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スペックだけを見てモノの良し悪しを判断することが多い今日この頃ですが、実際に使ってみると期待したような結果が出ないことがままあります。今や175Aなんて出力は珍しいことではありません。ロードカーに求められる性能は何よりも耐久性、信頼性です。特にアイドル付近での低回転時の出力が重要です。500Eノーマルの100Aでもそれ自体が健康な状態であれば事足りるかもしれません。当社の場合、開発中のPWMファンの装着等そもそも無かった電装品をインストールする場合には不可欠なものです。このWO
カムキャップの加工も終わり、新たに用意したダイレクトイグニッション用のヘッドカバーを被せようと思いましたが、ドイツから輸入した中古のそれをそのまま使用するわけにはいきません。キレイにすることは勿論ですが、それだけが理由ではありません。ブローバイのキャビティ内部はそれはそれはおぞましいものでした。ここのプレートを外すことは骨が折れる作業ですが、頭をすっ飛ばしたリベットの処理はさらに骨が折れます。↑左バンクです。このポートの裏側が、直径1mmほどのリストリクションホール
前回と同じ左側のマニフォールドです。前回のものはステアリングギアボックスに干渉することを全く考慮していなかったため、デザイナーの方には迷惑をお掛けしました。ボルト穴周辺に修正は必要ですが、車両に搭載した結果今回は干渉もなく、きれいに収まりました。因みに、今回の車両はマニフォールド以降が非純正のものが装着されていて、それに合わせて作っています。よって、純正のセット、もしくはそれに準じたものの場合は純正のマニフォールドと同じく、フランジで以降のパイプと繋がります。