ブログ記事297件
ウィリアム・シェイクスピア、『没後300年』にあたるその年。ブロードウェイの様々な劇場で、ハムレット、マクベス、ジュリアス・シーザーなどたくさんのシェイクスピア劇が上演され、ブロードウェイは、シェイクスピア一色に染まっていた。しかし、そんな中でもスプリングガーデン劇場の『愛し合うふたりの恋物語』マイガールはヒットし、現在150回連続公演を樹立、そのまま記録をのばしているところだ。その立役者のひとり。ローズ役のソフィア・グリフィスは、最近めっきりきれいになった、とささやかれはじめた。黒曜
今日は、®️18で書かせていただきます💕17歳以下の良い子のみんなは読まないでね💕🤣生粋の『妄想族』のわたし。ここ最近は、妄想の塊🤣『永遠のジュリエット』という二次小説を紡がせていただいているのですが、漫画とファイナルストーリー(FS)で設定が違っていて「えー⁉️どっちなの?」と悩むことがちょくちょくあります。どっちに寄せるべき??と。例えば。(月刊なかよしと単行本キャンディキャンディではまた違いがあったりします💦)*登場人物の年齢*ポニーの家の場所*スザナがキャンディの手紙を抜
単刀直入に言っちゃうキャンディの王子さまはアルバートさん故に生涯キャンディの隣にいるのはアルバートさん。理由ですか?だって、そうとしか読めない。あれで「実はテリィと・・」なんて誰が想像できる?テリィとはきっちり別れ、テリィも「スザナを幸せにする!」と再確認してロックスタウンからNYに戻っている。アルバートさんもガンガンキャンディにアプローチしている。「幸せにしたい」とも言ってる。キャンディも意識し始めている(気がする)だからさ、いろいろ障害がありながら
はじめまして。ジゼルです。いつも私のつたない物語を読んで下さって、本当にありがとうございます。深く深く、心から感謝しています。「永遠のジュリエット」を読んでくださるのは、朝ご出勤の電車の中でしょうか?お昼やすみのひとときなのでしょうか?家事が一段落した昼下がりですか?夜ベッドの中に入り、まどろむ時間でしょうか?いつもどんな方が、読んで下さっているのだろう♡と思いめぐらせています。そして、ブログの向こう側にいらっしゃるみなさまのことをいつも感じております♡いつもありがとうございます
いつも私のつたない物語を読んでくださって、ありがとうございます。忙しい日常の貴重なお時間の中で訪れてくださること、深く深く感謝しています💕ブログの向こうにいらっしゃるみなさまをいつも感じております💕キャンディキャンディ物語。少女の成長物語であることは周知の事実ですよね。過酷な運命にも打ち勝ち、自らの力で人生を切り開いていくひとりの孤児の少女。そこには、数多の苦難、愛、出会い、別れが散りばめられていて。アンソニーとの淡い初恋。テリィとの激しい恋。気がつけばそこにあるアルバートさんとの
いつも拙い私の物語を読んで下さって、ありがとうございます💕深く深く感謝しています💕💕💕遅くなりましたが、『永遠のジュリエットvol.34』をアップさせていただきました。↓永遠のジュリエットvol.34〈キャンディキャンディ二次小説〉|キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエット』冬晴れの空の下、キャンディがアメリカ行きの船に乗ったのは、テリュースが病院からいなくなってから五日後のことだった。傍らにwww.candycandy.site今回の永遠のジュリエットvol.34は、いつ
P・Sテリィ......好きでした。これは、別れたテリィに書いた(出さなかった)手紙の文末に添えられた言葉です。下巻277この言葉は過去形なのでテリィのことはもう好きではないテリィを諦めたと捉えるも良しテリィを必死で忘れようしているテリィがまだ好きなのね・・と捉えるも良し各々想像力が発動するスレーズだと思います。なのでこの言葉を深追いするつもりはございません今回注目したいのはこの言葉の位置です!!あ
キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエットvol.35』更新いたしました💕↓キャンディキャンディ|キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエット』ニューヨークに到着してすぐ、テリュースが、スザナのいるマーロウ邸よりも先に向かったのは、ブロードウェイのストラスフォードwww.candycandy.site皆さまの貴重なお時間の中で、つたない私の物語を読んで下さって、本当にありがとうございます💕心から深く深く感謝しています💕今回は、『テリィ編』です。テリィはブロードウ
私たち、永遠の(自称)乙女の大好きな少女漫画のパターンって💕ヒロインは、絶世の美女とかではなくて、ちょっとからかわれるポイントがあるくらいのフツーの女子がいて。あら、私と似てるわ💕なんて読者に思わせるタイプ。性格は、明るくて前向き思考、元気が良くて、ちょっとおっちょこちょいテイストあり、気づかいのできる優しい女子。でも実は、正義感が強くて、一途な頑張り屋さん。そこも、読者に、あら私と似てるかも💕なんて思わせる(笑)*間違っても美人を見て、嫉妬にかられたり、日がな一日ダラダラしていたり
目次は、既に本編を一読した読者の為の詮索用です。あの回だけ読みたいという時にご活用ください副題はネタバレをくらってしまう可能性があります初見の方はこのページを飛ばしモノローグへFINALSTORYの考察は考察へブログ主の草ネタブログは井戸端会議場へ目次11年目のSONNET∻☆・∻☆…∻☆・ロミジュリ読みは濃いピンク字です1章手紙①10年振りの手紙②ハムレットの招待券③出さなかった手紙④待合室で⑤スザナの死⑥妊婦の
レイクウッドへ___。大おじさまに会ったらなんて言おう!まっさきにニールのことを取り消してもらわなきゃ。そして、そして。今までのお礼をたくさん。感謝をこめて。キャンディは、大おじさまに何から話そうか、何を尋ねようか、道中ずっと考えていた。話したいことも尋ねたいことも山盛りで、頭の中はぐちゃぐちゃ、まだ何も決まっていない。でも・・・。ふと・・・。本当に大おじさまに会えるのだろうか?そんな不安がわき、キャンディはレイクウッドが近付くにつれ、もうすぐ夢にまで見た大おじさまに会えるとい
あの人がいなくなっても、朝はやってくる。そして。穏やかで優しい朝の光を浴びると今日も1日頑張ろう、とパワーが湧いてきて。もう、自分はすっかり元気になったのだとキャンディは感じている。「時」が、確実にあの人と自分の間を隔て、「物語」は、あの人を失ったまま続いていくのだと___。いくつもの「もし」を考え、眠れぬ夜を過ごした日々はもう終わり、あの時の別れも、あの人を狂おしく愛した記憶も、すべて懐かしく、いとおしい思い出になっているのだとキャンディは理解している。ふたりの時間は、懐かしい想い
今さら・でも―キャンディキャンディいつもアクセスいただきありがとうございますブログを最初から読む二次小説を最初から読む11年目のSONNET目次Finalstoryの考察を読む草ネタを読むDearforeignCCfansアメンバー限定記事を読むアメンバー募集はこちら★ブログ主の日常ブログ「井戸端会議場」はココをポチ※井戸端会議はお休み中です小説キャンディキャンディFINALSTO
甘い春の風が優しくカーテンを揺らし、そばかすだらけのキャンディの頬を撫でていく。「もうすっかり、季節は春なのね。」キャンディは、アルバートさんのいなくなった部屋をぼんやりとながめながら、椅子に座ってため息をついた。あれから。アルバートさんからは、なんの連絡もない。小包が発送されていたロックスタウンの隅から隅までアルバートさんを探して歩き回ったが、手がかりは何も見つけられなかった。そもそもロックスタウンにアルバートさんがいた形跡すら、なかったのだ。まるでアルバートさんが、テリィに会わ
こんにちは💕全国100万人のテリィファンの同志のみなさま💕今日は、目を閉じて、私の妄想におつきあいくださいませ💕ある早朝。あなたが、目を覚ますと、な、な、なんとアメリカ~ンな趣(おもむき)の部屋のベッドの上。ちょっぴりすきま風が入ってきているのか、部屋の中はぶるっとくる寒さ。窓の外からはチュンチュンという小鳥の鳴き声が聞こえてきます。「え?え?どういうこと?」「ここはどこ?どうしちゃったのわたし」あなたは軽くパニックになりながら、ひとりごとを呟き、ベッドからおります。そして、自分
「はい、これでよしっと」キャンディは満足げに微笑むと椅子にかけたテリュースに手鏡を渡した。まだ外に出る許可はおりてなかったが、病室の中ではゆっくり動いていいとDr.トーマスから言われている。杖をついて動く度に身体のどこかに痛みが走るらしく、その度に顔をしかめるテリュースだったが、今は椅子に座って髪をとかしてもらっていた。「どう?髪もキレイになったし、その髪型ならそのままベッドに寝ても結んだところが当たらないから痛くならないわよ」「これ、わざとだろ?こんなピンクのリボン、やだね。それになん
「ねぇ、キャンディ、ものすごく顔が赤いわ。なんで、そんなに真っ赤になるの?」アニーが長い睫に縁取られた美しい瞳で、まじまじとキャンディを見つめた。キャンディは無意識に両手で頬を隠す。「アルバートさんは、いつ南米から帰ってくるの?って尋ねたのよ。そんなに真っ赤になるような質問じゃないでしょ。変なキャンディ!」ポニーの家の暖炉の部屋。幼い子供たちをお昼寝させてからのティータイム。ポニー先生とレイン先生は、村の婦人の集いに出かけていた。「もしかして。」アニーがわかったわ、と言うようにいたずら
※ソネット本編終了後のお話です。時系列では、スピンオフ「おめでとう2」の次です。復習されてからの方が理解が深まります。11年目のSONNETスピンオフ伝説の森★★★「――長い歴史と伝統、多くの偉大な先輩方を輩出しているこの学院で、たくさんの事を学び成長していきたいと思います。新入生代表アイリス・ホワイト」礼拝堂に響くハンドベルのような心地よい声。入学試験を首席でパスした者に与えられる特権、入学式典での答辞。今年は見目麗しい女生徒が選ばれたとあって、誰もがその
すっかり遅くなってしまいましたが、永遠のジュリエットvol.37をアップいたしました‼️今回は、キャンディ編です💕↓永遠のジュリエットvol.37〈キャンディキャンディ二次小説〉|キャンディキャンディ二次小説『永遠のジュリエット』キャンディキャンディwww.candycandy.site私が確信していることは。名木田先生が、ファイナルストーリーで。テリィファン向けにひとつ、アルバートさんファン向けにひとつ、合計ふたつのエンディングストーリーを作ってくださったと考えています。
手紙は__。『心』を封筒に閉じ込めたものだとスザナは思う。本人には、恥ずかしくて直接言えないような言葉でも、手紙なら言えてしまう。一見そうは見えない『からかい』の言葉にも『気持ち』や『想い』を潜ませることもできる。ふざけた調子の手紙が、愛の手紙だということもある。そして。手紙を書くという、相手が自分のためにかけてくれた時間が、そのまま愛をはかるものさしだとスザナは感じている。その時、その時間、手紙を送る相手のことを思い出しているのだから。テリュースの気持ちがどこにあるのか、どこへ向か
港へと続く坂道を登りきった高台にあるチューダー様式の貴族の別邸。港を見下ろす今は仮設病院となっているその屋敷にはサウザンプトンの街のどこよりも早く『朝の光』が届けられる。春に差し掛かる少し前の美しい冬の朝。昨日、一日中降った雨の雫が、貴婦人の宝石のようにサウザンプトンの街を彩り、港の向こうに広がる海からのぞいた幼い朝の太陽に照らされて、透明な煌めきを放ち始めていた。風に吹かれ、濡れた葉からこぼれ落ちた光の粒が、キラキラと輝いている。その朝、ベッドの中で目覚めたテリュースは、病室が明るいこと
早朝、少しやつれたテリュースが、それでも柔らかな微笑みをたたえながら、スザナの寝室の窓辺に立った時、彼女はまだ夢の続きをみているのだと思った。彼女の夢の中のテリュースは、いつも幸せそうに微笑んでいて、その微笑みを受け止めると、幸福ではち切れそうな気持ちになる。しかし、夢からさめ、恋しいテリュースの姿を探すとそこには、どこか遠くを見ているように虚ろな眼をした横顔があるだけ。うつし身はここにあっても、心はあの人のいる彼方に飛んでゆく恋人。そんなテリュースだが、スザナが話しかけると、どんな時でも
「ビッグニュースだぜ!」劇場マネージャー、ブライアンの部屋から血相を変えて戻ってきたトビーが、スプリングガーデン劇場内にある練習室で休憩をとっていた仲間3人に声をかけた。今回のキャストたち、すなわち「マイガールのカンパニー」は、すでに始動している。キャストの顔合わせ、演出サイドからの作品に寄せる思いや様々な指示、衣裳や舞台セットなどの説明も終わり、今日も順調に立ち稽古が進んでいた。主役のカイル・レイン役だけが未定、ということを除いては、だが。その主演俳優については、遅れて合流すると舞台
季節はめぐる__。うららかな春の後には美しく輝く夏を迎え物憂げな秋を過ごして冴え氷る月の冬を越す。そして。また新たに生まれる幼い春がやってくる__。それでも。季節がいくど巡ろうとも、アンソニーといたあの「時」だけは戻ってはこない___。永遠にアンソニーの時間は止まったままだ。あの森で振り返り、微笑んだまま__。レイクウッドの透明な光。森の匂い。湖のきらめき。そして、ばらの香り__。あの時と同じ__薔薇の季節。「ね、アルバートさん、私、アンソニーの薔薇を見たい・・・。」
シカゴのオフィス街に朝が訪れていた。眩しい陽光、ビルの谷間に響く鳥のさえずり、街路樹の葉が擦れあう音、埃っぽい道を駆け抜ける自動車の轟音。〈風の街〉シカゴは、アメリカの参戦によって、激動する時代の渦に否応なしに引きずり込まれ、不安や恐怖など様々な混乱を社会に抱き込んだが、それでもいつもの通りに夜は明け、清々しい朝を迎えていた。しかし、ここアードレー家の本社ビル最上階は、ひとりの男の来訪によって、かつてないほどの激震が走る『朝』となる。昨日。あれから、アーチーたちはシカゴに戻るとパティにも
劇場版『キャンディキャンディ───緋色のロミオと紺青のジュリエット』*画像お借りしました。なんて~😆テレビで放映され続けるとともに、夏休みなど、劇場版『名探偵コナン』が公開されていますよね。そこで今日は、ちょい真似をして。劇場版『キャンディキャンディ』で妄想してみました💕こんな映画が公開されたら?この劇場版『キャンディキャンディ』は、『永遠のジュリエット』の少女漫画テイストを離れ、ハリウッド版で妄想してみました✨『永遠のジュリエット』とは想定が違っておりますことをご
「『みなさん、僕がウィリアム・アルバート・アードレーです。』って、あのキメ台詞と突然の登場の仕方、ものすごくカッコよかったですよ、アルバートさん。」アーチーが、ニールとキャンディの婚約パーティーにいきなり現れたアルバートの登場シーンを少し皮肉っぽく真似してみせると「キメ台詞って・・・いや、かなわないな・・・。」とアルバートは苦笑いした。「本当にそうよね。すっごくかっこよかったわ。」すでにアルバートが大おじさまであることを知っていたキャンディは、屈託なくその時のシーンを思い出して嬉しそう
「熱いから気をつけて、キャンディ。」そう言って、レイン先生が暖炉の前に座っているキャンディに、湯気の立ったココアを渡してくれた。「アチチッ!」キャンディはマグに口をつけてから後悔する。「もう、キャンディったら。だから気をつけてと言ったでしょう?」レイン先生の呆れた声に、椅子に座って先に休憩をとっていたポニー先生がたまらず笑いだす。「早く飲みたくて、つい。」キャンディはふたりに向かってエヘッと笑顔を見せた。幼い子供たち
シーナ・センチュリオン号は、1発目の魚雷が直撃してからたった20分で沈没したらしいと、貨物船ローグ号の船長グインがキャンディに教えてくれた。巨体な客船があっけないほど早く沈没したのは、操舵部分が先に壊れてしまったにもかかわらず、動力部分が動き続けていたために海水が入るスピードが早かったのが原因だろうとも。つまりそれは。乗客が救命ボートに乗り移る時間がほとんどなかったということだ。運良くボートに乗れた乗客も潮の流れの早い海域であることが災いしていなければいいのだがとグインは気の毒そうに呟いた
何か言いたげなテリュースの瞳。『このまま思っていることを素直に言えたなら。尋ねたいことをすべて聞けたなら。どれだけ心が軽くなるだろう』しかし、どんなにあがいても"過去の楔(くさび)"はテリュースを捕らえ、離してはくれない。『自分には婚約者がいる。不治の病に冒されたスザナが待っている。キャンディを抱き締めるなんて許されるわけがない』心の中でギシリときしむ音が響き、テリュースは必死で自分にブレーキをかけた。胸の中が焼けただれたような苦い感触。テリュースはやっとの思いでキャンディをその