ブログ記事6件
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「苦情規定」です。「苦情規定」「苦情規定」は、JISQ1001附属書B品質管理体制の審査の基準イ社内規格の整備(ⅵ)苦情処理に関する事項ト苦情処理が社内規格に基づいて適切に行われているとともに、苦情の原因となった事項の改善が図られていること。JISQ1001に規定されているように社内規格を整備しなければなりません。その規定する工程項目は、JISQ1011に規定
2024年3月21日改正予定のJISA5308とJISQ1011の内容を考慮して社内規格の「検査規定」の改訂例を作成しました。このブログの最後に「検査規定改訂例pdf」をダウンロードできるようにしておきます。よろしければ、参考にダウンロードしてみてください。改訂内容目次原材料受入検査規定工程検査規定製品検査規定1.原材料受入検査規定(1)電磁的記録による試験成績表(任意)電磁的記録による試験成績表が認められました。ただし、改変できない方法で作成・発行されたものであるこ
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「配合変更修正基準」です。「配合設計基準⑤」「配合変更修正基準」は、JISA5308の規定を満足する製品を出荷し続けるための配合を変更又は修正する基準になります。JISQ1011では、標準配合の変更及び修正の各条件・その方法を規定する。とあります。配合の変更又は修正の条件としては、次が考えられます。標準配合の条件とは違う運搬条件標準配合の条件とは違う温度条件原材
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「外注規定」です。「外注規定」「外注規定」は、JISQ1001附属書B品質管理体制の審査の基準イ社内規格の整備(ⅴ)外注管理(製造若しくは加工、検査又は設備の管理の一部を外部の者に行わせている場合における当該発注に係る管理をいう。)に関する事項ヘ外注管理が社内規格に基づいて適切に行われていること。JISQ1001に規定されているように社内規格を整備しなければなりません
2024年3月21日改正予定のJISA5308とJISQ1011の内容を考慮して社内規格の「製品規格」の改訂例を作成しました。このブログの最後に「製品規格改訂例pdf」をダウンロードできるようにしておきます。よろしければ、参考にダウンロードしてみてください。改訂内容目次用語及び定義種類、区分及び製品の呼び方品質配合材料製造方法試験方法検査報告1.用語及び定義少し表記が変更されているものと追加されたものがあります。①上水道水以外の水:追加されました。
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「設備規定③」です。「設備規定③」「設備規定」は、JISQ1001附属書B品質管理体制の審査の基準イ社内規格の整備(ⅳ)製造設備又は加工設備及び検査設備の管理に関する事項ホ製造設備又は加工設備及び検査設備について,点検,検査,校正,保守等が社内規格に基づいて適切に行われており,これらの設備の精度及び性能が適正に維持されていること。JISQ1001に規定されているように
試料採取方法2024JISA5308が2024年3月に改正されて、各工場では改訂作業を進めているところだと思います。もう改訂が済んでいるところもあるかと思いますが、アジテータから試料を採取する方法が改正されました。今までは、「試料採取方法は,JISA1115による。」となっていて、JISA1115には、採取する直前にドラムを約30秒間高速に回転させた後,シュートから排出させたコンクリートの最初の50〜100Lを除き,連続したコンクリート流の全横断面から採取した
2024年3月21日に改正されるJISA5308及びJISQ1011に対応するためのチェックリストを作成しました。ダウンロード:改正対応チェックリスト2024改正における対応は「必須」のものと「任意」のものがあります。「任意」の中で対応しておきたいものを挙げておきます。①製品試験の強度試験用供試体を工場で採取これは、是非対応して省力化して頂きたいです。社内規格に工程検査との共用を規定して頂ければ、作製本数も削減できます。②高強度コンクリートの試験頻度(ロット判定基準