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同じインディアンローズウッドでも材によって木目が全然違います。左の材は木目が広くて、右は狭いです。同じ材料屋さんで購入してもこれだけ違います。木口を見ると木目の広い方はやや追い柾でしょうか?狭い方はサイドの板厚にサンディングしてるので薄くて綺麗ですけど、この二つの材は根本的に違うようですね。同じ木ではないのでしょう。マーチンの場合はスタンダードは木目の広いのを使ってます。杢目の狭いのはカスタムモデルに使ってます。それだけ差があるのでしょうね。タッピングしてみ
前回の記事『自作エレキギター製作記録①ボディ製作~塗装』※ニケ代表のmaiさんより「読んでも読んでも終わらない、長い」と的確な指摘をいただきましたので、自作ギターの記事を①~③の3つに分けました。多少訂正や追記をし…ameblo.jp次は電装系(内部配線や電子部品)についてです。テレキャスターカスタムといえばフェンダーが本家なんですが、実はアベフトシ氏の愛機はテレキャスターカスタムを基にして別のメーカーが作っている改造モデルなんですね。そこで問題になってくるのは、本家のコントロール系統は
ギター生産工場ではどうやってんでしょうねぇ・・・やり方は誰に教わったわけでも無くて、今までやってきた積み重ねの自己流です。弦の位置を決める定規。スチューマックで買いました。等間隔ではなくて、弦と弦の間の間隔が同じになります。だから6弦と5弦は広くて1弦と2弦は狭く。定規は目盛りの間隔が微妙に違ってくるように作ってあります。で、最初に位置決めする時に、1弦の位置は少し中に寄せます。6弦は指板の端に近くても大丈夫。その方が弾きやすいと感じますが、この辺はプレーヤーの好みでし
前回の記事『自作エレキギター配線について①』間が空いてしまいましたが、前回の記事「自作エレキギター製作記録」の中で後日公開すると言っていた配線図を載せておきます。やはり手書きのちったない(※「汚い」の娘…ameblo.jp配線についての基本的な知識を得て、さらにジャズベースの配線が2ボリューム1トーンだということを突き止め、それを基に再度半田付けのやり直しをしたところ……しかし結果はフロントハムからはデカいノイズ、リアシングルは無音……また失敗…!どうやらジャズベースの配線をそのまま真似
ココボロ指板のストラトタイプ完成しました。前回はここまででしたが、ホイールナットの部分を作成。ピックアップもきれいに収まりました。全体像はこんな感じです。見た目は、普通のストラトタイプですが、特にストラトタイプを持ちなれた方が持つとビックリされると思います。メイプルボディは、実際かなりの重さです。肝心の音はというと、アンプを通さない生音が、かなりしっかりした音で出てきます。アンプを通すと、結構歪ませた音でも音の粒立ちがよく、一音一音が明確に聞き取れる感じです。メイプルボディの特徴か
GUITARCATALOGと言うサイトがあります。http://www.oldguitar.jp/catalog/catalog.htmこの中のZENONのページhttp://www.oldguitar.jp/catalog/zenon.htm現在リペア中のギターはZENONのラベルがあるのですが、ブランド名はGLORIA。なのでこの中にはありません。この中のW-400からW-500くらいの仕様かも知れません。こういうレアな機種は何がどうなってたのか不明な事が多いよう
皆様コンニチハ。遂に公開されましたねスターウォーズ!公開初日に観に行った友人曰く、過去の6作品よりも出来がいい!!!と絶賛でした。というわけで、今回のネタはスターウォーズとは全く関係ないところでギターのリフィニッシュです。re-finishことばの意味そのままに再塗装。私がギター製作に関わる作業の中で一番やりたくないと思っている作業がコチラになります。www塗装自体は楽しいのでキライではありません。ですが、塗装前に一度すでにのっている塗料を剥がさなければいけないそ
間が空いてしまいましたが、前回の記事「自作エレキギター製作記録」の中で後日公開すると言っていた配線図を載せておきます。やはり手書きのちったない(※「汚い」の娘語)イラストになってしまいましたがご容赦ください…本当は手書きなんてしたくなかったけど、ちょうど今PCが壊れているもので…。綺麗に書き直せる時が来たら再度アップさせていただきます。テレキャスターカスタムタイプ2Vol・1Tone配線図基にしたのはフライングVの配線です。ちなみにハイパスコンデンサーはSILVERMICA250
大変な幕開けとなってしまいました2024年。被災されました地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早く平穏が訪れますよう願っています。様々なことが思いとは違った方向へ向かってしまっている昨今、いったい311を含め、過去から学んだことはどこへ消えてしまったのだろうか?と思うことがあまりにも多いと感じます。この歪んだ力学が、どうにか破壊され健全に向かう事を願うばかりです。しかしながら今年は米大統領選もあって前途多難な予感ですね…さて、気を取り直して今年も本業に専念して参ります。そうは言
こんにちは、ESPギタークラフト・アカデミーです。国内でも屈指のHR/HM系ギターメーカーのSCHECTERからの依頼による、ロックバンドFACTのKazukiさんのシグネイチャーモデルの製作記です。FACTのメンバーがESPギタークラフト・アカデミーの学生と一緒に実習教室で作業し、自身のモデルを自分で製作するというビックリ企画です。詳しいいきさつは第1回目のブログにあります。過去記事はコチラから↓↓FACTKazukiさんのギター製作1(製図編)FACTKazukiさんのギター製作
ご無沙汰してます…ちょっとイロイロとコミコミです。そして申告時期です。まーなんでこの高度経済衰退期にこんな全く生産性の無い、むしろマイナスとなる煩雑作業を国民総出で強いらされているのでしょうか..そうで無くても労働力不足な今、そりゃGDPも転落するわけです。ホント、クソです。でもあアレですね、新ルール、3千万まで無罪放免なんでしたっけって..アホかっ。と言うわけでいろいろ検討したのですが、誠に勝手ではありますが一般のお客様に関してはご新規のご依頼を3/15まで休止させていただくこと
こんばんは!さぁ!大詰めだ!とハカランダギターをみたところ、バックが割れていました><ここのところの寒さと乾燥で、材が収縮してしまったようです。ハカランダは割れやすいってよく聞きますが、粘りがなくて割れやすいんですね..辛いですが、オーダー主のおいちゃん様にご報告の上、リカバリーを進めます。まずは隙間に両面から瞬間接着剤を流し込みます。内側はサウンドホールから手を突っ込んでの作業なので、まったく見えない中手探りでの作業です💦サンディングしてハカランダ端材で□10mmの補強材(ク
こんばんは!すでに新年の挨拶には遅い感じがしますがあけましておめでとうございます。我が家からの初日の出はこんな感じでした。日が昇るまで外で待ってたんですが、めっちゃ寒かったので、諦めかけましたwさて、新年一発目の実験です◆バインディングリペアの実験樹脂バインディングは何で接着すればいいのか?ちょっと実験してみました。かなり接着力が弱いので、手感でランク付け<結果>強い順ですセメダイン3000ゴールド対衝撃用>>セルボン>タイトボンド=タイトボンドⅢ=エポキシ>
こんばんは!いつも使っているCO2レーザーなんですが木材やアクリル板には刻印出来るんですが金属にはそのままでは出来ないんです。↓こういったマーキング材を塗ってからレーザーマーキングすれば出来るんですが、お値段的に躊躇する金額です12オンスBLI101エアゾールブラックレーザーインク金属マーキング用CO2レーザーファイバーレーザーYAG耐久性パーマネントハイコントラストブリリアンスレーザーインクAmazon(アマゾン)11,674〜24,007円知ってはいたけど、
こんにちは。水島です。こちらは以前行なったフラットトップアコースティックギターのブリッジサドルを右利き用から左利き用に改造するというものです。元々空いていたサドルスロットをローズウッドで埋めます。埋めた材を削って、高さをあわせました。左利き用にオクターブピッチが合うように角度を調整してサドルスロットを掘りなおします。ブリッジが平面ではないので、固定の準備が面倒でしたが、写真のような方法でとりあえず何とかしました。無事溝がほれました。簡易的なリペアでしたが、言われなければ気が
カッティングシートに決まったので作業を進めていきます。まずはボディに貼るためにギターを分解します。(分解しなくてもできますがした方が楽です)この画像と同じ感じで大体大丈夫です。この作業はピックアップ(以下PU)を外した方が作業がとても簡単になるので外せる人はPUを外したほうがいいです。理由はあとで説明します。分解したらボディをシリコンオフやパーツクリーナーで脱脂していきます。(ボディに貼った時の粘着力をきれいにするため)ここですみませ
こんばんは!寒くなって来ましたねぇ我が家ではお風呂に入る時も浴室暖房を使っています。ただ、、数年前から浴室乾燥機の異音がすごく悪化して来ていまして、高周波の「キュッキュッ」と言うノイズが出て来ちゃってました。交換すると結構お値段がするので、我慢して使ってたんですが、耐えられないレベルになって来たので思い切って交換しました。とは言っても、業者に頼むと高価ですので本体だけ買って自分で交換します天井開口から頭を突っ込み配線とダクトを外して、結構簡単にはずせました外したユニットはこ
大変ご無沙汰してます。怒涛の3月が終わり、気がつけば4月ですね。いろいろありすぎて更新作業を二の次に対応してました。そう言えばご新規受付対応は一応再開していますが、相応のお時間頂くことをお願いしています。とりあえず、ここ最近の仕事いろいろです。追々詳細に触れようと思ってます。(画像:こんな仕事している工房です、と言う画像)
コンニチハ最近暖かくなってきましたね。もうすぐ本格的に春が到来です。そんな陽気に誘われてギターのノイズが気になり始めるのもこの時期ですよね。WWWというわけで今日のネタはノイズ対策です。最近はコントロールキャビティ内に新品の状態から電気を導通する黒い塗料が塗られているものも増えてきましたが、そういう処理がされていない楽器は処理をすることでノイズを軽減する事ができます。専用の導電塗料は結構お値段しますし、塗料の種類によって導電塗料自体の種類も適切な物を選ばなくてはいけません。