郎宇宙名ハルさんです。一昨日の晩、雪がどんな様子か庭に出てみたら、なぜか夜空が赤く輝いていて幻想的な光景いったい何なんでしょう?加古川では神戸製鋼の明りで毎晩空が赤くなってましたが、ここは人口の3千人の山奥、昨日もみれるかと思ってみたけど、普通の夜でした・・・さて、令和5年1月10日に保江先生と業捨の正統継承者である神原先生(保江先生はかんばら先生と呼ん
『業捨は空海の癒し法力による奇跡の治癒保江邦夫神原徹成著~鳥取イベント1/28.29』鳥取県日野町に帰り、雪に埋もれてかけている風の時代のプー太郎宇宙名ハルさんです。一昨日の晩、雪がどんな様子か庭に出てみたら、なぜか夜空が赤く輝いていて幻想…ameblo.jpコリトリ整体、エーメイト接骨院の西島です。新見市で不調の根本に対応するコリトリ整体整骨院|施術で地域創生を施術を通しての新見市という地域創生を軸に事業を展開する整体院として、近隣エリアの方々を健康に、そして笑顔にでき
天に導かれて、癒しの高次元気功、気功とオーラ視を、伝授しています。お知らせ:●4月日曜研究会&ミニーセミナー講座・開催案内http://m999miyabi.livedoor.blog/archives/33832507.html●癒しの高次元気功天界-YouTubehttps://www.youtube.com/channel/UCCelDyVIYQvVShnI-WkO8RA●第9期Zoomグループ講座開催(募集案内)残席5名http://m999miyabi
世界的な物理学者でもある、あの保江邦夫先生のストーリーの中に何度も登場し、最近では、170万再生超えのYouTubeにもゲスト登場し、そのほとんどのトンデモないネタにかかわっている超あやしさMAXハルさんです。因みに保江先生の著書の中には西山君という仮名で唯心論武道の誕生:野山道場異聞Amazon(アマゾン)合気の道:武道の先に見えたものAmazon(アマゾン)古い門人や知人として、伯家神道の祝之神事(はふりのしんじ)