ブログ記事59件
クリスマスホリデー期間12月20日前後から1月1日までで子どものいる人たちは有休を使い1週間くらい休む人もいる街の広場には大きなクリスマスツリーが飾られクリスマスムードは高まってきてるけど日本のような派手さはない「クリスマスイブって・・・クリスマスの夜って意味なんだね」前日だとばかり思ってたけどどうやらそうではないらしい「確かにクリスマスeveningの略だな・・・」直訳するとクリスマスの夜二人で話してるとノアがそれについて教えてくれた
母との食事を終え池田は俺の部屋に泊まることに(そのつもりで出て来てるんだけど)風呂上がり、二人で飲み直そうとリビングに陣取ってビールで乾杯腹は減ってないのでツマミは乾きもの「おばさん、元気になっただろ?」『元気すぎるよな』って言葉が混じった笑みを浮かべる「ああ、絶好調だな・・・まあ、年末年始と忙しいから元気でいてもらわないと年明けに寝込まれたら大変」目の回るような忙しさなのはずっと見て来たから元気すぎる方が安心だ「今年はおじさんが手伝う
羽根突き大会の準備は着々と進んでいます蒼ちゃんのかなり豪華な福袋も頼まれた人たちがノリノリで引き受けてくれたお陰で参加者にお渡しできることになった羽根突き大会の優勝チームには表彰状と豆屋の湯呑が贈呈される(表彰状は若ちゃんの絵に画伯父の書)さとちは二人の父のいる時代に飛び羽付き大会のお誘いに向かったサンルームにいたハル君が大きな声で画伯父ちゃんを呼ぶ「父ちゃん、さとし君が来たよ僕の言ったとおりでしょ!」ハル君、朝からさとちが来ると二人の父に話
羽根突き大会の準備のため松岡邸には沢山の人が出入りしていますテラスで休憩中の画伯父ちゃんと翔父空を見上げながら豆屋の珈琲でひと息「忙しそうだな(笑」来て早々に仕事を押し付けられた画伯父ちゃん絵を描いたり、字を書いたりと大忙し「若ちゃんと画伯が一緒だから忙しくても楽しいぞ大方仕事は終わったけど」子ども達は遊んでくれる人が沢山いるので全く、二人の所には寄ってこない翔父はちょっとだけそれが寂しいみたいだ「お前は何してるの?」「明日の福袋の
思い付きで開催が決まった羽根突き大会こっそりする予定がかなり大大的なイベントになりそうな雰囲気です打ち合わせの中心は豆屋と蒼ちゃん「どれくらいの人が来るの?」10人程度だろうと考えていた豆屋蒼ちゃんの言葉に唖然とした「今のところチビたちを入れて43人まだ声を掛けてない人が居るから50人は超えるんじゃないか?」「50人?」「松岡邸の庭でやるって言うんだからそれくらいは覚悟してたけどまだ増える可能性ある?」Masterは意外と冷静で
さとち達5人は豆屋に到着庭先から大きな声で呼びかけます「あけまちておめでとうごじゃいます」その声を聞いて店の中から飛び出してきた着物姿の豆屋「あけましておめでとう」「ことちもよろちくおねがいちます」可愛い4人の妖精から言われたらデレデレになるよね豆屋さん目じり下がりすぎ(笑)「こちらこそ、よろしくねどうぞ中に入って」「まめやさんひとりなの?」「マスターが明け方来て仮眠中だよ雑貨屋も家で寝てるんじゃないかなまだ来てな
妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…櫻井さんは『はい』以外認めないと言ってくれるとても嬉しい好き同士付き合うのは…当たり前異性なら簡単にだろうけど…自分は来年30才になるなのにとても美味しそうに自分の作った食事を食べては楽しそうに…焼酎を飲む…そして綺麗な大きな瞳が自分を見てくるこのまま素直にお付き合いしても大丈夫なんだろうか?何を言っても付き合うと聞かない…未来は自分で作る…何も起こってはいないことを怖がっている…自分…良いのかあんな事で
即位の儀の翌日貴方からの『もう一日滞在しては?』の提案を丁重に断った画伯と一緒に東京に戻った二人は海のアトリエで俺は都心の翔兄のマンション二人の邪魔はしたくないのと早急に引っ越しの荷造りを始めたかったそのお陰で翔兄の冷たい視線ではなく上機嫌の笑顔を頂くことが出来たマンションに置いてある荷物は殆どが着替えと生活用品でダンボール二箱に納まった考えたら京都に引っ越す際大事なものはすべて持って行った東京の俺のマンションは実家に戻る際に片付けを済ませ今は管
仕事のある平日は目覚ましのアラームが鳴ってもなかなか起きれないのにお休みの日は何故か起きてしまうそれもかなり早い時間だ二度寝しようと思っても出かける日だと、そのまま起きてしまい朝早くから掃除したり洗濯したりで意外と忙しくて、疲れてしまう案の定、今日もそれで結構早い時間に目が覚め一通りのことを済ませてからコーヒーとトーストの軽い朝食それから着替えて部屋を出たあの日から、あの女性の姿は見かけない多分、僕については諦めたんだと思う(そこまで暇じゃないか)ただ
結局、兄さんと話せたのはパーティーの乾杯が終わった後さっき、一緒に踊ったからと言ってあの頃に戻れるはずもなくやはりどこか蟠りは残ってて中々声を掛けられなかった「のらくんどうちてケイのところにいかないの?」遠くから兄さんの姿をちらちら見てた俺に上ちゃんに抱っこされたさとち君が心配そうな顔で聞いてきた「お腹が空いてたから色々食べてからが良いかなって・・・」さとち君は何も載っていない皿を見て困惑顔で「なにからたべるの?」痛い所を突いてきた
偶然が重なって大事になってしまったが一颯と話をして一段落した感じだ久しぶりにお酒の力を借りずにゆっくり眠ることが出来た「疲れてたんだな俺がシャワーから出たらもう寝てたぞ」朝ご飯を作りながらクスクス笑う池田「ちょっとだけホッとしたのかも」「まあ、一颯と会って貰えたから向こうもホッとしてるだろ暫くは動きはないと思うあの子も足が直るまでは接触してこないはず」「そこだよな・・・してこないと思うか?」「一颯が牽制するだろうなお前は唯一
お酒が進むにつれて溜まっていた愚痴が零れ落ちた海外での暮らしは不便なこともあったが快適な毎日だったようだ(家という柵から解放されてるからな)帰国してからはストレスが溜まるばかりでかなり疲れてたのかもしれない帰りは二人でマンションまで送り届けた「だいぶ溜まってたな」家から解放されたくて遠くの大学を選び半年もしないうちに呼び戻された頃の俺に似てる何もかもが窮屈で鬱々としてたそれを救ってくれたのは隣に座ってる池田だ一颯にもそう言う相手が居たら良いんだが・
此方の動きが見えているのかもしれない翔がサクちゃんの父親に会う日にお隣さんが動いた連絡しておくべきか・・・う~ん・・・考え込んでる所に駐車場に車が止まる音がしたん?・・・誰だ?来客予定はないんだけど・・・「ごめんください・・・」「は~い」聞き覚えのある声だけど誰だか思い出せない急いで玄関先に出ていくとサクちゃんのお父さん「ああ・・・櫻井さん・・・御無沙汰しています・・・」「画伯、久しぶりだね・・・素敵な場所にア
より遅くまで話をしてたから翌日、目を覚ましたのはすっかり陽が昇った頃だった布団の中でもぞもぞしていたのは内田多分、早く目が覚めたけれど起きるに起きられず携帯を見てたようだベッドから抜け出して布団の上から内田の体を叩いて「おはよう」と小声で伝えるとそ~っと顔だけ出して「おはよう」と言って笑った隣で寝てる彼を起こさないように布団から抜け出しキッチンに向かう僕の後をついてきた「良く寝れた?」僕の睡眠不足を心配してたけど此奴の方が酷かった気がする
豆屋さんの指示もあり俺と画伯は今回の件に関わるのを止めた翔との電話でもその話題には触れずただ見守るというスタンスを貫くことにした年の瀬と言うこともあり翔も仕事が忙しいらしく長電話をしてる余裕もなさそうださくら美術館の開かずの金庫の鍵はどうやらお父さんが持っているらしいと言ってたその中に豆屋さんが俺に見せたことを裏付けるようなものが入ってると良いけど・・・「先輩・・・お電話です」仕事机の傍まで来た小瀧が小さい声で伝える「電話?誰から」「そ
2時間くらいしたら戻ってくるだろうその言葉を受け早退することにした席を外してばかりいると和也のお小言を頂く羽目になる屋敷表では俺は下から二番手の職員(一番下は相葉君になる)「径君、本当に大丈夫ですか?」相葉君が心配そうな顔で俺の顔を覗き込む「風邪の引きはじめかな・・・休んだら治るよ・・・」それを聞いてた和也「ま~君、本気にしたの?径君のは仮病」流石、見抜く力は人一倍・・・その言葉を聞いて唖然とする相葉君「和也!そこは風邪で良
何もかもつまらない・・・フェイクだらけの世界で生きていた愛の囁きも同じ・・・恋はゲーム・・・ゲームの相手となる資格は自分が大好きなやつ・・・(容姿は並でいい学歴だけは必要)誰よりも強いくせに繊細な振りをしてしなだれかかって甘えてくるほんと、反吐が出るほどの三文芝居だけど・・・嫌いじゃない・・・そんな奴はちゃんと自分を守る術を知ってる傷ついたふりをして誰かに責任転嫁しながら常に自分は悪くないと泣く覆った手の平の内側は笑っているくせに・・・ゲーム
紅玉で新年を迎えたさとち達お兄ちゃんは実家と言う所に帰っています蒼ちゃんに「実家」って何って聞いたら『お兄ちゃんが生まれそだった家の事だよ』と教えてくれました「おいらのじっかは?ようせいんくにそれとも・・・あおのもり?」生まれたのは蒼の森で赤ちゃんの頃は妖精の国の女神様のお庭で暮らしてた飛べるようになったら、コロニーのお家で一人暮らしう~んお家がいっぱいあって何処なのか分からない・・・「チビの実家は蒼の森だな」蒼ちゃんが即答したからあ
チームラボの展覧会は想像以上に楽しかった自分が色の世界に溶け込んだようなそんな錯覚を起こすデジタルアート「ボーダーレス・・・地図のないミュージーアム」説明書きを読みながら彼は『凄い』を連発した確かにその言葉しか思い浮かばないボーダレス・・・境界線がない全てが一つになった世界・・・作品が混じり合って表情を変えていくアート自分までをも作品のパーツになる不思議な感覚だった・・・「デジタルの世界って奥が深いよね・・・」まるで子どものように感動
昨日の夜は池田も疲れてたのかあっという間に寝てしまい休みの日には珍しく早起きをした(それでも九時は回っていた)池田は既に起きていて俺の顔を見るなり「モーニングを食べに行こう!」と誘った「あのcafeで良い?」マンション傍の君もお気にいるのcafe「ああ、あそこのホットサンド食べたい」「俺はピザトーストにしよ」お腹が空いているので何でも食べれそうだ(笑)二人で店に入り風もない暖かい朝だったからテラス席に陣取った「11月にしては暖かいな
高校の頃、ずる休みしたことはある・・・あるけど・・・何故かそれは許されると思ってたでも・・・僕の場合は専門学校だけど・・・高校のような義務教育の延長的なものではなくて自分で選んだ学校で・・・その上、学費だって高額・・・そういう意味で休むとか考えたことはなかった「サボって何するの?」サボる前提で話が進んでる状況に疑問を投げかける・・・「何処が良いかな・・・う~ん・・・水族館とか・・・そうだ、美術館とか?」「美術館?」絵を
アメリカのクリスマス休暇は長いそう思っていたけれどそれは全くの勘違いで祝日なのは25日、そして元日の二日間年明けは2日から仕事が始まる長い休暇を取りたい場合は有給休暇を利用する僕と先輩は派遣として来ているので年末年始の休暇をこちらで言う有給休暇として長いお休みを申請した日本に帰るのは僕だけで先輩はこっちに来る彼女さんと新生活の準備をするらしい彼女さんの就職先を探すのも目的の一つのようだ(トニーに相談していたから何とかなるのかな)僕の新しい部屋はノアの
君の写真を見ながら描いた顔は池田や内田が見たら「これ誰?」ってレベルの物だ真面目に描いてるのに抽象画のようでそれをプレゼントするのか?って笑われそうな代物だったそれでも、俺が描いた絵は世界で一つだけで想いを形にしたものだから恥ずかしいけど贈ることにしたどんな反応が返ってくるのか相手はプロだから、かなりドキドキしてる午後3時過ぎ・・・携帯電はにラインが入った『プレゼントありがとう凄いプレゼントに驚いてる』『似てなくて驚いた?』『ううん、想像を遥
旧家ってことは、この博物館のテーマ明治の時代は地元有力者又は財閥僕たちの住んでる県は財閥と呼ばれた家の創始者を結構、輩出している実家のある街には当時山林王と呼ばれた財閥が有った(今も有名企業ではある)櫻井の実家の事が気になってつい、頓珍漢なことを言ってしまう(気をつけなきゃ)白亜の牛肉店木造建築なのに外観は石造建築にみえる白亜の牛肉店ここで牛鍋を食べることができる次の建物は尋常師範学校と小学校明治に建てられた学校はモダンな建物だったひときわ大きな
何故かその夜はお客さんが来なくて二人の貸し切り状態カウンターに料理を並べた後直人さんが俺の隣にカンテラ智さんがキャスター君の隣に座った「お客さん来たらどうするの?」「来ないよ・・・そう言う日もある(笑)」直人さんは全く気にも留めずにビールを飲み始めた「マスターってこんな人だった?」二人の方を見て聞くとクスクス笑いながら大きく頷いた「それがマスター(笑)俺がバイトしてた頃は途中でいなくなったから」「そこ、要らんことを言わないの」
明日行く建物博物館は全国にある明治期の建物を移築した文化財の街広大な敷地の中にかなりの建物が点在していてゆっくりと見て回ると一日は掛かる一度は行ってみたいと思ってたから君の提案はかなり嬉しかったカメラ持っていこう・・・鞄にカメラを詰めてる時携帯が鳴った「はい、櫻井」「機嫌のいい声だな(笑)」声の主は池田「卒論審査会、どうだった?」「無事に済んだこれで卒業できるよ」「それはそれはおめでとう荷物届いたぞありがとうって二人にも伝え
いつもより早く目覚めた朝枕元に置いた携帯が点滅した画面をタッチするとローダンセの会のラインにメッセージ『智起きてる?』内田からだ珍しいなこんな時間に『今起きた』日本は午後10時くらいかな?『櫻井と飲んでるんだけど電話していい?』って事は東京にいるのか・・・『うん良いよ』ラインを返してすぐに電話が鳴った「起こしちゃった?」彼が申し訳なさそうな声で聞いてくる「ううん、ちょうど起きたところにラインが入ったんだ」
コップを取り出してテーブルに置くと彼は冷蔵庫から取り出した麦茶を3人分のコップに注ぐケーキ屋さんの箱には夏のフルーツを使った涼し気なケーキが入ってた「ケーキの名前って難しいな・・・それが桃のゼリーケーキ此方がマンゴーを使ったの・・・それで・・・レモンヨーグルトムースだな」僕がお皿に乗せてるケーキを指さして教えてくれる「説明下手だよね・・・」ぼそっと呟くと桃のゼリーって言うけど桃の果肉がいっぱい入ってるぜリーとプリン?ムースかな・・
どうやりくりしても君に会いに行けない顔を見て『おめでとう』を言いその後ハグしたかったんだどうやら叶わないようだ11月に入り頭を悩ませているのは君へのプレゼント考えれば考えるほど迷路に迷い込み未だ決まっていない向こうに送るとなると少なくとも1週間前には発送しないといけない(EMSだともっと短いらしい)もう少し考えよう・・・金曜の夜、夕飯を調達してマンションに向かって歩いているとき後ろから声を掛けられた「櫻井!」聞きなれた声だけどこの時
正直、ここまで運動不足だったとは・・・色々バタついていたこともありジムからも遠ざかっていた「サクちゃん、起きられる?」隣に寝てる雑貨屋さんから情けない声が聴こえてきた「起きれます」大見得きって起き上がろうとしたが「うわっ・・・痛っ!」雑貨屋さん以上に情けない声が出て痛みの中、何とか上半身だけ起き上がった腰の痛みはある程度覚悟していたが上半身がそこらじゅう痛い「だよな・・・俺もさっき起きようとして・・・」顔だけ此方を向けて