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こんにちは!TOOLBOXの室本です。前回の作業でオイル下がりは解消したMINI。しかし警告灯が点灯しエンジン不調が発生😰「何が起こってる?」このタイミングで不調が発生すると「作業時の問題」と疑うのが定石。今回は警告灯が点灯していますから、故障コードを確認すれば有効なヒントが見つかるはず❗️早速確認してみると…①オイルプレッシャコントロールバルブ配線断線②2番シリンダーミスファイア症状からすると②は納得な故障。恐らくイグニッションコイルが壊れてます。まぁMINIじゃあ定番な
こんにちは!TOOLBOXの室本です。以前からテストを繰り返していたZC33Sスイフトスポーツ用の延長サイドブレーキレバーようやく完成です!前回にも紹介いたしましたが、2025年のジムカーナやダートトライアルの車両規定の変更があり、PN車両(改造が少ないクラス)でもサイドブレーキレバーの加工がOKになるそうです!でも従来からあるような延長レバーは、純正レバーに継ぎ足して取り付けする物がほとんどですが…当店の仕様はレバー自体を加工して延長しています👍こうする事で取付けの緩みや余計な動
こんにちは!TOOLBOXの室本です。MINIのエンジン修理の続きです。今回は腰下の作業!今、バラしているエンジンは当店在庫車両だったジョンクーパーワークス。走行19万km走行で、「冷却水が減る」というトラブルを抱えていたエンジン今回の目的はこのエンジンをオーバーホールして私のMINIに載せる計画。度々話してる”油圧低下”とは関係無い作業ですとはいえ19万km走行のエンジンがどの程度ヤラレテいるのか?しっかり点検してみます!前オーナーはオイル交換サイクルが良くなかった様で、
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回は久しぶりのラッピングフィルムの施工車齢が進み、ルーフやボンネットの塗装が劣化してしまったこのクルマ。部分的にクリア塗装が浮き始めて、今後より塗装が悪くなってしまう予感ちゃんと直すには“塗装を剥がして塗り直す”が一番良いのですが・・・費用はかなり掛かってしまいますとはいえ放置しているともっと悪くなるでしょうし、何より見た目が悪いですからねと言う事で今回は、ラッピングフィルムで見栄えが悪くなったボンネットとルーフをリフレッシュしてみます!
こんにちは!TOOLBOXの室本です。夏頃から始めた延長サイドブレーキ作成。第一弾ZC33Sスイフトスポーツ第二弾ND5RCロードスターそして今回の第三弾は...GRヤリスの延長サイドです😆元々、インナーシューのこのクルマ。「シューを交換すれば効きは充分」という話も聞いていたのであまり需要ないかも?と考えていましたが...“操作性の向上”は効果的かも?レバーの脱着にはココまでバラさないと不可能。けっこう手間です…スイフト同様に2点支持のレバーブラケット。観察して
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回のご依頼はGRヤリスのブレーキローター交換!生粋のモータースポーツ車両として扱われることが多いこの車。純正で356mmの大口径な2ピースローターを装着しています。その恩恵は有効に活かされているとは思うのですが…2ピースローターは高い😭純正だと1枚で82,000円もします💦社外品でもエンドレスなどから出ていますが…2ピース構造で10万円オーバー。2枚セットで3〜5万円程度の金額に慣れた人からすると…とんでもない負担に😰そんな人に朗報!
こんにちは!TOOLBOXの室本です。最近ようやく納車される様になってきた新型GRヤリス。これからモータースポーツの現場でも多く見られるのだと思います。従来型の弱点を改善して販売されているとの事で、どの様に改善されているのか?今回はLSD取付けのご依頼ついでに左側エンジンマウントの緩み対策を施行します!外観上は変わった雰囲気は無い様子。マウント中央部にあるボルトはサイズアップしている様で、従来型:M10→M12ボルト径が一段太くなり、ネジ長も長くなっている様です。コレは“
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回はシバタイヤから新発売になったR50(M)をテストしてきました!225/45-16のタイヤ幅は、A050:232mm03G:235mmR50:232mm従来品からすると相当太く見えましたが、他メーカーSタイヤと比較したら同程度くらいでした。ココからはサーキットでテスト!今回も幸田サーキットにお邪魔してテストを行いました。天候:晴れ気温:3℃路面温度:7.5℃ベストラップ(R50):48秒806ベストラップ(050):48秒5
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今年の1月に冷却水漏れ?でエンジンを載せ替えたスイフト(ZC33S)。最後の方にはマフラーから水が出てくる程の酷い状態でした修理方法としては「中古エンジン載せ替え」でしたのですぐに終わってしまいましたが…アレってどこから“漏れてた”んだろう?しばらく忙しくて降ろしたエンジンは放置していましたが、最近チョットゆとりがあったので分解して点検してみました!まず状態としては①毎朝クーラントを足さないといけない程減少②エンジンルームを見る限り“漏れ”は
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回はシバタイヤの新製品R50T8のテスト。以前報告したT5コンパウンドは、低温時にグリップが足りない事が多かったのですが、T8は早めに温度が上がるとのウワサT5の方と比較してみたいと思います!2025年5月7日天候:晴れ気温:17℃くらい路面温度:32.6℃フロントタイヤ:シバタイヤR50T8(エアー160kpa)リアタイヤ:A052195/55-15(エアー220kpa)ベストタイムSSP:1分25秒165(T5)
こんにちは!TOOLBOXの室本です。2年前まで使用していたOSスーパーロックLSD。2年程使用していて、街乗りではチャタリングは少なく快適で、サーキットではしっかり効いてくれるのでお気に入りで使用していましたが...ある日突然ジムカーナでターンがし辛くなってしまいました。コレは結果的に足回りのセッティングに起点があった事だったのですが、その後色々試していくうちに...270°以上の深いターンが辛い事が発覚タイヤを変えてもこの状況だけは改善しませんでしたので、昨年は試したい事があった
こんにちは!TOOLBOXの室本です。以前から「いつから買えるの?」と密かに注目を浴びていた5FIVEX(ファイベックス)タイヤこの度取引きができる様になりましたこのタイヤメーカーはドリフト等で有名で、かなり高性能なタイヤを作ってます。今回取り寄せした”Gerun055A“は「ストリートからスポーツ走行までをカバーする」となっています。このタイヤであれば205/50-16もラインナップがありますので、小さいクルマの方にも履けますまず見た目ですが、「結構浅溝?」と誤解しそ
こんにちは!TOOLBOXの室本です。以前から作成していたZC33Sスイフト様に続き、延長サイドブレーキ第二弾。ND5RCロードスター用の作成に着手!チーム員の方から「NDでも作れますか?」とのご依頼。今後もこの車種での需要がある様に感じる為、中古のレバーを購入して検証!まずこの車はレバーの取り付けボルトが元々3箇所あり、スイフトのレバーより圧倒的にブラケット部の剛性が高い!取り付け部も平面では無いので、レバー操作時に歪みが出づらくて良いです👍反面、レバー部はプレス材を合わせ
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回のご依頼はヤリスへの車高調の取付け。オーナーは定期的にサーキット走行やジムカーナを楽しんでいるという事。私は基本的には、「初めてサーキットを走るんです!」という方には車高調は、「まずは安いものでも良いのでは?」と伝える様にしています。(この辺りは現状次第でイロイロ変わります)もちろん初めから”良いモノ”を導入した方が、基準点がハッキリしますしスキルアップも早いとは思うのですが…やらなきゃいけない事は足回りだけじゃ無い事が多いんです。
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回のご依頼はNDロードスターのLSDオーバーホール!装着されているLSDは“クスコタイプMZ”。「MZとRSって何が違うの?どっちが良いの?」という質問はよくありますが、この2種類の違いは…イニシャルトルクの”発生源”と”作動方向”MZは他メーカーなどでも使われているコーンスプリングを用いたLSD。フリクションディスクを外側から押しつける事によりイニシャルトルクを発生しています。対してRSはコイルスプリングを使用してディスクの内側からイニシ
こんにちは!TOOLBOXの室本です。オークション代行で購入のアルトラパン納車です!ご利用ありがとうございますお客さんは当店の元従業員。ですのでクルマの事はかなり熟知しています「普段使いの足車」という事で“平成18年式”のラパンを購入。外装はかなり酷く、ルーフとボンネットは絶望的に劣化していて・・・なんとか磨いてキレイにしたいと頑張ってみましたが・・・塗膜自体が劣化していてこれ以上キレイにできませんでしたこういった古い車を販売していると、「えっ!そんなに古い車じ
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回は先日当店デモカーのMINIへ取付したARUGOSライトクラッチについて解説します。以前からクラッチジャダーに悩まされていたMINI。原因は、”フライホイールのガタ“と判っていたのですが…金額が高くてなかなか手がつけられませんでした💦このクルマは“デュアルマスフライホイール”を装着しています。フライホイール内部にスプリングが取り付けられ、クランクシャフトから発生する回転方向への振動やクラッチ操作時の衝撃を吸収してくれる構造となっているん
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回のご依頼はR60MINIクロスオーバーのクラッチ交換!当店では定番車種ですこのクルマはBMW扱いとなってから2世代目の車両。この世代はバリエーションが多く、R55:クラブマン(ステーションワゴン)R56:ハッチバック(標準車)R57:コンバーチブル(4人乗りオープンカー)R58:クーペ(2人乗りロールーフ)R59:ロードスター(2人乗りオープンカー)R60:クロスオーバー(5ドアSUV)R61:ペースマン(R60ベース3ドア)
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回はZC33SスイフトのLSDオーバーホール。2年間使い込んだATSのLSDは果たしてどうなっているか?初期出荷時、このLSDはイニシャルトルクを18Kで組まれていました。分解前に測定してみると…9.3K!意外とまだ使えそうな状態?でも、これからジムカーナでステップアップしようと準備をしている所なので...今回は更に高い値で調整してみたいと思いますスイフト用をまともに分解するのは初めてだったんですが、分解していくと...片側だけコーンスプ
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回はクスコのモータースポーツ向け車高調のクスコスポーツRの取付けです!この車高調はスタンダードモデルの「ストリート」シリーズとは異なり、単筒式ダンパーを採用しています😁これはスポーツも出るの車高調によく使われる形状ですが、一般的な”複筒式”と比べて…放熱製が優れています👍ショックアブソーバーは難しい表現をすると”運動エネルギー”を”熱エネルギー”に変換する装置。スプリングの動きを抑制する際に”熱”を発生させます。当然ながらその熱の量は
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回のご依頼はNCP131ヴィッツの足回り交換。よくある”ダウンサス取付け”や”車高調取付け”では無く、足回りのリフレッシュを行います!純正の足回りは耐久性も高く、10万km未満で「不快」と感じる程の劣化はあまり起きないのですが…走行距離や年数による”劣化”は徐々に進行してきます😰特にスプリングの無駄な動きを抑制する”ショックアブソーバー”はオイルが封入されている事もあり、顕著に劣化します。10万km未満で手放されるならそのまま乗り続けるのもア
こんにちは!TOOLBOXの室本です。今回のご依頼はレガシィのクラッチ交換。「最近、クラッチが滑る様になった」との事でご来店。確認すると、クラッチミートの位置がかなり高めになっていたのでクラッチディスク&カバーを交換する事に「クラッチディスクだけ替えておけば十分じゃないの?」と思われるかもしれませんが、”クラッチが滑る”原因は”ディスクの摩耗”だけとは限らないんです。ちなみに今回の事例で言えば、新品:8.5mm旧品:7.6mmたった0.9mmしか差が無いんです💦もちろん