ブログ記事1,030件
高関健東京シティ・フィル清水和音(ピアノ)(5月9日、東京オペラシティコンサートホール)ムソルグスキー「交響詩《はげ山の一夜》」(原典版)は、リムスキー=コルサコフの編曲版と大きく異なり、悪霊たちが朝の鐘と共に消えるという結末もなく、荒々しいまま終わる。時間的にも長く、迫力は原典版のほうが勝る。高関健東京シティ・フィルの演奏は少し粗さがあったが、曲の面白さはよく伝わってきた。ニールセン「交響曲第6番《素朴な交響曲》」は、素晴らしい名演だった。プログラムを決めた高関自身の思い入れも強
一昨日の夜に行った日本センチュリー交響楽団第279回定期演奏会のことを書きます。指揮は楽団首席客演指揮者で2025年4月からは音楽監督就任が決定している久石譲さん。プログラムは前半が、ドビュッシーの小曲集と交響詩「海」、後半がムソルグスキー作曲・ラヴェル編曲の組曲「展覧会の絵」でした。展覧会の絵はラヴェル編曲ということで前半のドビュッシーと併せて、オールフレンチプログラムということになっています。出演指揮:久石譲(楽団首席客演指揮者)管弦楽:日本センチュリー交響楽団コンサ
昨日はイ・ヒョク君のピアノリサイタルを聴きに、アクトシティ浜松中ホールへ行ってきました。河合楽器主催のカワイコンサート。懐かしいアクトシティ浜松。4年前の11月、第10回浜松国際ピアノコンクールの3次予選とファイナルへ2日間通いました。2018年浜コン3次予選『リストロ短調ソナタ対決♪』浜松国際ピアノコンクール第3次予選、やっと生で聴くことができました✨詳細はまたゆっくり書くことにして、とりあえずの感想リストのロ短調ソナタを、今日は…ameblo.jpファイナル『浜コ
東京春祭歌曲シリーズvol.38ルネ・パーペ(バス)&カミッロ・ラディケ(ピアノ)を東京文化会館小ホールにて。バス:ルネ・パーペピアノ:カミッロ・ラディケモーツァルト:無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らがK.619ドヴォルザーク:《聖書の歌》op.99クィルター:《3つのシェイクスピアの歌》op.6ムソルグスキー:《死の歌と踊り》(アンコール)R・シュトラウス:献呈シベリウス:安かれわが心よシューマン:若者のための歌のアルバム作品79より第21曲子供の見守り
一昨日の土曜日に豊中市立文化芸術センターで聴いた日本センチュリー交響楽団・豊中名曲シリーズVol.22「忘れられた怒り」のことを書きます。日本センチュリー響が定期演奏会とは別に、年4回、上記のホールで名曲を演奏するシリーズの本年度第1回目です。何度もblogに書いているように、本年度同楽団の定期会員になったのをきっかけに、このシリーズも割引でセット券を購入しましたが、このホールに来るのも、このシリーズを聴くのも初めてでした。ホールは阪急池田線の曽根駅から徒歩5分程。梅田からでも20分程度で
PoweredbyCavnvalivedoorblogに引っ越しました。リモージュの市場(ピアノ・ラフスケッチ):創作の部屋PoweredbyCopilotリモージュの市場は、音符が細かいこと、臨時記号が多いことでも苦労しましたが、一番ばやんだのは、テンポの設定でした。あまり早いと、転げたように聞こえてしまいます。しかし、あまり遅いと、市場の臨場感がでません。とりあえず一般的に演奏されるshinhase.blog.jp欠かさず観てる番組ある?▼本日限定!ブログス
リモージュの市場へのプロムナード(ピアノ・ラフスケッチ):創作の部屋リモージュへの市場へのプロムナードは、展覧会の絵も、いよいよ後半に入る事を予感させる少し長めのプロムナードでが、指定がAllegroで、さらに「軽快に」とつくので、意外とあっさりしています。加えて「ロシア風に」となっているのですが、ロシア風のピアノってどんなんshinhase.blog.jp今回はCanvaというサイトで扉絵を作成しました。ログは技術系ブログ『fedoraとヒドラ』に掲載しています。(あくま
先日コンサートで「展覧会の絵」を聴いたのだが、その際にもらった九響のパンフに作曲のモチーフとなった絵が何枚か掲載されていてとても興味深かった。私はムソルグスキーが実際にどんな絵を見てこの曲を作曲したのが全然知らなかった。ネットなどで色々調べてとっても面白かったので備忘録も兼ねて書いとこうと思います(以前は前編・後編に分けていましたが、2021.7.17に加筆・修正してまとめました)(いらすとやのムソルグスキーの顔がおもろ
こんにちは。ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、2ヶ月が経とうとしていますが、停戦どころか一部地域では攻撃が激化したとの報道がはいってます。独裁者の暴走は未だ止まっていませんね。歴史的にみてもこの侵攻は、第二次世界大戦直前のナチスドイツのヒトラーの狂気に似たものがあります。“ネオナチ”を排除するとの名目を掲げている国自体がナチ化しているように思えるのは私だけでしょうか?そんなところがみえているためか、西側諸国も手を出しづらいのではないかと思います。何せ、武器やシステムも格段に進化した
EmersonLake&Palmer/PictureAtAnExhibitionエマーソン・レイク&パーマー/展覧会の絵1971年リリース◆EL&Pの驚異のパフォーマンスが披露されたロックライヴアルバムの最高峰となった名盤◆18世紀のロシアの作曲者であるモデルト・ムソルグスキーが作曲した、ピアノ組曲『展覧会の絵』をモチーフにしたエマーソン・レイク&パーマーが1971年にリリースしたライヴアルバム。本アルバムはキース・エマーソンのハモンドオルガンやムーヴシンセサイザーを駆使