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横関大さんの『再会』のレビューになります。こちらはドラマ『再会〜SilentTruth〜』の原作で、第56回江戸川乱歩賞受賞作でもあります。あらすじ小学校卒業の直前、悲しい記憶とともに拳銃をタイムカプセルに封じ込めた幼なじみ四人組。23年後、各々の道を歩んでいた彼らはある殺人事件をきっかけに再会する。わかっていることは一つだけ。四人の中に、拳銃を掘り出した人間がいる。繋がった過去と現在の事件の真相とは。登場人物まずは主な登場人物をご紹介します。登場人物岩本万季子仲
結城真一郎さんの『#真相をお話しします』のレビュー(小説版)です。こちらは全5篇収録のミステリー短編集で、漫画化もされています。実は過去に、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した『#拡散希望』だけは読んだのですが、それ以外の短篇は読んでいませんでした。しかし、のちに本書の映画化が決定し、私の大好きなMrs.GREENAPPLEの大森元貴さんが出演されると知り、ようやく全部読んでみる気になった次第でございます。記憶によると『#拡散希望』は面白かったはずなので、他もイケ
WOWOWにて一挙放送された“北欧サスペンス「白夜の連続殺人」(原題:Reykjavík112)”をエアチェックしておいたので鑑賞する…1本あたり50分以下の尺で全6エピソード、WOWOW放送はオリジナル音声、字幕スーパーのみの扱い…オンデマンドのアーカイブ配信も同様。アイスランドの首都で起きた猟奇的な主婦殺し、目撃者は現場に居合わせた幼い娘のみ…捜査が難航する中で、同じ手口、同一犯である可能性がある第2の事件も起きてしまう!主人公はこの事件の指揮を任された男性刑事…主要登場人物たちのプラ
いったんキャンセルする前に、既に配信が始まってたので、マイリストには入れてあったんだけど、見る余裕がなかったネトフリのオリジナルドラマ「彼の真実、彼女の嘘(原題:HIS&HERS)」をイッキ見する…全6エピソード。日本でも翻訳されているアリス・フィーニーの「彼と彼女の衝撃の瞬間」というミステリー小説が原作だが…オイラは未読。ある田舎町で起きた女性の惨殺事件を、地元の刑事と、同じ町出身の女性テレビレポーター(元キャスターだが諸事情で格下げ)がそれぞれ追いかける。刑事役にジョン・バーンサル、
警察学校を舞台としたミステリー小説「教場」シリーズ7作目。6話収録の連作短編集。2026年2月公開予定の映画「教場」の原作本。【あらすじ】刑事指導官・風間公親を急襲し、右目から光を奪った“千枚通しの男”十崎波瑠が、「風間道場」門下生の刑事たちの手によって逮捕された。警察学校長の四方田は、風間の門下生の刑事たち6人を「風間教場」に招き、順番に月に一度特別講義を行ってもらうという新たなカリキュラムを提案する。警察学校の教官を務める風間は、生徒たちの間で起こる様々な問題や葛藤を、鋭敏な洞察
「新しい真実2」Casper-TheNewTruthtotheWorld.title2.この宇宙に、この世界に、求める真実があったとしても、あなたが頭を使いながら探しているうちは、見つけ出す事が出来ないのです。何故なら、考えて選べるものは、あなた自身の知っている事だけだからです。あなたが知らない事は、すぐさまあなたの脳が改変して、あなたの記憶と照合させてしまうからです。過去の記憶との結び付けが行われるのです。あなたが共感できるものは、あなたが既に知り得ている記憶があるから結び
警察学校の実態をリアルに描いた長岡弘樹の同名ミステリー小説を「グランメゾン・パリ」「TOKYOタクシー」などの木村拓哉主演で映像化したテレビドラマ「教場」シリーズの集大成となる映画版2部作のうちの前編。主演の木村拓哉、監督「Dr.コトー診療所」「冷静と情熱のあいだ」などの中江功、脚本の「グッドモーニングショー」などの君塚良一、音楽の「ゴジラ-1.0」などの佐藤直紀が再結集し、前編となる本作は配信、後編「教場Requiem」は2026年2月20日に劇場にて公開する。未来の警察官を育成する学校
※※この本を読んで一言※※ミステリとして面白いかと言われるとなかなかビミョ~(個人的感想です)。リアルなミステリとラノベ的キャラモノを足して2で割って、ところどころファンタジーを少々加えた作品と割り切るなら楽しめました。※※※※※※※※※※※※※※※2025年の「このミステリーがすごい!」大賞作ということで読んでみました。内容としては最先端の遺伝子工学を軸に、現代の生命の尊厳と宗教を絡めつつ、ループクンド湖の多くの人骨の謎、紫陽の存在、唯の真意を隠していそうな行動、樹木
小説紹介のけんごさんがオススメしていたので読みました。織守きょうやさんの『ライアーハウスの殺人』。内容は、ミステリ小説の王道=館×クローズドサークル×計画犯罪といったものになっております。さっそくですが、以下にあらすじと見どころをレビューしていこうと思います!<注意事項>二度読み必須の結末!表紙と裏表紙、そして帯にも重要な意味が隠されている!登場人物みんな嘘つきという筆者からのヒントを忘れずにお読みください※表紙の絵を担当されている平尾アウリさんのキャラクターカードを
※※この本を読んで一言※※読む者を惹きつける怒涛の展開でボリュームはあるのに一気に読めます。映画になるだけのことはあるなと思う作品です。教訓:小説を読むなら事前に知る関連情報は極力減らして読むべきです(笑)※※※※※※※※※※※※※※※呉勝浩さんの作品は「スワン」に続き2作品目になります。この「爆弾」は映画が面白そうで見たくなり、だったら映画を見る前に原作を読んでおこうと思い購入しました。スズキと警察の知恵比べにも似た取り調べや捜査の過程で、進行するにつれて少しずつ謎が
メンバーシップのキャンセル後、1週間足らずで、結局、利用を再開してしまったネットフリックスで…最近、配信開始になった「アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ」を鑑賞。タイトルを見れば一発でわかると思うけど、クリスティのミステリー小説が原作、オイラは未読。単発の長編映画かなと思ったら、ドラマフォーマットの作品だった…ただ、1本あたり60分以下の全3エピソードなので、けっこう見やすい。主人公を演じる女優さんは若手ですが…母親役のヘレナ・ボナム=カーターをはじめ、マーティン・フリーマン、イアン・グレ
遠坂八重さんの『死んだら永遠に休めます』のレビューになります。まず見てほしいのがこちらのあらすじです。死んでほしいと思っていたパワハラ上司が死んだらしい。容疑者は――部下、全員。無能なパワハラ上司に苦しめられながら毎日深夜まで働き詰めの生活を送る28歳の主人公・青瀬。突然失踪したパワハラ上司・前川から届いたメールの件名は「私は殺されました」。本文には容疑者候補として「総務経理本部」全員の名前があった。限界会社員・青瀬と妙に頭の冴える派遣社員・仁菜は二人で真相解明に取り組む
もともとミステリー小説が大好きでよく読んでいます。今はほぼなくなってしまいましたがドラマも好きで今もCS放送で放送しているいわゆる【2時間ドラマ】を時間があると好んでみています。そんな私が先日出会ったミステリー・パズルという本についてのお話です。ミステリー・パズルMURDLE(マードル):謎に包まれた100の事件の真相を解明せよ!Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る100も事件がのっているのでまだ終わっ
★最初にスタンスをはっきりさせておくと、アイリッシュ(=ウ-ルリッチ)は大好きな作家である。たぶん自分の「好きなミステリ作家」ベスト5に入れるだろう。なお、アイリッシュ(=ウ-ルリッチ)は「本格謎解きミステリの作家」というよりも「サスペンスの名手」である。アイリッシュ(=ウ-ルリッチ)に謎解き本格ミステリを期待してはいけない(⇦これ、強調!)。さて、このアイリッシュ(=ウ-ルリッチ)、「では傑作揃いなのか?」というと、意外とそうでもない。例えば自分が「オ-ルタイム・ミステリ傑作ベスト50」みた
ダブルマザー辻堂ゆめダブルマザー[辻堂ゆめ]楽天市場あらすじ飛び込み自殺を図り、死亡したひとりの女性。なぜか、母親を名乗る女性が二人現れて。二人の母親が、娘の死の真相に迫る衝撃のミステリー!うだるような真夏日、ひとりの女性が駅のホームに飛び込んだ。そこに、なぜか母親を名乗る二人の女性が現れる。性格も家庭環境も全く異なる二人の共通点はただひとつ。娘のことを何も知らない。死んだのは自分の娘なのか。なぜ、死んだのか。違うなら自分の娘はどこにいるのか。二人の母親は、娘たちの軌
我々の進むべき道は、勇敢な抵抗か、卑屈な服従か。ージョージ・ワシントンー新世界入会契約書……!?契約書と申込書の違いの大きさは、銀行員だからわかる。審査するだけなら、申込書になる。しかし契約書とは、「契約」だ。そこにサインをしたら、「契約完了」だということになる。約定は?規約は?裏面を見ても、そんなの買いちゃいない。市橋先生「ど、どういう事ですかこれは?入会とは?」進「あなたがたは
╭━━━━━━━╮全員容疑者――?╰━━v━━━━╯映画『#ブラック・ショーマン』˗ˋˏ👤人物相関図👤ˎˊ˗怪しい表情を浮かべるキャラクターたち💬殺人事件の真相とは…?🎥𝟗.𝟏𝟐𝐅𝐫𝐢𝐑𝐎𝐀𝐃𝐒𝐇𝐎𝐖#ブラック・ショーマンガリレオBlu-rayBOXAmazon(アマゾン)ガリレオII[Blu-ray-BOX]Amazon(アマゾン)ガリレオXXダブルエックス内海薫最後の事件愚弄ぶ[Blu-ray]Amazon(アマゾン)ガリレオ
無意識から溢れるものでなければ、多くは無力か詐偽である。ー宮沢賢治ーこの廊下を、私は知っている気がした。でも、思い出せない。金の天井の縁取りが、頭の奥をギリッと擦る。既視感。この光景、見たことがある。ここで、同じ話をした気がする。デジャブというものはこういうものなんだ。ビルの廊下を進むたび、既に知ってるかような……二つの世界が重なり合うよ
香坂鮪さんの『どうせそろそろ死ぬんだし』のレビューになります。本書は、2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作ということで、話題の一冊でもあるのですが、SNSの反応を見ると、どうも評価が低い。それはなぜ?と、気になって読んでみたら・・・なるほど。ざっくりなあらすじは以下のとおり山奥のある館で、余命宣告を受けた人たちが集まる二泊三日の交流会が開催されている⇒参加者の一人が突然死するが、その死因が病死なのか、殺人によるものなのか、はっきりしない⇒
涼しくなって、いろんな秋の味覚が出てきました。秋の味覚というわけではないですが、先日北海道の江差に行った時に、開陽丸博物館併設のお土産店で「江差しょんぶ」というお醤油を買って帰ったんです。これがむちゃくちゃウマくてですね・・・冷奴にかけるだけでも旨いこれはリピしたいなと思い通販で探したんですが、無いのね今時、名物はなんでも通販で手に入るものだと決めてかかっていたのが甘かったです。現地でしか買えない。そんな当たり前のことに今更気がつきました。もっと大量に買ってくれば良かったよ!!そして
目次「初雪海は灰色」の感想麻生龍太郎シリーズの読む順番「初雪海は灰色」の感想本当に待ちに待った1冊。「聖なる黒夜」の続編、「初雪海は灰色」は麻生龍太郎シリーズの実に23年ぶりの新刊になります。長らく単行本化されていなかった、幻の連載がついに発売。3部作の1作目で、第2部は来年の12月に発売予定です。第2部以降は大幅リライトとのことで、連載時に賛否を呼んだラストが、どうなるのか注目です。この記事の最後に、麻生龍太郎シリーズの読む順番について紹介します。これから
皆さま、こんばんは♪今日のBGMは高木里代子ヒメで月の光久しぶりに占いのおはなしでもします。よく当たる!と評判が高い占いのひとつに四柱推命(しちゅうすいめい)があります。四柱推命は生年月日と生まれた時間から四つの柱を導きだす占いです。古来、中国には陰陽五行という思想がありました。月と太陽を陰と陽の性質に分類しさらに木火土金水の5つの物質により世界の成り立ちを説明した思想です。中国版の宇宙の法則である陰陽五行思想をベースとして人間の一生にもある一定の法則
(注意:もしもこの作品が気になっているけどまだ未読という方は、作品をお読みなってからこの感想をご覧いただくことをオススメします。そうすることでこの作品を100倍楽しめるでしょう。)※※この本を読んで一言※※壮大な挑戦とミステリの融合の意欲作!これはスゴイ!!読み終わったときには本当に驚きました!!!!面白いかは別問題ですが(汗)※※※※※※※※※※※※※※※杉井光さんの作品は初めて読みます。インターネットでミステリ小説を探していた時に出てきた作品で、もう完全にタイ
こんばんは♪今日は久しぶりに面白いネタというか占い師的にえ!マジですか?という気づきがありました🥹ひろゆきさん(以下敬称省略してひろゆきって書きます)ひげおやじさんYouTube面白かったです❣️気づきをありがとうございました😊まずはじめに…ネットに出てるひげおやじさんの生年月日が正しければ僕とひげおやじさんはめちゃくちゃ相性が良いと出ました。うんなんかわかる気がしましたよ。ひげさんの声が良いなぁ〜とか顔とか表情が癒されるとかひろゆきからめちゃ悪
■「告解」50代男性へのおすすめ度★☆☆☆☆←50代男性には、おすすめできません。■あらすじ内容紹介(「BOOK」データベースより)飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔ー。失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。一方、被害者の夫である法輪二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待
第一巻を読んで続刊を楽しみにしていた『松籟邸の隣人』新刊でございます。これは明治時代の大磯をメイン舞台に、吉田茂がまだ少年だった頃に出くわす事件を綴ったミステリー小説です。(もちろんフィクションです)余談ですが大磯には会社の合宿会議みたいなの(?)があった時に行ったことがありまして、高級リゾート地なんだなーなどと感じていました。確か、泊まったホテルには昔「ドキッ!女だらけの水泳大会」を収録したというプールがありました。改めて思い起こしてみると、ヘンテコな番組でしたな。それは
7冊目:ホテル・ピーベリー近藤史恵2025/07/29★ひとことまとめ★たった1回しか泊まることのできない、「ホテル・ピーベリー」↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】木崎淳平は教師をやめ、ハワイ島を訪れる。友人から奨められた日本人経営のホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。やがて同宿者がプールで溺れ死ぬ事件が起きた。直後にはバイク事故でもう一人が。このホテルにはなにかがある……。不穏な空気に充ちた
ふーめちゃくちゃ大作を読みました・・・!面白かったけど、いや疲れた。頭使った〜現在は殺人事件の公訴時効は廃止されてなくなりましたが、以前は15年でした。昔のテレビ番組で、逃げている指名手配犯の情報提供を呼びかけるのがよくあって、確か時効の直前にも犯人が捕まったりしてた記憶が。(確か福田和子とかそうじゃなかったか)その後、2005年の法改正で時効は25年に延ばされ、さらに2010年の法改正では時効廃止のうえ過去に時効が完成していなかった事件にも遡って適用されることになりました。
おそらく初読みであろう、越尾圭さんという作家さんの書き下ろし作品。最後まで引きつける疾走感があって、面白いミステリー小説でした。『なりすまし』その名の通り、他人になりすますんですけど、赤の他人の戸籍を取得して全然別の人生を始める人たちが登場しました。こんなこと、本当にできるんでしょうか。ドラマとかでは見かけるけど・・・そういやドラマ『死ぬほど愛して』でもそんなエピソードが出てきたな。夫婦でブックカフェを営む和泉浩次郎・エリカ夫妻。保育園に通う杏奈という愛娘もいて、カフェ常連さ
現役書店員芸人カモシダせぶん(デンドロビーム)の木曜に、一冊、本の話を今回はー笛吹太郎の日常ミステリ短編集第二弾コージーボーイズ、あるいは四度扉は開かれるカフェ〈アンブル〉には今日も謎が持ち込まれる。コージーボーイズの面々が解こうとするも美味しいところは基本的に店長の茶畑さんが持っていく。一つの短編が終わると著者解説が入る安定した作り。そして、前作『コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎』と同じく本当に品がある。読んでて心地いいミステリです。前作よりジャンルは更にバラエティに