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今回のお話はAgaveRhodacanthe一般名を「Mexicano」(メヒカーノ)「Doba-Daan」(ドバダン)と呼ばれるアガヴェについてです。メキシコの太平洋側の海沿いの高地1000m~2500mで広く育つアガヴェです。松や樫の木の乾燥林の森の中で育つ野生種!!最低8年~12年をかけて成長し、高さ2m幅4mと大きくなるアガヴェなのですぞ。野生種が少なくなったため、現在は半栽培も行われています。このアガヴェから造られるMEZCALは、スパ
「KingofAgave」のお話をしましょう!!学名【AgavePotatorum】ポタトラム一般名は「TOBARA」と呼ばれることが多いですが、「BILIA」と呼ばれる場合もあるようです。プエブラ州とオアハカ州の高地1200m~2300mで成長する比較的に小さなアガヴェです。成熟するのに12年~15年かかるのですが、幅1m高さ70cmくらいまでしか大きくなりません!ほぼ野生種でとても希少なアガヴェなのと大きく育たないのでメスカルの生産量も少ないことから「K
今日は細長くヤシの木状に成長するアガヴェのお話をしましょう!学名【AgveKarwinskii】(カルウィンスキー)オアハカ州の中央部の谷に自生するアガヴェで、標高が750m~2000mにかけて分布します。このカルウィンスキーというアガヴェは、同じグループの種類で種類の違うアガヴェがたくさんあるのです!!このブログでは一般名と定義してお話いたします。「Cuishe」(クイシェ)「Cuixe」(クイシェ)「Madrecuixe」(マドレクイシェ)
今回はMEZCAL(メスカル)の原料のAgave(アガヴェ)の種類についてお話ししようと思います。テキーラも同様に「サボテン」から造られるという話がよくあるのですが・・・(笑)サボテンではないのですよ♪テキーラの原料は学名をAgaveTequilanaweberといい一般的には「Azul」(アスール)と呼ばれるアガヴェのみが原料と規定されております。それに対して現時点でメスカルは52種類のアガヴェが原料として認められています。ワインに例えてみると分かりやすいかもしれ
学名【AgaveCupreata】一般は「Papalote」(パパロテ)「Papalometl」(パパロメトル)「Ancho」(アンチョ)などと呼ばれます。高さ80cm幅1mくらいに成長して、成熟には10年~12年かかります。ラベルには学名の「Cupreata」と表記されることが多いですね。バルザス川流域の固有種で、オアハカ州・ミチョアカン州・ゲレロ州・プエブラ州をまたいで流れる大きな川に沿った地域で生産される伝統的なMEZCALなんですよ♪ミネラル感やス
久しぶりの更新になってしまいました!今日は、AgaveMarmorata通称は「TEPEZTATE」(テペスタテ)と呼ばれるアガヴェのお話です。シエラ・マドレ・デル・スルと呼ばれるシエラマドレ山脈南部やバルザス川の東側からオアハカ州のイツモ地方のテワンテペックにかけて分布するアガヴェです。標高は1300~1800m成熟してMEZCALの原料として最適な糖度になるまでになんと!25年~35年もの歳月が必要なのです!!現在、原料として造られているほとんどが野生種です!急
¿PorquéhayungusanoenelGusanorojo?テキーラっていったらあれでしょー?虫入ってるやつあるよね~?そう、火が点くに続いて多いテキーラに関する誤情報がこれ。テキーラには虫はおろか、サボテンもサソリも入っていない。イモムシが入っているのはテキーラではなくメスカルという種類の酒だ。竜舌蘭を原料にした、テキーラとは別の蒸留酒「メスカル」として日本で長らく唯一といって良いくらいに飲まれてきたこの「グサノロホ」。メスカルとはなんぞや?という初歩的な説明