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私は、これまでに、「不祥事を止めるISO思考」(2007年)、「仕組みが無くてダメな会社仕組みがあってもダメな会社」(2008年)、「ISOの復権」(2019年)といったISOマネジメントシステムの組織経営への活用に関する書籍を発表しています。今回は、「ISO思考による事業基盤の強化とは何か」、そして、「取組み方のポイント」について、説明したいと思います。《「ISO思考」による“事業基盤の強化”とは》「事業基盤の強化」とは、企業の利益を生み出す「事業」について、土台となる仕組みを強化するこ
今さらですが、ファミリーマートの“フラチキ”と“ファミチキ”の違いを知りました。「そんなことも知らなかったの?」という声が多そうですが、「フラチキもファミチキも一緒じゃないの?」という方もわずかにいるかもしれないことに期待して(笑)、結論から説明すれば、◆フラチキ:フライドチキン(愛称フラチキ)は「骨付きチキン」◆ファミチキ:骨なしチキンのことを指します。私は、「鶏肉好き」なので、比較的、出張中にコンビニで「フライドチキン」を購入する機会が多いです。しかし、「骨付き」は、ゴ
2024年2月23日に発行されたISOマネジメントシステム規格の追補では、「気候変動」について、「気候変動に関するISOロンドン宣言」を支持し、以下の内容が《追加》されました。(以下、規格の引用。注:「XXXX」は、ISO9001、14001など)4組織の状況4.1組織及びその状況の理解組織は,組織の目的に関連し,かつ,そのXXXXマネジメントシステムの意図した結果を達成する組織の能力に影響を与える,外部及び内部の課題を決定しなければならない。《追加》組織は,気候変動が関
現代社会では、ビジネスにおいて・仕事仲間との出張で、宿泊施設が相部屋になる・仕事仲間との出張で、仕事仲間の部屋番号を聞くなどは、NG行為となっています。これらを含めて、出張における「NG行為の事例」と「今後NG行為になる可能性の事例」を挙げてみました。《出張におけるNG行為の事例とその理由》1)宿泊施設が相部屋になるNG理由:プライバシーの侵害。現代のビジネス環境では、従業員のプライバシーを尊重することが基本となっている。2)仕事仲間の部屋番号を聞くNG理由:個人の
2025年4月18日付の静岡新聞(デジタル版)が、『東海大が不正アクセス被害静岡キャンパスなど一部システム停止ランサムウエアに感染』と題した見出し記事を報じていました。以下にこの記事を要約し、再発防止策を考察しました。《以下、記事の要約》~東海大学がランサムウェア被害、授業・就活に影響広がる~学校法人東海大学(本部:東京都)は2025年4月18日、自校のネットワーク内サーバーなどが不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染したと発表した。感染の影響で、静岡キャンパス(静岡
2025年6月8日付の産経新聞が、『出生前診断で「異常なし」、生まれた子はダウン症30代夫婦が病院に起こした訴訟の行方』と題した見出し記事を報じていました。記事を読んで、一審の地裁判決は、病院側の主張を認めたようですが、個人的には、「ダウン症を検査するには、超音波検査だけでは限界があり、羊水検査などが必要」であることを、患者(オーストラリア人夫婦)にしっかりと説明しなかった病院側に、瑕疵があると(一般論ですが)私は考えます。記事では、患者は、「胎児の異常の検査はできますか」
<野球選手が若いうちに結婚すると活躍できる理由>メジャーリーグ・ドジャースに移籍した佐々木朗希投手が2025年2月21日に一般女性との結婚を発表しました。プロ野球界では、「若いうちに結婚した方が選手として成功しやすい」と言われることが多い。この背景には、精神的な安定、生活習慣の向上、遠征や移籍のサポートなど、野球選手ならではの理由がある。以下に、野球選手が若くして結婚することがプレーの向上にどのような影響を与えるのかを考察しました。1.精神的な安定がパフォーマンス向上につながる野球は
私は、これまでに、「不祥事を止めるISO思考」(2007年)、「仕組みが無くてダメな会社仕組みがあってもダメな会社」(2008年)、「ISOの復権」(2019年)といったISOマネジメントシステムの組織経営への活用に関する書籍を発表しています。今回は、「ISO思考による収益性向上とは何か」、そして、「取組み方のポイント」について、説明したいと思います。《「ISO思考」による“収益性向上”とは》「ISO思考」とは、ISOマネジメントシステムの原則を組織運営の核として活用するアプローチ
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「審査におけるサンプリングについて」について。ISOマネジメントシステムに基づく審査としては、内部監査、取引先による二者監査、認証審査があります。大前提として、それぞれの審査目的に
2024年12月14日付の現代ビジネスが、『「スマホをパクってるのは絶対にスキマバイトの連中だろ」…150億円の赤字に転落した「ヤマト運輸」で「iPhone窃盗」が頻発している「謎」』という見出しの記事を報じていました。ご承知の通り、ヤマト運輸は、2024年問題を見据えて、ポスト投函サービスの「クロネコDM便」を2024年1月末で終了し、多くの個人事業主の委託配送者との契約を解除しました。その結果、委託配送業者の多くが担当していた「早朝仕分け」の業務の質が下がり、宅配業務に遅延や荷物の損
2025年4月7日付の東海テレビが、『500kg程の鉄製のカゴと壁に挟まれ…日本製鉄の工場で作業員の男性が意識不明の重体クレーンが急上昇か』と題した見出し記事を報じていました。以下に、この記事を引用し、事故原因を予想し、再発防止策を検討してみました。《記事の引用》愛知県東海市にある日本製鉄の工場で、2025年4月7日、作業員の男性が挟まれる事故があり、意識不明の重体となっています。警察と消防によりますと、4月7日午前7時半すぎ、東海市東海町にある日本製鉄名古屋製鉄所の製鋼工場で、
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「観察事項と改善の機会」について。マネジメントシステム審査の場合、指摘区分は、機関によって異なりますが、一般的には、不適合、観察事項、改善の機会、GoodPoint・・・などではな
2023年5月29日に、静岡県浜松市のオートバイ部品工場で、男性作業員がプレス機に挟まれて亡くなりました。この事故の概要と想定される原因と再発防止策を考察しました。《事故の概要(ネットニュースを編集)》2023年5月29日、ヤマハ発動機の浜松市工場で発生した労災事故により、作業員がプレス機に挟まれ死亡しました。男性作業員(21)は一人でバイク部品の検品作業を行っていた際、プレス機に頭が挟まれたとされます。消防が現場に到着した時点で工場は稼働中であり、男性の死亡が確認されました。
2024年11月22日付のFNNプライムオンラインが、『【速報】東京・世田谷で塗装の剥離作業をしていた作業員2人が倒れ1人意識不明の重体』という見出しの記事を報じていました。以下に、この記事を引用し、事故原因と再発防止策について、考察しました。《記事の引用》東京・世田谷区で塗装の剥離作業をしていた作業員2人が倒れ、搬送されました。1人は意識不明の状態です。(2024年11月22日)午後4時30分ごろ、世田谷区砧で「塗装をしていた人が何かを吸って倒れた」と関係者から通報がありました。