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Theater𝑹𝒆𝒏𝒅𝒆𝒛𝒗𝒐𝒖𝒔【2026-No.1】𝐌𝐞𝐝𝐞𝐚王女メディアイタリア・フランス・旧西ドイツ118分1969年PhotobySunsetBoulevard未だ私が若かった頃のほんの一時期、アートや食に始まり、カルチョ(サッカー)へ至るまでのイタリア文化全般に傾倒していた。便利な小型機器など当然この世に存在しない時代に、英語を全く話せない自分が、ラジオ講座で学んだ片言のイタリア語を頼みにして彼の地の教会や美術館を独りで巡っていたのだから、今考えれば一体
仕事の関連で宝塚のことについて訊かれたので、「割と知っている方だと思います」とお返事しました。この前、インターネットを検索していたら偶然出てきた白黒映像で、新珠三千代と朝丘雪路ともう一人誰だったかお名前を忘れた人の3人で歌っているシーンがあって目を瞠りました。「朝丘雪路って、宝塚は数年しか居なかったと思うけれど、新珠三千代と一緒に歌えるぐらいの存在感は持っていたんだ・・・」へーっ!となりました。子供の頃、テレビで偶然流れてきた映像で(多分、項羽と劉邦といった感じの作品)、一人、お爺さんの
兵庫県立芸術文化センターさんで《カルメン》の上演がもうすぐ始まります。プログラム用に書かせていただいた曲目解説を、会館さん側のご要望で、ホームページ上にも掲載することになりました。https://gcenter-hyogo.jp/meetsopera/news/1247/図版がいろいろ入っていて楽しいと思いますが、私がなるほどと思ったのは、会館さん側からの次のようなご依頼文でした。「特に来場前に予習されるお客様、音声読み上げシステムを利用される方等にお役立ていただければと考えております
授業や講演会で、部分的にですが、オペラの映像をご紹介することは日常的に行われています。そこで2点気を付けなければならないことが。一つは「同じような形状のものが大量に出てくる時、そういう画面に耐えられない(恐怖を感じる)人がいる」ということです。学生さんだと、毎年1人ぐらい、そういう人がいます。そういえば、私の亡くなった伯母も「タラコ、怖いわ」といっていた覚えがあります!なので、事前に告知をします。そしてもう一つが、「性的描写法に注意」です。10月以降の講演会で一演目、素晴らしいオペラを紹
上演中のMETライブビューイング《ラ・ボエーム》で、素晴らしい新進ソプラノに出会いました。アルメニア出身のジュリアナ・グリゴリアン。ムラのない響きで澄んだ音色ですが、中低音域に強い翳りがあり、篤い心を感じさせてくれます。こんなに若くてこんなに完成度が高いとは。ひたすら励んできたのでしょう。他人と自分を比べることもないようです。自分と自分を日々比べているのでしょう。役柄に傾注し、若い娘役を本物の若さで演じ切っていました。肉体的な若さではなく、フレッシュな精神力で。十年先、彼女はどん
NHK-BSでギュスターヴ・シャルパンティエの大ヒット作《ルイーズ》が放映されました。作曲者の存命中に上演千回を記念したオペラです。ほかには、チレアの《アドリアーナ・ルクヴルール》やトマの《ミニヨン》などがあります。《ルイーズ》は私が解説をしたことがあるオペラなので、観るたびに&聴くたびに本当にいろいろなことを想うのです。自然主義オペラ最大のヒット作であり、主人公のアリア〈その日から〉はコンクールやリサイタルで良く歌われる人気のメロディです。一方、このオペラの最大の美しさは、第1幕の〈夕
このたび、トマ作曲のグラントペラ《ハムレット(アムレット)》の音源を解説することになりました。これまで本当にいろいろなオペラを解説させて頂きましたが、この《アムレット》は、自分が最もよく内容を把握している作品の一つなのです。《アムレット》の原作はもちろん、シェイクスピアの『ハムレット』ですが、筋立ての端々に違いがあります。というのも、間に大デュマの翻案が入っているからです。オペラの大臣ポロニウス(ポローニアス)は最後まで生きていますし、王子の母ジェルトリュード(ガートルード)は先王暗殺に加担
いま、翻訳書の出版費用の捻出のため、あらゆることを節約して励んでいます。なので、食べるものも極力安く上げたいと頑張っています。外出仕事の際には弁当を作って公園で食べたり・・・キュウリやゆで卵、冷凍シュウマイなど詰めるだけだから5分ぐらいしかかかりません・・・ただし、公園のベンチには、人慣れした鳩や猫が寄ってくるので要注意。本当に、革靴の上に乗ってくる鳩もいました。びっくり。ですが・・・そうやって必死に出費を抑えていると、面白いもので、手抜き手料理のレパートリーがどんどん増えてゆきました。今
フェリシティ・ロットさんが5月15日に亡くなられたと聞き、本当に驚きました。まだ80歳にもなっていなかったのに・・・インタヴューさせて頂いた方の中で、一番、ものをはっきりと仰り、かつ、一番朗らかな人でした。喜劇的な表現も得意とされる一方で、哀感も上品に出せる人でした。伺った中で一番面白かった話は、SNSの媒体では記せない、とてもコミカルなお話なので、講演会の席上でだけ、たまに、お伝えすることがあるのです。「そんな話をよく教えて下さった・・・」と感謝の念は尽きません。ご主人がいて、娘さ