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半世紀前でも世界で活躍するオペラ歌手はいた。当時、日本人が海外のオペラハウスで歌ったというと大概は「蝶々夫人」だった。その先駆けである三浦環を生で聴いたはずがないが(もし聴いたなら、私は150歳である)、東敦子の蝶々夫人は生で聴いた。最晩年だったから声は絶好調とは言えなかったが、終幕、自害の前に子供を抱き寄せるシーンは圧巻だった。長年磨かれた芸の力はすごいと思った。その東敦子がFMで思い出話を語ったときがあって、へーっと思ったのはドレスデンの歌劇場で「ばらの騎士」のゾフィーを歌ったという話
昨日1月3日の夜は、例年通り「NHKニューイヤーコンサート」が生放送されました。毎年この日に、日本を代表するオペラ歌手が集まって、コンサートを行っています。今年は、「椿姫」の“乾杯の歌”で始まりました。私も何回か歌ったことがある曲で、テノール&ソプラノのソリスト&合唱が共演する華やかな曲です。その後も、前半は、私が聴いたことがあるオペラの名曲が多く歌われました。例えば、「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「セビリアの理髪師」「道化師」「カルメン」。私が好きなオペラ、
~やっぱりこういうオペラが好きなんです~いやぁ、やっぱりプッチーニは裏切らない。新国立劇場の『ラ・ボエーム』、まさに「これぞオペラ!」という一本でした。音楽は名アリア連発、ストーリーは起承転結がしっかり。演出は王道オーソドックス。派手な仕掛けも小難しい解釈もなし。ただ“人間の感情”で泣かせてくる。──こういうのを観たいんです、ほんとに。👑秋篠宮ご夫妻ご来場…でも、場内は静まり返る今日は初日。入場ゲートでは荷物検査に金属探知機と空港ばりにものものしく、ロビーにはいつもよりピリッとし
※今週末公開の『トスカ』に関するネタバレがあります※さて、いよいよ今日から「英国ロイヤル・バレエ&オペラinシネマ2025/26」が全国のTOHOシネマズをはじめとする映画館で開幕とのこと。それに先駆けるように相次いで主要誌は関連記事を掲載。それらは押し並べて提灯記事と錯誤するような美辞麗句に終止している。その理由はただひとつおよそ2ヶ月半前に歌姫アンナ・ネトレプコが約6年振りとなる英国ロイヤルオペラ復帰を果たしたのは記憶に新しいところ。同歌劇場の今季開幕作
2026年1月7日@東京文化会館ウクライナ国立歌劇場曲目歌劇「トゥーランドット」(プッチーニ)指揮∶ミコラ・ジャジューラ演出∶マリオ・コラッジトゥーランドット∶オクサナ・クラマレヴァカラフ∶笛田博昭リュー∶テチアナ・ガニナティムール∶セルゲイ・マゲラピン∶ゲンナジー・ヴァシェンコパン∶セルゲイ・パシュークポン∶ドミトロ・イヴァンチェンコ皇帝アルトゥム∶オレクサンドル・ディアチェンコ役人∶オレクサンドル・メルニチェク管弦楽∶ウクライナ国立歌劇場管弦楽団合唱∶ウクライ
今回はプッチーニ作曲歌劇ヴィッリについて説明いたします。•作曲年:1883年(初稿)•初演:1884年、ミラノ•上演時間:約1時間(1幕もの)•台本:フェルディナンド・フォンターナ•ジャンル:歌劇(バレエ要素を含む抒情的ドラマ)です。あらすじを簡単にまとめてみました。舞台はアルプス地方の村。婚約者ロベルトは遺産相続のため旅立ちます。しかし都会で別の女性に心を奪われ、約束を破ります。残されたアンナは