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はじめにIgA腎症(アイジーエーじんしょう)は、日本人に最も多い糸球体腎炎であり、腎臓内に免疫グロブリンAが沈着することで炎症が生じ、徐々に腎機能が低下していく病気です。比較的若い世代で発症することも多く、長期的に慢性腎臓病や腎不全に進行するリスクがあるため、患者さんの生活に大きな影響を与えます。特に尿にたんぱくが多く出る「蛋白尿」を伴う方は、将来的に人工透析や腎移植が必要になる危険が高いことが知られています。これまでの標準治療は、生活習慣の改善や減塩、そして血圧を下げる薬の使用が中心で
はじめに糖尿病関連腎臓病(DKD)の治療は、この30年で大きく進歩しました。かつては血糖値や血圧を管理することが治療の中心でしたが、それだけでは腎臓病の進行を十分に防げないことが分かってきました。現在では、DKDの進行には、腎臓にかかる血管の圧、慢性的な炎症や硬化、血糖や体重、動脈硬化といった代謝の問題など、複数の要因が関わっていることが明らかになっています。そのため、1つの薬だけに頼るのではなく、異なる仕組みで腎臓を守る薬を組み合わせる治療が重要になってきました。こうした考え方のもとで注目さ
🌸70代の糖尿病のある男性で、肥満傾向です。お薬手帳を持参されなかったので、お薬のシートをンチェックさせてもらったところ、プレガバリン、フェブキソスタット、トラディアンス、アムバロ、パルモディア、セレコキシブが処方されていました。お薬を解説してください。🌷それぞれの薬について、作用機序・主な適応・注意点をわかりやすくまとめます👇💊①プレガバリン(商品名:リリカなど)分類:神経障害性疼痛治療薬/抗けいれん薬作用機序:中枢神経のカルシウムチャネルに結合し、神経の興奮伝達物質(グルタミ
今回は前回に引き続きセンベルゴの周辺についてです。★前回のひとりごと【長谷川院長のひとりごと】猫の糖尿病の飲み薬ーセンベルゴーについて|アルマ動物病院/アルマ動物病院糖尿病・内分泌病センター糖尿病という病気は、元気あり、食欲もなくならず、水もオシッコもちゃんとしているため、発見の遅れることがあります。するとある日元気・食欲がなくなり、慌てて病院に駆け込み診察を受けると「糖尿病」。しかも「ケトアシドーシス」という診断。集中管理が必要とのことで、そのまま入院。