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1週間前と同じ時間にお友達がお迎えに来てくれて病院へ「食欲はどうですか?元気は?いいウンチは出てますか?」との先生の問いに全てクリア☺️そして体重を計って…増えてない👌「膿が増えると体重が増えるけど大丈夫そうですねそれにお尻も綺麗ですねでも繰り返しが多い病気だから今日またお薬を出しておきますから飲み切るくらいで来院してもらって次にエコーでみてみましょう」という結果でした診察室に入るまでは手術した方がいい、とかになったらどうしよう…と不安だったけど少し安心しま
1度作ってみたかったおにぎらず。朝寝坊したけど頑張って作りました。中に入れるものを用意してご飯に挟んでのりで巻き巻き。自分用にとエルフの先生にと2人分ですお弁当を持ってエルフさんへゴー🚙ラッキーなことに駐車場が1台分空いてました。とは言え診察室はいっぱい。Mさんがニャンコの点滴に来られてました。お話しながら待ってるとIさんも来られました。連れて来たニャンコがもうダメかもしれないって。辛いよね。今日はこん君だけど、なんせ捕まえられない子。写真を見てもらいました。こんも結膜
猫ちゃん、特に長毛猫ちゃんの飼い主さん。毛玉対策してますか?今回は毛玉対策の大切さをお伝えします。<毛玉のせいで大変なことに!>食欲不振で来院したAちゃん。ノルウェイジャンちゃん、つまり長毛猫ちゃんです。様々な検査をして、「腸重積」と診断され、緊急手術となりました。腸重積は、「腸に、腸が入り込む病気」です。(釣り竿の収納みたいな感じ)お腹を開けてみると、やはり腸重積がありました。矢印部分が病変部です。腸重積部位は壊死をしていたので、その
小型犬は心臓病が多いです。とりわけ、僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)という病気がダントツ1位です。今回の記事では、僧帽弁閉鎖不全症の早期発見と検査方法をご紹介しますね。<僧帽弁閉鎖不全症を早期発見するには?>この病気の発見には、「聴診」が最も重要です。獣医師が聴診器で心音を聞くと、簡単に発見できます。したがって健康診断やワクチン接種の機会を利用して、聴診をしてもらいましょう!聴診、大事!<心臓検診はこんな感じ>聴診で心臓病が
最近、ジワジワと人気が出てきているペットが、「ファンシーラット」です。ファンシーラットは「ペット用のラット」です。ラットの祖先はなんとドブネズミ!ドブネズミ→実験動物→ファンシーラット(ペット)と進化しました。とっても賢く、飼い主さんによく懐きます。そしてとっても可愛いです。ハムスターより大きくて、フェレットより小さいサイズ感です。〈実例紹介〉先日、ファンシーラットの去勢手術をしました。繁殖力旺盛なので、どんどん増えてしまいます。オスとメスを同居させるときは、去勢手術が推奨され
金曜日の早朝、母からの電話に飛び起き、私『…もしもし?』母『あんまり息してないみたい…』私『えっ?!誰が???』母『🐶が』私『…え!!なんで!!』母『昨日食欲無くて、起きてきたらフラフラ歩いて倒れてぐったりしてる…』私『とりあえず病院!!』母『連れて行ってくる』病院に電話したものの、朝早過ぎて繋がるわけもなく、診察時間の少し前に到着し、診てもらいました。老犬なので、あちこち悪いところが出てきて会陰ヘルニアや甲状腺異常、腎臓や肝臓の数値にも変化があり、それでも元気な日はご飯のお
私の特技は、「スピーディーに名医を紹介すること」です!「え?紹介って?治せない病気がたくさんあるの?なんか逃げ腰じゃない?」と聞こえてきそうです。しかし、それは違います!!現在の獣医学は、専門化と高度化が著しく進んでいます。かつてのように1人の獣医師が、全ての分野を網羅することなど絶対できません。脳外科も、心臓外科も、眼科手術もできて、さらには糖尿病や肝臓病の内科治療もできる。そんなブラックジャックは存在しません!!私は総合臨床医なので、満遍なく診察
まずはこちらの写真をご覧ください↓お股が腫れているのがわかりますか?これは鼠径ヘルニア(そけいへるにあ)という病気です。老若男女(老若雌雄)問わず発生し、場合によっては緊急性のある病気です。ワンちゃんの飼い主さんは覚えておきましょう<鼠径ヘルニアって?>動物のお股には、「鼠径輪」という穴があります。この穴はイラストにある通り、大事な血管や神経の通り道になっています。この穴が、生まれつき大きかったり、何らかの理由で大きくなることがあります。そう
これは是非覚えておいてください!ペットの具合がなんとなく悪い・・・気がする?そんな時は「17時」までに動物病院へ行く決断をしましょう!!閉院間際に、「朝から犬が調子悪くて、、、様子を見ていたのですが、どうしたらいいですか?」という電話は結構多いです夜遅い時間では、十分な検査や治療が出来ないこともあります。これではペットがかわいそうですまたかかりつけ病院が診察終了の場合、夜間の緊急病院へ行かざるを得ません。夜間の病院は、当然、治療費も高額です。こ
猫に独特の病気が膿胸(のうきょう)です!胸にドロドロの膿が溜まる恐ろしい病気です。原因の多くが他の猫とのケンカです!野良猫に多い病気ですが、家猫でも起こります。複数飼育されている方はご注意下さい<膿胸の原因と症状>原因のほとんどは、猫同士のケンカです。相手の猫の牙や爪が胸に深く刺さった場合、そこから胸の中全体に細菌感染が拡大します。ドロドロの膿が胸に貯留して、呼吸困難となり来院します。<実際の症例>メインクーンのSちゃんは、ぐったりして呼吸が早い
正しい薬用シャンプーの使用法(犬の皮膚科)皮膚科治療に薬用シャンプーは欠かせません!皮膚病では様々な感染症を起こしやすく、過剰な皮脂やふけが産生されます。シャンプーの力で、これらを上手にコントロールすることが大切です!しかし、飼い主さんとお話をしていると、薬用シャンプーを正しく使えている方はほんの一握りです。今回は正しい薬用シャンプーの使用法をお伝えしますね。ワンちゃんの飼い主さん必見です!(力説しているので長文記事です、ごめんなさい)ポイントは3つです。
猫のお腹から出てきた異物です。何かわかりますか?これはジョイントマットの、カケラです。ジョイントマットとはこれです↓部屋の大きさや形に合わせて敷ける便利なマットです。猫の誤飲が結構多いんですよね!私も何回か手術で摘出したことがあります。猫マインドとしては、カリカリ爪研ぎしてもいい感じ齧ってみても、おもしろい食感うりゃー!ミミの部分をもぎ取ってくちゃくちゃ、ゴクン!やべ!といった感じでしょうか。こちらのLちゃんもジョイントマッ
<犬だって一病息災!>犬にも肝臓癌はあります!肝臓癌は症状が現れにくいです。したがって早期発見できる唯一の方法は、健康診断です!これは飼い主さんによくお話しすることですが、「持病のある子は長生きする」という法則があります。持病のある子は動物病院にくる頻度が高く、色々な病気を早期発見できます。その結果、案外長生きしてくれるものです。反対にうちの子は病気を全然しない!という飼い主さんは意識的に健康診断を受けてくださいね<肝臓癌の手術、実例紹介>シーズー
「猫の便秘はすさまじい」という事実をお伝えします。猫には巨大結腸症という特有の病気があります。結腸は便を形成する部位です。この結腸を動かす神経の異常で、結腸の動きが悪くなります。すると結腸が収縮できなくなり、便が蓄積し、結腸が巨大化します。百聞は一見に如かず。巨大結腸症の猫ちゃんのレントゲン写真をお見せしましょう。どこがウンチか分かりますか?正解は、青ラインで示した部位全てです!!お腹の半分くらいが糞の塊になっています!!<巨大結腸症の治療法>
今日は朝一でゲンキ病院。ついに、、去勢手術の日を迎えたんだけど夕べから可哀想で大変でした。最初ケージに入れて真夜中12時から絶飲食だから閉じ込めて。家に来て3日目にはケージの隙間から逃げちゃったけどもうデカいし大丈夫だろうと思ったら出入り口の隙間を押して脱走。げ、、、猫ジャラで捕まえて狭いキャリーケースに押し込む。うちのケースは昔の古いやつで軽く入口蹴倒されて(__;)う〜〜〜〜どうすりゃいいんだ。ガムテープだ!可哀想だけど朝病院までここで我慢してね。切ない。
病気で食欲のない猫に、なんとか食べてもらいたい!飼い主さんと獣医師の切なる願いが、ユニークなお薬を開発させました。それは「耳に塗る、食欲増進剤」です!ミルタザピンという薬剤はもともと人用の精神安定剤です。このミルタザピンは、猫にとっては食欲増進効果があります。病気で食欲のない猫ちゃんの切り札です。しかし、ミルタザピンは「不味い」という大きな欠点があります。ただでさえ食欲のない猫に、不味い薬を飲ませるのは至難の業。そして嫌がり、大暴れ。かえってストレス
<ラッキガール・Aちゃんの場合>こちらのAちゃんは女の子のウサギさんです。彼女はとっても幸運でした。健康チェックのつもりで来院されたら、偶然に子宮癌が見つかりました。お腹を開けてみると、通常より太く腫れた子宮が出てきました。Aちゃんは無事に退院していきました。女の子のウサギさんは、「子宮検診」を定期的に受けて下さいね。<ラッキーボーイ・Bくんの場合>こちらのBくんは男の子のウサギさんです。彼はとっても幸運でした。お腹の調子が悪くて来院されたとこ
モルモットには厄介な病気があります。それが、「皮下膿瘍」(ひかのうよう)です。皮下膿瘍は、皮膚の下にできる膿の塊です。クリーム状の白い膿が多量に貯留します。膿は細菌感染の結果起こります。従って多くの動物では、抗生剤を投与すれば治ります。しかし、モルモットはそうはいきません。膿瘍の中心部まで抗生剤が浸透しないため、お薬だけでは治りません。その為、外科的な処置が必要になります。そしてその外科処置がちょっと独特なのです<皮下膿瘍の治療例>スキニーモルモット
「体の先端部には、癌が隠れている」これは私がよく飼い主さんに話すことです。体の先端とは、口の中、お尻の周り、そして指先です!<なぜ指先の癌は発見されにくいか?>指先の癌は時折遭遇します。しかしなかなか早期発見が難しいです。それにはいくつかの要因があります。・犬の場合、足先にも毛が生えているので隠れやすい・健康診断などでも注意深く体のチェックをしないと見つからない・飼い主さんにとっても認知度が低い(これが1番かも)<実例紹介>Jちゃんは指先が腫れている
今回の記事は、飼い主さんは絶対に知っておいた方が良い情報です。ペットの尿が濃すぎることはないですか?または皮膚や白目が黄色くないですか?その場合、「黄疸(おうだん)」という兆候かもしれません!黄疸は飼い主さんでも気付ける緊急性の高い病気のサインです!<診察室でよくある会話>飼い主さん「うちの子最近元気がなくて、食欲がないです」獣医師「体をチェックしますね、、、、(白目が黄色いな)、、、最近オシッコの色が濃くなかったですか?」飼い主さん「そういえば
健康診断は本当に重要です。深刻な病状になる前に、病気の早期発見・早期治療ができますからね。私の病院では健康診断に力を入れています。犬猫合わせて年間1000件以上の健康診断を実施しています。これはかなり多い件数だと思います。そんな私が、「健康診断を受ける3つのコツ」をご紹介しますね!コツ①「健康診断は午前中、朝ごはん抜き、がベスト」食事は様々な検査に影響します。血液検査だと、中性脂肪やコレステロールの数値に影響します。エコー検査では、満腹の状態では観察でき
レオちゃんはポン社長をちゃんと見ています❣️里親募集とレオちゃん🍀ポン社長⚠エンタメなので笑える動画もあります🤣※カメラマン松永、三原※編集さら♥ポンチャンネル♥こちら👇👇https://youtube.com/c/%E6%88%91%E8%BC%A9%E3%81%AF%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B🐱里親募集🐱ポンチ...youtube.comポン社長はキャリアの子達のこともいろいろ考えています🍀ポン社長頑張れ(ง・֊・)ง´
太郎丸さん腰を負傷したようで今日病院に行きます心配であまり寝れませんでした遅くなりましたお久しぶりです!体調回復したりしなかったりですが元気?にしてました食べ過ぎ続けお腹もぱんぱん今の太郎丸さんあっこの子毛が薄いんです何だか横になるとキャン!ってなるんですヘルニアですかねとりあえず行って来ます!読んで頂きありがとうございます
モルモット・トリビアです。ほとんどの動物は、乳癌(乳腺腫瘍)は圧倒的にメスが多いです。しかし、モルモットだけは何故か「オス」に乳癌が多いです。〜実例紹介〜モルモットのT君は男の子です。乳頭(乳首)が腫れて、出血が見られるとのことで来院されました。乳腺炎(炎症)の可能性もあったため、抗生剤投与もしましたが改善しません。そこで乳癌の可能性が高いと判断し、手術をしました。左乳頭が腫れていて、コリっとしています。出血も少しあります↓手術後の写真です
ウサギの不正咬合、厄介な病気です。歯の噛み合わせが悪くなると、歯が過剰に伸びてしまいます。そんな時は歯を切ります。しかし一度噛み合わせが悪くなると、完治はしません。定期的な歯切りは、ウサギさんにも飼い主さんにも大きな負担となります。不正咬合の治療では、最終手段として、「抜歯手術」をお勧めすることがあります。頻繁に歯を切っても、すぐに伸びてしまう子。歯があることで、ご飯が食べにくくなって子。このような子は抜歯も一つの選択肢です。歯を抜くのは可哀想!と決めつけないでください。歯
母と暮らすようになってもうすぐ2年もれなく17歳になった高齢のニャン♂との生活も同時に始まりました人間年齢84歳のニャンでした始めは元気モリモリで隙あらば外に逃げ出すニャンでした昨年の夏前急に横たわるようになり持病の腎臓、肝臓が悪化目に黄疸も出てしまい1ヶ月弱入院退院後もダメかなーと思ったけど奇跡的な回復ただ足腰が弱くなったニャンは自力でのおトイレは無理でした本人もショックだったと思うニャンの介護生活が始まりましたオムツ着用ということです昨夏のニャンの
犬がお尻を床に擦りつけるときは、肛門嚢炎という病気かもしれません!<肛門嚢って?>犬には肛門嚢という袋があります。肛門の左右にあり、臭い(香しい?)分泌物を溜めています。トリミングサロンや動物病院でも「肛門嚢しぼり」と言って、内容物を出すケアがありますよね。<肛門嚢炎って?>我々獣医師にはメジャーでも、案外飼い主さんが知らない病気の一つが「肛門嚢炎」です。肛門嚢炎は、肛門嚢に細菌が感染し、膿が溜まる病気です。症状としては①お尻を床にコ
オス猫の飼い主さんへ!「尿道閉塞」と言う言葉を知っておいて下さい!!これから冬の時期に多く、非常に重要な病気です。長い記事ですが、是非お読みくださいね!<オス猫と尿道閉塞>ほぼオス猫にしかない病気が、尿道閉塞です。尿道閉塞は尿道(おしっこの通り道)が詰まってしまうことです。尿道閉塞を起こすと、おしっこができなくなります。おしっこができないと、3日で死にます。本当です。<なぜ尿道閉塞を起こす?>下の図を見て下さい。雄猫の尿道は、おちんちんの先端
ネコ飼いの皆様猫の耳をチェックしてください!こんな出来物、ありませんか??ぷよぷよして、黒っぽい出来物ですこれは耳垢腺嚢胞腫という良性腫瘍です猫の耳に同時にたくさん発生する腫瘍です。良性腫瘍なので、命には関わりませんが、気になりますよね<レーザー治療が最高!>通常の腫瘍治療は第一選択が「外科手術による摘出」です。この耳垢腺嚢胞腫については、同時に何個もできます。そのため、手術で切除するのは困難です。また耳が変形したり、猫ちゃんが痛
多臓器不全になった愛猫の臨終の経過を淡々と列挙。愛猫は痙攣の数がとても多かったらしい。【1日目】5時00分頃粗相をする。久しぶりのおしっこ(2~3日ぶり)。よろよろしつつ自分で歩ける。6時15分最初の痙攣。・よだれが多く出るようになる・しっぽが膨らむ・背後を気にするようになる・ヒゲが急激に動く・首を反らすように動かすこれが私の愛猫の痙攣の前兆だった。初めて見る痙攣に、私はびっくりして愛猫を抑えてしまったが、抑えないほうが良いらしいらしい(悪化することもあると