ブログ記事297件
息子の中学受験終了まで、あと1ヶ月の戦い。(もう初戦に挑み、毎週戦いが💦)もう、毎日毎日、禿げそうな、りんです💧💧💧2月の「本丸攻め(笑)」まで封印‼️と決めていたブログですが、あまりに苦しく(笑)🤣現実逃避したくて、したくてたまらず、今日は久々にブログをアップさせていただきます💕あ~🤣我慢のできないわたし。息子にそっくり(笑)💧💧💧超バタバタ書いちゃってますので、誤字脱字、変な?文章があったらお許しくださいませ💦しつこいかもしれないけど🤣小説ファイルストーリー下巻の最高のページは
『永遠のジュリエット』✨ホームページ開設いたしました✨✨⬇️キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエット』|「永遠のジュリエット」は、あのロックスタウンから物語がはじまります。あの時運命が引き裂いたキャンディとテリィ。少女の頃、叶うなら読みたかった物語の続きを、登場人物の心に寄り添い、妄想の翼を広げて紡ぎたいと思っています。皆様へ感謝をこめて♡ジゼル「永遠のジュリエット」は、あのロックスタウンから物語がはじまります。あの時運命が引き裂いたキャンディとテリィ。少女の頃、
テリュースが、劇団プロデューサーのブライアンから自分の部屋に来るように言われたのは、マチネ(昼公演)のすぐ後だった。「テリュース、話があるからすぐに部屋にきてくれ。」ブライアンは不機嫌な顔つきで、テリュースの耳元で囁いた。話したいこと__?今日はソワレ(夜公演)も控えているのに、いったいなんなんだ。「ソワレの後ではいけませんか?」テリュースは、精一杯平静を装って答えるが、顔には不満が表れていたのかもしれない。そんなテリュースに、「ソワレに出演できなくなるかもしれないまずい事態だ。
『ホールドアップ』低くかすれた男の声が、薄いカミソリの刃先のようにぞっとする感じがして、キャンディはごくりと唾を飲み込んだ。__強盗!素直に従うべきだと本能が囁く。キャンディは言われた通りに、手にしていたバッグごとゆっくりと両手を高く掲げ、降参を示した。男は、素早く服の上から身体検査をし、カバンの中に武器がないのを確かめる。「よし、そのまま、ゆっくり振り返れ。」キャンディはそのままの姿勢で、声の主の方を向く。すぐ目の前に立っていたのは、キャンディの知る男性たちとは全く違う、危険な雰囲
テリュースは、1枚の絵画の前に立ちつくしていた。もう長いこと___。それは。レンブラントの描いた「イェルサレムの滅亡を嘆くエレミア」予言者エレミアの表情に光のハイライトが当たる一方、炎がエルサレムの滅亡を暗喩的に表していて、まさにレンブラントらしい手法だと言われている。レンブラントは光と影の画家。彼の絵は、人生を表しているのだと言う人もいるが、テリュースは、その予言者エレミアを「リア王」そのもののようだと感じていた。その絵をはじめてみたのは、ロンドンのナショナルギャラリー。聖ポール
「ビッグニュースだぜ!」劇場マネージャー、ブライアンの部屋から血相を変えて戻ってきたトビーが、スプリングガーデン劇場内にある練習室で休憩をとっていた仲間3人に声をかけた。今回のキャストたち、すなわち「マイガールのカンパニー」は、すでに始動している。キャストの顔合わせ、演出サイドからの作品に寄せる思いや様々な指示、衣裳や舞台セットなどの説明も終わり、今日も順調に立ち稽古が進んでいた。主役のカイル・レイン役だけが未定、ということを除いては、だが。その主演俳優については、遅れて合流すると舞台
インタビューする相手の本音を聞き出すためには、幾つかの「技(わざ)」がある。それを使えばある程度簡単に人の心の中をのぞくことができる。その老練な新聞記者は腹の中でそう考えていた。彼がよく使う手口。ひとつは、相手が潜在的に誉められたいと思っているところを鋭く嗅ぎわけ、上手にそこをくすぐり、おだててこの人間は自分をわかってくれる、自分の味方だと思わせる。するとインタビューされる相手は驚くほど饒舌に語り出す。もうひとつの奥の手は、相手の急所や触れられたくないところをえぐり、わざと本気で怒らせる。
ダンスホールに向かう楽しげなキャンディとレオン、ふたりの後ろ姿を見つめながら、針のように鋭い痛みが、アルバートの身体の中をかけめぐった。『心』と呼ばれるところに走る激しい痛み。若い男女がパーティーで腕を組む。別に特別なことではない。よくある風景だ。キャンディは、アーチーともよくそんな風に親しげにふるまっている。もちろん、アルバート自身にも。それなのに、なぜ?こんな気持ちになるのだろう?いや、違う___。『自分に嘘をつくな、アルバート。』別の声がこだまする。『お前はもう気づいている
海外では「あのひとがアルバート」と受け取る人の方が多い気がします。これは私の主観。そう思う根拠を書きます。海外で出回っている漫画を読んだファンは、アルバートさんとの未来を確信していた。30年間もです。そこにファイナルが発行されても、「曖昧」に書かれているので、その夢を維持。それはそれでいいと思う。しかし、海外の出版社の仕事は粗が目立った。空白のページが無かったり、行間を埋めちゃったり、あのひとはThatpersonだったり。海外アルバートフ
いつも私の拙い物語を読んで下さってありがとうございます💕『永遠のジュリエットvol.30』の中で、テリィは全てを捨てて、ふたりで遠いところへ行こうとキャンディに言います。⬇️『永遠のジュリエットvol.30〈キャンディキャンディ二次小説〉』港から帰ってきたキャンディは、まっすぐに屋敷の母屋にある大広間にむかった。屋敷で一番広いその部屋は仮設病院の病室として使われていて、年齢や怪我の度合いが異なる…ameblo.jp遠いところへ行く➡️結婚しよう、です💕でも、キャンディは、すぐにそ
港から帰ってきたキャンディは、まっすぐに屋敷の母屋にある大広間にむかった。屋敷で一番広いその部屋は仮設病院の病室として使われていて、年齢や怪我の度合いが異なる男性患者たちが収容されている。患者たちは、怪我の痛みや事故のショックで眠れない日々を過ごしていたが、今、目にするその病室は優しい午後の雰囲気に包まれていて、キャンディは思わず微笑んだ。ボランティア看護師たちは夕食作りの前に休憩をとるのが日課になっていて姿がなかったが、部屋にはDr.トーマスと看護師ふたりがいて、患者を交えて皆でワイワイお
冬はまだ始まったばかりだというのに、ブロードウェイは秋の衣を脱ぎ捨て、純白の雪の衣裳をまとうようにたたずんでいる、そんな寒い日だった。昨日までの暖かさが嘘のような。ブロードウェイからそれほど遠くないホテル『ザ・ヴァルハラ』元は迎賓館だった建物をオーナーが改築した豪華なホテルに、その日正式に婚約を発表するストラスフォード劇団のテリュース・グレアムとスザナ・マーロウの姿があった。通常は決して許可がおりないその格式高いホテルの一角で、宿泊客をそのエリアからすべて排除して、ふたりのポートレート撮
早朝、少しやつれたテリュースが、それでも柔らかな微笑みをたたえながら、スザナの寝室の窓辺に立った時、彼女はまだ夢の続きをみているのだと思った。彼女の夢の中のテリュースは、いつも幸せそうに微笑んでいて、その微笑みを受け止めると、幸福ではち切れそうな気持ちになる。しかし、夢からさめ、恋しいテリュースの姿を探すとそこには、どこか遠くを見ているように虚ろな眼をした横顔があるだけ。うつし身はここにあっても、心はあの人のいる彼方に飛んでゆく恋人。そんなテリュースだが、スザナが話しかけると、どんな時でも
スプリングガーデン劇場。「マイガール」2幕目は___。チェスター侯爵家に嫁いでいる異母妹マリアの厳しい「紳士教育」によって、めきめきと、生まれながらの貴族のように立派になっていく、カイル・レイン・カーライル伯爵。周りも、カイルが跡継ぎであることを認めはじめるが、そのかわり亡くなった異母兄ケヴィンの婚約者ジュリアと結婚することを強いられる。ヘンリー・カーライル伯爵に、『爵位を継いでジュリアと結婚するように』と詰め寄られているカイルを見てしまったローズは、自ら身を引く決心をして、カイルの前か
キャンディはテリュースの病室を出た後、すぐにその足でDr.トーマスに呼ばれていたカンファレンスルームに向かった。カンファレンスルームと言っても、元々は屋敷の主人の書斎。そこを仮設病院ではカンファレンスルーム兼医局として使用しているのだった。───コンコンコン。「どうぞ」ドアをノックするとDr.トーマスの声が応える。ハッピー診療所のマーチン先生はハキハキとした早口だが、Dr.トーマスはおっとりとした話し方をする。キャンディはマーチン先生の話し方もDr.トーマスの話し方も好きだと思う。だが
港へと続く坂道を登りきった高台にあるチューダー様式の貴族の別邸。港を見下ろす今は仮設病院となっているその屋敷にはサウザンプトンの街のどこよりも早く『朝の光』が届けられる。春に差し掛かる少し前の美しい冬の朝。昨日、一日中降った雨の雫が、貴婦人の宝石のようにサウザンプトンの街を彩り、港の向こうに広がる海からのぞいた幼い朝の太陽に照らされて、透明な煌めきを放ち始めていた。風に吹かれ、濡れた葉からこぼれ落ちた光の粒が、キラキラと輝いている。その朝、ベッドの中で目覚めたテリュースは、病室が明るいこと
季節はめぐる__。うららかな春の後には美しく輝く夏を迎え物憂げな秋を過ごして冴え氷る月の冬を越す。そして。また新たに生まれる幼い春がやってくる__。それでも。季節がいくど巡ろうとも、アンソニーといたあの「時」だけは戻ってはこない___。永遠にアンソニーの時間は止まったままだ。あの森で振り返り、微笑んだまま__。レイクウッドの透明な光。森の匂い。湖のきらめき。そして、ばらの香り__。あの時と同じ__薔薇の季節。「ね、アルバートさん、私、アンソニーの薔薇を見たい・・・。」
「熱いから気をつけて、キャンディ。」そう言って、レイン先生が暖炉の前に座っているキャンディに、湯気の立ったココアを渡してくれた。「アチチッ!」キャンディはマグに口をつけてから後悔する。「もう、キャンディったら。だから気をつけてと言ったでしょう?」レイン先生の呆れた声に、椅子に座って先に休憩をとっていたポニー先生がたまらず笑いだす。「早く飲みたくて、つい。」キャンディはふたりに向かってエヘッと笑顔を見せた。幼い子供たち
その夜、幕があがった__。観客とテリュースの最初の対決だ。満員の劇場内の熱気が、大きな巨人の息のようにフットライトを越えて押し寄せてくる。今この瞬間、観客の心を捕らえなければならない。『用意はいいか?テリュース。抑えて・・・、抑えて・・・、かみそりのように心の刃を研ぎ澄まして、さあ、いくぞ。今からここは、俺の世界だ__。演技とは「与えること」観客に俺の全てを与えてみせる!その見返りは、『観客の心!』テリュースは、自分自身に叫ぶ。そこには、ソワレ(夜公演)の数時間前、カンパニー
「『みなさん、僕がウィリアム・アルバート・アードレーです。』って、あのキメ台詞と突然の登場の仕方、ものすごくカッコよかったですよ、アルバートさん。」アーチーが、ニールとキャンディの婚約パーティーにいきなり現れたアルバートの登場シーンを少し皮肉っぽく真似してみせると「キメ台詞って・・・いや、かなわないな・・・。」とアルバートは苦笑いした。「本当にそうよね。すっごくかっこよかったわ。」すでにアルバートが大おじさまであることを知っていたキャンディは、屈託なくその時のシーンを思い出して嬉しそう
ニューヨーク行きの最終列車は、30分ほど遅れていた。テリュースは、人影もまばらなロックスタウン駅のホームのベンチに座り、ゆっくりとタバコをふかしていた。傍らには、古い革のトランクがひとつ。目先の金欲しさに、旅回りの劇団が興行していると耳にし、このロックスタウン駅に降り立ったのが1ヶ月前。レストランの皿洗いでもかまわないと頭の隅で考えながらも、劇団を探してしまうのは、そういうことだったのかと今さらながら合点がいく。ハムレットが、先王の幻によって真実を知らされたように、今日自分は、キャンディ
キャンディキャンディの「スザナ」のことを思い出す時に、私が必ずセットみたいに思い出すのが、「はいからさんが通る」の中の「ラリサ」という女性。↓スザナとかな~りキャラがかぶっている女性だと思うの💧私の中では、最終的には、スザナとラリサは、「正反対の女性脇役」になった、と位置づけているのだけど。「はいからさんが通る」の中では、ラリサは、スザナレベルのかなりの嫌われキャラ💧と言うのも。あの人はわたしのものよ。約束してくださる?サーシャには近づかないと。とか言っちゃったり。自分の夫で
何か言いたげなテリュースの瞳。『このまま思っていることを素直に言えたなら。尋ねたいことをすべて聞けたなら。どれだけ心が軽くなるだろう』しかし、どんなにあがいても"過去の楔(くさび)"はテリュースを捕らえ、離してはくれない。『自分には婚約者がいる。不治の病に冒されたスザナが待っている。キャンディを抱き締めるなんて許されるわけがない』心の中でギシリときしむ音が響き、テリュースは必死で自分にブレーキをかけた。胸の中が焼けただれたような苦い感触。テリュースはやっとの思いでキャンディをその
ウィリアム・シェイクスピア、『没後300年』にあたるその年。ブロードウェイの様々な劇場で、ハムレット、マクベス、ジュリアス・シーザーなどたくさんのシェイクスピア劇が上演され、ブロードウェイは、シェイクスピア一色に染まっていた。しかし、そんな中でもスプリングガーデン劇場の『愛し合うふたりの恋物語』マイガールはヒットし、現在150回連続公演を樹立、そのまま記録をのばしているところだ。その立役者のひとり。ローズ役のソフィア・グリフィスは、最近めっきりきれいになった、とささやかれはじめた。黒曜
いつも私のつたない物語を読んでくださって、ありがとうございます。忙しい日常の貴重なお時間の中で訪れてくださること、深く深く感謝しています💕ブログの向こうにいらっしゃるみなさまをいつも感じております💕キャンディキャンディ物語。少女の成長物語であることは周知の事実ですよね。過酷な運命にも打ち勝ち、自らの力で人生を切り開いていくひとりの孤児の少女。そこには、数多の苦難、愛、出会い、別れが散りばめられていて。アンソニーとの淡い初恋。テリィとの激しい恋。気がつけばそこにあるアルバートさんとの
今日は、®️18で書かせていただきます💕17歳以下の良い子のみんなは読まないでね💕🤣生粋の『妄想族』のわたし。ここ最近は、妄想の塊🤣『永遠のジュリエット』という二次小説を紡がせていただいているのですが、漫画とファイナルストーリー(FS)で設定が違っていて「えー⁉️どっちなの?」と悩むことがちょくちょくあります。どっちに寄せるべき??と。例えば。(月刊なかよしと単行本キャンディキャンディではまた違いがあったりします💦)*登場人物の年齢*ポニーの家の場所*スザナがキャンディの手紙を抜
キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエットvol.35』更新いたしました💕↓キャンディキャンディ|キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエット』ニューヨークに到着してすぐ、テリュースが、スザナのいるマーロウ邸よりも先に向かったのは、ブロードウェイのストラスフォードwww.candycandy.site皆さまの貴重なお時間の中で、つたない私の物語を読んで下さって、本当にありがとうございます💕心から深く深く感謝しています💕今回は、『テリィ編』です。テリィはブロードウ
永遠のジュリエットvol.33を更新しました💕↓永遠のジュリエットvol.33〈キャンディキャンディ二次小説〉|キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエット』茜色に染まる冬の街道を駆ける馬車。キャンディは、通りすぎていく窓の外の景色を見ていた。派遣されたトゥールーズの病院で、www.candycandy.site貴重なみなさまのお時間の中で、拙い私の物語へご訪問くださり、ありがとうございます。深く深く感謝しています。この二次小説を書く時、いつも心にあるのは、『少女の頃に、な
劇場版『キャンディキャンディ───緋色のロミオと紺青のジュリエット』*画像お借りしました。なんて~😆テレビで放映され続けるとともに、夏休みなど、劇場版『名探偵コナン』が公開されていますよね。そこで今日は、ちょい真似をして。劇場版『キャンディキャンディ』で妄想してみました💕こんな映画が公開されたら?この劇場版『キャンディキャンディ』は、『永遠のジュリエット』の少女漫画テイストを離れ、ハリウッド版で妄想してみました✨『永遠のジュリエット』とは想定が違っておりますことをご
こんにちは💕全国100万人のテリィファンの同志のみなさま💕今日は、目を閉じて、私の妄想におつきあいくださいませ💕ある早朝。あなたが、目を覚ますと、な、な、なんとアメリカ~ンな趣(おもむき)の部屋のベッドの上。ちょっぴりすきま風が入ってきているのか、部屋の中はぶるっとくる寒さ。窓の外からはチュンチュンという小鳥の鳴き声が聞こえてきます。「え?え?どういうこと?」「ここはどこ?どうしちゃったのわたし」あなたは軽くパニックになりながら、ひとりごとを呟き、ベッドからおります。そして、自分