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心理カウンセラーの藤木ミホです。米国発祥の「NLP」という心理プログラムをご存じでしょうか?NLPは、コーチングの源流となった心理プログラムであり、問題解決や目標達成にとても効果的なスキルです。また、NLPは、カウンセリングやコーチングのスキルを感覚的に習得できるので、カウンセラー・コーチを目指す方に人気のプログラムです。そのNLPのスキルの一つに、「モデリング」というものがあります。モデリングは、カウンセリングの実力をつけるのに大いに役立ちます。今日のブログ
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラー開業を目指している。」「でも、なかなか準備の時間がなくて、気がついたら時間だけが過ぎている。」カウンセラー開業を目指す方から、このようなご相談をいただくことがあります。忙しい、時間がないと言っているうちに、数カ月~1年くらいあっという間に過ぎるというお悩みです。その中には、数年間という時間が過ぎてしまっているというお悩みもあります。この状態を経験する方の多くが、「BIGSTEP」という考えをお持ちです。これ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方は、講座などで訓練を積んでいくと思います。その講座の訓練以外にも、将来のカウンセリングの仕事を見据え、自主的に訓練に取り組まれる方も多くおられます。私は、そんな方々に、「探偵ナイトスクープ」というテレビ番組の視聴をおすすめしています。ただ視聴するだけの受け身な方法と思われるかもしれませんが、確実にカウンセリングの仕事に役立ってくれるのです。そのようなことから、当ブログでは、これまでにも探偵ナイトスクープからの学び
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座に参加すると、聴きなれない言葉を聴くことが多くなります。その中でも、「心のプロセス」という言葉をよく聴くようになります。プロセスとは、過程、経過の道筋という意味ですから、心のプロセスとは、「心の経過の道筋」ということができます。また、心のプロセスには、カウンセリングを受けることではじまる、「心の回復の経過の道筋」もあります。さらに、人が何かショックを受けるような出来事に遭遇したことではじまる、「出来事の消化の道筋」も
心理カウンセラーの藤木ミホです。年齢を理由に、カウンセラーとして活動したいという自分の思いに遠慮する方々がおられます。特に40歳代後半以上の方に多いように思います。その方々は、年齢を重ねることにマイナスイメージを感じておられるようです。しかし、カウンセリングの学習と訓練、そしてカウンセラーとして活動するにあたって、年齢を重ねたからこその利点がたくさんあります。その利点の一つに、「ライフタイム・エデュケーション」があります。ライフタイム・エデュケーションとは、ア
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングに行くと、心の痛みが軽くなっていく」というイメージを持っている方が多いと思います。たしかにその通りなのですが、カウンセリングは、心の痛みを軽くすることだけを目的にしているわけではありません。カウンセリングでは、・心の痛みが教えてくれることを受け取る・心の痛みを資源(リソース)として捉えなおすなども行ないます。今日のブログは、そのことについて知ることが出来る、あるマンガの1シーンをご紹介したいと思います
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングに寄せられるテーマに、「喪失体験」や「喪失感」というものがあります。ですので、カウンセラーを目指す方は、このテーマにも対応できる勉強をしておく必要があります。ただ、カウンセリングには、喪失体験や喪失感そのもののではなく、喪失体験や喪失感から派生する問題が寄せられることもよくあります。そこで今日のブログは、喪失体験や喪失感から派生する問題について少しお伝えしたいと思います。喪失体験、喪失感を描いたイラスト喪失体験
心理カウンセラーの藤木ミホです。当ブログは、カウンセラー開業を目指す方に多くお読みいただいております。カウンセラー開業にあたって大切な資源(リソース)の一つに、「柔軟性」が挙げられます。柔軟性をもう少し具体的にするなら、「上手くいかなかったら別のことをやってみる」と言えます。上手くいかなかったら別のことをやってみると聞くと、行動レベルのことに限定されているような気がすると思います。しかし、この言葉は、「思考」や「感情」レベルにも当てはまります。さらに、それ以前
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーは、いろいろな聴き方でクライアントの話をお聴きします。この聴き方は、カウンセリング手法によっても少しずつ違います。しかし、どのカウンセリング手法にも、「否定せずに聴く」という点は共通していると思います。カウンセリング講座などで、「否定せずに聴く」ということを教わった時、参加者の反応はそれぞれです。「私は、普段から否定せずに聴けているな。」という方もおられます。「私は、きつい否定はしたことないな。」
心理カウンセラーの藤木ミホです。私は、小学生6年生の頃、学校の図書委員会に入っていました。図書委員には、本の貸し出しの係をやったり、本の整理をしたりという役割がありましたが、学校が購入する本を最初に読めるという特権がありました。読書好きな私にとって、図書委員はピッタリな活動でした。ただ、その中で、気にはなっているけれど、どうしても借りる気になれない本がありました。実はその本は、購入されて何年もたっているのに、私だけでなく、学校中の誰にも読まれたことがないピカピカのま
心理カウンセラーの藤木ミホです。「自分の仕事にやりがいを感じたい」このように思う方は多いと思います。たとえば、パン屋さんを営む方なら、「地域の皆さんに美味しいパンを食べてもらうことが喜びだ」「お客様の美味しいという笑顔を見るのがやりがいだ」というような方は多いと思います。では、カウンセラーという仕事にはどのようなやりがいがあるのでしょうか?クライアントの幸せ?クライアントの笑顔?クライアントからの感謝?カウンセリングの仕事について
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングには、恋愛カウンセリングという分野があります。私の周りにも恋愛カウンセラーを目指していた方が何名かいました。ただ、恋愛と一言で言っても、その悩みの背景は人それぞれです。また、年齢によりその悩みの背景も変わってくるでしょう。たとえば、70代女性の恋愛相談と聞いたらどんなイメージを持つでしょうか?今日のブログは、そんな事例を、読売新聞の「人生案内」からご紹介していこうと思います。この事例は、恋愛関連だけでなく、高
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングの仕事をするにあたって、「大きな問題を抱えたクライアントが来たらどうしよう」という不安を感じる方がおられます。その不安は、カウンセリングの訓練を続けていくと解消できます。しかし、もしかするとその不安は、カウンセラー自身が「人間が備えている底力」を信頼していないことにより感じているのかもしれません。「人間が備えている底力?」そんなふうに思われるかもしれません。実は、どんな人にも、この底力は備わっています。この底
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーとして活動する前提に、「クライアントの幸せに貢献する」という方針を持つ方は多いのではないでしょうか?たしかに、クライアントが幸せになることは、カウンセリングによる一つの成果になると思います。ただ、「幸せの形は人それぞれ」という点を考えておくことも必要です。カウンセリングは、宗教や自己啓発セミナーとは違いますから、カウンセラーの考える幸せの定義にクライアントを導くことはありません。つまり、カウンセリングでは、「クライアントの
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方から、次のようなご質問をいただくことがあります。「心理学、カウンセリングの勉強以外で役立ったことは何ですか?」役立ったものは、たくさんあります。その中でも、私がカウンセリングの勉強以外で役立った「あること」を一つご紹介したいと思います。ちなみに、この「あること」は、今現在もカウンセリングにおいて、とても役立っています。児童文学今も役立っている「あること」とは、「児童文学」です。私は、小学生の
心理カウンセラーの藤木ミホです。「うつ病など、病気のカウンセリングを依頼されたらどうしよう。」カウンセラーを目指す方の中に、そんな不安を持つ方がおられます。その不安を詳しくお伺いすると、「うつ病を治してと言われても、できないから」という答えが返ってくることがあります。ただ、この心配は不要です。うつ病を治したい、治療を受けたいという方は、病院に行かれるからです。それよりも、カウンセリングに寄せられるのは、「うつ病によって顕在化した問題」です。さて、この「う
心理カウンセラーの藤木ミホです。当ブログでは、カウンセラーを目指す方が日常でできるカウンセリングの自主トレをいくつかご紹介してきました。今日のブログも、自主トレ方法を一つお伝えしたいと思います。今日お伝えする自主トレは、「この対話、カウンセラーならどうつなぐ?」というシミュレーションを行う方法です。ドラマや、漫画、あるいは日常で、何かうまくいかない会話や対話を見聞きすることってありますよね。そんな会話や対話がカウンセリングではじまったら、カウンセラーとしてどのような
心理カウンセラーの藤木ミホです。「大きな問題を抱えたクライアントが来たらどうしよう」カウンセラーを目指すとき、誰もが一度はこのような不安を感じると思います。その不安をカウンセリングの訓練過程で感じているだけの場合は、訓練を積み重ねていけば自然と解消されていきます。しかしその不安は、カウンセラー自身が、「そもそも人間が持っている力」を信頼していないために感じているのかもしれません。その力とは、「底力」「逆境を乗り越える力」「逆境をバネにする力」などです。火事場の
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラーって話を聴くだけでお金もらえるんでしょ?」カウンセラーの仕事に対して、このような誤解をされている方がいます。たしかに、カウンセラーの仕事はクライアントのお話を聴くことです。しかし、それはカウンセリングで行うことの一部分でしかありません。また、お話を聴くにしても、たくさんの聴き方があります。ですので、カウンセラーは、たくさんの聴き方の訓練と研究をしています。では、実際カウンセラーはどのような聴き方をしているので
心理カウンセラーの藤木ミホです。「人は、どのようなタイミングでカウンセリングを受けるのか?」カウンセラーを目指す方には、このことについて調べておくことをおすすめします。もちろん、定期的にカウンセリングを利用されている方もおられますが、現在の日本ではまだまだカウンセリングについて知らない方がほとんどです。だからこそ、人は、どんな時に、カウンセリングを受けることを思い立ち、実際に行動に移すのかということを調べておくことが大切なのです。それによって、ブログやホームページで
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方の悩みの一つに、「自己開示」についての悩みがあります。たとえば、次のようなことです。・ブログなどで自分について、どこまで何を開示したらいいのか?・カウンセリングを行う際に、どこまで何を開示したらいいのか?このように考えると、たしかに自己開示について悩んでしまいますよね。そこで今日のブログは、そうした悩みを解決するヒントとして、自己開示をテーマにお伝えしていきます。自己開示とは?/個人情報の開示につ
心理カウンセラーの藤木ミホです。米国発祥の「NLP」という心理プログラムをご存じでしょうか?NLPは、コーチングの源流となった心理プログラムであり、問題解決や目標達成にとても効果的です。また、NLPは、カウンセリングやコーチングのスキルを感覚的に習得できるので、カウンセラー・コーチを目指す方に人気のプログラムです。そのNLPのスキルの一つに、「モデリング」というものがあります。モデリングは、カウンセリングの実力をつけるのに大いに役立ちます。今日のブログは、この
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラーにとって、必要な資質とは何ですか?」というご質問をいただくことがあります。・やさしい心?・勉強熱心さ?・体力や健康?・柔軟性?もちろん、これらも大事です。しかし、これら以外に大事な資質があります。今日のブログは、特に民間カウンセラーとして開業を目指す方にとっての必要な資質、必要なのにあまり語られることのない資質についてご紹介します。※民間カウンセラーとは、国家資格や公的資格を持たずに、主に民
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーにとっては当たり前の用語ですが、まだまだ一般的にはひろまっていない言葉に、「共感疲労(きょうかんひろう)」というものがあります。簡単に言いますと、他者の悲しみや痛みに共感しすぎて、自分が疲れ切るという状態です。この共感疲労という言葉がカウンセラーにとって当たり前なのは、カウンセラー自身が過度の共感による疲労を抱え込むと、仕事が続かなくなることがあるからです。ですので、過度の共感をしがちな方は、カウンセラーの訓練課程で、カウンセリ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーとして仕事をしていくと、「居場所がない」という問題を抱えるクライアントに出会うことになります。居場所がないとは、家族、社会、職場、趣味のコミュニティなどの枠組みから外れていく心理的なパターンを指します。この居場所がないという問題に、カウンセラーが対応に困る点があります。その点とは、せっかく来られたクライアントが、カウンセリングという居場所、枠組みからも外れていこうとすることがあるのです。ですので、カウンセラーを目指す方は、
心理カウンセラーの藤木ミホです。今日のブログは、カウンセラー開業を目指す方に、「上手くいく人」のある共通点を一つお伝えしたいと思います。この共通点は、カウンセラー開業が上手くいく方だけでなく、カウンセリングの学習と訓練が上手く進む方の特徴でもあります。ですので、カウンセラー開業を成功させたいと思う方には、ぜひ知っていただきたいことです。では、その共通点とは何なのでしょうか?上手くいく方々は、ある言葉をあまり使用しません。ある言葉とは、「頑張る」という言葉です。
心理カウンセラーの藤木ミホです。虐待に関してのカウンセリングでは、過去に虐待を受けていたという出来事が問題になることはほとんどありません。虐待を受けたことにより、「脳や心に形成された癖やパターンが、現在の生活の支障となる」という問題でカウンセリングにお越しになることが多いのが実情です。ただ、虐待を受けたことで病気などを発症している場合や、日常生活が送れないくらいの症状の方は、民間カウンセリングを利用されることはほとんどありません。その理由は、病気や強い症状がある場合は、精
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングに頑張って通ったけれど、何も変わらないんですが・・・」もしもクライアントからこのような質問をされたら、どのように返答したらいいのでしょうか?そんなご質問をいただくことがあります。実際のところ、カウンセリングを何度繰り返しても、クライアントに何も変化が訪れないことがあります。しかし、そのような状況に対しての万能の返答方法は存在しません。そもそもこのような状況で、マニュアル的に返答すると、クライアントとの信頼関係がゆらぐ危険
心理カウンセラーの藤木ミホです。当ブログは、カウンセラーを目指す方に多くお読みいただいております。カウンセリングの勉強を始めると、当たり前ですが、心理分野、カウンセリング分野に意識が向きます。また、心理分野、カウンセリング分野の一流の人から学ぶことに意識が向きがちになります。しかし私は、カウンセラーを目指す方に、他の分野の一流の人にも意識を向けていただけたらと思うのです。なぜなら、カウンセリングの勉強にプラスになることがたくさんあるからです。今日のブログは、そ
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラーを目指すためには、すごく難しい心理学を広範囲に勉強しないとなれないのでは?」そんなふうにお考えの方が多いように思います。しかし、カウンセリングの仕事をするにあたって、難しい心理学を広範囲に学ぶことは絶対条件ではありません。もちろん、いろいろな心理学を学ぶに越したことはありません。しかし、広範囲に心理学を学ばなくても、カウンセリングの仕事はやっていけます。「では、特に、どんな心理学を勉強したらいいの?」このような疑