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私はわざわざレッスン中に専門用語を使う必要は無いと思ってるのですが準正指など目指す人はそうは行きませんね「迎え角」とはスキーヤー本体が進んでいく方向を0度(縦)とした時、それに対して何度ほどスキー板が横を向いているかと言う尺度の事です真下横滑りを例に取るとスキーヤー本体が向かっていくフォールラインを0度とした時それに対して板は斜滑降方向を向いているので迎え角90度であると言えます同じ運動の中で直滑降するならば迎え角は0度です斜滑降にしてもただシャーッと滑ってい
教程や種目から無くなりましたが未だレッスンで使う言葉を拾っていきます「テールコントロール」とはテールを多く動かし、ずらしによりスピードをコントロールする制動の操作を言います別名テール操作テール制御セーフティー制動については用語8を参照下さいhttps://ameblo.jp/takanamitaichi1230/entry-12106320277.html急斜面やアイスでは制動(ブレーキ)を掛けないとどんどんとスピードが増していきますそこでカカト荷重にし、テール圧を強
ではここで「プルーク」の説明に入ります※プルークとは鋤と言う意味のドイツ語普通鋤と言うとパスタを食べるフォークのでかいのが思い浮かびますがここでは飼葉を捌く牡牛の角のような二本刃のものをイメージしてもらうと良いでしょうさすまたのような感じですね日本語ではハの字又は八の字と呼ばれていますトップをくっ付けておきながらテールだけを開くと板が三角形に位置し、抵抗が増えるので制動を掛ける事ができますこのハの字のまま直滑降することを「プルークファーレン」
ここで一旦技術的な事から離れてレッスン中によく出る用語の解説に行きましょうスキーをする斜面はその斜度によって分類されています最大斜度と平均斜度とありますが大体平均斜度を目安にすると良いでしょう「斜度」とは水平面を0度とした時にそれに対してどの位その地面が傾いているかを測る尺度の事です別名角度傾斜角建築用の斜度計(スラント)やスマホのアプリで測る事ができます「斜面」とは水平面に対して傾いている所を呼びます別名坂勾配スロープ①全く斜度の無いあるいは
「グリュニゲンターン」とは切替時に次のターンの外足(山足)を持ち上げ、内足(谷足)一本で谷回りに入って行くターンの事です※スイスのスキー選手大回転の覇者ミヒャエル・フォン・グリュニゲンの流れるように内足から落として行く滑りをターン技法、指導法として取り入れたもの遠心力を利用した実践的な滑りなのである程度のスピードが必要です【滑り方】1.中腰直滑降でスタート2.この時点でターンする方向と外足を決めておきます3.外足荷重を確認しながらプレターン4.谷足荷重の斜滑降へ接
検定に於いて斜度の次に設定されるのがこの雪面状況ですまず「整地」とは圧雪車が通り、綺麗にフラットに整えられた雪面状況の事です朝イチや人が少ない時、専用に区切られている時、降雪量が少ない時などに出会えます別名ピステオンピステフラットバーングルーミングバーン圧雪バーンパックされたバーン※ピステとは整備されたスキー用の滑走路を意味するドイツ語※フラットとは平坦を意味する英語※グルーミングとは毛づくろいを意味する英語※パックとは詰め込むを意味す
この二つはターン前半の板の操作の仕方を表しています「先落とし」まず先とはスキー板のトップの別名です落とすとはフォールラインに移動させる事このことから先落としとはターン前半板のトップをフォールラインに向けて行く操作の事を言います先落としをすると谷回り(ターン前半)でのずらし量が少なくなり、スピードが出てターン弧が浅くなります緩斜面などでスピードを出したい時や弧の浅い縦コブに板を合わせて行きたい時などに使います別名縦に落とす縦に向かせる縦に行く
用語2は「外足」「内足」ですさて1で言ったようにターンには大雑把に右と左がありましたそれを更に分解してみると実は二本の線が現れてきますこれはスキーヤーの足が二本あるからですターンは円又は楕円の軌跡を描いていますので中心があり、中心寄りは内、中心から離れた側は外となっていますよって、右ターン時左足が外足、右足が内足となります反対に左ターン時は右足が外足、左足が内足となります一つのターンの終わりはどこかと言うと「体の向きが180度変わった位置」ですターンとターンを