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この記事は「TARターネタバレ解説1」の続きです。この記事は「TARター」について、時系列にそって、自分なりの解釈を書いているものです。長いです!興味ある人だけ読んでください。ネタバレしています!ご注意ください。シャロン家に帰ると、ターのパートナーであるシャロン・グッドナウが心臓の薬が見当たらず、苦しんでいます。薬は、ターが持って行ってる。陰でそっと出して、「棚に落ちてた」とか言って渡します。この辺り、ターの自己中心性が見えちゃってますね。赤いバッグについて、ターは
TÁR(2022アメリカ)監督/脚本:トッド・フィールド製作:トッド・フィールド、スコット・ランバート、アレクサンドラ・ミルチャン撮影:フロリアン・ホーフマイスター編集:モニカ・ウィリー音楽:ヒドゥル・グドナドッティル出演:ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、ゾフィー・カウアー、ジュリアン・グローヴァー、アラン・コーデュナー、マーク・ストロング、シルヴィア・フローテ、アダム・ゴプニク「ター」、観れば観るほど深みにはまる、すごい映画でした!最初
監督:アルフォンソ・キュアロン主演:ケイト・ブランシェット、サシャ・バロン・コーエン、コディ・スミット=マクフィー、ケヴィン・クライン謎めいた届け物を発端に、人気ジャーナリストは自身の過去が暴かれる恐怖に襲われる。(公式)2024年製作光の魔術師とんでもないものを見せられ続けた1ヶ月間だった。ここまでのめり込んだドラマは久しぶり。アルフォンソ・キュアロンが、結局ただの天才だったという事を再確認しただけだった。グッと来た点①映画の魔法
この記事は「TARターネタバレ解説1」ならびに「TARターネタバレ解説2」の続きです。この記事は「TARター」について、時系列にそって、自分なりの解釈を書いているものです。あくまでも独自解釈なので、公式なものとは違う可能性があります。長いですが、この記事で完結になります。ラストまでネタバレしています!ご注意ください。動画の流出と炎上の始まりターが自作曲を完成させ、「FORPETRA」と書き込んだ時、クリスタに関して新たな状況が発生します。電話を受けて出かける時、ターはエ
来る5月14日は、ケイト・ブランシェットの55歳の誕生日です。(1969年5月14日生まれ)それを記念して、ケイト・ブランシェットの作品を紹介しています。(過去の投稿の再掲となります)『ベンジャミン・バトン数奇な人生』(2008)監督デヴィッド・フィンチャー共演ブラッド・ピット、ティルダ・スウィントン撮影クラウディオ・ミランダ【あらすじ】1918年、ニューオーリンズ。ある一組のカップルの間に男の子が産まれる。しかし、その赤ん坊は80歳の老人と見まがうほど奇異な容貌
この映画、僕にとっていろいろとお世話になってる作品だ。親抜きで行った初めての映画でもあるしエルフやらドワーフやらファンタジー検定5級ぐらいの知識も身についた、指輪がどうなるのか気になり過ぎて生まれて初めてマンガ以外の本も買ったしなんとか読破も出来た上にモルドールのオークのモノマネはレパートリーの一つになった。例
『指輪物語』三部作(6冊)は本棚にどっしり。3度の大整理でも残した。仕事が忙しく、育児や家事に追われながらも時間を見つけて読む時は、ファンタジーの世界、別世界でひと時を生きられた。読み過ぎると時間不足にアタフタになるけれど。もう1冊、4枚のトールキンの描いた絵地図と解説の本がセットの『トールキン〈中つ国〉地図『指輪物語』世界を旅する』も、映画のおかげでこれまで以上に楽しめそう。トールキンの『指輪物語』3部作のうちの第1部。「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」https://warne
監督トッド・フィールド製作トッド・フィールドスコット・ランバート原題Tar製作年2022年製作国アメリカ配給ギャガ上映時間158分STORY世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラ
「ゼロ・グラビティ」「ROMAローマ」のアルフォンソ・キュアロンが脚本・監督を手掛けた連続ドラマ。著名なジャーナリストのキャサリン(ケイト・ブランシェット)の手元に身に覚えのない書籍が届く。小説のようであるが登場人物が十数年前のキャサリン自身に酷似している。描かれた内容は夫にも伝えていない秘密だった…全7話。AppleTV+にて配信中。隠していた過去が暴かれる。このサスペンス要素は、被害者と加害者の対峙から始まり、信頼と疑念という家族のあり方にスライドしていく。観ている私たちは、被