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さてさて、このセイバーベースの最大の難点だった「4弦ビリつき問題」が解決してからというもの、改造計画に拍車がかかっております。今回はピックアップ交換について述べていこうと思います。前回コントロールサーキットをアクティブからパッシブに変更して音質的な改善に大きな成果があったわけですが、それによってオリジナルのハムバッカーピックアップの弱点が浮き彫りとなってしまいました。巨匠レオフェンダー氏によって開発されたミュージックマンスティングレイのシングルハムバッカーピックアップは今でも多くのベースプ
前回の投稿をした時点では解決しそうに思えた「4弦のビリつき問題」ですが、残念ながらその後も解決までには至りませんでした。結局以前と同様にトラスロッドを締めたり緩めたりを繰り返し、一時はビリつきが無くなったと思ってもやがてまたビリつき出すという悪循環が続いていました。それでもういい加減嫌気が差して、お世話になっているリペアマンさんに再度相談に行ったのでした。僕が「ネックは出来るだけストレートに調整したつもりだけど部分的に曲がって見える所もあるので、再度アイロン修正をした方が良いのか?」と尋ね
ミュージックマンのベースというと誰もが思い浮かべるのは「スティングレイベース」だと思いますが、「セイバーベース」の存在を知っている人は現役のベースプレイヤーでもそれほど多くないのかもしれません。セイバーベースはスティングレイベースが誕生した2年後の1978年に「スティングレイの上位機種」として誕生しましたが、売れ行きはスティングレイほど伸びなかったため生産期間は短く生産本数も少なかったようで、現在の中古楽器市場でもお目にかかるのはとても稀なことです。しかしながら、1980年代初頭にベースを弾
15年ぶりにスティングレイを購入して使っている。以前購入した物も当時の現行品だったが、ブルースパークルというラメの入った色はあっという間に下地不良なのか塗装がペリペリと剥がれ、それは見るも無残な姿となった。以来、中古でこの「スパークル」系の色をたまに見ることがあるが、皆一様にボディに酷い塗装のクラックが見受けられることから、明らかに製造過程での不良だったのだろう。数年前、2年に渡りグリーン・レッドのスパークルカラーが限定発売されたが、暫く売れ残っていた様子から、経験したコレクターは警戒