ブログ記事77件
心理カウンセラーの藤木ミホです。以前にインターネットの掲示板で、「毒親育ちが語り合う」という目的で進む対話を見たことがあります。その中で、大人になってから、「毒親に子供の頃から言われ続けてきたことをそのまま返してみた結果」という話をされた方がいました。今日のブログは、そのお話をご紹介したいと思います。そのような方々の生の声を知っていくことは、これからカウンセラーを目指す方にとって役立つと思います。毒親に子供の頃から言われ続けてきたことをそのまま返してみた結果
心理カウンセラーの藤木ミホです。「最近、体力が落ちてきて」「力仕事のバイトで、体力が上がった」このような会話をしたり、聞いたりしたことがあると思います。中学や高校では、体力測定という時間もありました。握力や跳躍力など、体力が数字となって出てきましたよね。文部科学省は、体力を次の2つがあると定義しています。・運動をするための体力(行動体力)・健康に生活するための体力(防衛体力)実は、心にも体力があります。人間は、体力だけで活動して
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーの方のブログなどを拝見させていただくと、多くの方がカウンセリングの感想を、「お客様の声」として掲載されています。また、クライアントとのツーショット写真や、LINE等のやりとりをブログなどに掲載している方も多くおられます。そのようなことから、これからカウンセラー開業を目指す方は、お客様の声が必要だと思われるかもしれません。ただ、これからカウンセラー開業を目指す方は、まだ何も実績がありません。当然ですが、お客様の声もありません
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。コーチングは、クライアントの目標達成をサポートするものと思われている方が非常に多いです。もちろん、間違いではないのですが、コーチングは目標達成するために行うだけではありません。なぜなら、クライアントの持つ目標の裏に、クライアントの痛みが見え隠れする事があるからです。例をあげます。次のイラストをご覧ください。◆無視された子の目的設定このイラストでは、子ども時代に無視された経験がある方が、
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングという言葉は知っている。でも、カウンセリングを受けたことはない。当然、カウンセリングで何を行っているかも知らない。そもそも、カウンセリングとは、メンタルが弱い人が受けるもの。また、カウンセリングとは、気が弱い人が受けるもの。カウンセリングに対して、このようなイメージを持っている方がまだまだ多いように思います。つまり、世間一般でのカウンセリングに対するイメージは、ネガティブなものになるのです。ですので、こ
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。「自分の人格はどのように出来てきたのか?」このような疑問を抱えているクライアントが、カウンセリングにお越しになることがあります。もう少し言うと、自分の人格は、・環境からの影響が大きいのか?・遺伝的な要因が大きいのか?ということです。これは、アジアや欧米を問わず、昔から疑問に思う方は多いようです。この疑問を解消しようと、1960年代のアメリカで、人格形成に大きく影響するのは、環境なの
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。先月、探偵ナイトスクープという番組を久しぶりに見ました。「グリーングリーンで泣く母」が印象的だったので、心理の世界と絡めて、私の仮説を少し書きたいなと思います。〇依頼「グリーングリーンで泣く母」依頼内容をかいつまんでお伝えすると次の通りです。*******************************福岡県在住の20歳代の女性が、母のことでお願いがあると依頼。母は「グリーングリーン」という
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。カウンセリングには、対人関係の問題がよく持ち込まれます。クライアントは、自分が抱えている対人関係の問題が解消すればいいというケースもあります。しかし、もし対人関係の問題が繰り返し起きているなら必要なことがあります。それは、クライアントは、自分自身のコミュニケーションパターンを見直したり、自分自身の在り方を見直したりする必要です。今日は、コミュニケーションパターンの見直し、在り方の見直しを援助するカウンセリン
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングを利用するのは、メソメソと泣き言を言う人。カウンセリングを利用するのは、甘えて生きる人。世間一般では、このようなイメージを持っている方が多いように思います。ところが実情は、カウンセリングを利用するクライアントとは、社会の中の頑張り屋さんだったり、普通以上に有能な方が多いのです。そんな方々に、ある日、ハイペースで仕事ができなくなる時がやってきます。頑張って疲れ切り、それでも自分を叱咤激励し、自分にムチ打ち、自分を責め
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーとして独立開業を考えたとき、ほとんどの方は、「何から始めればいいのか分からない」と迷うと思います。開業後に後悔しないためにも、事前にしっかり準備を整えることが大切です。そこで今日のブログは、カウンセラー開業をスムーズにスタートさせるための10個のチェックリストをご紹介します。もしカウンセラーとして活動を始めたものの、なかなか思うような成果を得られていない方は、ぜひチェックリストに取り組んでみてください。また、これから開業を目指
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座で学ぶことの一つに、「カウンセラーの視点」というものがあります。この視点を自分のものにすることで、カウンセリングの技術が効果的に活用できるようになります。「カウンセリングの技術を習ったけれど、うまく使えない」というご相談をいただくことがあります。その理由は、カウンセラーの視点をまだ体感できていないからだと思われます。カウンセラーの3つの視点かつて私は、カウンセラーの視点には、3つがあると教わり
心理カウンセラーの藤木ミホです。私は、長年カウンセラー養成の仕事をしてきたので、たくさんのカウンセラーを目指す方のご相談をお伺いをしてきました。その中で、「気後れして、なかなかカウンセラーへの道へと踏み出せない」というお話をたくさん聞いてきました。気後れしてとは、カウンセラーを目指して、活き活きと講座に参加する友達を見て、「いいなあ」とか、「羨ましいなあ」とか思うばかりという状態なのです。今日は、そのような足踏み状態の方に、よく私がお話する「羨ましい」という感情に隠れてい
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座で訓練をはじめると、「認知の歪み(にんちのゆがみ)」という言葉を頻繁に聞くようになります。たとえば、摂食障害の方で、実際にはすごくほっそりした体系なのに、「私は太っている」と認識している方がおられます。次の鏡のイラストのように、ほっそりした体型なのに、ぽっちゃりした体型に見えるとしたらそれは認知の歪みです。カウンセリングでは、この認知の歪みから、クライアントが脱していけるように援助します。その援助の方法の一つに、
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。目標達成や願望実現には、「顕在意識と潜在意識を一致させると良い」というように言われることがあります。そんなことがあるからか、「顕在意識と潜在意識を一致させるとは、どういうことですか?」と、時々ご質問をいただきます。主に自己啓発の世界で、「顕在意識と潜在意識を一致させると良い」という説明がされているようです。でもこの「顕在意識と潜在意識を一致させると良い」とは一体、どういう意味なのでしょうか?今日はそのこ
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。カウンセリングに持ち込まれるテーマの一つに、「困った人物が寄ってきてしんどいのです。」というものがあります。自己啓発セミナー的な言い方をすると「困った人を引き寄せてしまう」というテーマです。ご本人は、穏やかな日常や、希望に満ちた毎日を送りたいだけなのに、なぜかやっかいな人に次々絡まれてしまうというから大変です。刺激的な人間関係が欲しいわけではないし、好んで人とトラブルを起こしたいわけでもないのに、なぜ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングに対して、一般的にはまだまだ当たり前になっていないことがたくさんあります。そのうちの一つが、「心と身体はつながっている」という当たり前です。たとえば、腰が痛い、肩がこる、膝が痛い、などの症状を抱えた方が、一番にカウンセラーに相談するということはほとんどありません。このような身体症状が出ている時に、多くの方は次のように対処します。・病院に行く・自然に治るのを待つやはり、「心を見つめよう!」と思うことはほとんどな
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。カウンセラーとして仕事をしていると、主訴が何なのかよく分からないお話を伺うことがあります。カウンセリングに来られるクライアントには、困りごとがあったり、一人ではなんともならない心理的テーマがあるものです。しかし、明確な困りごとや心理的テーマがないお話を聴いたカウンセラーは、対応に頭を悩ませます。ただ、このようなケースは、これからカウンセラーを目指す方にはピンとこないかもしれませんよね。今日のブログは、その例
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。心理学の講座やカウンセリングの教室には、よく「腰痛持ち」「慢性的な肩こり」の方が参加されます。腰痛持ちの方は、あまりに痛いので病院に行って様々な検査をしてもさっぱり原因は不明で、仕方なしに対処療法的にマッサージに通っておられるケースが多いです。慢性的な肩こりの方は、肩がこるような事はしていないにも関わらず、いつも肩がガッチガチに硬いうえに、肩の痛みになれてマヒしてしまい、全く痛みを感じない状態であるという方が多
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングは、あらゆる人にとって身近なもの」このことは、カウンセラーを含め、カウンセラーを目指す方々は知っています。ところが、まだまだ多くの日本の人々は、「カウンセリングは自分には縁のないもの」という認識です。このギャップを埋めるために、ブログやSNSでの発信に取り組んでいるカウンセラーの方は多いでしょう。今日のブログは、そのようなカウンセラーやカウンセラーを目指す方のために一冊の本をご紹介します。「カウンセリングは暮
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。今日は、このマンガをネタに、「悪夢への対処方法」をお伝えします。心理カウンセラー(医師)の出てくるマンガです。いかがでしたでしょうか(´∀`*)途中「薬を処方しときますので」という表現があるのですが、心理カウンセラーは薬は処方できません。登場人物の心理カウンセラーは、医師でもあるので、薬を処方しています。〇夢にモンスターが出てくる意味たまに、私のもとに、悪夢に対してのカウンセリング依頼が
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングでは、心のエネルギーを使います。ですので、カウンセリングを受けた後のクライアントは、カウンセリングの後の独特の疲れを感じることがあります。運動不足の人が急にスポーツに取り組んで、筋肉痛になるような現象が心の世界でも起こるのです。カウンセリングを受け慣れているクライアントなら、カウンセリング後の過ごし方を自分なりに見つけておられることも多いです。しかし、初めてカウンセリングを受けたクライアントは、カウンセリング後の独特の疲