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生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「配合変更修正基準」です。「配合設計基準⑤」「配合変更修正基準」は、JISA5308の規定を満足する製品を出荷し続けるための配合を変更又は修正する基準になります。JISQ1011では、標準配合の変更及び修正の各条件・その方法を規定する。とあります。配合の変更又は修正の条件としては、次が考えられます。標準配合の条件とは違う運搬条件標準配合の条件とは違う温度条件原材
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「原材料検査規定」です。「原材料検査規定」「原材料規定」は、JISQ1011に従って社内規格を作成していく必要があります。JISQ1011附属書A工場審査において確認する品質管理体制A.2原材料の管理表A.2-原材料名、原材料の品質、受入検査方法及び保管方法に則って「原材料規定」を作成します。規定する項目としては、原材料名原材料の品質受入検査方法検査頻度
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「製造作業標準」です。「製造作業標準」「作業標準」は、JISQ1001附属書B品質管理体制の審査の基準イ社内規格の整備(ⅲ)工程ごとの管理項目及びその管理方法、品質特性及びその検査方法並びに作業方法に関する事項工程ごとの作業方法を規定しなければなりません。レディーミクストコンクリートの製造工程は、次のようになります。原材料の受入出荷作業製造前作業製造作業
2024年3月21日に改正されるJISA5308及びJISQ1011に対応するためのチェックリストを作成しました。ダウンロード:改正対応チェックリスト2024改正における対応は「必須」のものと「任意」のものがあります。「任意」の中で対応しておきたいものを挙げておきます。①製品試験の強度試験用供試体を工場で採取これは、是非対応して省力化して頂きたいです。社内規格に工程検査との共用を規定して頂ければ、作製本数も削減できます。②高強度コンクリートの試験頻度(ロット判定基準
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「原材料規定」です。「原材料規定」「原材料規定」は、JISQ1011に従って社内規格を作成していく必要があります。JISQ1011附属書A工場審査において確認する品質管理体制A.2原材料の管理表A.2-原材料名、原材料の品質、受入検査方法及び保管方法に則って「原材料規定」を作成します。規定する項目としては、原材料名原材料の品質受入検査方法検査頻度保管方
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「作業標準」です。「作業標準」「作業標準」は、JISQ1001附属書B品質管理体制の審査の基準イ社内規格の整備(ⅲ)工程ごとの管理項目及びその管理方法、品質特性及びその検査方法並びに作業方法に関する事項工程ごとの作業方法を規定しなければなりません。レディーミクストコンクリートの製造工程は、次のようになります。原材料の受入出荷作業製造前作業製造作業工程検
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「原材料品質規格」です。「原材料品質規格」「原材料規定」は、JISQ1011に従って社内規格を作成していく必要があります。JISQ1011附属書A工場審査において確認する品質管理体制A.2原材料の管理表A.2-原材料名、原材料の品質、受入検査方法及び保管方法に則って「原材料規定」を作成します。規定する項目としては、原材料名原材料の品質受入検査方法検査頻度
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「配合設計基準③」です。「配合設計基準③」「配合設計基準」は、JISA5308の規定を満足する製品を設計するための基準になります。設計の手順としては、次が考えられます。設計開発のインプット設計開発の計画設計開発の実施設計開発からのアウトプットこのように流れると思います。3.設計開発の実施手順としては、次のようになります。原材料の品質確認原材料の品質基準決定呼び
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「配合設計基準④」です。「配合設計基準④」「配合設計基準」は、JISA5308の規定を満足する製品を設計するための基準になります。設計の手順としては、次が考えられます。設計開発のインプット設計開発の計画設計開発の実施設計開発からのアウトプットこのように流れると思います。3.設計開発の実施手順としては、次のようになります。原材料の品質確認原材料の品質基準決定呼び
2024年3月のJISA5308とJISQ1011の改正内容を含めて今後の生コン品質管理について考えた。レディーミクストコンクリートは、日本産業規格が定める工業製品ですが、セメント、骨材、水及び混和材を混ぜるだけの半製品です。また、骨材の品質のバラツキが大きいため二度と同じものは製造できません(同じようなものはできますが)。また、生コンクリートと言うようにレディーミクストコンクリートはなま物です。時間とともに品質が変化していきます。生産者はそのことを理解していると思いますが、
生コン工場のマニュアル(社内規格及び手順書類)を今一度見直そうというシリーズです。今回は、「原材料保管規定」です。「原材料保管規定」「原材料規定」は、JISQ1011に従って社内規格を作成していく必要があります。JISQ1011附属書A工場審査において確認する品質管理体制A.2原材料の管理表A.2-原材料名、原材料の品質、受入検査方法及び保管方法に則って「原材料規定」を作成します。規定する項目としては、原材料名原材料の品質受入検査方法検査頻度
2024年3月21日改正予定のJISA5308とJISQ1011の内容を考慮して社内規格の「製品規格」の改訂例を作成しました。このブログの最後に「製品規格改訂例pdf」をダウンロードできるようにしておきます。よろしければ、参考にダウンロードしてみてください。改訂内容目次用語及び定義種類、区分及び製品の呼び方品質配合材料製造方法試験方法検査報告1.用語及び定義少し表記が変更されているものと追加されたものがあります。①上水道水以外の水:追加されました。
2024年3月21日改正予定のJISA5308とJISQ1011の内容を考慮して社内規格の「検査規定」の改訂例を作成しました。このブログの最後に「検査規定改訂例pdf」をダウンロードできるようにしておきます。よろしければ、参考にダウンロードしてみてください。改訂内容目次原材料受入検査規定工程検査規定製品検査規定1.原材料受入検査規定(1)電磁的記録による試験成績表(任意)電磁的記録による試験成績表が認められました。ただし、改変できない方法で作成・発行されたものであるこ