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NHK交響楽団第2053回定期公演Cプログラム1日目(NHKホール)指揮:ファビオ・ルイージピアノ:エリック・ルー(第19回ショパン国際ピアノコンクール優勝者)ショパン/ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21(ソリスト・アンコール)J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜アリアニルセン/交響曲第4番作品29「不滅」N響の年間プログラム発表段階で、本公演の前半のソリストは「第19回ショパン国際ピアノコンクール優勝者」とアナウンスされていた。ショパンコンクールほど
プッチーニ《トスカ》は好きなオペラ。来年は《トスカ》三昧の年になりそうで楽しみ。6月には名フィル、神奈フィル、群響の共同企画による上演(演奏会形式)があります。指揮者(沼尻)と歌手(佐藤、ポップ、上江、妻屋、他)は同じ。日程は名フィルが6/12と6/13、神奈フィルが6/20、群響はTBD。※群響は高崎芸劇との共催事業「GTシンフォニック・コンサート」の一環で上演する予定ですが、GTの来シーズンのラインナップがTBD(発表は今月中)。そして、10月には本命のルイー
NHK交響楽団第2049回定期公演Cプログラム1日目(NHKホール)指揮:シャルル・デュトワ合唱:二期会合唱団*(合唱指揮:三澤洋史)―ラヴェル生誕150年―ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌラヴェル/組曲「クープランの墓」ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)*素晴らしい…指揮者によって、ここまでオーケストラの音色が変わるとは!デュトワはコロナ禍の間、N響以外のオーケストラでもラヴェルをたびたび取り上げていたが、やはり天下のN響の音は別格だ。
NHK交響楽団第2052回定期公演Bプログラム1日目(サントリーホール)指揮:ファビオ・ルイージピアノ:トム・ボロー*オルガン:近藤岳藤倉大/管弦楽のためのオーシャン・ブレイカー~ピエール・ブーレーズの思い出に~(2025)[NHK交響楽団委嘱作品/世界初演]フランク/交響的変奏曲*(ソリスト・アンコール)J.S.バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006(ピアノ版)-「ガヴォット」サン・サーンス/交響曲第
今や世界的なヴァイオリニストと駆け登ったHIMARIさんが10歳の時にNHK交響楽団と共演したメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」。これはNHKが海外向けに放送した番組の中で紹介されたものの中の一部。著作権の関係でいつ動画が削除されるかわからないがHIMARIさんの名演奏をぜひ!
先月のN響サントリー定期(1日目)でブロムシュテットがシベリウス5番の第3楽章に入ったところで、Pブロックの客が手を振って、ホールスタッフを呼ぶシーンについて、下記のブログで取り上げましたが、色んなコメントを頂きました↓。『10/9ブロムシュテット指揮NHK交響楽団wジャコー』今年もブロムシュテット月間になりました。コロナの影響を除いて、近年はブロムシュテットは毎年10月に3つのプログラムを指揮して、日本のファンを魅了してくれます。…ameblo.jp例えば、私の投稿に対して、「この
11月15日(土)デュトワ指揮によるラヴェルプログラム今回もとても素晴らしい演奏会でした。N響の連続ホームラン凄いです「亡き王女のパヴァーヌ」冒頭のホルンが確固たる音程と音色による美しいメロディを奏でていきます。この冒頭で曲の出来栄えが決まると言っても過言ではないので、さすがの世界レベルクオリティだなぁと思いました。バルソニーにはまた来ていただきたいです。メロディは長調なのですが、明暗が入り乱れるかのような儚げな美しさを感じました。オーボエやフルートの演奏も美しく、ハープもうっ
(6月20日・NHKホール)衝撃的な若き指揮者が登場した。2000年4月21日生まれ、25歳のタルモ・ペルトコスキが、N響を指揮、マーラー「交響曲第1番《巨人》」で目も覚めるような新鮮な解釈を聴かせた。14歳で、クラウス・マケラも学んだ名教師ヨルマ・パヌラに指揮を学び始めた。マケラとは音楽の方向性は異なるが、オーケストラの楽員を惹きつける才能は共通しているように思えた。すなわち、楽員を説き伏せるのではなく、明確な方向性を示しつつ、オーケストラと共に音楽に入って行き、お互いに納得しながら、
霧雨の降る中を、江東区住吉のティアラこうとう大ホールまで大山平一郎指揮早稲田大学交響楽団(以下ワセオケと略す)のアーリーサマーコンサートを聞きに行った。最寄り駅は住吉駅(半蔵門線、都営新宿線)で、駅から歩いて5分。私の家からドアツードアで1時間ちょっとだから意外に近いのだ。チケット代は手数料(160円)込みで2160円。このホールは収容1228席でオーケストラにはちょっと小ぶり。P列12番で聞いたが音がちょっと飽和気味だ。まずエグモント序曲。冒頭の総奏はやっぱり音の抜けが悪くてダンゴになっ
2025年11月15日(土)14:00NHKホール渋谷□ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ□ラヴェル/組曲「クープランの墓」□ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)*指揮:シャルル・デュトワ合唱:二期会合唱団*NHK交響楽団大好きなラヴェルの管弦楽集をデュトワが振る。1年半前に、デュトワが新日本フィルを振ったダフニスとクロエ第2組曲があまりに素晴らしく、この曲のこれ以上の演奏を聴くことは無いだろうと思っていたので、合唱付きの全曲をN響で振るこの公演を
先月で今シーズンのN響の定期演奏会が終わり、今、N響では「最も心に残ったコンサート」の投票をやっています↓。最も心に残ったN響コンサート&ソリスト2024-25|NHK交響楽団2024-25シーズン(2024年9月~2025年6月)のN響定期公演の中から最も心に残ったコンサート3つとソリスト1名(団体)を選んで投票してください。11月上旬の結果発表時にコメントやメッセージをN響ホームページや『フィルハーモニー』に掲載させていただいた方には、N響グッズを進呈いたします。www.nhkso.o
2025年12月12日19時NHKホールNHK交響楽団第2053回定期公演1日目指揮:ファビオ・ルイージピアノ:エリック・ル-*(2025年第19回ショパン国際ピアノコンクール優勝者)コンサ-トマスタ-:川崎洋曲目■ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21*ピアノ・アンコ-ル■J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲からアリア----------------------------■ニルセン:交響曲第4番作品29「不滅」コンサ-トマスタ
先週聴いたルイージ指揮・N響(サントリー公演)の第九を聴きましたが、いまいち、しっくりきません。ネットを見ると、賞賛されている方が多いですが、私のような否定派もいます。初めて第九の実演を聴かれた方には迫力があって良かったと思われますが、何度も聴いているクラシック・ファンとしては納得感があまりありませんでした。筆者の主観的な視点で、近年の良い第九と悪い第九(好きな第九と嫌いな第九と同じことです)をいくつかご紹介します。✳︎このタイトルがお気に召さない方はスルーでお願いします。【良い第九】・クル
NHK交響楽団第2042回定期公演Aプログラム1日目(NHKホール)指揮:ファビオ・ルイージピアノ:イェフィム・ブロンフマンベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」フランツ・シュミット/交響曲第4番ハ長調NHK交響楽団、2025/2026シーズンの開幕。冒頭のこの日は、首席指揮者ファビオ・ルイージの指揮、ロシア系イスラエル人の名ピアニスト、イェフィム・ブロンフマンが登場。N響の今シーズンのラインナップも、のっけから豪華である。ブロン
ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団第2027回定期公演Cプログラム2日目を、NHKホールにて。指揮:ファビオ・ルイージテノール:クリストファー・ヴェントリス*男声合唱:東京オペラシンガーズ*リスト/交響詩「タッソー」リスト/ファウスト交響曲*リストの管弦楽作品2曲。実に渋いプログラムだ。予想通り、1階はそこそこ埋まっているものの、2階サイドなどはガラガラである。フランツ・リスト(1811〜1886)はピアノの大家として有名であるが、オーケストラ作品も13曲の交響詩
14時からNHKホールにて、シャルル・デュトワの指揮でラヴェルの曲をたっぷりと堪能してまいりました。曲目は…亡き王女のためのパヴァーヌクープランの墓ダフニスとクロエもうなんて素晴らしいラヴェル!素晴らしいデュトワ!!NHK交響楽団も大変素晴らしかった!!幸せ過ぎる🥰🥰🥰今回は特にダフニスとクロエをデュトワの指揮で絶対に聴きたかった。ラヴェルといえば昔はアンドレ・クリュイタンス。今はシャルル・デュトワ!89歳とは思えない素晴らしい指揮ぶり!TVで1980年代の演奏を見てこの曲の虜となり
2025年11月20日(木)19:00サントリーホール赤坂□シューマン:序曲『マンフレッド』□モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503□R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op.40指揮:ラファエル・パヤーレピアノ:エマニュエル・アックスNHK交響楽団10月、11月のN響定期はブロムシュテットとデュトワの両巨匠が振った素晴らしい5公演を聴いたので、その後では少し聴き劣りするのではないかと思ったが、こちらもさすがN響と思える見事な演奏であった。パヤーレ
2025年11月14日19時NHKホールNHK交響楽団第2049回定期公演1日目―ラヴェル生誕150年―■ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ■ラヴェル/組曲「クープランの墓」■ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)*指揮:シャルル・デュトワNHK交響楽団合唱:二期会合唱団*(合唱指揮:三澤洋史)■ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌパリ管首席奏者であるブノワ・ド・バルソニーの客演の演奏が注目。後方の席の人に声をかけたらバルソニーのホルンを聴き
みなさんこんにちは😃11月15日は、20世紀を代表とするピアニストホルへ・ボレットの誕生日です。今年で生誕111年になります。また、10月16日はボレットの没後35年でもありました。そんな本日ご紹介していくのは、最晩年にN響と共演した際の貴重なライヴからラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とショパンのノクターン第5番です。指揮はデイヴィッド・アサートン、1988年11月9日のライヴです。「ホルへ・ボレット(ピアノ)、デイヴィッド・アサートン指揮/NHK交響楽団」ラフマニノフ作曲:ピアノ協奏曲
NHK交響楽団第2048回定期公演Aプログラム1日目(NHKホール)指揮:シャルル・デュトワピアノ:小菅優*オンド・マルトノ:大矢素子*女声合唱:東京オペラシンガーズメシアン/神の現存の3つの小典礼*ホルスト/組曲「惑星」作品322017年12月の定期演奏会を最後に、いろいろあってN響から遠ざかっていたかつての音楽監督シャルル・デュトワが、N響定期に帰ってきた!N響の定期演奏会には、ほぼ8年ぶりの復帰である。世界中の楽団から干されてしまった巨匠、徐々に活動を復活
K.ペトレンコがベルリン・フィルの定期演奏会(1/29,30,31)を病気のためキャンセルしました。代わりの指揮者は昨年11月のN響定期で良い指揮をしていたディマ・スロボデニュークです↓。『11/22スロボデニューク指揮NHK交響楽団wボリソグレブスキー(2回目)』今日もこのコンサートに来てしまいました。近くに住んでる友人にチケットを譲ったのですが、一昨日あたりの寒さで風邪になってしまい、私が代わりに行くことにしました。…ameblo.jpこの発表が公演の2日前の月曜日で、リハーサル
2025年12月04日(木)19:00サントリーホール赤坂□藤倉大:管弦楽のためのオーシャン・ブレイカー(2025)[NHK交響楽団委嘱作品/世界初演]□フランク:交響的変奏曲□サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op.78 「オルガンつき」指揮:ファビオ・ルイージピアノ:トム・ボローNHK交響楽団ルイージの振るフランス音楽を初めて聴く。最初は、藤倉大管弦楽のためのオーシャン・ブレイカー。雲の本にインスピレーションを受けて作曲されたとのこと。ふわふわとした響きの移
今日のN響定期Bプロのドヴォルザークは賛否がわかれる思います。前半1曲目はリャードフの小曲ですが、ソヒエフはこれまで3回くらいリャードフを取り上げていて、いつも新しい発見と説得力があり、楽しみにしています。今日の『ソロチンスクの市』の「序曲」は冒頭から色彩感のある民謡風の音楽で、リャードフらしい美しいオーケストレーションとなっていて、初めて聴く曲ですが聴きやすい曲でした。「ゴバック」は2分くらいの短い曲ですが、ウクライナ舞曲と言うことで、華やかなお祭りのような感じでした。2曲目のバルトークVn協
NHK交響楽団が総合力ではトップですが演奏の印象が強かった順位にしました。1.10月10日ブロムシュテット指揮/N響:シベリウス:『トゥオネラの白鳥』2.5月30日井上道義指揮/都響/ベ-ト-ベン:『交響曲第6番田園』3.1月14日ソヒエフ指揮/N響/ラヴェル:『マメ-ルロワ』と『ラ・ヴァルス』4.5月18日井上道義指揮/日本フィル:ショスタコ『交響曲第10番』5.8月20日ノット指揮/新日本フィル:マーラ-『交響曲第7番夜の
あずみずむです。ご訪問ありがとうございます。3月7日にコンサートに行ってきました。『清塚信也withN響メンバーカラフル・ミュージック・ツアー2025』です。昨年も行きましたよ。2024①『清塚信也withN響メンバーカラフルミュージックツアー2024①出発〜前半』あずみずむです。ご訪問ありがとうございます。清塚信也withN響メンバーカラフル・ミュージック・ツアー2024先日こちらに行ってきましたー。この日は、雪が…ameblo.jp2024②『清塚信也wi
NHK交響楽団第2039回定期公演Aプログラム(初日)を聴いてきました。第2039回定期公演Aプログラム|NHK交響楽団www.nhkso.or.jp第2039回定期公演Aプログラム|NHK交響楽団日本から一番ちかい外国がどこかご存じだろうか。韓国、と答える人が多いような気がするのだが、答えはロシアである。稚内(わっかない)とサハリンの間はわずか43キロしか離れていない。それなのに、この国のなんと「遠い」ことだろう。われわれはいまだに、ロシアについて驚くほど何も知らない。まず
今日の午後は裏にサントリーでガランチャの公演があるので迷いましたが、今日もN響定期今シーズン最終公演に来ました。今日のNHKホールは日本人の推し活系ピアニストのソロがないのに完売しているはシーズンラストにふさわしい公演になりそうです。昨日の公演は遅刻のため、前半は客席で聴けなかったので、今日は前半と後半は昨日との違いを中心に書いていきます。前半のコルンコルドのVn協奏曲のソロ務めるロザコヴィッチはペルトコスキの親友の関係らしく、その光景も演奏中の随所に現れていました。ロザコヴィッチは艶のある
11月21日(金)指揮:ラファエル・パヤーレピアノ:エマニュエル・アックスシューマン/「マンフレッド」序曲モーツァルト/ピアノ協奏曲第25番ハ長調R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」NHK交響楽団指揮者パヤーレは、「英雄の生涯」をモントリオール交響楽団と録音したそうで期待大です。【「マンフレッド」序曲】冒頭の激しい和音が打撃音のように感じられ、そこからの緩やかな序奏がぐっと心に迫るように美しく響いてきました。オーボエの独奏からは悲壮感さえ感じられ、それが次
デュトワ氏の棒、N響公演、済む、オール・ラヴェル・プロで、《亡き王女のためのパヴァーヌ》《クープランの墓》、二期会のコーラスを加えて《ダフニスとクロエ》全曲である、っきょうは狛江の古墳現場から多摩川を渡って向ヶ丘遊園辺に駐車し、小田急、千代田線で来る、20分ほどで着くので18時前には公園の坂下におり、登ってまず野外ステイジの脇で何本かシガレットを服み、っもぎりを通っての喫煙スペイスで開演直前までさらに服みつづけて、流石にややいがらっぽくなる、現場へはミニマル先輩が来られているので、また演るん
10月のN響定期公演、3プログラム計6公演を見事に指揮したブロムシュテット。自分は全てのプログラムの2日目を聴きに行ったのだが、その初日(10/9)の感想でXにあげた投稿が過去に例のないくらいのインプレッションを得て、正直驚いた。https://x.com/masagoroustyle/status/1976675171240173796?t=9TaAtCmMysKGkhL3iCiY9w&s=19その内容は今年に入ってからブロムシュテットが演奏会で装着している補聴器についての考察だったわけだ