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バッキーン!!誰かが金属バットで左足首を思い切り叩いた。メンを打とうとした佐藤充伸は、その場でうつ伏せに崩れ落ちた。------------------------------------------------------------------------佐藤充伸が国士舘大を卒業し、教員になったのは1996年4月。仙台の市街地から5kmほど西に位置する市立仙台高校に体育教師として赴任。仙台市内の配属は充伸にとって、県警をはじめ県内有力選手と合同練習ができるという意味では恵まれ
第141回塾長さんの“今週のメッセージ”卓球の考え方、または自然塾の考え方その4417年9月9日8月の末、糸島自然塾のDVDを発売に至った。もう、すでに言い尽くしているのだが、「4つの技術」「5つの法則」の著作権を取っておこうというのが主な目的であった。売り出してほぼ10日が経った。買って、観てくれた人たちの反応が面白かった。素直に感動してくれる人。内容にしては値段が高かったという人。「自分の理論が正しいというのなら、中学や高校、社会人で勝ってみろ」
その独特な構え。いつ、どこから飛んでくるか予測不能なジェットスピードの打突。並み外れた動体視力と反応速度の速さ。百戦錬磨の試合勘。九州学院の不動の大将、真田裕行である。その真田が、最大のピンチを迎えていた。インターハイ団体戦準決勝。対島原戦。九学島原先鋒○漆島コ-牧島×次鋒×古閑-メコ鶴浜○中堅○山田コ-山崎(英)×副将×曽我-メ山崎(将)○九学・先鋒の漆島が、牧島に1本勝ち。次鋒戦は、島原が1年
まず,最初にこれはkenさんの日常を綴っているBlogです。過去からの続きで書いています。普段行っている事や感じた事体験した事,考えている事を自由に書いています。決して一記事だけを読んで判断しないでください。また,強制する物でも模範となるものでもありません。成功もあるし失敗もあるし泣き笑い交々です。弽の弦枕調整。お恥ずかしい限りです。私の襤褸弽の弦枕です。汚いなぁ(襤褸弽というの射手言葉で慣れた弽は代え難いと言う意味です)これまで弦枕の深さや角度,形状など色々試してみました。
【前回からの続き】2011年インターハイ個人戦。茨城代表の山下、高倉両名にとって、高校生活最大の晴れ舞台がやってきた。2人とも目差すは「頂点」これしかない。山下は緒戦こそ、不来方の松沢にメンを奪われる場面があったが、その後は安定した力を見せた。山下のメンは実にいい。スーッといつのまにか間合いに入り、最短距離で繰り出されるメン。高校生のレベルではそう簡単にかわすことができない。1日目結果2回戦○山下メド-メ松沢岬(不来方3年/岩手)3回戦○山下メメ-伊藤千
今週も相変わらず忙しい。おかげで明日は土曜出勤。それでも暖かくなって来たので、通勤ライドは楽になった。そして来週の土曜日は300kmブルベである。まだ荷物やキューシートの準備を全然していないが、バイクはほぼ仕上がった。今年一年はコルナゴEP「激力号」でブルベを走る。300kmくらいなら何とか走れるだろう。問題はその先。600kmを完走出来るかな。今、通勤で使っているサドルはブルックススワローTi。毎日の通勤(往復20km)で慣らしているが、1月程の通勤で、やっとお尻の形が軽
弓に弦を張る・・・・(弓道)弓の張り方弓の張り方には2種類あって「台張」と,「押張」があります。また,押し張りには「片手押」と「諸手押」(弓師張)があります。台張りが一番安全な方法ですが張台が無ければできません。各道場に一台づつあれば良いのですがね。●張台・・・・以前紹介した,Iさん自作の張台です。http://blogs.yahoo.co.jp/kuroken3147/47798159.html広瀬彌一,「用射禄」一般的に片手押が行われています。諸手押については新弓や裏反り
2017関東学生剣道選手権大会をうらなう(2)1ブロック左で、5名の優勝候補を挙げたが、今回私が選んだ47名の注目選手の中には、木屋光晴(帝京大4年)と原三四郎(専修大3年)の2人がいるので追記しておく。九学時代の木屋はわからないが、数年前「帝京大に木屋というひときわ大きくて強い選手がいるなあ」と驚いたものだ。武道館の観客の視線を一点に集めてしまうような豪快で迫力のある試合を期待したい。190cmというのは、国士舘の小川絋夢に迫る学生No.2の長身である。原は今年の「学生上段御三
2015年の高校剣道界でキラリ輝く選手たち(2)前回に続いての例によって私の独断と偏見で選ぶ、今年活躍するであろう10人の強豪選手の紹介その2。5.福居義久(水戸葵陵3年・茨城)福居は広島県の東広島剣道クラブ出身。小学校時代には道連の全国大会でチームは3位に。チーム内で一番体の小さかった福居は先鋒、で、首一つ大きな小早川亮が大将を務めた。二人は群を抜いた強さだった。このコンビは揃って地元東広島市の八本松中に進学。県大会を制し、八本松中を初の全中に導いた。中学に入っても体が
2003年8月19日澄んだ空気に秋の到来を感じさせるここ、北海道北見市では、中学生たちの熱い熱い戦いが繰り広げられていた。怪物中学生たちによる、注目の団体戦だ。優勝候補筆頭は九州学院中(熊本)。九州学院は、昨年の全中で前田智博・西崎功祐・清水英介という3人の2年生の活躍で優勝。今年はこの3人を中心に、さらにチーム力を上げ2連覇を狙ってきている、最有力チームだ。もう一つの有力候補は、九州大会優勝の神埼中(佐賀)。昨年の全中では、準決勝で九州学院に惜しくも代表者戦で敗れて3
サイクルマルシェのサンエクシードブースで買った5ピンのクランクアダプター。PCDは130用と110用。裏側もしっかり面取されて、トリプルピンも付くようになっている。5ピンクランクは昔はTA、ストロングライト、スギノなどでクランクを出していた。今はサンエクシードだけが、現在風のデザインで5ピンクランクを販売している。しかしクランクの長さが選べないのが玉にキズ。今ワタシが持っているのはTAツーリスト177.5mmととストラングライト49D175mmのみ。PCD130用アダプタにストロン
弦枕を考えるhekimatoさんが弽を換えてから「トラレ」るようになって悩んでいる。離れが怖くなってしまった。という記事を書いていました。私はヨーロッパで沢山の人の弦枕を直して来ました。そんな事から,感じた事。大抵は深すぎて離れが重いので,埋めて浅くしていました。弦枕を浅くして引いてもらったところ,何人かの人が引き分けや伸合の最中に弦が弦枕から外れる事がおきてしまいました。いわゆる「トラレ」です。弦枕は基本的に弦一本分もあれば充分で,技術的にはきちっと捻っていれば外れないは
久しぶりに、甲府ノ水を集め駿河湾へ流れ込む、静岡中部の富士川へ行ってきました。今回は、友人の誘いに乗って訪れ見ました。エリアは、逢来橋左岸の富士宮で下流末端壁とそのボルダー及び陽溜まりエリアです。なにせ、普段独りで打ち込む事が多いだけに大所帯でのボルダリングは、久しぶりでワイワイ話がら楽しめるのは、実に久しぶりで、好いモノです。中央がメインボルダー,左がアップ用、右が頭脳トレーニングに最適なボルダーです。大所帯でロープクライミングは、結構楽しんでいられる方々で、
「ものすごいメンバーが全国から集まってきたものだ」2006年春、桐蔭学院に入学した若松光はワクワクした。田島純一(東京・東松舘道場→深川二中)全国個人チャンピオン(道連)山下恭平(岡山・福田道場→操山中)全国個人2位(道連)若松光(宮城・あらた道場→桜丘中)東北チャンピオン(2年連続)上村悠也(千葉・柏武道館→逆井中)全中団体優勝(大将)・関東個人チャンピオン(中体連)柳井瞭太(鳥取・米子武道館→静岡・安東中)小学生時代には鳥取であの足立柳次(後に高千穂高
2017玉竜旗大会直前に玉竜旗大会の参加チームを見渡すと圧巻だ。男子、全国547高校が出場する日本一のマンモス大会。組合せを見るとインターハイ出場チームが普通にノーシードでいたりするからギョッとする。今年の玉竜旗には全国9地方大会の優勝校がすべて勢揃い!北から北海道優勝東海大札幌東北優勝仙台育英関東優勝水戸葵陵北信越優勝新潟商東海優勝中京学院大中京近畿優勝PL学園中国優勝西大寺四国優勝高知九州優勝九州学院今年の玉竜旗には、インターハイ参加4
スポーツバイク乗りはあまり興味ないだろうけど、昨年に発表されたシマノアルフィーネ11Sの内装変速機は個人的に注目していた。今までシマノの内装変速機はインター8の8Sだったが、アルフィーネは11Sに段数が増えながら若干の軽量化を果たしている。またシマノの内装変速機は内部潤滑はグリ-スを使っていたので、シマノの内装変速機の操作はがイマイチ重かったが、アルフィーネはオイル潤滑になり、動作が軽快になった(らしい)内部構造も見直し、機械的に高級になったなった(らしい)昨年のサイクルモード
〔前回の続き〕「僕サッカーがやりたいよ!」「今度はバスケットボールがいい!」「やっぱりソフトボールチームに入りたい!」剣道そっちのけで、次々とリクエストを繰り返す知大少年に、母はこう言った。「お前がやりたいのならやりなさい」東郷の両親は、知大少年がやりたいということを全てやらせてきた。それは、決してわが子を甘やかしていたわけでも、ましてや、わが子に迎合していたわけではない。「この子は一度言いだしたら聞かない。でも一度やらせればどうせすぐに飽きるし、万が一飽きなければそ
前回の続きでインターハイ個人戦その2(1988~2000)である。書いているうちに、だんだん熱くなってコメントが長くなってきがちだが、これでもだいぶ減らしたのである(笑)【高校総体(インターハイ)男子個人戦(その2)】1988年(第35回)~2000年(第47回)氏名のあとの(2)は2年生。3年生は無印。47回2000年平成12年(岐阜)優勝.佐々木昭一(習志野/千葉)2位.川野明浩(阿蘇/熊本)3位.雨谷武蔵(桐蔭学園/神奈川)3位.丸谷恒治(広島皆実/広島)
「必ず決勝でやろうな!」千葉県立安房高校キャプテンの鈴木悠平と、大将の嶌津貴之は試合前に固い約束を交わした。2005年6月ぐんまアリーナ。関東高等学校剣道大会、個人戦試合前の約束だった。絶好調の二人は、順調に勝ちあがった。鈴木は、準決勝で、あの井口亮(埼玉・熊谷高=小学校・中学校と全国3位の実力者)にドウとコテの2本勝ち。なんと1回戦から準決勝まで全て2本勝ちという圧倒的な強さで約束の決勝戦まで勝ち上がった。対する嶌津もスピード溢れる剣道で、得意の出端メンやコテが冴え渡ってい
全日本学生剣道優勝大会を前に①高輪の記事を一時中断して、本日は、いよいよ3日後に迫った全日本学生剣道優勝大会について、関東大会や各地方大会の結果なども踏まえて思うところを自由に書いていきたいと思う。黄金世代と呼ばれた現4年生。この学年を少年時代から注目してきた私にとっても、学生最後となる今大会は感慨深いものがある。さて、まずは今大会の優勝候補を私の独断と偏見で5チームに絞ってみる。筑波大中央大鹿屋体育大国士舘大明治大である。そして、それを追うのが大阪体育大日
上記の図はクリックすると,拡大します。大きくして見てください。前回の実験を簡単に紹介します。実験は矢尺の長短と詰合(会)の形,そしてそれに伴う離れの動作についてみました。離れの動作には押手と勝手がありますが,今回は勝手の動きに注目しました。肩関節は人間の関節の中で最も可動域が大きく自由度が大きい間接です。しかし,人間の腕はゴムのように伸びないし,骨は決まった長さしかありません。従って,矢尺を引く,弓を引くと言うことは,両肩間接を回転の中心とした両腕,上腕の回転運動と左右の肘関節を回転
~大逆転再びの巻~2009年春の選抜神奈川予選。桐蔭学園は9年連続出場していた選抜の出場権を逸した。これは非常事態である。この非常事態は全国各地で起こっていた。神奈川は桐蔭学園を抑えて桐光学園が出場。茨城は前年度IH準優勝の水戸葵陵を抑えて土浦日大が出場。千葉は関東大会前年2位、この年優勝する安房ではなく、東海大浦安が出場。佐賀は、龍谷・三養基の双璧を崩した佐賀学園が出場。福岡は東福岡が出場。しかし、彼らがベスト8以上に名を連ねることがなかった。やはり難関の県大会を突破し
弽の弦枕今回のハンブルグでは弽の弦枕を2個修理しました。写真はいただいた物です。深すぎて離れが重く,出にくいようだったので革を張って浅くしました。また,向きも修正しました。驚くほど離れがシャープになり方向もよくなりました。自分でも引きやすいと喜んでいました。試合でも2位になり,お礼にお酒とチョコレートいただいちゃいました。弽は射術に一番大きく関係する道具で,「射手の襤褸弽」といわれて,新しい弽よりも,使い慣れたボロボロの弽が使いやすく,なかなか替えることが出来ないといわれています。
先週ぐらいからだろうかここ東京でも、金木犀のほのかな甘い香りに街全体がすっぽりと包まれた。本格的な秋の到来とともにいよいよ学生剣道のクライマックスがやってくる。今度の日曜日10/28は全日本学生剣道優勝大会。この目で見たいのはやまやまなのだが、仕事の都合上どうしても大阪に行けず残念である。ここ10年の大まかな傾向として、関東の強豪校VS鹿屋体育大VS大阪体育大という構図が成り立っている。昨年の優勝は筑波である。関東の主役は、国士舘、筑波、日大、中央、早稲田、日
Tシャツの袖からはみ出た、はちきれんばかりに、ビルドアップされた、東郷の二の腕を見て。剣キチ「しかし、東郷くんの腕はすごい筋肉だよね」東郷「そうですか?」剣キチ「ちょっと触ってもいい?」また剣キチの悪い癖がでた。すぐ人の筋肉を触りたがる(笑)。しかし、筋肉を触るとその質がある程度分かるような気がするのだ。東郷のその甘いマスクとは不釣り合いに鍛え上げられた、ボディービルダーのように逞しく、そして柔軟性のある筋肉である。どんな稽古をしたら、これだけの腕になるのだろう。決して
「お前でダメなら、俺はお前と心中する覚悟だ」愛の告白ではない。監督が選手に言った言葉である。ある意味、恋愛以上に強い絆かもしれない。優勝してあたりまえというプレッシャーの中で、そんな言葉をかけてくれる監督なんて、まさに理想じゃないか。2010年インターハイ熊本予選。団体・個人ともに日本一を目指す九州学院の予選通過は、誰の目にも明らかだった。個人予選。ダントツの優勝候補である東郷知大(九学)は、その日、どことなく体が動いていない気がした。いつもだったら自然に引きメンを打ってい
いまさら、インターハイの記事かという感じですが。。すでに、高校最後の大会としての国体ブロック予選の結果も出てきているのに。。大変遅くなりましたが、今年の高校剣道の総決算として、テーマを何回かに分けて書いて行きたいと思います。その1.インターハイ・ベストバウトそれはなんと言っても、団体決勝戦、清家vs志築の2番勝負だ。この試合には心底しびれた。この日の志築は、まさに無双の強さで決勝までの戦いを驀進していた。準々決勝で水戸葵陵の寒川を、そして準決勝では本庄第一の泉を、圧倒的
皆様、だいぶ遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。さて、ブログがまたまた滞り気味で、楽しみされている方々には大変心苦しく思っている今日この頃です。甲斐先生の記事の途中ですが、ここで少しだけ箸休めを。この週末に高校の剣道部のOB会に行ってきました。私の素性はこのブログ内で明かしてきませんでしたが、そもそも大した人間でもないし、すでにそこそこ広がってしまっているようなのでまあいいか。私の母校は茨城県の水戸第一という高校です。水戸
第17話~桐蔭史上最強の怪物チームが産声をあげるの巻~2009年メンバーが引退し、北川・兵藤の2枚看板を中心に、東海林・小上、1年の嘉数らを加えた新たなチームが結成される。その戦力は、前年を上回ると期待された。人間、期待に応えるということがいかに難しいことか。新チームは、2年連続で全国選抜の出場権を逸した。一方、千葉県房総半島で怪物チームが生まれていた。2010年度を席巻した安房である。安房高校は、前年2年生の佐藤、千葉、大貫を中心メンバーとして、激戦区関東大会を制し、また
2016年12月某日、新宿。待ち合わせの時間よりも10分早く行くと、すでに2人は待っていた。「おっ、早いね」「あっ、剣キチさん、こんばんは。今日はお招きいただきありがとうございます」スーツ姿に身をまとったやや緊張気味の2人が礼儀正しく元気に迎えてくれた。なんと清々しい好青年なのだろう。「乾杯!!」まずは冷えた生ビールで喉を潤し、楽しくエキサイティングな話が始まった。ああ、今宵は楽しい夜になりそうだ。この日に来てくれたのは、早稲田大学剣道部4年小林直道前主将と