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次は凡そ5年ぶりに頂く山形の嵐童で、出羽燦々の純吟おりがらみ生酒スペックです。開栓すると、上立ち香はやや控えめ、バナナ様の甘い吟醸香がほんのりと香ります。口に含むと、新鮮でシャープな酸と、濃醇なお米の甘旨味が口内に拡がってきます。酸味6、甘味4くらいの割合で、中盤はジューシーな甘旨味とコクが大きく膨らみます。終盤に甘味が減少すると、最後はスッキリと爽やかな旨酸が喉にキレる後口でした。甘酸のバランスが良く、荒走りらしい力強い甘旨味のある濃醇な甘旨口食中酒です。分厚い旨味が魅力的で、レモ
お酒好きの友人がウチに遊びに来るとき、伊豆(or静岡)の地酒を用意することが多いのですが、最近買って美味しかった日本酒をご紹介します。左から、伊豆の里(万大醸造合資会社:伊豆市)あらばしり(万大醸造合資会社:伊豆市)さくらの里(富士錦酒造株式会社:富士宮市)城ヶ崎のつり橋(富士錦酒造株式会社:富士宮市)上ふたつの製造元「万大醸造合資会社」は伊豆半島唯一の蔵元です。昭和10年(1935年)から続く、伊豆半島唯一の酒蔵。伊豆では分かっているだけでも1300年代頃か
次は長野の西之門の新酒で、美山錦純大吟あらばしりの無濾過生原酒です。開栓すると、上立ち香は芳醇で、メロン様の甘い吟醸香が華やかにと上ります。一口頂くと、新鮮でキュートな酸と、濃醇なお米の甘旨味が口内に拡がります。酸味6,甘味4くらいの割合、中盤はジューシーな甘旨味とコク大きく膨らみます。終盤に甘味が減衰すると、最後はスッキリと爽やかな旨酸がキレる後口でした。甘酸のバランスが絶妙に心地良く、フレッシュで濃醇な甘旨口食中酒ですね。苦渋も全く無く、レモンを搾ったオレンジリカーのようで、とて