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僅か2年程で倒産したTOMWILSONのTRANSITIONレーベルですが、モダンジャズ史上に大きな足跡を残しました。この希少レーベルとRVGの関係についてBYRD’SEYEVIEW(TRANSITIONTRLP4)付属のブックレット、右下部分を拡大しました。A面のDEADWAXに手書きの「RVG」マークがあるため、長きに渡ってコレクターの間に、RVG録音という誤った情報が伝わっていた盤。(RVG刻印があり、BOOKLETが付いていない英ESQUIRE盤が流通してい
拙ブログの紹介文に記載してあるように基本的にジャズは40年代最終晩から60年代まで、ロックは62年から73年(ベトナム戦争終結)くらいまでが守備範囲(もちろん例外はあります)のため範囲外の優れたレコードを聴き逃しているケースが多々あります。THEGENEVACONNECTION/JOHNNYGRIFFITH(GENEVAST-GE-101)MADABOUTRECORDSからの再発です。これは70年代中期に発売されていたのに全くその存在すら知らなかったレコードです。
イリノイ州シカゴは、ラグタイムの時代からジャズの発展に大きな寄与をしてきました。ピークは1920年代、ニューオーリンズからミシシッピ川を遡って、シカゴにやって来たアフリカ系アメリカ人によって、もたらされます。その中心人物がLOUISARMSTRONGです。やがて白人ジャズの形成にもつながりBENNYGOODMAN、GENEGRUPA、ARTHODES、MUGGSYSPANIERといったデキシー~スウィング時代に、大活躍したミュージシャンもシカゴから羽ばたきました。時は流れて、アバ
BLUENOTEの最初期のステレオ盤はモノラル盤の売れ行きを見て、目ぼしいものだけを発売していましたが、後にパターン化する楽器配置も最初期は一枚一枚にRVGの試行錯誤の跡が窺えます。ステレオ盤の発売順です。(1959年5月)①SOMETHIN’ELSE②ARTBLAKEY&J.M(MOANIN’)③FINGERPOPPIN’(1959年6月)④BLUESWALK(1959年7月)⑤PLAYSPRETTYJUSTFORYOU1959年8月⑥O
いよいよ明日、開幕戦チケット一般発売開始!外からスマホでの申込になるので、、、。取れますようにーー!こんばんは、mayuです。この前ファンクラブで申し込みをした、B'zのお二人のソロライブチケット。抽選結果メールが届きました。結果、、稲葉さんソロライブ当選♪松本さんソロライブ落選泣松本さんのソロライブ、申し込んだのはBlueNoteTokyoキャパ300人。。。倍率が高いことはわかっていたけれど、当た
KENNYDORHAMは晩年になると、その“しょぼさ”が全開になります。また共演者の魅力を引き出す能力にも磨きがかかります。EASTWARDHO!/HAROLDLANDINNEWYORKWITHKENNYDORHAM(JAZZLANDJLP33)CONTEMPORARYやHI-FIJAZZの吹き込み等、西海岸で活躍していたHAROLDLAND、残念ながら彼のCOMTEMPORAYのレコーディングには一度も感心したことがなかったのに、東海岸に移ってか
あれからもう7年。56歳で結婚しても、もうそんなに先も長くないけど・・・と思ったけれど、何だかんだで楽しく日々を送っています(笑)。『56歳初めての結婚~あとがき~』こんな年で"結婚式"する???"ウェディングドレス"はさすがに。。。と、当初はそう思っていました。そんな中、流れで訪れたウェディングドレスショップ。そこで対応…ameblo.jpそして毎年恒例、今年も結婚式&披露宴を行った104.5さんへ。この日はいつも、我が家へ帰って来た気分です。「結婚7周年、乾杯〜!」ですが、私は
過日NATKINGCOLEが“AYEGUY”なる変名で、LESTERYOUNGのリーダー作に参加した盤を取上げましたが、”変名“は友好関係に無いレーベル間で、時々発生していました。手元にある盤で変名参加の主なものを紹介します。HERECOMES/LOUISSMITH(BLUENOTE1584)TRANSITIONレーベル倒産の影響で永久にお蔵入り予定が、版権をALFREDLIONが買い取ったことでBLUENOTEで陽の目を見たLOUISSMITHのデ
以前、無印良品が店内で流しているBGMをご紹介させて頂きました。CDとしてお店でも販売されていて、現在はサブスクでも解禁になっていますが、「ユニクロにはそんな音楽はないの?」と、ふと思って探してみました。そしたら、Youtubeのユニクロチャンネルに「こんな音楽はどうかしら?」的なユニクロが提案するみたいな感じの音楽が動画としていくつかUPされていましたのでご紹介させて頂きます。『LifeWearMusic』というタイトルで4本ほどUPされています。この動画はBGVとして作られていて、カッ
ご訪問ありがとうございます。ジャズピアノ「ウォルター・デイヴィスJR.」のレコード紹介です。「ごんごん・ぐいぐい」ホーン部隊の勢い。全曲オリジナル、勇猛果敢に攻めまくり。たどたどしく、水を差すピアノは作曲者。一句“いい曲だプレイは今イチ作曲者”①『デヴィス・カップ』(59)《DavisCup/WalterDavisJR.》ウォルター・デイヴィスJR.(p)、ジャッキー・マクリーン(as)、ドナルド・バード(tp)、サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー