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何度か修理をしているオーナーさんから、DCD-1650AZが調子悪いということで、修理の依頼がありました。症状は、読み込みが不安定で、ほぼ読み込みができないとのこと。やはり、シリアル番号が1から始まるモデルだったので、また増幅基板の異常と思い、さっそく検証。ちなみに、増幅基板は上記の赤丸の小さい基板です。当方で所有している正常に機能している基板と交換をして動作確認をしましたが、変化なし。この基板を当方で所有している1650AZに搭載したところ正常に読み込み再生ができました。とい
ヤフオクで入手したSACDプレーヤー。再生不可のジャンク品でしたが「何とかなるかなぁ⁈」と思い、落札したもの。2009年発売、定価は133,334円(税抜)でした。ブラック鏡面仕上げとラウンドしたフロントパネルが外観上の特徴で、日本製品としては珍しく芸術的な趣きを醸し出している。(IKEAの家具に合わせたくなるな、これ。)ご開帳〜♪前作のPD-D9とクリソツですな。基板自体は前作PD-D9のままのようだけど、コンデンサーなどのパーツ類は変更されている。特にRCA端子近く(=音の出口
皆さんこんばんは〜🤗本日は某フリーマーケットアプリで購入したSONYの1988年のCDP-770というCDデッキ、プレーヤーの修理です。価格は2300円でした。こちら側の都合で1度キャンセルしてしまいしたが暖かく接してくれた出品者さんに感謝です🙇🙇ここまで楽しい取引は中々久々でしたwwトレイが出ない。動作がうるさいとのこと。トレイのゴムベルトが緩んでいると見て購入。さて話を戻しましてスタートです!まずは裏面へ。ネジを6箇所取ります。一本だけ長いので忘れないようにマ
1997年にDENONから発売されたDCD-1650AR99,000円この年の第13回FMfanダイナミック大賞で大賞に選ばれています。あの天才オーディオ評論家の長岡鉄男が”S10Ⅱとの違いは判らないのではないかと思う。”と言わしめた、まさに名機。外見は前モデルのルのDCD-1650ALと同じですが、長岡鉄男曰く、シャーシの強度はS10ⅡよりDCD-1650ARが上回るところがあり、内部の回路はDCD-S10Ⅱとほぼ同じとなっているようで、非常にコストパフォーマンスの良いモデルに
1998年にPioneerから発売されたPD-HL565,000円この年のFMfanダイナミック大賞のCDプレーヤー部門で優秀賞に輝いています。それまでの!ビットDACを捨てて、24」ビットのマルチビットDACに変更しています。それから、パイオニアの持病であるピックアップレンズの脱落がしないタイプの新しいピックアップになっています。型番は、PEA1335。メカの構造は、パイオニア独自のターンテーブルを採用。電源が入らなくなったということで、修理の依頼がありました。中身
1999年にLINNから発売されたGENKI250,000円スコットランドのオーディオメーカーのLINNですが、非常にシンプルで洗練されたデザインが人気。DACはバーブラン性のPCM1732。トレイの開閉は正常だが、ディスクを認識しないということで、修理依頼がありました。さっそく開腹。基板1枚とピックアップユニットというシンプルな構成。重量は、3.3kgと、とても軽量。制振性能は大丈夫かと思われるほど、軽量です。日本のメーカーのエントリモデル並み。ピックアップ
1992年にYAMAHAから発売されたGT-CD2350,000円この年の第8回FMfanダイナミック大賞で優秀賞に選出されています。ちなみに、この前のモデルGT-CD1は、大賞に選出されています。GT-CD2は、ヤマハの木工技術を用いた60mm厚パーティクルボードのウッドベースと砲金鋳物製のドライブメカハウジングで構成されています。なので、とにかく重い・・・(^▽^;)以前から気になっていて、是非とも入手したいと思っていましたが、そもそもヤフオクに出品されることが少な
昨日購入してBurnin中のCDプレーヤーDENONDCD-900NE。正直なところ10年弱前にDENONのエントリークラスの398の機種を私のメインシステムで視聴した時には、はっきり言って厳しい音でした。音は団子になってる感じで妙に低域が目立ったという印象がありました。それ以来、DENONなどにはかなり偏見を持っていたのです。EsotericK03の代わりにやってきたMarantzSA10は流石の音で私のD&Mホールディングスの機器に対する偏見を払拭してくれました。DCD-900
1985年にSONYから発売されたCDP-553ESD160,000円この年から始まったFMfanダイナミック大賞のCDプレーヤー部門に選出されています。DACは。PCM53JPで、80年代のソニーのプレーヤーは、555ESDを除いてハイエイド機にはバーブラウン製のDACを使用していました。555ESDは、フィリップス製。他はソニーオリジナルのDACを使用してます。前年に発売されていたDACのDAS-702ESが同じPCM53JPを使用してました。評判が良かったのでしょうか
2001年にSONYから発売されたSCD-XA777ES310,000円SCD-777ESの後継モデル。777ESは、SACDがマルチチャンネル非対応でしたが、このモデルはSACDがマルチチャンネルに対応しているようです。SA-DACを6個搭載しており、ステレオ2ch再生時は各チャンネル3個ずつのSA-DACを使用した贅沢な構成のようです。SACDもCDも再生しなくなったということで、修理依頼がありました。SACDは、ピックアップのレーザー出力が高いので、劣化が早いのは否めませ
福岡のとあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「音飛びしやすいです.」のJUNK品でしたが,ストラットサスペンションを採用したモデルはもともと音飛びしやすいので構わず保護しました.1988年発売,定価は79,800円(税抜き)でした.本機は取説,リモコン付きで,外観程度も良好.ただし,テープが劣化してて粘着層が機体にベットリと着き,これを落とすのが大変でした.DP-8010はDP-1100SG(1987年発売,89,800円)の後継機で,1万円のプライスダウンを行いつつ,D/Aコンバータ
2002年にDENONから発売されたDCD-1650SR120,000円バーブラウンのPCM1704を4基も搭載している非常にCPの優れたプレーヤーです。あまりにもCPが高すぎて、今でも人気のある機種。当時、売れたのでしょうか、ヤフオクでは頻繁に出品されています。ただ、人気故、ジャンク品でもそれなりの金額になってしまいます。このモデルは、過去に何台か修理したことがありますが、ピックアップがSANYOのSF-P101Nという、今までの1650シリーズに搭載されていたSHA
長崎のH/Oで発見したCDプレーヤー.「再生しますが,音飛びします.」のJUNK品でしたが,音飛びぐらいだったら何とかなるだろうと思い,保護したもの.1987年発売,定価は69,800円でした.目立つ傷もなく,比較的きれいな個体でした.CDX-800はCDX-1000(1987年発売,89,800円)の弟機で,シャーシや回路など殆どを共有化しており,丁度,KENWOODのDP-1100SG(1987年発売,89,800円)とDP-990SG(1987年発売,69,800円)との関係にそっく
今回、EINSTEINTheCDPlayerの導入で、はじめてのベルトドライブ方式のプレイヤーを体験する事ができました。このプレイヤー、本体内部にはデジタル基盤とアナログ基盤が左右別に配置されていて、電源のコントロール基盤は手前にあるのですが、電源トランスが見当たりません。実は本体底面に馬鹿でかいシールドされたトロイダルトランスが2個付いていて電源部にかなり力を注いでいるのがわかります。そしてこのベルトドライブ方式と直径9cmで500gある重量級の真鍮製スタビライザーによる制振効果な
2014年頃、吉田苑さんで購入したSACD/CDプレーヤー。2012年発売、定価は94,000円(税込)でした。前作のPD-Dシリーズが北欧風のラウンドしたデザインだったのに対し、実にシンプルで実際的なデザイン。そして、肝心の音質の方も実にシンプルです。PD-70はPD-30/10と共にPioneerが開発/発売した最後のSACD/CDプレーヤーになります。そのため、心臓部とも言えるSACD/CDドライブユニットには内製品を使用しています。ドライブユニット近影PD-70にはPione
とあるハードオフでTEACZD-filter搭載CDプレーヤーのリモコンを見つけたので、その母体となるCDプレーヤーを探していたところ、丁度ヤフオクでジャンク品が出品されていたので保護したもの。1986年発売、定価は16,500円でした。ZD-6000はディザ信号を使って高調波歪みを低減させるZDサーキットを搭載した機種としては第二世代に当たり、先代ZD-5000をベースにさらに物量を投入し、各部をブラシュアップしたものです。当時はCDプレーヤー界のドレッドノート,MarantzのCD
大分のとあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「再生しますが,トレイがすぐに閉じます.」のJUNK品でしたが,トレイの開閉を感知するスイッチの接点が汚れているだけだろうと思い,保護することにしました.1985年発売,定価は149,800円でした.薄汚れてはいますが大きなキズもなく,外観程度は良好.本機はDP-1100Ⅱの後継機で,KENWOODの当時の最上位機種だけあって,KENWOODが持つ技術のすべてと物量が投入された機体です.D/Aコンバーターには当時のSONYの最上位機種「CDP
オーディオにも多用されている電解コンデンサーですが、小型で大容量でなおかつ安価に作られるので、他の電子機器にも多用されています。特に、平滑回路や電源ラインとアース間のノイズ除去のために数多く使用されています。また、アナログ回路のカップリングにもよく使用されています。ただ、唯一の弱点が寿命が短いこと。コンデンサーの内部に電解液が入っていて、コンデンサーの円筒のアルミケースの底部からリード線が出ています。この線の出ている部分はゴム栓となっていて、このゴム栓から電解液が浸透し拡散して、コンデンサ
最近,トレイのOPEN/CLOSEが引っかかるようになったため,トレイ駆動用ゴムベルトを交換することに.1988年発売,定価は99,800円でした.本機は高音質化技術「K2インターフェース」を初めて搭載したCDプレーヤーで,XL-Z521と同様に16bitDAC「PCM56P-J」とディスクリート2bitDACとを組み合わせたフルタイム18bitコンビネーションDACを採用しています.また,機体重量は12㎏におよび,非常に堅牢なボディを有しています.天板天板は3㎜厚の鋼板で,オーディオ
英国CambridgeAudioのCDプレーヤー。2万円程度の低価格帯にも関わらず音に定評があり、吉田苑でもお勧め機種として長らく紹介されていたもの。ヤフオクでジャンク品が2台出品されていた為、「どんなボロでも、2台あればなんとかなる。」とのうに様のお言葉に従い、2台とも落札しました。2017年発売、定価は19,800円(税抜)でした。ユニオンジャックをあしらったマークがカッコ良く、舶来品という雰囲気を醸し出している。日本でもどこか旭日旗をあしらったマークを大々的に採用してくれるところは
当方のブログを見ていただくと分かる様に、個人的にKENWOODのCDプレーヤーに思い入れが有り、そこそこな台数を蒐集しています。(社会人1年目に使っていたのがTRIODP-1100、KENWOODDP-1000だったという事も関係しているとは思いますが)最近になってよくよく考えたら、機種名の末尾に「D」が付くモデルは1台も手に入れていませんでした。(当時の雑誌等で酷評されていた記憶の所為かもしれませんが)搭載しているDACは当時としてはちょっと古い積分DACのCX2
SONYのピックアップKSS151Aは、80年代後半から90年代前半のエントリモデルから上級機の幅広いCDプレーヤーに使われていました。ピックアップのベース部が、リニアモータードライブに対応しています。非常に優れたピックアップで、SONYのCDP-227ESD、CDP-228ESD、CDP-X55ES、CDP-X33ES、CDP-R3などに搭載され、他のメーカーではDENONDCD-1600、DCD-1610、DCD-3500/3500G/3500GL、DCD-3500RGやTEAC
2001年にDENONから発売されたDCD-S10IIIL250,000円2001年10月にDENON(デンオン)からDENON(デノン)へと呼称を変更したのを記念して発表された限定モデルのCDプレイヤーとのこと。DENON独自のアナログ波形再現技術であるAL24ProcessingPlusを搭載しています。DCD-S10IIILでは、192kHzにも対応するAL24ProcessingPlusを採用することでより信頼性の高く高精度な演算処理を可能にしています。これにより、ハ
先日、電源の入らないというCDP-338ESDを入手。こんな安い価格で手に入らないだろうと思って、入札放置していたら落札されていました。特に欲しいと思って入札したわけではないので、あららとという感じでしたが、電源の入らない原因に興味があり、さっそく調査開始。まずは、電源が入らないというのですから、まず電源部を疑います。写真に写っていませんが、左端のトレイの出っ張りの下にヒューズがあります。それは正常でした。中央部やや右にある、黒い四角のICは、ダイオードになりますが、ソニーの
先日、久々にCDP-X5000を入手しました。ここ数年、ヤフオクにも出品される数が少なくなり、出品されるとあっという間に高額になってしまいますので、手が出ず、ここ1,2年入手できずにいました。久々に入手したCDP-X5000は、一応再生はできるようですが、認識するCDとしないCDがあるようで、ピックアップが劣化しているようです。まあ、このプレーヤーは、ピックアップの劣化とサーボ基板のICの不具合があるので、それを確認したくて、入手した次第です。さっそく、到着したブツの梱包
大分のとあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「トレイ出ません.」のJUNK品でしたが,本機があの「DAC7」搭載機であることから保護することにしました.1995年発売,定価は50,000円(諸説あり)でした.フロントパネルは,厚さ5㎜の押し出しアルミ材を使用しており,ミニミニコンサイズながら高級感がある.DP-1001は,KENWOODがハイグレードなミニミニコンポとして発売したK's(ケイズ)シリーズ用に開発されたCDプレーヤーです.本来(?)なら,ミニミニコンポ用であるが故にあまり
1990年にPanasonicから発売されたSL-PS30029,800円Panasonicといえば、MASH1ビットDAC。エントリーモデルながら、しっかりMASHを搭載しています。ディスクを認識しなくなったということで修理依頼がありました。33年前のエントリモデルが今でも稼働しています。日本製の優秀さが光ります。早速、開腹。THEエントリーモデルです。翌年に39,800円でSL-PS700が発売されますが、それは、FMfanダイナミック大賞で評価されるなど、ビ
とあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「CD再生しますが,トレイ開閉不良.」のJUNK品でしたが,トレイ開閉不良なら何とかなるかなと思い保護することにしました.1987年発売,定価は180,000円でした.本機はCDP-555ESDの後継機で,自重18.5㎏とジブラルタルシャーシを採用した555ESDに比べ5㎏も重く,ESシリーズのCDプレーヤーとしては最重量機です.持ち帰ってさっそく動作確認したところ,トレイは何事も無くスムーズに開閉し,問題ありません.ありがとうございましたッ!
EINSTEINTheCDPlayerのオリジナルスタビライザーは直径9cm重量500gの真鍮製、重量級スタビライザーでした。これにC.E.C.さんのアドバイスにより、TL33.0用の直径12cm重量380gの真鍮製、スタビライザーを問題なく使用する事ができました。実際に聴き比べた結果、事前にC.E.Cさんから教えて頂いていた通りの音質の違いが確認できました。「これまで試聴テストを行った経験から、重量級スタビライザーの方が音像の重心が低く、中低域が重厚で豊かになる傾向にあると思
先日、SONYCDP-333ESAのトレイが開かないというジャンク品を入手。このモデルは1991年に発売されていて、その年のFMfandダイナミック大賞の優秀賞に選ばれています。非常にコスパの優れたプレーヤーです。後継モデルのESJも非常に優れたプレーヤーです。トレイが開かないのは、いつものベルトの劣化です。このモデルはトレイの真下にベルトがついていますが、結構ばらさないと取り替えことはできません。作業内容は省略。本来であれば、ここでサクッと再生を確認して修理は終わりなのです