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私が昨年5月に、ガット張りのショップを引き継いで8ヵ月。私に変わってから、来なくなった方も当然いらっしゃいます。単純に前の人から変わった、と言う理由だけで一度も店に来ない人もいますが、これは私の責任ではありません。しかし、私にガット張りを一度でも任せて来なくなる人は、必ずいると思っています。まだ、引き継いで8ヵ月なので、次に来るか来ないかハッキリとは分かりませんが、そういう方はいるハズです。何しろ私の師匠である前店主はガット張りの名人。私と比べてガッカリされて、来なくなることは予想し
せっかくテニススクールに入会したにも関わらず、「あれっ……」と言う理由で退会してしまう事があります。今回は、最近あったジュニアの残念な理由で退会してしまった話を3つしたいと思います。正直、スタッフ、テニスコーチの努力ではどうしようもない理由でした。①レッスン時間が10分だけ長いテニススクールに移動してしまった。勤務先のジュニアレッスンは、将来選手に育てよう、と言うスクールではありません。ですので将来有望と判断された子供は、他の真剣にテニスに取り組んで試合に積極的に出させるジュニアスク
この主婦コーチ、勤務先のテニススクールに長く勤務していたのですが、私はこの7年ほどはマトモに顔を会わせていません。なぜなら子供3人、立て続けに出産、その度に、産休を繰り返していたからです。テニスコーチならではだと思いますが、出産後しばらくしたら直ぐ戻れるわけではなく、体力を回復させて、テニスのスキルを元に戻すまで1回の産休で約2年は休んでいた。おまけに、私が昨年に退職した時はまだ産休中だったので、何年も顔を会わせていなかったわけなのですが、出産を繰り返して、たくさん産休で休んでいたか
今回は、グランドスラム22勝、ランキング1位在籍女子の記録を持つ、「シュテフィ・グラフのバックハンドスライス」を紹介したいと思います。今では、女子の片手バックは珍しい部類になってしまいましたが、トップスピンはほとんど打たず、スライスを主体としたプレースタイルでこれだけの実績を残したのは、このグラフで最後かもせれません。このグラフのスライス、普通のスライスとはいくつか違う点があります。①グリップがフォアのイースタンスライスのクリップは通常はコンチネンタルグリップですが、グラフはやや
さて、今年最後のブログになりました。私のブログも5年目に入って、たくさんの方に読んでもらえるようになりました。テニスコーチとしての私はたくさん話しましたが、テニスコーチでない私の話はそれほどしていないと思います。「そんなの興味ないよ」と言われるかもしれませんが、年末最後と言うことなので是非書かせて頂きたい。テニスコーチとして、最初は某テニスコーチの会社の専属コーチ、スクール経営、フリーのテニスコーチ、社員テニスコーチを経由して、とうとう還暦まで到達して退職。現在、ガット張りのショッ
今回は、私達テニスコーチにとって禁断のテーマになりますね。生徒さんがスクールで、自分を担当しているコーチを変える、要するにクラス変更、あるいはスクールを変える時の決断するポイントです。コーチにとっては少々耳の痛くなる話になります。いつも思うのは次の4つです。①ティーチイング、コーチングか自分に合わない②テニススキルが自分に合わない。③目的が自分に合わない。④人として問題を感じる。恥ずかしながら、④の人として問題がある、と言うのはテニスコーチの中には少なからずいます。特に
私も長くテニスコーチをやり過ぎて、テニスの専門用語を皆さんが知っている前提でたくさん話してしまいました。グリップが厚い、薄い、と言う言葉をずいぶん使いましたが、改めてこの言葉の意味を分かりやすく説明しましょう。ここに厚い本と、薄い本があります。分厚い本は、幅が広い。つまり、こんな感じ。この方向からグリップを握ると厚い方向から握る、厚い握り。ウエスタングリップとなるのです。しかし、薄い方向、ラケットを横に立てた感じ。この方向から握ると、グリップが薄い、薄い握り。ここのところ、私の
今回のテーマ、テニススクールのクラス分けが昇級の目安に関わる話です。テニススクールは、基本的にテニスを新たに始めようとする初心者クラスから始まり、初級、中級、上級となって行きますが、更に細かく、初心者、初級、初中級、中級、中上級、上級とクラス分けしているテニススクールもたくさんあります。これが、レッスンがやりやすくなり、更に生徒さんの満足度を上げる一因ともなるのです。それならば、全てのテニススクールが初中級と中上級があるようにクラス設定すれば良いじゃないかと思われますが、振替のやり易さを
以前にテニススクールでカット張りをしていた時も、現在ガット張りのショップでガットを張り替えた時も、セットでグリップテープの交換を依頼されることが多々あります。そんなグリップテープの巻き直し交換の話を、今回はしたい。テニススクールでガット張りをしていた時に、グリップテープの交換を頼まれると、フロントの女の子がこの役目を買っていましたが、私自身もフロントが忙しい時は、この役目をこなした事があり、その度に思ったのが、(グリップテープの交換くらいは自分でやってほしい)m(__)mそもそも、ラ
さて、10月から3月に退職したテニススクールに復帰した訳ですが、予想はしていましたが、代行レッスン、頼まれまくりです。(;^_^A9月に中旬に復帰が決まったその日に、10月の代行レッスンを頼まれた話しは以前にこのブログでしましたが、その後も何かにつけて頼まれる。出勤する日に代行頼まれるのは、店を休みにしているので全然問題ないのですが、それ以外の日は調整が必要になる。「スミマセン、来月の土曜日代行お願いできますか、9時からのレッスンと10時半からのレッスンです」と言われると、お店を開け
皆さんが通うテニススクールには、レギュラーレッスンがお休みで、特別レッスン行うとか、施設点検、あるいはテニスコーチの研修をやる日があるのではないでしょうか。レギュラーレッスンがお休みになるケースは、私の勤務先は月の5週目が必ずレッスンが休みになりますが、スクールによっては、5週目も関係なくレッスンを行うところもあります。そういうスクールでも、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、又はスクールの都合により休館日になりレッスンがお休みとなりました。いずれにしても、たまにはレギュラーレッスンがお
実は、私のブログの初期の頃に書いた事があったのですが、これもテニススクールアルアルな話だと思います。「◯◯コーチには、フォアハンドこう教わったけど、✕✕コーチにはこう教わった」「私のクラスの担当コーチはこう教えてくれたけど、振替に行ったら違う教え方をされた」テニススクールに通われている方なら、こう言う経験があるのではないでしょうか。テニスコーチによって教え方が違う。Σ(゚ロ゚ノ)ノしかし、私からしてみるとそれは当然であり、それが原因で大きなトラブルになったこともなく、苦情になったこと
今回のテーマは、よくYouTubeで現役テニスコーチがテーマとして動画をアップしているモノで、5選だったり7選だったり、テニスコーチも若手からベテランまでいて様々で、私も長年テニスコーチをしているので、書いてみたいと思った次第です。面白いのは、各コーチが上げている5選だったり7選だったりは、ほとんど重なる事はなく、意見が様々で、私から見てもそう言う考えもあるのか、と思わさせるモノでした。さて、私が掲げる上手くなるポイントは、これが出来るとか、出来ないとかスキル的なモノではなく、男とか
今回のテーマは、少し前にバックハンドについてコメントを頂いた際に話題となった話です。当初、書こうかどうしようが迷いました。二人とも引退してかなりの年月が経ち、リアルタイムで見ていた方は、かなり少なくなってしまったと思うのですが、こんな話が出来るテニスコーチもあまりいない、また、私もほっとけばテニスの話を全然しないので、あえて書かせて頂く事としました。ジョン・マッケンローとイワン・レンドルのバックハンドが、何故そのコメントを頂いた際に話題になったかと言うと、二人はグリップが同じバックハン
自宅でガットを張る方を、ホームストリンガーと言いますが、自分でガット張りをした方が得だなぁ、と思わせる方が多い印象を受けます。ガットの張り代は1500円ブラスアルファが多いですが、、ラケットを買った店で張れば700円とか、あるいはガット張りに定評がある店なんかだと逆に2000円以上したり、ガット代と合わせると3000円から5000円と言ったところではないでしょうか。3ヵ月や6ヵ月に一度の張り替えなら、さほどではないと思いますが、中には月に一度はガットを切ってしまう、と言う人も珍しくありませ
以前に、ホストと兼業でテニスコーチをしている人の話をしたことがありましたが、他の職業と兼業でテニスコーチをしているケースはたくさんありました。料理人とテニスコーチ、塾講師とテニスコーチ。いや、テニスコーチの合間にホストや料理人、塾講師をやっていた、と言った方が良いか。他にも他の業種の社長でテニスコーチ、私はガット張りショップ兼業テニスコーチ。そして、今勤務しているテニススクールには、芸人とテニスコーチを兼業しているコーチがいます。ちゃんと事務所に所属していて、定期的にライブをしている
今回のテーマは、ある日本人プレーヤーのプロがYouTubeの動画で、日本で開催されるJOPの大会や、国際トーナメント、全日本選手権などの大会に、観客が少ないことを嘆いていて、「もう日本でテニスはオワコンだ、残念だ」(オワコンとは終わったコンテンツと言う意味)「錦織が出ていたジャパンオープンなどはたくさん集まるけど、我々がテニスをしても誰も観に来ない」まあ、私でも出ていたJOP大会に観客がいないのは当たり前かもしれませんが。日本で開催される国際大会は、ジャパンオープンや東レパンパシ
私の個人的な好みから、ポリエステルのガットばかり紹介してきましたが、テニスコーチと言う立場でもあるので、ナイロンガットの話もしてみたい。思えば自分のテニスの歴で、ナイロンガットはポリよりもずっと使用歴が長いので、たくさん話が出来るハズ。また、プレースタイルとガットはリンクする、と言う先日書いたブログのように、人によってはナイロンガットが良いケースもたくさん有りますから。まず、ナイロンと一口に言っても、様々な種類があります。ポリエステルのガットが、モノと言う単一芯の構造一択なのに対して、
今回のテーマは、Xに投稿された話から書きたいと思います。平日の昼の初級や中級クラスの方が、振替でナイターや土日の初級中級に振替した時、あまりのレベル差に驚いた、同じ初級、中級であるにも関わらずレベルが違い過ぎるため、振り替えてもついて行けるよう別のテニススクールに通い始めたと言う話でした。これはテニススクールに通われている方なら、経験した方が多いのではないでしょうか。まず、テニススクールでは初級中級が、平日とナイター土日ではレベル差があるのは普通と言えるでしょう。平日は主婦を中心とした
「サーブの原理その38」~で、(本当の意味の)「レッグ・ドライブ」について考察しており、特に「サーブの原理その39」のなかで、僕は次のように説明しています。単純に考えると、背骨を中心として、左右の腰椎がクルッと回転することが望ましいわけですから、右足の股関節で右の腰椎を前に押し出すようにすれば手っ取り早い。つまり、右足で前に踏み出すような形にすればよい、ということになってしまいます。現に、プラットホーム・タイプで、かつ左足が地面から離れない──ジャンプしないサーブの人
少し前にブログで書いた、「クセが強いテニスをする人」で紹介した生徒さん、先日初めて私のクラスに、レッスンを受けにいらっしゃいました。レッスン前に、改めて確認したところ、「しっかり、一からテニスを習いたいんだ」とのこと。実は、この生徒さんと日頃テニスをしている私の昔からの生徒さんがいて、「◯◯さん、一からにテニス習いたいって突然言いだしたんだ」「今度、おやじテニスコーチさんのところへ行くと思うよ」恐らく、何かキッカケがあったのだと想像出来ますが、今度聞いてみたい。実際にボール
テニスコーチは30年近くやってきましたが、ガット張りのショップは、まだ半人前。私が店を継いで半年、失敗は必ずするだろうな、と思っていましたが、今回は本当に痛い失敗(×_×)、の話をしたい。今回のガット張りの失敗とは、ガットが硬すぎるとか緩すぎる、すぐ緩むなど見た目には分からず、使ってみて分かるモノではなく、見てわかるモノ。ガットのウネウネが飛んでいるメトバシとか、ラケットにキズがあるとか見てわかるモノ。「これ、どうなってるんだーー😠」と、後で店に怒鳴りこまれても文句が言えない失
今まで、テニスコーチについてブラックなケースをたくさん書いてきましたが、アメブロの中にも勤務するテニススクールに対してブラックな話や、最近はYouTuberでもテニススクール、テニスコーチのブラックな裏話をする動画があり、複数のテニススクールを、経由してきた私としてもその話を書いてみたい。考えてみれば、1000回に近づいてきた私のブログでも、テニススクールがブラックな話をしていませんでしたね。いや、たくさんしていた、かもしれましたが私自身がブラックと感じていなかったかもしれません。テニ
これもテニスコーチの方のブログを読んで、共感したものです。生徒さんの名前を覚える、シンプルな事ですが、実はなかなか厄介な事なのです。理想はレッスン前に全員の名前を暗記するのがよいのですが、ニクラス、三クラスやらなければならないとなると難しい(-_-;)。自分の担当クラスなどは時間が経てば大丈夫になりますが、受け持った最初こ頃とか、代行レッスンの時などは当然名前が分かりません。、そんな時は以前は、紙に名前を書いてポケットにいれていたのですが、これだと、ボール出しの最中に何かアドバイスし
ホントにテニスって難しい。だから何年やっても飽きないし、テニススクールがたくさんあって、私のようなテニスコーチが書くブログを多くの方に読んでもらえる。と言うことで、前回だけでは書き足らず、「テニスはなぜ難しいのか」試合編になりました。(^-^)v前回の復習をしてみると、①ツールを二つ使う。ボールとラケットです。②その2つのツールが厄介ラケットは長くて重く、ボールは硬くて重い。③それぞれのスキルが独立している。フォアハンド、バックハンド、ボレー、サーブにスキルの関連性
先日、ビーチテニスのサーブをテニス界のレジェンド、宮村さんに見て頂きました。写真真ん中がミヤムラリゾートテニス代表の宮村宏さん。ミヤムラテニスミヤムラリゾートテニス宮村宏のテニスコースパワーーテニスDVDビデオ宮村美紀プロ指導が受けられるコースあり、忍野八海の近くのテニスコートmiyamura-resort-tennis.com写真左の郷田選手が宮村さんと古くからのお知り合い..アメリカで知り合い、郷田選手は日本帰国時にミヤムラテニスクラブでテニスコーチもしていたそうです。「宮
皆さん、テニスがある程度出来るようになるとダブルスをプレーするのが一番楽しく感じると思います。「練習時間に比例するテニスレベル」とは。私は、公営コートで週に何回かテニスをします。それは、プライベートのレッスンだったり、テニスコーチとして研鑽を磨くために自分の練習だったりですが、そうすると勤務先のテニススクールの生徒さんが、となりのコート、また見えるところのコートでテニスをしているケースに出会う事が時々あるのです。その様子を見ていて感じたことが、今回のテーマなのです。初中級レベルの生徒
久しぶりに、テニスが完璧に近いくらい出来る生徒さんに出会いました。ストローク、ボレー、サーブに見た目問題なし。本人に不得意なところを聞いてみないと、何に問題があるか分からないくらい。テニススクールの上級クラスには、時としてこういこう言う方がいらっしゃいますが、必ず本人に確認します。「ご自身が、苦手と感じるショットは何でしようか」「フォアハンドです」これも、共通している。見た目、物凄く上手い人は苦手なショットは大概フォアハンドと答えます。「フォームが固まらない、こねるように打ってし
今回のテーマは、もしかしたらご批判を受けるかもしれません。年が明けて、早くも新春入会キャンペーンが始まりました。状況が微妙なので、人が集まるかどうかわかりませんが、昨年からの流れがそのままなら、ある程度人が集まることが予想されます。さて、今回のテーマですが、最近スクールがどのクラスも定員一杯になってきたため、いきなり入会したい、と言われることも少なからずありますが、基本的には。入会前には体験レッスンを受けてもらっています。これは、入会を希望される生徒さんが入ろうとするクラスの雰囲気やス
少し前のブログで、テニスはオワコンではない、とハッキリ言いましたが、心配がない訳ではありません。(オワコンとは終わったコンテンツと言う意味)前にも書きましたが、私がテニスコーチになったときよりスクール生の平均年齢が上がっています。私がテニスコーチになった頃の平均年齢は30代。20代の生徒さんもたくさんいましたが、今は30代も20代も少数。一番多いのが50代、40代と60代か同じくらいで、現在のスクール生の平均年齢は50代。このまま平均年齢が上昇していくと、テニススクールは将来減ってく