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「シュテムターン」の中の「山開きシュテム」の中の④Aaタイプこれが更に更に3通りあるというのですからもはやミクロの世界ですねある数学の先生に言わせると「108のシュテムターン」というほど分けることができるとのことですさて更に更に3通りとは内足を閉じるタイミングの違いによるものですこれは今までのパターンと同じく斜度、雪質、習熟度に寄って変わりますまず⑧「6時よせ」山開らいて外足加重したらターン後半時計の6時の所で完全に外に乗れて内足が軽くなり引き寄せられ
この二つはターン前半の板の操作の仕方を表しています「先落とし」まず先とはスキー板のトップの別名です落とすとはフォールラインに移動させる事このことから先落としとはターン前半板のトップをフォールラインに向けて行く操作の事を言います先落としをすると谷回り(ターン前半)でのずらし量が少なくなり、スピードが出てターン弧が浅くなります緩斜面などでスピードを出したい時や弧の浅い縦コブに板を合わせて行きたい時などに使います別名縦に落とす縦に向かせる縦に行く
11で述べた様にシュテムとは制動の意味のドイツ語ですhttp://s.ameblo.jp/takanamitaichi1230/entry-12107488435.html?frm=themeそしてシュテム動作とはテールだけを開いたり閉じたりする運動の事でありましたシュテムボーゲンと片プルークができた人は「シュテムターン」に進みます何故ならばプルークボーゲンのまま斜度のあるところで滑ると抵抗が大きく足が疲れますし、外股関節が痛くなるからです大きいハの字と小さい
足周りが出来てきたら指導は上半身の使い方に移ります外傾や内傾の他に腰から上の捻り方にもバリエーションがありますまず「正対」(せいたい)とはシンプルにトップの向いている方向に胸やゼッケン番号を向けた姿勢の事ですよく正体と書きそうになりますが気をつけましょう覚え方→「正」しく板に「対」する大回りの時の体の向きですシンプルゆえに外からの強い力などに耐えられる姿勢と言えます次に「内向」(ないこう)とはトップの向いている方向に対して胸やゼッケン番号をターン内側に向
ではここで「プルーク」の説明に入ります※プルークとは鋤と言う意味のドイツ語普通鋤と言うとパスタを食べるフォークのでかいのが思い浮かびますがここでは飼葉を捌く牡牛の角のような二本刃のものをイメージしてもらうと良いでしょうさすまたのような感じですね日本語ではハの字又は八の字と呼ばれていますトップをくっ付けておきながらテールだけを開くと板が三角形に位置し、抵抗が増えるので制動を掛ける事ができますこのハの字のまま直滑降することを「プルークファーレン」
シュテムターンが出来た頃からパラレルターンへのアプローチが始まりますパラレルターンを習得するにあたり知っておくと良いのが「インエッジ」「アウトエッジ」の概念です※エッジとは刃端を表す英語ここではスキー板の両側に付いている硬い雪を切ったり削ったりする為にある金属製の部品を言う別名カドパラレルターンについては21で後述しますhttp://s.ameblo.jp/takanamitaichi1230/entry-12120744328.html?frm=theme「イン
用語解説というよりかはテクニックの解説になります19でX脚の話が出ましたがちゃんと解消法がありますここで声を大にして言いたいのは「外足加重が強まれば内足が自然に返ってくる」「シュテムターンで急斜面を滑っていれば内足が自然に返るようになる」と言う言い方これは大嘘ですきちんと内足の操作を練習しなければいつまで経っても内膝が返ってパラレルの完成にはなりません「自然に」X脚が治れば指導者も生徒さんもこんなに苦労はしないのです正しい練習をしてきちんとシュテムからパラレル
この二つは余り聞き慣れないと思いますまず「シュテムファーレン」ですが前回のプルークファーレンとプルークボーゲンができた人が次にやる動きです「直滑降」が足を揃えて真っ直ぐ滑る運動であり「プルークファーレン」が板をハの字にして真っ直ぐ滑る運動でしたこの二つを組み合わせたものが「シュテムファーレン」です要領としては足を揃えた直滑降でスタートし、テールだけを開いたり閉じたりします※シュテムとは制動の意味のドイツ語このトップをくっ付けたままテールだけを開いたり閉じたり
コブは正に千差万別同じコブは一つも無いと言えますが出来方、形状、雪質に寄って幾つかに分類できます①作ったコブショートポールや枝、ブラシなどを等間隔に立てて滑ると出来るコブの事です形や間隔が整っているので整地小回りが出来た方のコブの入門に最適です別名人工コブ対義語自然コブショートポールについては後述します②縦コブターン弧が浅く、またターンスピードが早いスキーヤーが滑ると出来るコブの事です別名モーグルコブ溝コブラインコブ縦系細かい奴③回すコブ比較
ではこの角付けはどの様に利用出来るのでしょうか通常、斜面斜滑降方向に立つと斜度に関わらず人間は三半規管によって水平を作ろうとしますこの時板に注目してみると山足に荷重が乗り、両山エッジが立っている状態である事が分かりますこれが停止状態ですこの停止状態からやや腰と膝を谷足側に移動させて行くと板がフラットに近づくのでエッジが外れ、そのまま体と板は斜滑降方向に向きながらもスキーヤーはフォールラインに落下を始めますこの運動が「横滑り」と呼ばれるものです別名デラパージ
4「ターン前半」「ターン後半」でも触れましたがhttp://s.ameblo.jp/takanamitaichi1230/entry-12104904373.html?frm=themeターンを一つの円弧として見た時加重のタイミングやシュテムの閉じるタイミングなどを細かく説明するに当たってターンを6等分し、「時計」に例えることが多くありますつまり右ターンに於いては板が斜滑降方向に向いているスタートの所を12時とし、谷回りを終えて板がフォールラインに向いた所を3時
4回目の今日は「ターン前半」「ターン後半」ですまず「ターン前半」とは斜滑降方向に滑り始めてターンを開始した後体とスキーの向きがフォールラインに向かうまでの間を指します別名谷回り又は時計の12時から3時(反時計の12時から9時)また、この斜滑降方向に進んでいる板や体をフォールライン方向に向かわせ始めた瞬間の事をターンの始動、起点、開始、入口、始まり、きっかけ、スタートと言います↑①ターン前半次に「ターン後半」とはフォールラインに向いている状態からターン
用語2は「外足」「内足」ですさて1で言ったようにターンには大雑把に右と左がありましたそれを更に分解してみると実は二本の線が現れてきますこれはスキーヤーの足が二本あるからですターンは円又は楕円の軌跡を描いていますので中心があり、中心寄りは内、中心から離れた側は外となっていますよって、右ターン時左足が外足、右足が内足となります反対に左ターン時は右足が外足、左足が内足となります一つのターンの終わりはどこかと言うと「体の向きが180度変わった位置」ですターンとターンを
「雪質」と書いてなぜかゆきしつと読みます雪面(せつめん)雪温(せつおん)と来たらせつしつの気がするのですが雪質だけは慣習として湯桶読みをするようですさて、雪の上を滑るスキーですので雪の性質を把握する事も大事ですね前日の天気、その日の天気、気温、湿度、日当たり、圧雪の度合い等により雪質は様々に変化しますその時々に合わせた滑りを適切に選択すればスムーズに斜面を降りる事ができるでしょう雪は降ってくる物と地面にある物で分かれますがここでは地面にある雪を中心に季節を
ちょっと50を境に細かい所は飛ばして先にコブの説明に行きます「コブ」とはスキーヤーが同じ所を何度もターンしながら滑る事に寄って雪が掘れて削れてまたは退かした雪が溜まって出来た地形の事を言います別名ギャップでっぱり地形この内、特に掘れて削れた結果出来た地形の事をラインコブ溝コブ掘れたコブ(広義の)ラインと呼びます対して退かした雪が溜まって出来た地形の事をお椀コブ自然コブ本当のコブ溜まったコブと呼びます不整地と言うと大抵このコブが有りますので
今回からは肩書きを単なる「スキー指導員」としましたまだスキー技術に関して伝えきれていない事がありますのでどうぞ皆様よろしくお願いしますm(__)mさて、去年の引き続きから再開です「ジャンプターン」とはこれは呼んで字の如くジャンプして方向転換する事を言います※ジャンプとは跳躍を意味する英語順番が前後しましたが本当は61にて解説したテールジャンプの導入などで行うものですhttp://s.ameblo.jp/takanamitaichi1230/entry-1216029
私はわざわざレッスン中に専門用語を使う必要は無いと思ってるのですが準正指など目指す人はそうは行きませんね「迎え角」とはスキーヤー本体が進んでいく方向を0度(縦)とした時、それに対して何度ほどスキー板が横を向いているかと言う尺度の事です真下横滑りを例に取るとスキーヤー本体が向かっていくフォールラインを0度とした時それに対して板は斜滑降方向を向いているので迎え角90度であると言えます同じ運動の中で直滑降するならば迎え角は0度です斜滑降にしてもただシャーッと滑ってい
「グリュニゲンターン」とは切替時に次のターンの外足(山足)を持ち上げ、内足(谷足)一本で谷回りに入って行くターンの事です※スイスのスキー選手大回転の覇者ミヒャエル・フォン・グリュニゲンの流れるように内足から落として行く滑りをターン技法、指導法として取り入れたもの遠心力を利用した実践的な滑りなのである程度のスピードが必要です【滑り方】1.中腰直滑降でスタート2.この時点でターンする方向と外足を決めておきます3.外足荷重を確認しながらプレターン4.谷足荷重の斜滑降へ接
検定に於いて斜度の次に設定されるのがこの雪面状況ですまず「整地」とは圧雪車が通り、綺麗にフラットに整えられた雪面状況の事です朝イチや人が少ない時、専用に区切られている時、降雪量が少ない時などに出会えます別名ピステオンピステフラットバーングルーミングバーン圧雪バーンパックされたバーン※ピステとは整備されたスキー用の滑走路を意味するドイツ語※フラットとは平坦を意味する英語※グルーミングとは毛づくろいを意味する英語※パックとは詰め込むを意味す
インストラクターのブログなのに技術論が載ってないのは不毛な気がするので、、技術論を連載します!(´▽`)ノ構成としては1章:スキー技術用語の定義と解説2章:スキー指導用語の定義と解説3章:スキー指導の実際4章:実用スキー術と考えていますまずは技術用語の解説、定義から1は「右ターン」「左ターン」よく言われますがいざ斜面に立つとあれ?て状況がありますよねこの混乱は連続ターンの際体の向きが次々と変わるから起こります分かりづらいので私は説明する時右ターンは「
「ゲレシュプ」とはゲレンデシュプルングの略です※跳躍を意味するドイツ語規定のコース内に設けた小さなジャンプ台、それを跳ぶ事及び跳んだ時の飛距離や飛型を見る事の総称を言います類義語ポコジャンちょいジャンワンメイクエア跳び素抜けジャンプ台を特に「ゲレシュプ台」と言う事もありますスキーが今のように細分化、専門化する前は走る、滑る、跳ぶを全てこなせる事がスキーヤーに求められていました検定種目にあったのはその頃の名残ですしかし中回りのように種目から無くなっても
ここで一旦技術的な事から離れてレッスン中によく出る用語の解説に行きましょうスキーをする斜面はその斜度によって分類されています最大斜度と平均斜度とありますが大体平均斜度を目安にすると良いでしょう「斜度」とは水平面を0度とした時にそれに対してどの位その地面が傾いているかを測る尺度の事です別名角度傾斜角建築用の斜度計(スラント)やスマホのアプリで測る事ができます「斜面」とは水平面に対して傾いている所を呼びます別名坂勾配スロープ①全く斜度の無いあるいは