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1985年にSONYから発売されたCDP-553ESD160,000円この年から始まったFMfanダイナミック大賞のCDプレーヤー部門に選出されています。DACは。PCM53JPで、80年代のソニーのプレーヤーは、555ESDを除いてハイエイド機にはバーブラウン製のDACを使用していました。555ESDは、フィリップス製。他はソニーオリジナルのDACを使用してます。前年に発売されていたDACのDAS-702ESが同じPCM53JPを使用してました。評判が良かったのでしょうか
1992年にMARANTZより発売されたCDR610MkII690,000円業務用のCDレコーダーとして発売されたようですが、ネット上ではほとんど情報がありません。前年にCDR-1(950,000円)というCDレコーダーの初号機が発売されましたが、そのレコーダーと外観はほぼ同じです。これが、CDR-1。先日、CDR610MkIIの修理をしてほしいということで依頼がありました。何分、全く初めて弄るので、不安がありましたが、どうにか情報を集めて、トライしてみました。症
以前修理したSONYCDP-750ですが・・。『SONYCDP-750』知人の知人からのいただきもの、まだありました。SONYのCDプレーヤー「CDP-750」1987年、39,800円エントリー機種ですが、同価格帯の他社品より…ameblo.jpその後、あまり使うこともなく、半年以上ぶりに電源を入れました。しかし、CDトレーを「開」にしてもすぐに勝手に「閉」になります。前回、不調だった個所を点検しても、問題は無いようです。いろいろ分解して調べていくうちに・・・
1994年にDENONから発売されたDCD-S10180,000円DCD-3500シリーズの後継モデルになります。この後、II、III、IIILTDと続いていきます。いずれもFMfanダイナミック大賞に選ばれているDENONを代表するシリーズです。このモデルもよく修理しますが、今回は音が出ないというジャンク品を手に入れました。再生できるけれども音が出ない・・・つまり、再生ボタンを押すとカウンターは進んでいくとのこと。ピックアップやそのほかのところは問題はないようなので、そこそ
先日、読者の方からDCD-1650AZの修理依頼がありました。症状は、CDを読み込みしないということですが、ご自分でピックアップを取り寄せ交換したようですが、症状が改善しなかったとのこと。この1650AZは、以前のブログにも書きましたが、新品のピックアップに交換しても読み込み不良が改善しないことが多いので、ピックアップの劣化の問題ではなく、サーボ部の上に取り付けられている基板の問題であると指摘しましたが、この基板はDCD-S10IIIにも搭載されていて、S10IIIでも同じ症状が起き
久々に電源を入れたCDプレーヤー、TechnicsのSL-P999。固着していたCD開閉トレイは、何とか動作できるようになった。しかし、次の壁が待っていた。■症状2:CDを入れても認識しない正常ならば、CDがシュルシュルっと回り始めて2、3秒で回転は止まり、ディスプレイに曲数と時間が表示される。でも、そうは問屋が卸さななかった。TOC読み込み動作がいつまで経っても終わらないのだ。ディスクは回り始めるが、何秒経っても終わる気配がない。さらに数秒経つと、何故か逆方向に回転を始めて、みるみる加
リエージングが進むにつれて音の伸びや響き,解像度が増し,音の左右の広がり感,奥行き感も良くなって定位も安定してきたCDP-557ESDですが,これなら20bit機どころか24bit機とも張り合えるのではと,調子に乗ってDCD-1650AZと比較試聴してみることにしました.CDP-557ESDは1987年発売,定価は180,000円の18bit機で,当時のESシリーズのフラッグシップ機.DCD-1650AZは1999年発売,定価は99,000円の24bit機で,DENONのベストセラー中堅機.
1986年にSANSUIから発売されたCD-α907150,000円この年の第2回FMfanダイナミック大賞のCDプレーヤー部門に選出されています。ピックアップ部にはオリジナルの3ビーム方式ピックアップを採用しているようです。SANSUIの技術力の高さを感じます。ブラックピアノ仕上げのフロントパネルも光ります。本当に惜しいメーカーを亡くしました・・・・(-_-;)トレイが開閉しないということで、修理依頼がありました。さっそく開腹。強力な電源部は、流石アンプのメ
1998年にVictorより発売されたXL-Z999EX650,000円3つのK2プロセッサーの集大成として開発されたCDプレイヤー。ビクターのソフトとハードが一致協力して音質を飛躍させたK2インターフェース、20bitK2スーパーコーディング、20bitK2プロセッシングに加え、ハイビット・ハイサンプリングの流れを受けてさらなる進化を遂げたExtendedK2プロセシングを搭載しています。この技術では入力デジタル信号から帯域制限を受ける前の音楽信号を想定して、2倍のサンプリン
1988年度のステレオサウンド誌コンポーネント・オブ・ザ・イヤーを受賞したXL-Z711の音はまさに「美音」で,その後,VictorCDプレーヤーの音がどのように発展したのか気になり,某オクにて入手したもの.発売年,価格ともに不明です.少々傷は多いですが,某オクにて完動品を入手しました.K2インターフェイスの効果か,XL-Z711の持つ美しくきれいに響く高音域,艶やかでありながらも透明感のある中音域,輪郭がハッキリとした芯のある低音域がとてもお気に入りで,それをさらにブラッシュアップさせた
2003年にDENONから発売されたDCD-SA100200,000円2代目のSACDプレーヤーになります。SACDを修理するのは、これで2台目になりますが、いずれもDENON製ですので、おおよその構造は頭に入っています。読者の方からの修理依頼ですが、トレイの開閉がもたつくということとディスクの読み込みが怪しくなってきたということで、トレイベルトの交換とピックアップレンズの交換を実施しました。さっそく、開腹。クランパー部分が、蓋と一体化しています。SACDになって、D
マランツのSACD/CDプレーヤーを聞く機会が有りましたので、紹介します。機種は、SA-11S1、2004年(35万円)発売。年数が経過してますが、今見ても古さは感じさせません。マランツのデザイン戦略すごいです。前面のアルミパネルの曲線加工は美しいと思います。左右に3個ずつ並んだ、ボタンは多少押しにくさを感じさせますが、通常はリモコンで操作することを考えると、それでも良いのかと納得します。写真には写してませんが、そのスイッチ方向に向けて照明が施されていて、夜間薄暗い部屋で鑑賞す
高校生の頃からハマりだしたオーディオ熱。半世紀に及ぶ紆余曲折の末、やっと現在のシステムに落ち着いた☺️・レコードプレーヤー/デンオンDP-1700/1977年〜・プリメインアンプ/デンオンPMA-2000/1996年〜・CDプレーヤー/ソニーCDP-XA55ES/1998年〜・スピーカー/ダリRUBICON2/2019年〜ピンからキリのオーディオ機器、上を見ればきりがない😓
ヤフオクで見かけたマランツのSACDプレーヤー。SACDプレーヤーなのにSACD再生はNGというジャンクでしたが、まぁ何とかなるだろうと思い、保護したもの。2010年発売、定価は100,000円(税込)でした。まずまずの美品です。SA8004はかなりPCオーディオを意識した設計で、背面にはTypeBのUSB端子を備え、PCから入力した最大96kHz/24ビットの音声の再生が可能となっており、PCを持っていれば本機を通してネットからダウンロードした音楽ソフトを聴くことが出来ます。当時として
スイングアーム式ピックアップメカニズムとDAC7を搭載したPhilips社製CDプレーヤー。福岡のハードオフ・トリヤス久山店に久しくディスプレイ用に展示されていてずっと気になっていたのですが、ヤフオクで良さげなものが出品されていたので落札したもの。1992年発売、定価は65,000円(税抜)でした。まあまあの美品👌下はKENWOODのMDデッキ、DM-7080。ともにDAC7を搭載する。本機は「通電確認済み。その他、未確認」というものでしたが、この手の記載は"トレイ開閉不可"だけなら
1999年DENONから発売されたDCD-1650AZ99,000円1999年第15回FMfanダイナミックテスト大賞のCDプレーヤー部門で大賞に選ばれています。上位モデルのDCD-S10IIIは優秀賞でしたので、上位モデルを押さえての大賞。1650シリーズは大ヒットしたDENONの代表的なモデル。奇しくもFMfanダイナミック大賞はこの回で終了してしまいました。このFMfanダイナミック大賞の選定者であった長岡鉄男氏がこの翌年に亡くなられています。長岡先生とともにFMfa
先日入手したCDプレーヤーはKENWOODのDP-1100SGでした。通算3台目です、たぶん。KENWOODはかつてオーディオ御三家と云われた老舗(当時はTRIO)でしたが、時代が平成に変わる頃にはホームオーディオは普及価格帯にシフトしてしまった印象が強いですね。このDP-1100SGは時代が移る前の製品で今でも心惹かれるものがあり、見かけるとつい手が出てしまいます。DP-2000/1000シリーズに連なる武骨なデザインで、角なんかとんがっててうっかり取り扱うと怪我をするくらいです。(体験
久々にDENONDCD-3500RGのジャンク品を入手。再生ができなくなったというもの。トレイの開閉は正常のようです。どうも元オーナーさんがご自分で交換したとのこと。このモデルは、KSS-151Aというソニー製のピックアップを使用していますが、非常に優れたピックアップだったので、ソニー製のプレーヤーだけでなく多くのメーカーのプレーヤーに使用されていました。リニア式で、アクセスも早く、耐久性もそれなりにあり、今でも中古品のピックアップが高値で取引されています。3500シリ
さて、いよいよ試聴です。機器は以下の通り。CDプレーヤー:CECCD5プリメインアンプ:soulnotesa1.0+sa2.0FTスピーカー:DYNAUDIOFOCUS110RCAケーブル:sapl001さんがヤフオクに出品されているイケ綿ケーブル(1m)スピーカーケーブル:吉田苑さんからの頂き物(1.5m)先ず感じたのは、今どきのハイスピード系サウンドでも昔ながらの芸術的な濃厚サウンドでもない、ごくありふれた普通の音だということ。しかし暫くすると「何
エージング開始後60時間経過.音も安定してきたので,その音質についてDCD-755REと比較しつつまとめたいと思う.(今回は~だ・である調で)先ずは付属の赤白ケーブルを使っての感想だが,トランジェント特性がずば抜けており,音が弾け,瞬時に音が部屋全体に広がって行く様は見事という他ない.それは楽器から音が発する過程だけでなく,演者の振るうスティックの動きまでリアルに想起されるくらいで,実体感も際立っている.しかし,ねいろが無味乾燥で,まるで水炊きの鍋の具材をそのまま食べるが如しで,素材
C.E.C.が2023年現在、唯一発売しているCDプレーヤー。CD3300のその音質の良さに魅了されて以降、様々なC.E.C.製のCDプレーヤーを保護して聴いてきましたが、やはりC.E.C.製のCDプレーヤーと言えばベルトドライブ方式なのでいつかはと狙っていたもの。2014年発売、定価は170,000円、今現在は187,000円となっています(ともに税抜き)。なんと日本製。発売時に高らかに日本製と謳っておきながら、のちにコソッとマレーシア製に置き換えたP社とはエラい違い。C.E.C.は
1986年にDENONから発売されたDCD-3300200,000円1号機を発売してから4年目。業務用の技術を投入しDENONの技術を結集させた意欲的なプレーヤー。この時代のDENONの技術者はとても意欲的でした。その後の3500シリーズの大ヒットを生みます。CDの読み込みが上手くいかないということで修理の依頼がありました。ピックアップはSONY製のKSS-123A。DENONやNECのプレーヤーに多く使われていました。動作確認をしたところ、確かにCDの読み込みが甘い
ヤフオクを眺めていたら目に止まったSACDプレーヤー。同世代のDCD-1650AEとの違いが気になり、落札したもの。発売は2005年、定価は350,000円(税抜)でした。あれ?、右端のボタンのキャップ🔘が外れてる。あとで探さなきゃ。DCD-SA11はPCM信号の再生系にDCD-SA1で初めて搭載されたAdvancedAL24Processingを搭載したことが売りの一つなのですが、このあとすぐに発売されたDCD-1650AEもこのAdvancedAL24Processingを搭
オーディオにも多用されている電解コンデンサーですが、小型で大容量でなおかつ安価に作られるので、他の電子機器にも多用されています。特に、平滑回路や電源ラインとアース間のノイズ除去のために数多く使用されています。また、アナログ回路のカップリングにもよく使用されています。ただ、唯一の弱点が寿命が短いこと。コンデンサーの内部に電解液が入っていて、コンデンサーの円筒のアルミケースの底部からリード線が出ています。この線の出ている部分はゴム栓となっていて、このゴム栓から電解液が浸透し拡散して、コンデンサ
最近の週末はオーディオの修理をちまちま進めています。今回は最初はCDも読んでいたが、3~4曲目から再生できなくなり、修理しようといろいろ弄ったらCDが全く読めなくなったという不具合有りのCDプレーヤーを譲り受けたので直してみます。品物はKENWOODDP-2000になります。(画像下段)この機種は好きで数台所有しています😃。ひとまずは現状確認と一応手直しで行けるかどうかの検証をします。この際に半田割れなどの基本的な手直しは済ませておきます。・・・・かな
ヤフオクで適当に値を入れてたら,思いもかけず落札しちゃったもの.もちろんジャンク.2005年発売,定価は150,000円(税抜き)でした.本機はDCD-1650シリーズにおいて初めてSACDに対応したモデルで,デザインも一新されました.本機はCDやSACDの読み取りに難ありとのことでしたので,さっそく開腹.ドライブユニットが一新された以外は,1650ARやAZ,S10Ⅱでも見慣れた光景です.読み取り不良とのことですので,とりあえずピックアップレンズを清拭するためドライブユニット
音飛びの原因を探るため、取り敢えずピックアップユニットを見てみることピックアップから伸びるフラットケーブルがユニットの縁に干渉しているのが気になりますね。次に裏側を見てみます。ピックアップから伸びるフラットケーブルがシャシー底面に接着されていて、引き剥がすのが面倒なのでそのままで確認。ピックアップレンズ単体での交換は想定されておらず、故障時はユニットごと交換する設計ですね。ピックアップには型番もレーザー出力を調整するボリュームらしきものも見当たりません。仕方ないので、同型ユニットを使用
SOULNOTEの10周年記念モデルとして開発、20プリメインアンプのA-1とともに発売されたCDプレーヤー。惜しくも使用するCDドライブユニットが生産中止となったため、昨年9月に廃盤となりました。2016年発売、定価は180,000円(税抜)でした。ブラックエディションです。確か250台限定品だったような・・・。A-1と同じデザインで、シャーシもたぶん共通。本機はSOULNOTEの10周年記念として開発/発表されたものですが、SOULNOTEの経緯はややこしく、先ず電子・電気機器の
何度か修理をしているオーナーさんから、DCD-1650AZが調子悪いということで、修理の依頼がありました。症状は、読み込みが不安定で、ほぼ読み込みができないとのこと。やはり、シリアル番号が1から始まるモデルだったので、また増幅基板の異常と思い、さっそく検証。ちなみに、増幅基板は上記の赤丸の小さい基板です。当方で所有している正常に機能している基板と交換をして動作確認をしましたが、変化なし。この基板を当方で所有している1650AZに搭載したところ正常に読み込み再生ができました。とい
1992年にSANSUIから発売されたCD-α717DLTD99,800円1989年に発売されたCD-α717DExtraをベースに改良を施した1000台限定のモデル。Extraとの違いは、DACに第三世代のMASHを搭載していることです。3年も経っているので、当然ですが改良を重ねた新しいMASHになっていますが、果たして音の違いはどれだけ進歩したのかはわかりません。1000台限定なのでヤフオクでもそうそう見かけるモデルではありませんが、先日トレイの不具合があるものを落札。