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はじめに腎臓の病気は、長い時間をかけて少しずつ進行することが多く、気づいたときにはかなり機能が落ちていることもあります。その中でもIgA腎症は、日本で最も多い慢性腎臓病のひとつです。若い世代から発症することもあり、進行すると透析や腎移植が必要になる可能性があります。これまでの治療は、血圧を下げる薬(RA系阻害薬)やステロイドなどが中心でしたが、副作用や効果の限界が課題でした。そんな中、糖尿病の薬として開発されたSGLT2阻害薬が、IgA腎症を含む慢性腎臓病でも効果を示すことが明らかになってきま
はじめに糖尿病の治療薬として広く使われているSGLT2阻害薬。これまでは血糖コントロールや腎・心血管保護作用に注目されてきましたが、最近の研究で、**血清ナトリウムの異常(低ナトリウム血症・高ナトリウム血症)**にも良い影響を与える可能性が示されました。ナトリウムは体の水分バランスや神経・筋肉の働きを保つうえで欠かせない電解質です。その異常は入院や命に関わるリスクにつながるため、今回の報告は非常に興味深いものです。研究の内容イスラエルの研究グループは、2016年から2021年にか
🌸70代の糖尿病のある男性で、肥満傾向です。お薬手帳を持参されなかったので、お薬のシートをンチェックさせてもらったところ、プレガバリン、フェブキソスタット、トラディアンス、アムバロ、パルモディア、セレコキシブが処方されていました。お薬を解説してください。🌷それぞれの薬について、作用機序・主な適応・注意点をわかりやすくまとめます👇💊①プレガバリン(商品名:リリカなど)分類:神経障害性疼痛治療薬/抗けいれん薬作用機序:中枢神経のカルシウムチャネルに結合し、神経の興奮伝達物質(グルタミ