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ご訪問ありがとうございます。古代史に興味がなくても額田王と言えば、万葉随一のヒロイン、才色兼備、神秘的といったイメージが漂う麗人キャラなのですが、その正体たるや、皇族、豪族の姫、皇極天皇の側近、采女、巫女・・・と千差万別、ベールの向こう側にいる謎めいた影のような存在になっています。とりあえず、小説やマンガのイメージは捨てて、史料から垣間見る額田王を追ってみたいと思います。なお、とある学者の先生が講演会で「額田王は美人かどうかわからない。」とおっしゃったところ、聴衆に食ってかかられた
火の鳥太陽編(上)1986年(下)1988年作:手塚治虫感想手塚治虫の描いた「火の鳥」シリーズを締めくくる物語。ただ、彼自身最後として「大地編」の構想を持っていたようだが、プロットだけを残して亡くなった。さて本編。二つの物語が同時進行の形で進んで行く。一方は韓国が百済と言っていた時代に、狼の首と同化させられてしまった男(クチイヌ)が、仏教伝来当時の日本に渡って皇位継承の争いに巻き込まれて行く。他方は2009年。地下組織「シャドー」の工作員として「光」一族の力の源となっ
花組・博多座公演『あかねさす紫の花』は、異例の公演。なにしろ、トップスターがメインキャスト役替りという離れ業をこなしたのですから。しかも、単純に大海人皇子と中大兄皇子をチェンジした訳ではなく。AパターンとBパターンは別の物語となっていました。とりあえず、両方のパターンを振り返ってみましょう。私の主観と記憶と印象ですので、寝言として流して下さいね。◆通し役額田女王:仙名彩世中臣鎌足:瀬戸かずや鏡女王:桜咲彩花十市皇女:音くり寿鸕野皇女:華優希有馬皇子:帆純まひろ小月:乙
花組『あかねさす紫の花』Aパターンを観劇して参りました。博多座は想像してたより、10,000倍くらい素敵な劇場でした。内装は、レトロな洋館の雰囲気。クラシカルな雰囲気を備えた、最新設備の劇場。昔の寄席みたいに物販コーナーも充実してて、食べ物や演目グッズのみならず、洋服や雑貨も扱っていたり…と、妙な懐かしさもあって。客席も観やすく、トイレも充実。スタッフの方々も親切で的確。2階、3階の左右壁際席は、花道が見切れるのが残念。マイナスポイントはそれ位でしょうか。私の中で、日本一好きな
ご訪問ありがとうございます。いよいよ645年の大化改新に至る経緯になります。今回の基本的な史料である「日本書紀」の「巻第二十四」は、皇極天皇の時代について書かれています。ところがこの巻、なんだか変なのです。気候の話も多いことから、何か日誌的なものが政府に存在していて、それを底本にしているのでしょうが、それ以外に童謡(わざうた)と呼ばれる風刺歌のようなものが多く書かれたり、天変地異があったり、また他の史料との食い違いもあるのですが、なによりも構成上自己矛盾が多く、時間軸もばらばらだっ
白村江の戦いの後、百済の民が近畿地方に渡来した。彼らは現在の関西弁にあたる言葉を喋り現在に至っている。ヤマト政権の中枢を占めたであろうことは既に述べた(参考)。天智天皇と中臣鎌足(藤原鎌足)が起こした乙巳の変(大化改新)以来、現天皇家と主流派公家の藤原氏は車の両輪のように、また表裏一体の存在であった。すなわち、藤原氏は百済からの渡来人で、百済王家の者達だったと推測しても不自然では無い。ちなみに、現在に至る公家系統の旧華族のほとんどは藤原氏の分家である。雑談1長州の毛利氏のルーツの大江氏や
どうも、こんにちは。このたび、春から受験生になる子ども1。この年で、「やりたいこと」や「進路」を決めるのは、すごく難しいことだと思います。そして、受験生の子どもを持つ親や家族はそれはそれは気を使うと風の噂に怯えております。できれば少しでも成績を上げて、自分のやりたいことを目指して、希望する学校に入ってもらいたい!!成績が下よりは上のほうが、選ぶ選択の幅も広がると思いますし。「受験」という人生のハードルに少しでも役に立つのなら、一肌脱いでもいいんじゃね?ということで、
この美しい人✨脚長〜い♡色っぽい♡鳳月杏(ほうづきあん)さん花組の男役です。3番手位なのかな?こんなに男っぽいのにこんなに女っぽい😍初めて見た宝塚歌劇の「あかねさす紫の花」で湖のように鎮やかで美しく力強い存在感に目が釘付けになりました😍✨役柄も良くて、中大兄皇子♡私が見たのはAバージョンBバージョンは、花組トップスター明日海りおさんが中大兄皇子花組トップスターの明日海りおさんはとっても華があり✨とんでもなく魅力的♡♡それでも私は鳳月杏(ほうづきあ