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心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座に参加すると、聴きなれない言葉を聴くことが多くなります。その中でも、「心のプロセス」という言葉をよく聴くようになります。プロセスとは、過程、経過の道筋という意味ですから、心のプロセスとは、「心の経過の道筋」ということができます。また、心のプロセスには、カウンセリングを受けることではじまる、「心の回復の経過の道筋」もあります。さらに、人が何かショックを受けるような出来事に遭遇したことではじまる、「出来事の消化の道筋」も
心理カウンセラーの藤木ミホです。年齢を理由に、カウンセラーとして活動したいという自分の思いに遠慮する方々がおられます。特に40歳代後半以上の方に多いように思います。その方々は、年齢を重ねることにマイナスイメージを感じておられるようです。しかし、カウンセリングの学習と訓練、そしてカウンセラーとして活動するにあたって、年齢を重ねたからこその利点がたくさんあります。その利点の一つに、「ライフタイム・エデュケーション」があります。ライフタイム・エデュケーションとは、ア
心理カウンセラーの藤木ミホです。以前にインターネットの掲示板で、「毒親育ちが語り合う」という目的で進む対話を見たことがあります。その中で、大人になってから、「毒親に子供の頃から言われ続けてきたことをそのまま返してみた結果」という話をされた方がいました。今日のブログは、そのお話をご紹介したいと思います。そのような方々の生の声を知っていくことは、これからカウンセラーを目指す方にとって役立つと思います。毒親に子供の頃から言われ続けてきたことをそのまま返してみた結果
心理カウンセラーの藤木ミホです。私は、小学生6年生の頃、学校の図書委員会に入っていました。図書委員には、本の貸し出しの係をやったり、本の整理をしたりという役割がありましたが、学校が購入する本を最初に読めるという特権がありました。読書好きな私にとって、図書委員はピッタリな活動でした。ただ、その中で、気にはなっているけれど、どうしても借りる気になれない本がありました。実はその本は、購入されて何年もたっているのに、私だけでなく、学校中の誰にも読まれたことがないピカピカのま
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。最近、私が開催するカウンセリング、催眠療法の教室で、スプーン曲げが流行っています。カウンセリングや催眠療法、コーチングの訓練の一環で、スプーン曲げを行う事があるのです。カウンセリングでも、催眠療法でも、コーチングでも、信念の書き換え、ブロック外しを行います。その信念の書き換え、ブロック外しは、人の内面、つまり潜在意識、無意識に働きかけを行います。つまり、見えない領域で作業を行うという事です。だから、そ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方は、講座などで訓練を積んでいくと思います。その講座の訓練以外にも、将来のカウンセリングの仕事を見据え、自主的に訓練に取り組まれる方も多くおられます。私は、そんな方々に、「探偵ナイトスクープ」というテレビ番組の視聴をおすすめしています。ただ視聴するだけの受け身な方法と思われるかもしれませんが、確実にカウンセリングの仕事に役立ってくれるのです。そのようなことから、当ブログでは、これまでにも探偵ナイトスクープからの学び
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方の悩みの一つに、「自己開示」についての悩みがあります。たとえば、次のようなことです。・ブログなどで自分について、どこまで何を開示したらいいのか?・カウンセリングを行う際に、どこまで何を開示したらいいのか?このように考えると、たしかに自己開示について悩んでしまいますよね。そこで今日のブログは、そうした悩みを解決するヒントとして、自己開示をテーマにお伝えしていきます。自己開示とは?/個人情報の開示につ
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングに行くと、心の痛みが軽くなっていく」というイメージを持っている方が多いと思います。たしかにその通りなのですが、カウンセリングは、心の痛みを軽くすることだけを目的にしているわけではありません。カウンセリングでは、・心の痛みが教えてくれることを受け取る・心の痛みを資源(リソース)として捉えなおすなども行ないます。今日のブログは、そのことについて知ることが出来る、あるマンガの1シーンをご紹介したいと思います
心理カウンセラーの藤木ミホです。ここ数年、感染症が流行したこともあり、オンラインカウンセリングが広く普及をしました。オンラインカウンセリングというと、ZOOMなどWEB会議ツールを用いて行うカウンセリングを想像する方が多いと思います。しかし、オンラインカウンセリングには、メールカウンセリングやチャットカウンセリングも含まれます。様々な背景から、対面カウンセリングや、テレビ電話のようなZOOMによるカウンセリングを受けることが難しい方もおられます。そんな方々が、メール
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。うつ傾向のクライアント、うつ病を持っているクライアントとの間で、ときどき話題にあがるのが「休み」についてです。「医師にもカウンセラーにも、ゆっくり休むように言われるけれど、どうやって休んでいいかわからない。」という内容です。「えっ?」と思われた方は、今現在、健康に暮らされているということです。ちなみに、かく言う私も、休み下手です。20代、30代は、つめっつめに仕事や用事を朝から晩まで詰め込んでおりまし
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。心理学の本を読んで、カウンセラーの仕事に活かそうと、日々勉強される方が多くおられます。ところが、専門書の内容がどうにも頭に入ってこない事があります。それは、身近な例を知らないためにピンと来ないせいかもしれません。そんな時は、物語に触れる事が一つの解決策になります。専門書の内容を理解するために、いったん小説、漫画、アニメなどの作品に触れてみるのです。今日は、ゲーム、アニメ、マンガなどで人気のコンテンツ、
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。10月13日、漫画家の吾妻ひでおさんが、他界されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。吾妻ひでおさんの事を、若い方はあまり知らないかもしれません。しかし、カウンセラーやカウンセラー目指す方は、・アル中病棟・失踪日記などの作品をご存知かもしれません。もし、カウンセリングの仕事で、「依存症」を扱うなら、ぜひ、アル中病棟は読んでいただけたらと思います。吾妻ひでおさんの、アルコー
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。カウンセリングというと、「寄り添い」という単語が頭に浮かぶ方が多いようです。「寄り添い」と言うと、カウンセラーとクライアントの距離がとても近い感じがしますよね。カウンセリングとは、クライアントを毛布にくるんで抱きしめるような「寄り添い」というイメージを持つ方が多いようです。しかし、カウンセリングの訓練を受けてみると、「寄り添い」という距離感は、ほぼない事がわかります。クライアントとカウンセラーの距離は、
大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。「自分の人格はどのように出来てきたのか?」このような疑問を抱えているクライアントが、カウンセリングにお越しになることがあります。もう少し言うと、自分の人格は、・環境からの影響が大きいのか?・遺伝的な要因が大きいのか?ということです。これは、アジアや欧米を問わず、昔から疑問に思う方は多いようです。この疑問を解消しようと、1960年代のアメリカで、人格形成に大きく影響するのは、環境なの