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MahavishnuOrchestra/BirdOfFireマハヴィシュヌ・オーケストラ/火の鳥1972年リリース◆ジョン・マクラフリンのギターが冴えるジャズロックの最高傑作!◆インドの三大神のひとつヴィシュヌ神にちなみ、法名で最高級の品格を表すマハヴィシュヌ=偉大なるヴィシュヌ神と名にしたグループ、マハヴィシュヌ・オーケストラのセカンドアルバム。そのアルバムは前作の『内に秘めた炎』から、様々なフェスティバルやツアーを経て、グループアンサンブルとしての密度や精度が増した驚愕
KingCrimson/Lizardキング・クリムゾン/リザード1970年リリース◆透明感のあるメロトロンのサウンドが美しくも儚い新メンバーで挑んだサードアルバム◆離合集散を繰り返すプログレッシヴロックシーンにおいて、キング・クリムゾンほどメンバーが毎回代わり、アルバム制作がひとつのプロジェクトとなっているグループはほとんど無いだろう。ロック史上の残る大傑作『クリムゾン・キングの宮殿』で華々しくデビューしながらも、ツアー終了と同時に主要メンバーは脱退し、グループが一時瀕死の状態
2023年も早いものであっという間に師走。そろそろ恒例の今年購入した印象的なアルバムや曲をチョイスしなきゃなあと思い、振り返っているんですが、最近買ったアルバムも聴き込んでるところだし、まだ届いてないアルバムもあるので記事はもう暫く後になりそうです。しかし、前回MahavishnuOrchestraの記事書く為にCD引っ張り出したりしてたら、自然とジャズロックやフュージョン系のバンドを棚から掘り起こして聴いてることが増えました。それにまだ知らない音源を聴きたくてYouTube
HatfieldandtheNorth/HatfieldandtheNorthハットフィールド&ザ・ノース/ファースト1974年リリース◆英国然としたユーモア感覚と緻密に構築されたアンサンブルが絶妙なHF&N鮮烈のデビュー作◆スティーヴ・ミラー、フィル・ミラー、ピップ・パイル、リチャード・シンクレアらが中心となって活動していたデリヴァリーというR&Bグループに、ディヴ・スチュワートが加入したことで結成されたハットフィールド&ザ・ノースのデビューアルバム。そのサウンドは
SoftMachine/Thirdソフト・マシーン/サード1970年リリース◆後のグループの方向性を決定づけた理知的で野心的なジャズロックの最高傑作◆サックスのエルトン・ディーン、さらにキース・ティペット・グループのホーン・プレイヤーらを迎えて制作されたソフト・マシーンのサードアルバム。レコード2枚組となった本作は、1曲が18分以上になる4曲を収録しており、これまでのサイケデリックな音楽性から明確なジャズロック指向に変化し、あらゆるアイデアが詰め込まれた異形の楽曲となっている。
NHK-FMのジャズロック特集に挑戦状じゃああ!!←お爺ちゃんって何で「じゃああ!」って言うんだろう?(^^)「ファノン・ジャズロック特集」の選曲に勝てるか!?なんつってー!そもそも挑戦!と言いながら既に自分の方が上だという言い方になっちょる。厚かましい人(^^;当然ですが勝ち負けの問題ではない。でも、NHKFMのオンエアー曲を少し拝見させて頂きましたが、明らかな偏りと、昔からの定石通りが多過ぎて私的には面白みのない選曲でしたね。←言うね、この人笑(楽曲が良
Area/ArbeitMachtFrei(IlLavoroRendeLiberi)アレア/自由への叫び1973年リリース◆色気と力強さとスピード感が光る超絶技巧のイタリアンジャズロック◆鬼才、デメトリオ・ストラトスが率いるイタリアン・ジャズロックの金字塔であり、クランプレーベルの記念すべき第一弾としてリリースされたアレアのデビューアルバム。そのアルバムはデメトリオの強烈な個性のヴォーカルをはじめ、キレのある変拍子がもたらす緊張感、思わず唸りたくなる展開といった硬質に畳み