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「薄布の向こうで、車いすに乗った障害者が毒薬を飲まされる。『殺せ、殺せ役に立たない者は殺せ!』大合唱がホールに響くなか、その影はぐったりと首をもたげた。2025年11月、国立市で上演されたNPO法人「ワンステップカタツムリ国立の劇。理事長の三井絹子が体当たりの演技で伝えたかったのは、人権や平和の大切さだという。終演後、介護者が「戦争で真っ先に殺されるのは障害者だ」とメッセージを代読した。」(朝日新聞2026.4.12「泣いて、闘って、生きて重度障害者の戦後史」)「役に立たな
患者さんの「自己決定権(の尊重)」という言葉は、もう「あたりまえ」のことになっているようです。「自分のことは自分で決められる」ということが大切なのは確かです。でも、自己決定権という言葉は自己責任論でもあります。「自分が決めた」「自分の意思だ」と言えば「それを尊重する」と言ってはもらえます。けれども、その自己決定からもう逃げ出せなくなります。「あなたが決めたことですよね」と。患者さんの言葉が、言質にされかねません。混乱し迷い、その状態が続いているままま「意を決して」発した言葉