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長崎のとあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「再生しますが,トレイがすぐに閉まります.」のJUNK品でしたが,トレイ開閉不良ならばなんとかなると思い保護しました.1991年発売,定価は90,000円(税抜き)でした.いい機体を縦置きにするのはやめて欲しい.本機は新開発のアドバンスド・パルスD/Aコンバーター「CXD2562Q」と45bitノイズシェイビング・デジタルフィルター「CXD2560M」を搭載したほか,ディスクを回転させるスピンドル軸受けにサファイアを用いたBSLモーターやサーボ
またまたYAMAHACDX-2000のジャンク品を入手。最近、ヤフオクでも人気が出てきました。YAHAMAファンにはたまらない一台です。トレイが開閉しないジャンクは多いので、べとべとに溶けたトレイベルトとローラーゴムを交換すれば、復活するパターンが多いですが、トレイの開閉が直っても、肝心の読み込み、再生ができなくては元も子もありません。読み込み再生のトラブルは、サーボ基板のコンデンサーの劣化や半田クラックが多いですが、それでも改善しない場合は、半固定抵抗の調整を試みます。これ
1991年にESOTERICから発売されたX-1S490,000円この年の第7回FMfanダイナミック大賞で優秀賞に選ばれています。ESOTERICはTEACの高級ブランドで、TEACが100%株式を持つ子会社です。現在も商標権は、TEACが持っていますので、位置づけ的にはTEACのブランドになりますが、商品開発などは独立していますので、ブランドとしても独立したものと考えて良いでしょう。当時は、TEACの高級モデルという位置づけでした。前モデルのX-1をベースにブ
先日、久々にCDP-X5000を入手しました。ここ数年、ヤフオクにも出品される数が少なくなり、出品されるとあっという間に高額になってしまいますので、手が出ず、ここ1,2年入手できずにいました。久々に入手したCDP-X5000は、一応再生はできるようですが、認識するCDとしないCDがあるようで、ピックアップが劣化しているようです。まあ、このプレーヤーは、ピックアップの劣化とサーボ基板のICの不具合があるので、それを確認したくて、入手した次第です。さっそく、到着したブツの梱包
今春保護した1650AE.読み取りに難ありとありましたが,ピックアップレンズの清拭でCD/SACDとも再生出来たので良しとしていましたが,電源投入直後,SACDが読み込みできないことが発覚.10分もすれば何事もなく再生できるものの,レーザー出力を調整しても改善せず,やはりピックアップが弱っていると判断して交換することにしました.当初ピックアップはSANYOのSF-HDシリーズかと思いましたが,よくよく調べてみますとHITACHIのHOP-1200Wのようなのでヤフオクで入手しました.(CDパ
エソテリックより発売となりました新製品、ネットワーク・DACプリアンプ「N-05XD」を試聴する機会をいただきました。ESOTERICN-05XD¥825,000(税込)エソテリックSACDプレーヤー上位機種に搭載されるディスクリートDACが内蔵されたネットワーク機能付きプリアンプです。スッキリとした大きさとデザインで本格ヘッドフォンアンプとしても使用できます。操作はリモコンはもちろん、エソテリックの専用アプリでスマートフォン・タブレットで操作が可能です。ネットワークプレーヤー
福岡のとあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「再生できません.」のJUNK品でしたが,ピックアップレンズの清拭で直らないかなと思い,保護することにしました.1988年発売,定価は59,800円でした.先日紹介したTD-V721と同時に保護したもの.本機は16bitDAC「PCM56P」にディスクリート構成の2bitDACを付加した,L/R独立のフルタイム・リニア18bitコンビネーション-4D/Aコンバーターを搭載したCDプレーヤーです.持ち帰って早速動作確認したところ,TOCは容易
先日入手したCDプレーヤーはKENWOODのDP-1100SGでした。通算3台目です、たぶん。KENWOODはかつてオーディオ御三家と云われた老舗(当時はTRIO)でしたが、時代が平成に変わる頃にはホームオーディオは普及価格帯にシフトしてしまった印象が強いですね。このDP-1100SGは時代が移る前の製品で今でも心惹かれるものがあり、見かけるとつい手が出てしまいます。DP-2000/1000シリーズに連なる武骨なデザインで、角なんかとんがっててうっかり取り扱うと怪我をするくらいです。(体験
とあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「再生しません.」のJUNK品でしたが,以前同じ機種に手を出して敗退した経験があり,リベンジするべく保護した次第.1987年発売,定価は89,800円でした.本機は,スリムだった前作のPD-8030から一転,銅メッキハニカムシャーシを採用した厚みのあるデザインに変更されるとともに,電源部からCDドライブ部,デジタル/アナログ回路に至るまですべてが新しく,そして桁違いに物量が投入されたものとなっています.持ち帰って動作確認したところ,トレイの開閉はスムー
巷ではオーディオに掛けるべきコスト配分をスピーカー:アンプ:プレーヤー=5:3:2と云ったりしますが,これは音質に与える影響が最も大きいのはスピーカーで,次いでアンプ,それらに比べるとプレーヤーの影響は小さいのでというのがその理由のようです.確かに,スピーカーやアンプに比べればプレーヤー間の音質の差は小さく,実際にCDP-555ESDとDCD-1650AZとの差が判らなかったこともありましたが,それでも音の源流たるプレーヤーは決して疎かにしても良いものではないと,うしおは考えます.とは云う
SONYのピックアップKSS151Aは、80年代後半から90年代前半のエントリモデルから上級機の幅広いCDプレーヤーに使われていました。ピックアップのベース部が、リニアモータードライブに対応しています。非常に優れたピックアップで、SONYのCDP-227ESD、CDP-228ESD、CDP-X55ES、CDP-X33ES、CDP-R3などに搭載され、他のメーカーではDENONDCD-1600、DCD-1610、DCD-3500/3500G/3500GL、DCD-3500RGやTEAC
1990年にLUXMANから発売されたD-500X’s350,000円この年のFMfanダイナミック大賞のCDプレーヤー部門で優秀賞に選ばれています。洗練されたトップローディング方式のスタイルは、惚れ惚れします。ピックアップメカニズムにはフィリップス社製CDM-3メカニズムを採用しています。使用されているモデルが非常に少ないので、ピックアップが劣化してしまったら、ほぼ入手は困難でしょう。DACにはフィリップス社製のTDA1541A‐S1が使用されています。LUXMANで
サンスイのCDプレーヤーの中で最も高額であるCD-α917XR。当時、定価が160,000円と、その作り込みに比べるとありえないほどリーズナブルな価格で、当時でさえ30万円のプレーヤーと互角な贅を尽くした内容でした。今でも超人気のプレーヤーの一つです。たまにヤフオクに出品されますが、あっという間に高額になり、とても手が出ません。サンスイのプレーヤーは、トレイの開閉トラブルが頻発します。ベルトの交換だけでなく、トレイの開閉を検知しているセンサーの接点の劣化もあります。ピックアップメカ
2014年頃、吉田苑さんで購入したSACD/CDプレーヤー。2012年発売、定価は94,000円(税込)でした。前作のPD-Dシリーズが北欧風のラウンドしたデザインだったのに対し、実にシンプルで実際的なデザイン。そして、肝心の音質の方も実にシンプルです。PD-70はPD-30/10と共にPioneerが開発/発売した最後のSACD/CDプレーヤーになります。そのため、心臓部とも言えるSACD/CDドライブユニットには内製品を使用しています。ドライブユニット近影PD-70にはPione
1988年度のステレオサウンド誌コンポーネント・オブ・ザ・イヤーを受賞したXL-Z711の音はまさに「美音」で,その後,VictorCDプレーヤーの音がどのように発展したのか気になり,某オクにて入手したもの.発売年,価格ともに不明です.少々傷は多いですが,某オクにて完動品を入手しました.K2インターフェイスの効果か,XL-Z711の持つ美しくきれいに響く高音域,艶やかでありながらも透明感のある中音域,輪郭がハッキリとした芯のある低音域がとてもお気に入りで,それをさらにブラッシュアップさせた
ある方からDENONDCD-S10の修理の依頼がありました。症状は、トレイが勝手に閉まってしまうことと再生ができないということです。トレイが勝手に閉まってしまうような開閉異常は、リミットスイッチの接触不良がほとんどです。早速開腹して、ピックアップメカを取り外します。トレイをひっくり返しすと、メカの手前側にリミットスイッチの基盤があります。爪て止まっているだけなので簡単に取り外しができます。基板を取り外すと、こんなスイッチが顔を出します。隙間に接点復活剤を塗布して、数回ス
大分のとあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「再生しますが,トレイがすぐに閉じます.」のJUNK品でしたが,トレイの開閉を感知するスイッチの接点が汚れているだけだろうと思い,保護することにしました.1985年発売,定価は149,800円でした.薄汚れてはいますが大きなキズもなく,外観程度は良好.本機はDP-1100Ⅱの後継機で,KENWOODの当時の最上位機種だけあって,KENWOODが持つ技術のすべてと物量が投入された機体です.D/Aコンバーターには当時のSONYの最上位機種「CDP
1990年にNakamichiから発売されたCDplayer2。この年の第6回FMfanダイナミック大賞で優秀賞に選ばれています。ミュージックバンクシステムを採用したCDプレイヤー。独自のミュージックバンクシステムを採用しており、音質や操作性を犠牲にせずに複数ディスク再生を可能にしています。合計7枚のディスクの連続演奏や50曲メモリー、7枚のフルランダム再生が可能です。以前からNakamichiのプレーヤーを手に入れたくて探していました。初期にはOMSシリーズがありますが、残念な
2001年にSONYから発売されたSCD-XA777ES310,000円SCD-777ESの後継モデル。777ESは、SACDがマルチチャンネル非対応でしたが、このモデルはSACDがマルチチャンネルに対応しているようです。SA-DACを6個搭載しており、ステレオ2ch再生時は各チャンネル3個ずつのSA-DACを使用した贅沢な構成のようです。SACDもCDも再生しなくなったということで、修理依頼がありました。SACDは、ピックアップのレーザー出力が高いので、劣化が早いのは否めませ
頑張って次回の日曜日出品分の写真撮影と説明文作成に勤しんでおります。PHILIPSフィリップスCD303名機LHH2000と同じメカとDAC名機LHH2000と同じスイングアームの初代メカCDM0とTDA1540D(セラミックパッケージ)という、CD黎明期だけに最高の物量をかけたフィリップス威信の機器に、220V/240V昇圧電源と日本コンセントプラグへの変換プラグを付属させたものになります。10年くらい前にこれの音質の良さに気づかれて、大量輸入販売されていた、吉
1991年にSONYから発売されたCDP-333ESA60,000円この年のFMfanダイナミック大賞で優秀賞に選ばれています。上位モデルのCDP-555ESAとCDP-777ESAもそれぞれ優秀賞に選ばれています。ソニーの全盛期のシリーズです。私が初めて買ったCDプレーヤーが、CDP-777ESAです。AccuphaseのDP-70Vを購入したのを機に手放してしまいました。良いプレーヤーでした。先日、電源の入らないというジャンク品を入手。なかなかCDプレーヤーで電源の入
1991年にDENONから発売されたDCD-1650GL99,000円この年のFMfanダイナミック大賞のCDプレーヤー部門にて優秀賞に選出されています。前年に発売されたDCD-1650Gをリファインして開発されたスペシャルリミテッドモデルのCDプレーヤー。DCD-1650Gとの違いは、DACにDENON向特別選別品(AD1862N-Zバージョン)を採用していることとコンデンサや抵抗、基板の材料を厳選し、高品質化を図っていること、それからバランス出力端子を備えていることです。
壱号機は外観程度が良くなく手放したのですが,その音がないことに寂しさを憶え,某オクで落札したもの.1988年発売,定価は89,800円(税抜き)でした.箱入り,ワンオーナーものです.ヽ(゚`∀´゚)ノウヒョ「目立つような傷なし」との前オーナーのコメント通り,新品のような美しさです.天板と側板とが別体で,天板にはフェルトやプレートが貼られており叩いても鳴りません.本機はES機としては最後のマルチビットDAC採用機ですが,デジタル/アナログ独立電源や演算ビット長45bitのデジタルフィルタ
大分のとあるH/Oで発見したCDプレーヤー.「再生しません.」のJUNK品でしたが,タバコ臭がしたのでピックアップレンズの清拭で何とかなるかなと思い,保護することにしました.1989年発売,定価は56,000円(税抜)でした.汚れてはいますが目立った傷もなく,比較的きれいな個体です.本機はDP-7010(1988年発売,定価59,800円)の後継機で,DP-8020(1989年発売,定価80,000円)の弟機に当たりますが,1980年代末の598クラスは激戦区で,本機はKENWOODにと
先日、ブログの読者の方からの修理依頼があり、久々にCDP-X5000の修理をしました。症状は、ディスプレイの表示異常と音の歪です。今まで、ディスプレイの表示異常の個体には出くわしたことがないので、何が原因なのか、興味津々でした。動作確認をしたところ、再生動作自身は問題はないようです。上記の写真のように、ピックアップメカの左にデジタル部とコントロール部の電源基板があります。(すでにコンデンサーは交換されています)コンデンサーの劣化を考慮して、全数交換しましたが、変化な
AMP3300Rを入手して以来、カルロス・カンダイアス氏設計の製品群の蒐集に取り憑かれたうしお。特にこのCD3300Rは玉数も多く、しかもジャンクだらけなのでまさにうしお好みな訳です。2005年発売、定価は45,00047,250円(税込)でした。なんやかんやで、いま手元には製造年の異なる3台の3300Rがありますが、どれもオーディオ回路の仕様が微妙に異なります。壱号機2005年製オーディオ回路が別基板。コンデンサーも大容量です。弍号機2006年製一体基盤になって配線がシンプル
底板を外して内部を観察します。337って、3シリーズですが、その後の5シリーズ相当なのです。それなので、中身が豪華です。メカはアルミダイキャスト性。その周りはGシャシーでしょうか。兎に角思いCDプレーヤーです。スライドレールは油切れするので、清掃してから滑りが良くなるように塗布。この裏側にピックアップ調整用の半固定があります。再生すると、てぃてぃてぃてぃと、音が鳴り読み取りし難い状態でしたので、これを調整して音が出ないようにした。ベルトはパンコードが使
1997年にMARANTZから発売されたCD-1965,000円この年の第17回FMfanダイナミック大賞で優秀賞に選ばれています。フィリップスのCDM-12.1リニアトラッキングメカを搭載。今でもピックアップは、入手が可能です。DACは1ビット方式ダブル・ディファレンシャル構成D/Aコンバーターを搭載しています。この時代は、まだ、1ビットDACが主流でした。トレイの開閉異常と再生しないというジャンク品を入手。マランツは、CD-34やCD650、CD880Jなど古い機種ばか
1998年にVictorより発売されたXL-Z999EX650,000円3つのK2プロセッサーの集大成として開発されたCDプレイヤー。ビクターのソフトとハードが一致協力して音質を飛躍させたK2インターフェース、20bitK2スーパーコーディング、20bitK2プロセッシングに加え、ハイビット・ハイサンプリングの流れを受けてさらなる進化を遂げたExtendedK2プロセシングを搭載しています。この技術では入力デジタル信号から帯域制限を受ける前の音楽信号を想定して、2倍のサンプリン
久々に、SONYのCDP-777ESJをゲットしました。比較的出品されているプレーヤーですが、ジャンク品でもあっという間に6万以上に跳ね上がってしまいます。気合を入れて、入札し、トレイが開閉しないというジャンク品を落札しました。さっそく、ベルト交換をしてきます。センターにピックアップメカ。後方には、アナログ系の電源部。バカでかい平滑コンデンサーがそびえています。左側にはデジタル系の電源部。右側は、基板が2階建てになっています。1階部分は見えませんが、アナログ基板にな