ブログ記事1,644件
ISE2023IntegratedSystemsEuropeでNeutrikから発表になった、powerCONTRUE1TOP、speakONの新シリーズからスピコンFXXシリーズの組み立て方法を取りあげます。例によって海外から取り寄せています。NeutrikスピコンFXXシリーズラインナップhttps://www.neutrik.co.jp/jp/products/speakon-loudspeaker-connectors/speakon-cable/fxx
インピーダンス・バランスの話がSNSで反響があり、以下に調べたことをまとめます。音響のバランス接続と言うと仕組みから説明できる方が多数かとは思います。では、インピーダンス・バランス接続についてはどうでしょうか?参考リンク:バランス接続(伝送)・平衡接続についてヤマハ株式会社【MGシリーズ共通】「バランス型」と「インピーダンスバランス型」とはどのように違うのでしょうか。上記にリンクを貼りましたが、インピーダンス・バランス接続とは疑似的なバランス接続であり、安価にバランス
Dante関係で良く聞かれる事をまとめます。筆者は普段からDanteに慣れ親しんでるわけではありませんが、人からなぜか聞かれることがあり、調べていくうちに少し詳しくなりました。この辺、確かに分かり辛いな・・・と思える箇所があり、思った通り、その点に質問が来ることがありました。知っている人は当たり前でしょうが、実際の機器の挙動を参考例に適当に書き連ねます。最初に取り上げる機器はNeutrikNA2-IO-DPRO2in2outDanteI/Fです。Blog内参考リンク
『NeutrikNLファストン(AMP170335-1)の端末処理の仕方』今回の記事は少しばかり長くなります。NeutrikNL4MP(スピコンレセプタクル)の圧着端子を考える、で以前書いた内容ではニチフのファストン互換圧着端子…ameblo.jp上記記事の続編、NeutrikNLファストン(AMP170332-1)の端末処理の仕方です。前回の続編として記載していきます。今回のテーマは、NLファストンとして国内で販売されている2種のうち、通常のスピコンに使用されるフ
NeutrikDシリーズレセプタクルを調べてみる話です。XLRコネクタの歴史を調べてみた、の派生記事となります。Blog内参考リンク:『XLRコネクタの歴史を調べてみた』「キャノンコネクタ」と聞けば音響・映像関係の方にはマイクコネクタである事が伝わるはずです。型式名XLR。このXLRコネクタにどのような歴史があるのか調べてみま…ameblo.jpNeutrikは1981年に、ITTCANNON社製品では不可能だったXLRのオス・メスレセプタクルの取り付け開口穴の統一を行いま
こんにちは~今にも泣き出しそうな空です湿度も高いようです友人と「日本橋コレド」でランチ」しましたその後、火を使わないお灸を買いに銀座へ買い物後、お別れしました次回は彼女の勤める虎ノ門ヒルズ内のフレンチで再会を約束してところで4月16日LIVE翌日の昨日、このブログをUPしたかったのですが・・・LIVEで演奏されたセットリスト、メモを失くしたので御本人に確認していまして夜に連絡を頂き、今日になりましたLIV
NL4MPがモデルチェンジをし、NL4MPXXになりました。プラスチック量の削減、難燃性の向上が主な変更点です。左:NL4MP、右:NL4MPXX。正面のデザインが変更された左:NL4MP、右:NL4MPXX。背面のファストンタブのレイアウトは変わらないが、セパレータの形状が大きく変更された左:NL4MP、右:NL4MPXX。側面は大幅にプラスチック量が削減されている。質量が12.5g→10.0g(筆者実測)になったNL4MPのコンタクト形状。30Ar
SONNECTSoundWireUSBType-CtoXLRケーブルインターフェイスの紹介です。2023年の秋口くらいにInstagram他で広告を見て知り合いの音響さんで話題になっていました。2023年のInterBEEでエレクトリが取り扱う(元々SONEECTの代理店)事が分かりUSBType-C対応テストの一環として一つ発注しました。後述しますが、これが必要な状況はそこそこ限られています。SONNECTSoundWireUSBType-CtoXL
カナレ電気4S8をNL4レセプタクルに接続する端末処理を考える話です。カナレ電気の既製品基準では、4S11はNL4に対してはパラ結線です。4S8+NL4の既製品ケーブルはありませんが、XLR4ピンになるとパラ結線となります。これはXLRのピンにハンダ付けできる大きさに限界があるためと考えられます。※同様に、NL4に対して4S11の太さは共にしてネジ留めで1ch結線にする事が出来ません。(NL4に対してネジ留めの限界は4.0㎟、ハンダ付けで最大6.0㎟。ハンダでは可能)従って、カナ
普段あまりマイクは使わないのですが、たまに必要な場合もあります。会場にマイクがあれば、1本お借りして真ん中に🎤本当は左右に1本ずつ合計2本🎤🎤ほしいけど、場所とるし、チャンネルもとるし、たいしてうまくもないのに大袈裟な感じになるし、1本でやらせていただいてます🙇♀️楽器のボディに装着するマイクはいちおう持ってます。が、ちょーめんどくさい😫そんな中、高円寺のトラゲットで見かけた、こんなマイク。わかりますか。マイクスタンドの先っぽが二つにわかれてるんです。左(ベースボタン側
先日、JAPRSが0VU=-16dBFSから0VU=-18dBFSへ変更を行うと発表がありました。引用(一社)日本音楽スタジオ協会(以下JAPRS)では、デジタルマルチトラックレコーダーが登場した当時の状況から「0VU=-16dBFS」を長く推奨値として来ましたが、現在のハイレゾリューション化やデジタルベースでの信号処理等の状況も踏まえて検討を進めた結果、「0VU=-18dBFS」を基本な推奨値として改定することといたしました。(2024年4月1日からの運用)ただし、業務
コロナに負けるな「StayHome」で安全に6月11日でこのブログ開設から11年になりました。開設当初の冗談のような「ぶっ飛びアイデア」で企画、実験、試作したグッズでした。それもそのはず、ダイナミックマイク+UTPケーブル(普通のLANケーブル)ではシールドさえ必要なく、それでいてハムが発生することもない、という「常識をひっくりかえしたような」マイクケーブル。こんな「トンデモ機材」をでっちあげた筆者自身、手放せない便利ケーブルとなって現場で活躍してきたのがコレ
うっかり忘れていたこと。圏央道内回り坂東IC~常総ICの間に、新たに坂東PAが2024年4月23日㈫12時オープン前回茨城県へ行き、オープンを知らせる案内がありました。次回茨城県へ行く予定の連絡がないので、いつ行くかわかりませんが、時間があれば立ち寄ってみます。休憩をするエリアが無かったので、長距離運転をされる方には便利ですね。GWはここ目当てに混みそうですね。オープン前にアップ出来てよかった。ご利用される方、機会があればお立ち寄りを。
Windows10,11を音響映像送出またはコントロール用PCとしてセットアップする話です。近年のWindowsは旧来のコントロールパネルから設定できる項目と、「設定」から設定できる項目が分かれています。目的としている設定項目がこの両方から設定できたのか、はたまた片側からしか設定できないのか・・・これらを習得するにはかなりの時間と数をこなす必要があります。例えばIPアドレスの変更ひとつ取ってみてもコントロールパネル系と・・・設定メニュー経由での変更も可能である・・・
「汎用性を捨て、自分が使いやすい様に作る事」を第一に掲げたマグネット付きハンダリールですが要求があり、HAKKOのリール版を作成しました。『マグネット付きハンダリールと現場用ハンダ付け作業台を考える』マグネット付きハンダリール、この記事を書いたのは2009年です。現場でのハンダ付け作業の効率を見直そうと、このマグネット付きハンダリールを再設計しました。今回…ameblo.jpアルミット版とHAKKO版。HAKKO版は少し余裕を見ており他社のリールも収まる(但しぶかぶか)
設備音響用の100Vハイインピーダンス→ライン変換器、TOAQ-MT118の紹介です。設備業にしか需要がない製品で、TOAには音声検知で起動信号を出力できる製品もあります(Q-AI001Aなど)。小型でラックマウントが可能な類似製品は下記もあります。参考外部リンク:共栄エンジニヤリング株式会社音声感知型リレーボックスJAB020HDこちらは起動信号も出力できる製品です。ハイインピーダンス広域放送圏内の建屋内連動放送向けに使用します。但し、頭欠けはしますので製品の特性を良く知
ノイトリックのギター・ベース用サイレントプラグがリニューアルされました。毎度書いていますが個人的に最大の特徴だと思っているのは絶縁型のシェルである点です。標準で絶縁型のシェルを出してくれないかなぁ・・・いつものごとくMouserで購入していますが、今回はなんと事前予約が可能でした。日本国内でかなり早く入手していると思います。梱包状態ジャックの構造上、アンプ側には使わないでね、との注意書きNeutrikNP2XX-SILENT2023モデル。デザインが良
音響映像照明界隈でのちょっとしたお祭りとなりましたので感謝を込めて、事の顛末と販売までの経緯をここに残します。※これはいつもの記事とは異なります。事の発端は以下です。これをツイートした際に数人から反響を貰え、InterBEE直後と言う事もあり、取引先からも反応があるほどでした。(筆者はネット上でも取引先とのつながりが多い)アイデアのツイートカード型ノベルティのアイデア。思いついたので形にして残しておく。pic.twitter.com/eyJKxPiyZE—HolyC
基板でカード状のテンプレートを作るの続編です。Blog内参考リンク:『NeutrikのD・DL・DLXレセプタクルの開口テンプレートの基板バージョン』@magicarchtecさんから突如として送られてきたNeutrikのD・DL・DLXレセプタクルの開口テンプレートの基板バージョンの紹介です。元ネタの…ameblo.jp金属加工用テンプレートをステンレスのレーザカットで作成したらコストが高く、基板で同じものを作成してもらったら単価が抑えられて広く配布する事ができたのが
2022年7月にまさかのカナレ電気からフォンプラグ新製品が2種発売されました。そのうちの1種、L型モノラルフォンプラグF-15Lの紹介です。カナレ電気L型モノラルフォンプラグF-15Lそう、単なるL字型のフォンプラグです。これはギターやベースなどの楽器用途で、カナレ電気からは今まで販売されていませんでした。F15とF15Lの比較パーツ構造ハンダ付け部メタルシェルはF-10、F-11、F-12共通です気になる嵌合
フォンプラグのJIS規格とEIA/IEC規格という記事の続編です。以前とは状況が異なり、EIARS-453、IEC60603-11、JISC6560の全規格書を手に入れました。フォンプラグ3大規格・EIARS-453(1978)・IEC60603-11(1992)・JISC6560(1968,1979,1994)/※EIAJRC-6701(1977)JISC6560の規格を読んで見ると、解説に大形単頭プラグはEIAJRC-6701(1977)の
外形寸法160mm×160mm×160mm、正立方体形状のパッシブクロスオーバネットワーク内蔵同軸小型スピーカのCODAAUDIOD5-Cubeです。小型でそこそこの音圧・音質のフルレンジ(※D5はパッシブ2way)スピーカはなかなかなく、この提案はD5だな、というケースが幾度となくありました。が、このCODAAUDIOD5-Cubeは専用DSP内蔵アンプとセットでないと販売不可商品で、販売していただけない以上提案すら叶わない状況でした。(それが直接的な原因ではありませんが、同寸法のス
※本記事は子記事です。親記事は「RationalAcousticsSmaartV.7を導入してみました」ですので、Smaart関連の記事をお探しの場合はそちらの一覧をご覧ください。RationalAcousticsSmaartI-OでSPL測定をする方法です。※サウンドキャリブレータ不使用SmaartI-OはI/Fの入力ゲインレベルをSmaartと連携することが出来るため、「AudioDeviceOptions」→「Microphones」で「Sensitivi
ちまたにあふれるロープロファイルXLR・・・AliExpressでアルミアルマイトモデルを購入してみました。前置きとして、紹介した物と同等の製品が今後も買えるか不明ですのでその点はご了承ください。メーカが販売してくれると良いのですけどね~・・・Blog内参考リンク:『SwitchcraftAAA3FBLP&AAA3MBLPの紹介』SwitchcraftXLRConnectorsAAALowProfileAAA3FBLP&AAA3MBLPの紹介です。ENGのフ
Neutrikの圧着式XLR(XXクリンプシリーズ)のNC3MXX-HA、NC3FXX-HAの紹介と端末処理の記事です。ノイトリックには24~22AWG(0.22~0.34㎟)に対応した圧着式XLRラインナップが存在します。今回はNC3MXX-HA、NC3FXX-HAを取り上げます。NeutrikNC3MXX-HA、NC3FXX-HANC3MXX-HAのパーツ構成NC3FXX-HAのパーツ構成一見すると、オス(ピン)側のNC3MXX-HAはパーツが
ベロ付ユーロブロック・コネクタの端末処理方法を本記事では取り上げます。こちらの記事を書いたのは2012年です。『ベロ付ユーロブロック・コネクタMSTB2,5/3-STZ-5,08』ずっと掲載したいなぁ、と思っていたベロ付ユーロブロック・コネクタです。会社では普段からこちらを使用しているのですが、Raneの製品に付属してきたので、「製品に…ameblo.jp2023年、このユーロブロックコネクタが付属してくる機材が増えました。増えましたが、これだ!といった端末処理方法が
温かくなり、日差しが段々と強くなってきました。紫外線対策は本来1年じゅう必要なのですが・・・5月、そして9月はもっとも紫外線量が多いと言われている月。要注意時期に突入しました。真夏だけではない!今からしっかりとした紫外線対策が必要!6月には真夏と同じ紫外線量!じゃあ、どんな日焼け止めを購入したらいいの??心と身体と美はつながっています。そして健康美容は予防が一番。山口県宇部市で活動中健康美容アドバイザー&イベンター&温布®代理店の鈴川純子で
「キャノンコネクタ」と聞けば音響・映像関係の方にはマイクコネクタである事が伝わるはずです。型式名XLR。このXLRコネクタにどのような歴史があるのか調べてみました。本記事の最大の目的は、後に調べる人に資料を残す事です。途中途中脱線しますが、ITTCANNON&XLRの歴史、Neutrikの歴史と合わせて記述します。1915年、JamesH.Cannonがカリフォルニア州ロサンゼルスにCannonElectricCo.を設立。1920年初頭にTypeMコネクタを開発
事の始まりはふとした思いつきからでした。「マイク欲しい」すでにSHUERBETA57Aは持っているんですが、楽器用ということもありボーカル用のマイクが欲しいと思い、いろいろ調べていった。今後一切の予定はないものの、将来的にまたライブ等をやるとなった場合使えるようにとダイナミックマイクで行こうと。SM58はスタジオ等で散々使ってきたし違うのが欲しくなりSENNHEISERのe945にしようという結論に達しました。新品だとSOUNDHOUSEでも1万9千円ほどするこということだったので