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《ああ、わかった。必ず、渡す。それに、チャン侍医が助かったことも・・・》「いえ・・・それは・・・内密・・・に・・・今、私の事を知れば、医仙は、私を治療すると・・・それは・・・医仙の負担に・・・」チャン侍医は、顔を横に振りながらトギの言葉を遮った。《わかった・・・とにかく、ここは離れた方が良い。どこか・・・治療ができて・・・身を隠すことができる場所は・・・》トギは、チャン侍医を匿い、治療できる隠れ家がどこかにないかと、思いを巡らせたその時天井裏から声が聞えてきた
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蒼い狼の隠れ家ファスインから受けた火傷とチョヌムジャから受けた斬り傷で、瀕死の状態でチャン侍医が蒼い狼の隠れ家に運び込まれて、数日が経っていた。「お加減は、いかがですか?」チャン侍医が療養している部屋にクァンとミョンウォルが、静かに入ってきた。「あ、これは、クァン先生に、ミョンウォルさん。今日は、ずいぶんと調子が良いようです。」寝台の横にある窓から、外の様子を眺めていたチャン侍医が、穏やかな声で、クァンとミョンウォルに答えた。「そのようですね。」クァンは、寝台の横の椅子に
康安殿。ヨンと主が王の前で深々と頭を下げる。「上護軍。義姉君が伏せている時に呼び出して済まぬ。して・・・義姉君のご容態は・・・?」王は、ウンスの様子を聞きながら主の様子を見ている。『王様。ご心配をおかけいたしました。ここに居ます者の術により、目が覚め、快復に向かっております。』ヨンは、口角を少しあげながら王に報告した。「そうか・・・それは良かった。チェ尚宮から、報告は聞いていたが、やはり夫君の上護軍の口から聞いて余もやっと安心できた。上護軍も、嬉しかろう。
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数日後・・・身体が回復したユン・ソンヨンが元に向けて旅立とうとしていた。「ソンヨンさん・・・まだ、体調が全快した訳ではないんです。決して、無理だけはしないでください。これは、元に着くまでの間の薬湯です。必ず、飲んでくださいね。」ウンスが、ソンヨンの手を握りながら薬草の包みを渡す。「ウンス様・・・私のようなものに・・・ありがとうございます。もう、お逢いすることはないかと思いますがこのご恩は一生忘れません・・・」ソンヨンは、声を震わしながらウンスに告げた。「ソンヨ
翌朝、チェ家の屋敷の門からチュホンに跨るヨンとウンスとウォンソン、ユリを乗せた馬車が鉄原へと出立した。その一行には、パソンをはじめヨリ、アイル、ソヨンと数人の使用人、そして、ミョンウォルがつき従っている。ウンス達を乗せた馬車の御者はテマンが自慢げに務めていた。「上護軍・・・鉄原までに、一度、宿をとりますか?」テマンは、馬車を操りながらチュホンに跨るヨンに聞いた。『ああ・・・そうだな・・・確か、道中に、温泉に入ることが出来る宿があったはずだ。』ヨンが、テマンに話
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*****************************猛烈な台風が、関西を襲いました。皆さま、被害に遭われていませんか?これから台風が接近する地域にお住いの皆さまどうか、安全確保をそして安全第一でお過ごしください。****************************ウンスは、神妙な顔でミョンウォルの前に座る。ミョンウォルも、真剣な顔でウンスの話を待っている。「ミョンウォル・・・ここ数日、夢にでてきてくれないの・・・」「夢・・・でございますか?」ウンスの言葉
ウンスが湯あみを終えて、寝屋に戻ってくると、ヨンが寝台に横たわり書物を読んでいた。ウンスは、鏡の前に座り、濡れた髪を手拭いで拭いていた。ふと、気付くと、背中にヨンの温もりを感じた。ウンスは、鏡ごしに背中の方へ視線を向ける。「ヨン・・・」ヨンは、熱い眼差しでウンスを見ている。その眼差しが、ヨンの欲情を物語っていた。「ヨン・・・」『わかっています。月が真上に来るまでは、何も致しません。されど、その後は・・・』ヨンは、ウンスの手から手拭いを奪うと、優しい手つきで、ウンス
『・・・それから・・・ユン・ソンヨン殿との離縁状も認められていた。』ヨンは、アン・ヨンジンの死に狼狽えるユン・ジモンに、その事実を告げた。「離縁・・・状・・・まさか・・・そんな・・・では、ソンヨンは・・・どうなるのです?実家にも帰ることはできません・・・」ユン・ジモンは、ソンヨンのこれからを案じながら聞いた。『ユン・ソンヨン殿に何一つ罪はない・・・それ故、身体が回復されればユン・ソンヨン殿が望まれる場所で暮らしていくことになる。』「そうですか・・・上護軍・・・一
今回は2次小説になります。私なりの解釈でユ・ジヒョクがわの視点で書いたものですので、なんかちがうな~と思っても、どうかご容赦下さい。***2023年4月19日のあの日、私は確かに死んだ…死んだはすなのに、なぜか目が覚めると、そこはかつて私が住んでいたマンションの部屋らしい景色がぼんやりと見えた。一体自分身に何が起きたのか、さっぱり分からない。慌てて起き上がり、ベットサイドにある眼鏡をかけ、改めて、部屋の中を見回す。やはり、ここは自分がU
ヨンの言葉が、ユン・ジモンの心に突き刺さる。ユン・ジモンは、何も言わずその言葉の意味を考えた。「アン・ヨンジン・・・様・・・貴方は、私に生きろと・・・仰るのですか・・・?生きて、ソンヨン様達を護れと・・・そう、仰るのですか・・・?」ユン・ジモンは、閉ざされた牢の灯りとりの天窓を見上げながら1人呟いた・・・その翌日。ユン・ジモンの尋問が非公式で再開された。ユン・ジモンは、自分が知る限りの謀の全容を打ち明けた。全てを打ち明けたあと、ユン・ジモンは一つ疑問に思ったことをヨン
典医寺にもどってきたチャン侍医は、ミョンウォルを、休憩室へと呼んだ。「ミョンウォル。少し、話を聞きたいのですが・・・」「奥様のことですね・・・」ミョンウォルは、チャン侍医の言葉を聞く前に言った。「そうです・・・奥方に一体何があったのですか?」「チャン侍医様・・・私も、鉄原に向かう前にご相談したいと思っていました。実は・・・奥様の夢に・・・今まで現れていたフォン様がお見えにならなくなったと・・・そのことで、お心をお痛めになっておいでなのです・・・」「フォン・・
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