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「語り得ぬものについては、沈黙せねばならない」と20世紀天才哲学者ヴィトゲンシュイタインは言った。彼は5つの語り得ぬものについて話した。①論理②存在③私④決定論・自由意志論⑤価値・幸福・死などこれらは言語の内に含まれているものであるか、または言語の範疇外のものである。つまり論理は言語によって成り立っており、存在・私という概念も言語が作り出している。それ故、その本質を言語が語れるはずがない。そもそも言語とは何かについて語らなければならないのだ。では決定論・自由意志論はど
令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第954回令和哲学カフェ。脳機能を心機能に変えるFriday令和哲学カフェ。テーマは「言語」。11月8日(金):ソシュール(石田さん)11月15日(金):プログラミング言語(大川さん)11月22日(金):ヴィトゲンシュタイン(原田さん)11月29日(金):チョムスキー(岸本さん)12月6日(金):令和哲学的整理(長岡さん)原田さんによるヴィトゲンシュタインについてのプレゼンが行われました。彼の有名な言葉「語り
11月28日(木)20時15分~21時15分「第15回BESTBEING交流会」を開催します。時代の課題に対して無関心でいることはできても、完全に無関係でいることはできません。私たちは環境との相互作用から逃れることはできないのです。AI時代をより深く理解し、環境を変え、未来を創っていくことは、とても楽しくやりがいのあることです。漠然とした不安を抱えたままでいるよりも、正面から向き合い、突破口を見つける方が心も晴れるのではないでしょうか。この交流会を通じて、時代の課題
人類史は舞台装置の変化の歴史だ。「神」によって世界が作られたとする宗教のパラダイムから、ニュートンによる万有引力の発見から「力」によって世界は作られているとする科学のパラダイムとなった。そして今、科学の終焉と言われるシンギュラリティを迎えようとしている。そろそろ次の舞台装置へと変化していく頃合いなのだろう。現パラダイムの終焉は2045年と言われていたが、今や2030年と予測されている。その裏にはAIの進化スピードがあるのだが、彼らの進化は人間の予想を遥かに超えてきていることを証してい
人間の1千兆倍の脳機能を持つAIが活躍する時代では、人間の情報ネットワークはAIの情報ネットワークに吸収され意味を成さなくなるでしょう。自分で考えるより、人に聞くより、人と協力した出した結論より、AIの情報ネットワークから導き出された意見の方が圧倒的に価値が高い。自分で考えることも、人に意見と聞くことも、聞かれることも、人と協力して何かをすることも意味、価値を生み出さない状況になった時、人間の存在意義をどのように見出せばいいのでしょうか。私たちはとんでもない時代に生きています。