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前回、「少しYouTubeの動画を見ている」なんて書きました。やはりナイフや、研ぎの動画が多くなってしまうんですが、「上手く研いでいるなぁ」というものもあるのですが、個人的に「ん?」と気になるものも少なからずあったりします。それは「研ぎ」のやり方そのものであったり、あるいは「研いだものに対する切れ味の検証法」について、だったりします。ただ……。使用者が「問題なく使える」ということであれば、それはそれでいいわけですし、外野が口を挟む筋合いはありません。なので、特定の
大分、暖かい日も増えてきて、アウトドアのアクティビティがしやすい時期になってきました。私の居住地域では、他の地域よりかなり早めではあるのですが、フキノトウが里山や、何気ない道の脇に顔を出しています。ちょちょっと採って天ぷらにするもよし。春の味覚をいち早く楽しめます。そうそう。奥利根の森番長ことモリさんの本にも、フキノトウの美味しい調理法が載っていました。モリさんの野遊び作法(BE‐PALBOOKS)Amazon(アマゾン)2,318〜13,873円た
こんにちは。今日は、フクロナガサ(叉鬼山刀)関係の突っ込み記事の11回目。今回は、今までの考察や実験を重ねてきましたが、いよいよ大詰め。かなり核心に近い部分まで、判明したので、今回はそのご紹介。実は、ちょっと欠けをおこしていた6寸のフクロナガサを、研ぎに出したんです。もちろん、本家本元に送り研ぎ直してもらいました(叉鬼山刀には一代保証がついており、叉鬼山刀を作り続けている限り、修理やメンテナンスの面倒は無料で見てくれるのです!ただし、送料はこちら負担)。その際、自分
最近、Amazonプライムのビデオで、『ゲームオブスローンズ』という作品をよく観ています。冬の訪れAmazon(アマゾン)259円THEARTOFGAMEOFTHRONESAmazon(アマゾン)7,950〜29,400円中世ヨーロッパ的世界を舞台にしたファンタジー作品で、めちゃくちゃ面白いのです。陰謀、恋愛、復讐……さまざまなプロットが作中時間で何年にもわたって繰り広げられるという。で、中世ヨーロッパ的な世界ですから、剣とか斧とか、そうい
というわけで、またしても新シリーズ……といいつつ、やはりフクロナガサの話題となるのでした。けど、フクロナガサに限定せず、木の柄のナガサや、阿仁以外の場所で作られている山刀、あるいは広い意味での山刀や剣鉈について、またとりとめなく話していければな、と。さて、ナガサ、あるいはフクロナガサといえば、一番有名なブランドが「叉鬼山刀」(マタギナガサ)です。名前は聞いたことがある人は多いでしょうが、実際に持っている人、使ってみたことのある人、となると、結構少ないみたいです。西
最近、ちょっとYouTubeを良くみています。やっぱり、ナイフとかアウトドアとか、そういう動画を多く視聴してしまうのですが(やっぱり、「バドニング」って書いてあるものが多いなぁ)、ちょっと気づいたことがあります。それは、「鏡面磨き」に関する動画の多さ。一番よく目にするのが、ボロボロ、錆び錆びのナイフや庖丁を、研磨や研ぎによって再生し、ピッカピカの鏡面に仕上げるというアレ。皆様も、何かしらの動画をご覧になったことがおありでしょう。私はあまり、鏡面磨きにこだわる方で
今日はいきなりですが、とてもためになる動画がアップロードされておりましたので、そちらをご覧いただきましょう。これ!私も愛用させて頂いている、ナガサを作られている鍛冶屋さんの提言です。このブログはナイフファンの人のほうが多いでしょうから、ナイフファンにピンとくる形に、ちょっと翻訳しつつ動画の趣旨をまとめてみましょう。●ベベル面のベタ研ぎだと切れ味は最高だが、刃保ちは悪く、結果メンテナンス性に劣る●よって、ベタ研ぎにしたあと、小刃(糸刃)をつけてやることで、
さて、今日はみんな大好きモーラナイフのお話と、プロハンターとの比較……をしようかと思っていたのですが、思いのほか、モーラナイフが優秀だったので、忖度なく悪い部分も含めて、滅茶苦茶な切れ味を持つ、モーラナイフを紹介していこうと思います。モーラナイフに何を求めるのか?超人気……というか、超ド定番になってしまった感のあるモーラナイフですが、ユーザーは「何をモーラナイフに求めているのか?」というところは大事なところだと思っています。安さ?切れ味?メンテナンスのしやすさ?あ
人里を離れて一人でたくましく生きる。と言ってアナさんは雪の女王ではなく、生活の知恵をフルに活かしてジャングルの中で自給自足を楽しむキュートなハンサムガールである。‘bushcraft’をどう訳したらいいかうまい言葉がみつからないが自然環境の中の生活の知恵だとwikipediaは言っている。何の気なしに見始めたら止まらない。かなりの長編なので、所用を済ませるなど何度か中断はしたが、結局最後まで見てしまった。今は、続編をピックアップして楽しんでいる。どこの国なのか
今日は、さらにフクロナガサ(叉鬼山刀)に突っ込んでみる、の8回目。前回のおさらいや、新しい資料の紹介なんかをしようと思ってます。まず、前回のそれですが、「きちんと裏押し部分が平面になるように研いだ4.5寸のフクロナガサ」があります。このくらい研ぎ込んで初めて、裏押し部に平面が出ます。一般的な和式の刃物と比べると、裏押し部分が割と広いですよね。これは6寸のそれですでに体験済みだったのですが、今回まっさらな状態(ちょぴっと小刃を研いだりしたけど)から、少しづつ研ぎ進
さて、昨日の続きです。昨日は、フクロナガサを本家本元に研ぎに出し、さらに質問の回答を頂いたものを、フィードバックしてみました。ただし、「鎬がついている面」、一般的な表面のみについてです。問題は裏面なんですよねぇ。じゃあ、まず、裏面をもう一度ご覧いただきましょう。刃先と背の部分に裏押しが出ており、典型的な「片刃の和式刃物」の体裁になっています。私の問題意識は、「新品の時、背の部分には裏押しがなかった」という部分から始まっていて、「背の部分にも裏押しを作ろ
というわけで、今日もナイフ関係の記事です。ホローグラインド、というグラインド形状は皆さまきっとご存知でしょう。ブレード側面が凹状にえぐれており、ナイフの重量を軽くしたり、あるいはバランスをとりやすくしたり出来るグラインドです。最近、私が入手したものでは、ベレッタBerettaラブレススキナーナイフレザーシース付postedwithamazletat17.08.11ベレッタ売り上げランキング:124,662Amazon.co.jpで詳細を