ブログ記事77件
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。今日は、「直面化」についてお届けします。直面化とは、クライアントが、逃避や防御をやめて、本来のテーマと向きあう事です。カウンセラーは、カウンセリングの場を安定させて、クライアントが自分のテーマと向き合いやすいよう整えます。しかし、カウンセリングの仕事をされる方なら、「問題の直面化をさけるクライアント」に何度も出会ったことがあるでしょう。カウンセリングの仕事について詳しくない方は、「え?
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方は、講座などで訓練を積んでいくと思います。その講座の訓練以外にも、将来のカウンセリングの仕事を見据え、自主的に訓練に取り組まれる方も多くおられます。私は、そんな方々に、「探偵ナイトスクープ」というテレビ番組の視聴をおすすめしています。ただ視聴するだけの受け身な方法と思われるかもしれませんが、確実にカウンセリングの仕事に役立ってくれるのです。そのようなことから、当ブログでは、これまでにも探偵ナイトスクープからの学び
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラー開業を目指している。」「でも、なかなか準備の時間がなくて、気がついたら時間だけが過ぎている。」カウンセラー開業を目指す方から、このようなご相談をいただくことがあります。忙しい、時間がないと言っているうちに、数カ月~1年くらいあっという間に過ぎるというお悩みです。その中には、数年間という時間が過ぎてしまっているというお悩みもあります。この状態を経験する方の多くが、「BIGSTEP」という考えをお持ちです。これ
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。私はカウンセラーを目指す方向けに、カウンセリング講座を開催しています。私の講座以外で指導を受けられたカウンセラーを目指す方や、新人カウンセラーさんから、いろいろとご質問を承ることがあります。その中で、よくあるご質問に、・クライアントが泣いたらどう対応すればいいんでしょうか?というものがあります。とても焦った雰囲気で、ご質問される方が多いです。ご質問くださる方々が参加された講座では、感情の発露や生
心理カウンセラーの藤木ミホです。以前にインターネットの掲示板で、「毒親育ちが語り合う」という目的で進む対話を見たことがあります。その中で、大人になってから、「毒親に子供の頃から言われ続けてきたことをそのまま返してみた結果」という話をされた方がいました。今日のブログは、そのお話をご紹介したいと思います。そのような方々の生の声を知っていくことは、これからカウンセラーを目指す方にとって役立つと思います。毒親に子供の頃から言われ続けてきたことをそのまま返してみた結果
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングに行くと、心の痛みが軽くなっていく」というイメージを持っている方が多いと思います。たしかにその通りなのですが、カウンセリングは、心の痛みを軽くすることだけを目的にしているわけではありません。カウンセリングでは、・心の痛みが教えてくれることを受け取る・心の痛みを資源(リソース)として捉えなおすなども行ないます。今日のブログは、そのことについて知ることが出来る、あるマンガの1シーンをご紹介したいと思います
心理カウンセラーの藤木ミホです。私は、小学生6年生の頃、学校の図書委員会に入っていました。図書委員には、本の貸し出しの係をやったり、本の整理をしたりという役割がありましたが、学校が購入する本を最初に読めるという特権がありました。読書好きな私にとって、図書委員はピッタリな活動でした。ただ、その中で、気にはなっているけれど、どうしても借りる気になれない本がありました。実はその本は、購入されて何年もたっているのに、私だけでなく、学校中の誰にも読まれたことがないピカピカのま
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。先日、このブログで、「絞首台の微笑み」について書きました。「絞首台の微笑み」とは、「絞首台の笑い」とも呼ばれる心理学用語です。※先日の記事につきましては、この記事の最後にリンクをご用意しています。クライアントが自身の辛い体験を語る時、「ニヤリ」といった感じで笑う現象を、「絞首台の微笑み」と言うのです。先日のブログでは、絞首台の微笑みについて、次の2つのようにお伝えしました。クライアントの快感回路のマヒ
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。心理学の用語の中に、「絞首台の笑い」「絞首台の微笑み」という言葉があります。もともとは、死刑を前にした囚人が、絞首台まで連れて来られた時に、「ニヤリ」と笑みを浮かべる様子を表した言葉です。この「絞首台の微笑み」は、カウンセリングの仕事をすると、カウンセラーは頻繁に目にする事になります。クライアントが、不幸な出来事、過酷な出来事を話す時に、その口元に非常に満足げな「ニヤリ」とした微笑みが、浮かぶことが
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座に参加すると、聴きなれない言葉を聴くことが多くなります。その中でも、「心のプロセス」という言葉をよく聴くようになります。プロセスとは、過程、経過の道筋という意味ですから、心のプロセスとは、「心の経過の道筋」ということができます。また、心のプロセスには、カウンセリングを受けることではじまる、「心の回復の経過の道筋」もあります。さらに、人が何かショックを受けるような出来事に遭遇したことではじまる、「出来事の消化の道筋」も
心理カウンセラーの藤木ミホです。年齢を理由に、カウンセラーとして活動したいという自分の思いに遠慮する方々がおられます。特に40歳代後半以上の方に多いように思います。その方々は、年齢を重ねることにマイナスイメージを感じておられるようです。しかし、カウンセリングの学習と訓練、そしてカウンセラーとして活動するにあたって、年齢を重ねたからこその利点がたくさんあります。その利点の一つに、「ライフタイム・エデュケーション」があります。ライフタイム・エデュケーションとは、ア
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。「自分の人格はどのように出来てきたのか?」このような疑問を抱えているクライアントが、カウンセリングにお越しになることがあります。もう少し言うと、自分の人格は、・環境からの影響が大きいのか?・遺伝的な要因が大きいのか?ということです。これは、アジアや欧米を問わず、昔から疑問に思う方は多いようです。この疑問を解消しようと、1960年代のアメリカで、人格形成に大きく影響するのは、環境なの
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングに寄せられるテーマに、「喪失体験」や「喪失感」というものがあります。ですので、カウンセラーを目指す方は、このテーマにも対応できる勉強をしておく必要があります。ただ、カウンセリングには、喪失体験や喪失感そのもののではなく、喪失体験や喪失感から派生する問題が寄せられることもよくあります。そこで今日のブログは、喪失体験や喪失感から派生する問題について少しお伝えしたいと思います。喪失体験、喪失感を描いたイラスト喪失体験
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。うつ傾向のクライアント、うつ病を持っているクライアントとの間で、ときどき話題にあがるのが「休み」についてです。「医師にもカウンセラーにも、ゆっくり休むように言われるけれど、どうやって休んでいいかわからない。」という内容です。「えっ?」と思われた方は、今現在、健康に暮らされているということです。ちなみに、かく言う私も、休み下手です。20代、30代は、つめっつめに仕事や用事を朝から晩まで詰め込んでおりまし