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さとち達5人は豆屋に到着庭先から大きな声で呼びかけます「あけまちておめでとうごじゃいます」その声を聞いて店の中から飛び出してきた着物姿の豆屋「あけましておめでとう」「ことちもよろちくおねがいちます」可愛い4人の妖精から言われたらデレデレになるよね豆屋さん目じり下がりすぎ(笑)「こちらこそ、よろしくねどうぞ中に入って」「まめやさんひとりなの?」「マスターが明け方来て仮眠中だよ雑貨屋も家で寝てるんじゃないかなまだ来てな
アメリカのクリスマス休暇は長いそう思っていたけれどそれは全くの勘違いで祝日なのは25日、そして元日の二日間年明けは2日から仕事が始まる長い休暇を取りたい場合は有給休暇を利用する僕と先輩は派遣として来ているので年末年始の休暇をこちらで言う有給休暇として長いお休みを申請した日本に帰るのは僕だけで先輩はこっちに来る彼女さんと新生活の準備をするらしい彼女さんの就職先を探すのも目的の一つのようだ(トニーに相談していたから何とかなるのかな)僕の新しい部屋はノアの
思い付きで開催が決まった羽根突き大会こっそりする予定がかなり大大的なイベントになりそうな雰囲気です打ち合わせの中心は豆屋と蒼ちゃん「どれくらいの人が来るの?」10人程度だろうと考えていた豆屋蒼ちゃんの言葉に唖然とした「今のところチビたちを入れて43人まだ声を掛けてない人が居るから50人は超えるんじゃないか?」「50人?」「松岡邸の庭でやるって言うんだからそれくらいは覚悟してたけどまだ増える可能性ある?」Masterは意外と冷静で
紅玉で新年を迎えたさとち達お兄ちゃんは実家と言う所に帰っています蒼ちゃんに「実家」って何って聞いたら『お兄ちゃんが生まれそだった家の事だよ』と教えてくれました「おいらのじっかは?ようせいんくにそれとも・・・あおのもり?」生まれたのは蒼の森で赤ちゃんの頃は妖精の国の女神様のお庭で暮らしてた飛べるようになったら、コロニーのお家で一人暮らしう~んお家がいっぱいあって何処なのか分からない・・・「チビの実家は蒼の森だな」蒼ちゃんが即答したからあ
今日は豆屋で餅つきがある日朝からそわそわしてるさとちはお兄ちゃんが来るのを首を長~くして待っています「チビ!まだ30分は来ないと思うぞ」昨日、仕事納めだったお兄ちゃん流石に今日はゆっくりのお目覚めお兄ちゃんの部屋の前の木が『先ほど、起きたところです』と連絡をよこした「もちかちて・・・まだおきちぇないの?」一目で落胆したのが分かる様な悲しい目をして俯いた「さとし君、お仕事をしてる人たちは長いお休みに入った初日は思いっきり朝寝坊したいのそこ
妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…櫻井さんは『はい』以外認めないと言ってくれるとても嬉しい好き同士付き合うのは…当たり前異性なら簡単にだろうけど…自分は来年30才になるなのにとても美味しそうに自分の作った食事を食べては楽しそうに…焼酎を飲む…そして綺麗な大きな瞳が自分を見てくるこのまま素直にお付き合いしても大丈夫なんだろうか?何を言っても付き合うと聞かない…未来は自分で作る…何も起こってはいないことを怖がっている…自分…良いのかあんな事で
意外にも電話の主は彼だった3人は電話が掛かってくるのを知ってたみたいだ「もしもし・・・櫻井」朝も話したし・・・今の状況だと「おめでとう」を言わせるのも申し訳ない気がして・・・どうしても戸惑った声になってしまう「智、スピーカにする前に母から電話があって今日か明日には退院できるって」「それは良かった!」「ああ、母に叱られたよ大袈裟だって!」彼の声が明るくて・・・それを聞いただけでホッとした何よりも嬉しい誕生日プレゼントだ「
彼の事を考えて提案したことは実は自分の為の提案だったと彼の言葉で気が付いた寂しいだけじゃない・・・確かに僕も飛行機の中で写真を見ながら楽しかったことを思いだしてたそしてそれが自分にとってかけがえのない時間だったと再確認してた片付けを終えて二人で駅に向かう「年越しはどっちがいい?」先の話をする彼に思わず吹き出しそうになった「もうその話?」「だって、智が戻ってくるのってクリスマス休暇だろ?」「うん、そうだよ」引っ越しがある
何もかもつまらない・・・フェイクだらけの世界で生きていた愛の囁きも同じ・・・恋はゲーム・・・ゲームの相手となる資格は自分が大好きなやつ・・・(容姿は並でいい学歴だけは必要)誰よりも強いくせに繊細な振りをしてしなだれかかって甘えてくるほんと、反吐が出るほどの三文芝居だけど・・・嫌いじゃない・・・そんな奴はちゃんと自分を守る術を知ってる傷ついたふりをして誰かに責任転嫁しながら常に自分は悪くないと泣く覆った手の平の内側は笑っているくせに・・・ゲーム
君の写真を見ながら描いた顔は池田や内田が見たら「これ誰?」ってレベルの物だ真面目に描いてるのに抽象画のようでそれをプレゼントするのか?って笑われそうな代物だったそれでも、俺が描いた絵は世界で一つだけで想いを形にしたものだから恥ずかしいけど贈ることにしたどんな反応が返ってくるのか相手はプロだから、かなりドキドキしてる午後3時過ぎ・・・携帯電はにラインが入った『プレゼントありがとう凄いプレゼントに驚いてる』『似てなくて驚いた?』『ううん、想像を遥
ソロ曲コーナーのラストは智にぃ会場に来ている全ての人が圧巻のパフォーマンスに瞬きするのも惜しいくらい彼に釘付けになっているそんな中、俺だけは兄さんに釘付け兄さんもだけれど他のソラスのメンバーも智にぃの後ろで踊れることが嬉しいのか全員が誇らしげな顔をしてるこれほどの人たちが一緒に踊る事って多分、ここでしか見れないんじゃないかって思う曲が終わっても直ぐには歓声は起きないまだ見ていたいと言う願望からなのか全員が我に返るのに数秒の時を要するそして巻き起こる拍手と
彼の事は心配だけれどトニーたちが企画してくれたからパーティーに行くことにした(主役が僕だから断れない)「智、ったのか?」先輩は目敏い誤魔化せないので話をしたら僕の背中を叩きながら「大丈夫だよ彼にはお前の自慢の仲間が付いてるそれにお母さんは一番安心できる場所に居るんだから」同じことを彼に言ってたのを思い出した「そうですね・・・お母さんは大丈夫僕が信じなければ元気づけてるのが嘘になっちゃう」「そうだよ良くなってからこうだ
江戸に来て二日目東京に居る時よりも遥かに忙しい時代劇で見たことがある江戸の暮らしと実際に見る暮らしはずいぶん違う便利なものがないから大変だろうと想像していたけどこの時代の人なりに工夫して生活をしているある意味、効率的で無駄がないそして同行者の雑貨屋さんがあまりにも馴染んでるからなのか俺もすっかり江戸の人になった気分「さくちゃんこまっちぇることない?」事あるごとに聞いてくれるちびちゃんどっちかと言うと年上の俺の方が気を遣うべきなのにずっとそばに居てく
偶然が重なって大事になってしまったが一颯と話をして一段落した感じだ久しぶりにお酒の力を借りずにゆっくり眠ることが出来た「疲れてたんだな俺がシャワーから出たらもう寝てたぞ」朝ご飯を作りながらクスクス笑う池田「ちょっとだけホッとしたのかも」「まあ、一颯と会って貰えたから向こうもホッとしてるだろ暫くは動きはないと思うあの子も足が直るまでは接触してこないはず」「そこだよな・・・してこないと思うか?」「一颯が牽制するだろうなお前は唯一
気を緩めると口走ってしまいそうでひたすら飲んで笑ってた店の閉店時間になってもオーナーが一緒だからとそこからまだ少し飲んだ気がするその辺りから記憶が曖昧で気が付いたら自分の部屋ではない天井が目に入ってきたそして激烈に頭が痛い(二日酔いだ)「櫻井君は起きた?」この声が木田先輩・・・「まだ寝てます」「大分飲んだからな・・・もう少し寝かせとくか」「ええ、その方が良いと思いますあそこまで飲ませたらダメですよ」オーナーが珍しい酒を出してきて
いつもよりはやく目が覚めた予知能力は全くないんだけれど枕もとの携帯が鳴る様な気がして気のせいかな・・・眠気もないのでそのまま起き上がってカーテンを開けたその瞬間、携帯が鳴り始める画面には彼の名前スワイプして電話に出たん?電話に出たのに沈黙酔ってるのかな?寝る時間には少し早いけど何か有ったのか?「もしも~し櫻井君どうかしましたか?」極力明るい声で呼びかけた「あっ・・・こんな時間に・・・起こしてごめん」心なし声に元
撞球室内で待っていたのは雑貨屋さんとサクちゃん「野良君、久しぶりだね元気だった?」人懐っこい笑みを浮かべた雑貨屋がにやりと笑いながら衣装を渡して来た「これは・・・」「野良君の衣装だよ」「衣装って・・・まさか・・・ステージに立つとかですか?」「呑み込みが早いねえその通りだよ」サクちゃんが笑顔で応える「ほらほら、話してる余裕はないよまず、次の曲の練習をするから曲が始まったら、ステージの下に行くからね」そんな無体な
高校生になった時自分には婚約者がいることを祖父から聞かされた相手の名前も写真も見せてくれなかったから老人の戯言と聞き流しすっかり忘れてた東京の大学に入り強制退学させられ(自業自得だけれど)地元に戻った時、またその話が出た家の名に泥を塗るな遊ぶならもっと上手くやれととんだくそ爺だと思ったただ、家名を守るためだけに生きろと言うだから、上等だと思った恋も愛もまやかしで遊びと同じだと割り切てた俺はさらに輪をかけて遊びに邁進したそんな時、君に出会ったんだ一目惚れなど
子どもの頃、図画工作が苦手だった夏休みの課題(図画工作)は間違っても絵は選ばなかった上手くなるために絵の教室にも通ったけど一向に上達する気配もないので数か月でやめてしまった(才能がないのはどうやっても無駄と諦めた)「智は昔から絵は上手かったの?」下絵を描き始めた君のペンの動きを眺めながら聞いてみた「絵を描くことは好きだったけど無茶苦茶下手くそだった(笑)」「それは嘘だよ絶対に昔から上手だったと思う」絵が得意な子は才能の塊だと思ってた写生大会
お酒が進むにつれて溜まっていた愚痴が零れ落ちた海外での暮らしは不便なこともあったが快適な毎日だったようだ(家という柵から解放されてるからな)帰国してからはストレスが溜まるばかりでかなり疲れてたのかもしれない帰りは二人でマンションまで送り届けた「だいぶ溜まってたな」家から解放されたくて遠くの大学を選び半年もしないうちに呼び戻された頃の俺に似てる何もかもが窮屈で鬱々としてたそれを救ってくれたのは隣に座ってる池田だ一颯にもそう言う相手が居たら良いんだが・
話を聞けば聞くほどマスターの謎は深まる彼の案内で最上階まで行くとカズナリ執事が言ったようにそこは広々とした書庫で塔の中って暗いイメージだけどそのイメージを払拭するほど陽の光が入り込む明るい部屋「明るい!」思わず口に出してた「ええ、この塔は最上階が一番窓の多い場所で夜も意外に明るですよ」そう答えるカズナリ執事にマサキさんが一言「夜に来たことないだろ?」陽が落ちてからこの塔に来るのは相当な覚悟がいると思う何故なら、街灯らしきものは全く
木々の騒めきと鳥の声しか存在しない場所こんな寂しい場所に暮らしてた?まるでと捨て人のような・・・「じゃあ、一番近い町に移動する」マスターの顔は判を押したようにいつも爽やかな笑みを浮かべてて瞳だけが違う色を浮かべてるようにも見えた(思い過ごしかな?)その時、ふと頭に浮かんだのは出会った頃の貴方だったあの頃の貴方もいつも笑ってた・・・柔らかい笑みの奥に隠された孤独それに辿り着くのにどれほど時間がかかったかマスターの闇を払うのは誰なんだろう?「翔兄
忘れてるとは思っていなかったけど・・・その話題には触れないと高を括ってた隣の池田はにやにや笑いながらワイングラスに手を伸ばす「ひ~ちゃんは会ったことあるの?」話を振られて思いっきり噎せ返ったほら、関係ないと思ってると流れ弾が当たるんだよ(笑)「俺はその話は知らないな・・・若様の想い人の話なの?」すっ呆けた顔で興味のあるフリをする「そうなのよ年越し参りに行ってそれから何度か会ってたみたいなの好きな人だって言うから会える日を楽
松岡邸の楠の横の露地門を抜けて豆屋に到着庭先には杵と臼が用意されていて餅つきをするばかりになっていた「おはようごじゃいま~す」可愛らしい4人の妖精の声を聞いて店の中から飛び出して来た豆屋「おはよう、待ってたよ」「おはようございます今日はよろしくお願いします」保護者のお兄ちゃんが丁寧に挨拶をする「堅苦しいのは無しだよ雑貨屋も来てるし近所の子も来てるよもうすぐもち米が蒸しあがるそれまで中で待ってて」(近所の子は子妖ちゃんです)「
隣で踊る君(野良君)はすっかり俺と出会う前のスキルに戻ってて(あの練習の日々は何処へ行った)振りが皆と一テンポズレるそれが君らしくていつも以上に笑顔になった俺対照的なのは君の顔振りを間違えないようにと強張った顔で必死の形相見かねたさとち君が隣までやってきた「のらく~んじょうずにおどろうとおもっちゃだめなのリラックスちて、えがおなの~いちに、いちに!」満面の笑みで楽しもうと教えてる学祭の前にみんなに教えてもらってたのにすっかり忘れてる頭で考えるからズ
昨日の夜は池田も疲れてたのかあっという間に寝てしまい休みの日には珍しく早起きをした(それでも九時は回っていた)池田は既に起きていて俺の顔を見るなり「モーニングを食べに行こう!」と誘った「あのcafeで良い?」マンション傍の君もお気にいるのcafe「ああ、あそこのホットサンド食べたい」「俺はピザトーストにしよ」お腹が空いているので何でも食べれそうだ(笑)二人で店に入り風もない暖かい朝だったからテラス席に陣取った「11月にしては暖かいな
サト君に餞別は無事に完成さとち君の提案で蒼さんの銀のジュエリーボックスにペンダントを入れてラッピングしたそのジュエリーボックスどう見ても最近に物ではなくアンティークだと思うさとち君に聞いたら「う~んとね・・・がはくとうちゃんがうまれちゃころにつくっちゃっていってたの」つまりは明治の頃の物やっぱりアンテークだ僕のペンダントよりもずっとか価値がある様な気がした喜んでくれるたら良いな壮行会を明日に控え僕と翔さんは歌の練習二人で選んだ曲は「風」『
ラストの曲が終わりステージの残ったのは智’sの面々今回は全員裏方で頑張ってくれました「ミニライブ、楽しんで頂けましたか?ライブが実現したのはチビと豆屋が頑張ってくれたお陰で実現しました今回、俺達はステージに立たないその約束だったのに(笑)」蒼ちゃんが苦笑いを浮かべて豆屋にバトンタッチ「約束だったのにチビちゃんの一言でねえこんな状況に陥りました衣装まで用意されたらねぇ、若ちゃん」次のバトンは若ちゃんに受け取った若ちゃん少し困った顔
明日の予定を聞かれちょっと焦った💦誘われたら上手に断れない「絵を描くから」って本当のことを言ったら彼の絵だとバレちゃう気がしてそれと僕は彼に対して「NO」を言うのが苦手心のどこかで一緒の時間を過ごしたいそう思ってるからなんだでも、まだ想いに応えるには早い気がしてる何かが足りない・・・その何かが分からなければ前には進めない難しく考えすぎなのかなだけど不器用だから(お互いにね)携帯をマナーモードにして手の届く位置に飲み物を用意ソファーの前に座ってテーブル
紅玉の店内には可愛らしい声で歌うさとちがはたきを手にお掃除中♪もういくつねるちょ~おしょうがつ~おしょうがつにはたこあげちぇ~こまをまわちてあそびましょ~はやくこいこいおしょうがつ~♪「さとし君の歌で店内が明るくなった気がするんですが?」雑巾がけをしている緋~ちゃんがアンティークを磨いている蒼ちゃんに聞く「そりゃ、チビの歌にも力があるから紅玉の店内はチビの歌に合わせてこの子たちの歌声で大賑わいだよ」「だから、至る所で