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心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座でスキルを磨いた。カウンセラー資格も取得した。カウンセリングのメニューも作った。継続のメニューも作った。公式LINEも作った。ブログも頑張って書いている。SNSでも日々発信している。『でも、問い合わせすらないんです・・・』カウンセラーとして開業したものの、このようなご相談をいただくことが年々増えてきています。このアメブロ上だけでも、数え切れないくらい多くのカウンセラーさんのブログがあります。しかし、その大半の
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングでは、心のエネルギーを使います。ですので、カウンセリングを受けた後のクライアントは、カウンセリングの後の独特の疲れを感じることがあります。運動不足の人が急にスポーツに取り組んで、筋肉痛になるような現象が心の世界でも起こるのです。カウンセリングを受け慣れているクライアントなら、カウンセリング後の過ごし方を自分なりに見つけておられることも多いです。しかし、初めてカウンセリングを受けたクライアントは、カウンセリング後の独特の疲
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座で学ぶことの一つに、「カウンセラーの視点」というものがあります。この視点を自分のものにすることで、カウンセリングの技術が効果的に活用できるようになります。「カウンセリングの技術を習ったけれど、うまく使えない」というご相談をいただくことがあります。その理由は、カウンセラーの視点をまだ体感できていないからだと思われます。カウンセラーの3つの視点かつて私は、カウンセラーの視点には、3つがあると教わり
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングという言葉は知っている。でも、カウンセリングを受けたことはない。当然、カウンセリングで何を行っているかも知らない。そもそも、カウンセリングとは、メンタルが弱い人が受けるもの。また、カウンセリングとは、気が弱い人が受けるもの。カウンセリングに対して、このようなイメージを持っている方がまだまだ多いように思います。つまり、世間一般でのカウンセリングに対するイメージは、ネガティブなものになるのです。ですので、こ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングを利用するのは、メソメソと泣き言を言う人。カウンセリングを利用するのは、甘えて生きる人。世間一般では、このようなイメージを持っている方が多いように思います。ところが実情は、カウンセリングを利用するクライアントとは、社会の中の頑張り屋さんだったり、普通以上に有能な方が多いのです。そんな方々に、ある日、ハイペースで仕事ができなくなる時がやってきます。頑張って疲れ切り、それでも自分を叱咤激励し、自分にムチ打ち、自分を責め
心理カウンセラーの藤木ミホです。「最近、体力が落ちてきて」「力仕事のバイトで、体力が上がった」このような会話をしたり、聞いたりしたことがあると思います。中学や高校では、体力測定という時間もありました。握力や跳躍力など、体力が数字となって出てきましたよね。文部科学省は、体力を次の2つがあると定義しています。・運動をするための体力(行動体力)・健康に生活するための体力(防衛体力)実は、心にも体力があります。人間は、体力だけで活動して
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーの方のブログなどを拝見させていただくと、多くの方がカウンセリングの感想を、「お客様の声」として掲載されています。また、クライアントとのツーショット写真や、LINE等のやりとりをブログなどに掲載している方も多くおられます。そのようなことから、これからカウンセラー開業を目指す方は、お客様の声が必要だと思われるかもしれません。ただ、これからカウンセラー開業を目指す方は、まだ何も実績がありません。当然ですが、お客様の声もありません
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座で訓練をはじめると、「認知の歪み(にんちのゆがみ)」という言葉を頻繁に聞くようになります。たとえば、摂食障害の方で、実際にはすごくほっそりした体系なのに、「私は太っている」と認識している方がおられます。次の鏡のイラストのように、ほっそりした体型なのに、ぽっちゃりした体型に見えるとしたらそれは認知の歪みです。カウンセリングでは、この認知の歪みから、クライアントが脱していけるように援助します。その援助の方法の一つに、
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングでは、クライアントの思考よりも、クライアントの心や体の感覚の動きを中心に見ていきます。ですので、カウンセリングでは、身体感覚や気持ちや感情などを問うための質問をよく使います。その例を挙げてみます。カウンセラーは、こんなふうにクライアントの感じていることを、カウンセリングで尋ねていく事が多いのです。ちなみに、このカードは、「ゲシュタルトセラピーカード」といい、セルフカウンセリングやカウンセラー養成の訓練
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーとして独立開業を考えたとき、ほとんどの方は、「何から始めればいいのか分からない」と迷うと思います。開業後に後悔しないためにも、事前にしっかり準備を整えることが大切です。そこで今日のブログは、カウンセラー開業をスムーズにスタートさせるための10個のチェックリストをご紹介します。もしカウンセラーとして活動を始めたものの、なかなか思うような成果を得られていない方は、ぜひチェックリストに取り組んでみてください。また、これから開業を目指
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方の多くが、人のために尽くす傾向があります。そのうえ、自分に与えることには無頓着という傾向もあります。「人には与えるけれど、自分には与えない」このようになると、近い将来、心のエネルギーが枯渇することが予想されます。カウンセラーは、心のエネルギー切れを起こす前に自己メンテナンスをすることが大切です。そこで今日のブログは、「自分に与えるエクササイズ」を一つお伝えします。自分なりのやり方や、カウンセリング講座
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーは、「クライアントの悩みや困りごとの話を聴く人」という認識の方が多いと思います。また、カウンセラーは、「クライアントの問題の核心をみつけて、それがどうやったらなくなるのか?」という視点で仕事をすると思っている方も多いようです。たしかにその通りでもあるのですが、カウンセラーが行うことはそれだけではありません。カウンセリングを行うにあたって、もっと重要な視点があるのです。その視点とは、「クライアントを今日まで支えてきたものは何
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラーとして独立したい」「資格も取得したし、いよいよ開業!」そんなふうに意気込んでいる方も多いと思います。ぜひ開業を目指してください。ただし、資格を持っているだけではクライアントが集まりません。資格を持っていることと、カウンセリングで収入を得ることは別の話なのです。ですので、この現実には注意しておいていただきたいと思うのです。では、カウンセラーとして安定した収入を得るためには何が必要なのでしょうか?カウ
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングでは、どんな事を行うのか?」世の中のほとんどの方は、カウンセリングで行うことを知らないと思います。カウンセリングで行うことの一つに、「思い込みの再検討」があります。この思い込みとは、何なのでしょうか?また、この思い込みは、クライアントの人生にどんな影響を及ぼすのでしょうか?今日のブログは、「思い込みの再検討」を例に、カウンセリングで行うことをお伝えしていきたいと思います。クライアントが持っている思い込みの例
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラー開業を目指すためには、いろいろなことを考えていく必要があります。たとえば、次のような内容です。・どんなサービスを提供するのか?・どんなクライアントを対象にするのか?・どんな悩みや問題を対象にするのか?・料金設定はどうするのか?これらは開業を目指すうえで基本の部分になります。ですので、カウンセラー開業を目指す方は積極的に考えながら取り組んでいると思います。ただ、開業を目指すうえで大事なのに、案外忘れら
心理カウンセラーの藤木ミホです。「良いカウンセリングさえできれば、クライアントさんは自然に増えるはず」このように考えて頑張ってはいるけれどなかなか思うように集客ができない。そんな悩みを抱えていないでしょうか?時間とお金をかけてカウンセリングの資格を取得し、スキルには自信があるのに…実は、多くのカウンセラーが同じような課題を持っています。さて、なぜ集客が上手くいかないのでしょうか?カウンセリングを受けたい人はいない多くのカウンセラーは、「カウンセリングを
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングには、「変わりたい」という依頼が寄せられることがあります。今日のブログは、このような依頼の背景とその対応についてお伝えしていきたいと思います。まず、あるお寺の掲示板に書かれていたメッセージをご覧ください。育つことはかわること歳とることも変わることみんなかわってあたりまえ変わることこそ生きること仏教用語に、「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という言葉があります。万物はいつも流転(るてん)
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングにおいて、不思議な現象が起こる事があります。その現象は、カウンセラーがクライアントへの同調が深くなり過ぎることにより起こります。クライアントへの同調が深くなり過ぎると、「カウンセラーがクライアントの盲点に同調してカウンセリングが進まなる」ということが起こります。カウンセリング講座などでは、カウンセラーは、クライアントへの同調や共感が大事と教わります。もちろんそうなのですが、そればかりになると逆にカウンセリングが進まな
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラーは人の役に立つ仕事」「だからお金のことを考えてはいけない」カウンセラーを目指す方の中に、このような考え方を持つ人は少なくありません。また、すでにカウンセラーとして活動しながらも、このような考え方を持つ方も少なくありません。その考え方は本当に正しいのでしょうか?多くのカウンセラーが安定した収入を得られなくて困っています。実は、この考え方こそが、多くのカウンセラーが安定した収入を得られない大きな要因になっていると
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングに来られるクライアントは、「なぜ?」という問いかけを使うことがよくあります。これは、実際にカウンセリングの仕事をはじめると分かります。たとえば、クライアントは次のような話をされます。・なぜ、私は、こんなに落ち込みやすいのでしょうか?・なぜ、上司はパワハラを繰り返すのでしょうか?・なぜ、父は、酒浸りなのでしょうか?・なぜ、母は、すぐに大金を他人に渡すのでしょうか?・なぜ、兄は引きこもったままなのでしょうか
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングには、いろいろなストレスを抱えるクライアントが来られます。そんなクライアントに対応するために、カウンセラーは具体的なストレスへの対応方法を訓練します。ただ、それ以前に大切なことが一つあります。それは、「人はどんな事に対してストレスを感じるのか?」ということを、カウンセラーが把握しておくことです。ネットなどで検索すると、そのための様々な資料が見つかってきます。その一例として、2013年に厚労省が行った「国民生活基礎調
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーやコーチを目指す方が年々増えてきています。このアメブロ上だけでも、数えきれないくらいのカウンセラーやコーチの方がおられます。しかし、実際にカウンセリングやコーチングを仕事に出来ている方は、かなり少ないと思います。また、時間とお金をかけて、カウンセリングやコーチングを勉強してきたのに、実際に活動できていない方も多くおられると思います。カウンセリングやコーチングは、仕事に出来ないのでしょうか?答えは、「NO」です。
心理カウンセラーの藤木ミホです。昔、ある漫画さんのエッセーを読んでいたら、こんな話が書いてありました。漫画家さんが本屋さんで雑誌を探していたら、隣で雑誌を立ち読みしていた中年男性が突然顔をあげて、「ああ!あの時!」とうめくような声を出したという話です。周りの人々は驚いていたそうなんですが、漫画家さんは、「突然嫌な思い出が意識に上がってきてつらくなることがあるよね」と書いていたように記憶します。思い出したら嫌な気持ちになったり、動揺するような記憶が誰にでも一つや二つはあるも
心理カウンセラーの藤木ミホです。依存的な人というと、一般的には「誰かに頼る一方の人」というイメージが多いと思います。自分で決められなくて、誰かに決めてもらおうとする。自分のやるべきことなのに、誰かにやってもらおうとする。自分で稼ぐことができなくて、誰かのお金をあてにするばかり。そんなイメージではないでしょうか。そして、カウンセリングには、このような人がやってくるというイメージも多いようです。私自身、カウンセラー開業後に、「カウンセリングって、依存的な人が
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーの皆さん、しっかり稼げていますでしょうか?このアメブロ上だけでも、数え切れないくらいのカウンセラーさんのブログが存在します。しかし、ほとんどの方が稼げていないのではないでしょうか?少し耳の痛い話になりますが、これが現実の話だと思います。さて、なぜ多くのカウンセラーが稼げないのでしょうか?その理由をお伝えする前に、大事なことを一つお伝えします。カウンセラーとして仕事をしてくのであれば、「稼げるカウンセラー」を目指して
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方から、「クライアントの沈黙が怖い」というご相談をいただくことがあります。「クライアントが黙り込んでしまったらどうしよう・・・」「黙ったままではカウンセリングが進まないし・・・」そんな心配をされているのだと思います。しかし、クライアントの沈黙は、時として深い「内部対話」をしめします。内部対話とは、クライアントが自身の内面と深く対話を進めることです。カウンセリングを受けることで、クライアントには何らか
心理カウンセラーの藤木ミホです。私たちは、「今この瞬間」「今ここ」にしか存在する事ができません。しかし、カウンセリングでは、クライアントの過去、現在、未来のすべての時間を扱います。クライアントは、・過去に起きたことに苦しめられている・現在起きている困難に悩んでいる・未来を不安に感じるなどを訴えて来られるからです。過去に起きた出来事に対して、「そんなの終わった事ですよ」未来の想像に対して、「まだそうなるとは決まっていないです
心理カウンセラーの藤木ミホです。「ありのままの自分を取り戻す」「自分らしく生きる」「本当の自分を探す」このようなフレーズをネット上でよく見ますよね。特に自己啓発系のセミナー告知の中に多いように思います。実は、カウンセリングでも似たようなテーマが寄せられることがあります。たとえば、次のようなテーマです。・周りに合わせてばかりでしんどい・周囲の期待する自分を演じるのに疲れた・与えられた役割だけの人生に疲れたこのようなテーマでカウンセリ
心理カウンセラーの藤木ミホです。今日のブログは、コーチングで役立つ心理学をテーマにお伝えしていきます。コーチングの場でコーチは、クライアントのお話をお伺いしながら、あることを聴きとろうとすることがあります。あることとは、「クライアントの行動の背景にある動機」です。動機とは、行動のエネルギーになったり、きっかけになったりする力のことです。たとえば、冬休みや夏休みに、おうちの人のお手伝いをした経験がある方は多いかと思います。そんなお手伝いをする時には、何らかの動機があったと思いま
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングの仕事を何件も積み重ねていくと、ある日、ふと気がつくことがあります。それは、「クライアントごとに少しずつカウンセリングに向かう態度が違う」ということです。たとえば、次のような感じです。・ハイテンションな態度・面白くなさそうな態度・焦ったような態度・茶化したような態度・落ち着いた態度・ピリピリ神経質な態度・何か怒ったような態度・心ここに在らずといった態度・がさつで荒っぽい態度