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7月は、朝日カルチャーセンター新宿教室さんで2回の講演会を開かせて頂きます。オンライン、現地参加のどちらでもお選びいただけます。まず初めに、月例の講座ですが、この7月から9月にかけては、毎月1本のオペラを集中して解説するという特別なプランになっています。東京で公演されるオペラの徹底解説というスタンスです。公演を鑑賞予定の皆さまだけでなく、これからのオペラ鑑賞の参考になさって下さる皆さまにもぜひご参加頂ければと願っております。来る7月9日(木)はR.シュトラウスの《エレクトラ》です。8月がヴ
堺シティオペラの《魔笛》、2日間公演のどちらも満員御礼であったそうです。客席の皆さんの反応も素晴らしく良いものでした。フィナーレで合唱団が勢ぞろいするとき、一人、外国の人が入っていたように見えました。身振りが引き締まっていて目立ちました。そのことに、どこか「ほっとしている自分」が居ました。欧米の歌劇場の合唱団には、いろいろな人種の団員たちが参加しています。日本も、そうなっても不思議ではないでしょう。能力ある人がその能力を、そのままに認められる世界であって欲しいと願います。来る10月
オペラ界にも、毎年、大変な数の新人がデビューします。私が実際に聴くことができるのは、そのうちの僅かな人々です。「新人が成長するのに必要なことって、何だろう」たまにそういう会話をすることがあります。この前も、ある名ソプラノにインタヴューする際に、そういう話題になりました。「向き不向きはあっても、まずはチャレンジすることではないでしょうか?」「一度はやってみたいと思うことって、周囲が止めない方が良いと思うんですよ」確かにその通りです。声を潰すかもしれないと思うレパートリーでも、若いうち
手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』に、外科の名医でありながら、目立たない椎茸先生と言う人が出てきたと覚えています。ブラック・ジャックが、椎茸先生が注射をする際の技の素晴らしさに驚き、自分から声をかけた人でした。奥さんと慎ましやかに暮らしていて、大学の医局勤めでありながら、出世コースに縁のない、また、欲も無い人で、周囲からは腕前もあまり認められていなかったようです。でも、結果、椎茸先生の腕とお人柄が認められる日がやってくる・・・そんな内容でした。子供の頃に読んだ話ですが、非常に強烈な印象
オペラでよく「コロラトゥーラ」という言葉を聴きますね。一般的に、超高音を含むパッセージを美しく滑らかに歌い上げられたなら「コロラトゥーラの名手」と呼ばれることでしょう。ただ、オペラの現場から言うと、コロラトゥーラという言葉はまずドイツ語由来のものであるということが一つ。イタリア語では本来、同じような概念をフィオリトゥーラと呼ぶのだと思います。でも、いまはまあ、コロラトゥーラと言えば大体伝わりますね。ただ、オペラ研究の観点から言うと、コロラトゥーラとは「たくさんの音符を繋げて一息で歌いま
仕事の関連で宝塚のことについて訊かれたので、「割と知っている方だと思います」とお返事しました。この前、インターネットを検索していたら偶然出てきた白黒映像で、新珠三千代と朝丘雪路ともう一人誰だったかお名前を忘れた人の3人で歌っているシーンがあって目を瞠りました。「朝丘雪路って、宝塚は数年しか居なかったと思うけれど、新珠三千代と一緒に歌えるぐらいの存在感は持っていたんだ・・・」へーっ!となりました。子供の頃、テレビで偶然流れてきた映像で(多分、項羽と劉邦といった感じの作品)、一人、お爺さんの
オペラ歌手の顔立ちで驚いたことが2回あります。パトリシア・プティボンさんとサンドリーヌ・ピオーさん。どちらも、物凄く顔が小さかったのです。まずはサイズにびっくりしました。オペラ歌手の声で驚いたことも2回。グレース・バンブリ―さんとフィオレンツァ・コッソットさん。地声と歌声がまったく同じでした。オペラ歌手の歌いまわしで驚いたことは何度も。マリエッラ・デヴィーアさん・・・超高音域に至っても響きの幅が全く変わらないことに驚かされました。いろんな人がそのことを指摘されていますが、生で聴くと
朝日カルチャーセンター新宿教室での講演会「ロッシーニ《イタリアのトルコ人》について」にご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。このオペラは予想以上に奥が深く、ユーモアに富むので、実演もぜひご覧になって頂きたいと思います。ご質問もいろいろ有難うございました。「幕の数」についてのご質問、とても有難かったです。オペラの世界では、幕の数が一つの判断材料になります。割合に細かく決まっていますし、初演地の劇場の習慣とも結びついていたりします。これからも、どしどしご質問下さい!来る
テレビドラマの『Vivant』を観ているので、仕事の合間についつい、いろいろな人の考察動画を観ることが増えました。地下鉄などでの移動の際にもスマートフォンで眺められたりで、結構有難いなと思っています。言葉が明瞭でとても聴きやすいのに、話者の方のトーンが単調になりがちな点が惜しい動画(どこか強調してくれたら!でも愛聴させてもらっています)口調に勢いがあるので耳に声が残る動画複数名で話しておられるので、音声だけでなく、映像ありの方が楽しめる動画などなど、いろいろ感じることがありました。講