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…良いのかこんなタイトルで。「BARREAUX」と言うのは「BIGI」から独立したデザイナー・前田誠氏が「BERGMAN」を設立、その後「BERGMAN」を離脱して後にデザインを担当したブランドです。「ニコル」系のレディースブランド「スクープ」から派生したメンズブランド「スクープマン」の、恐らくは上級ブランドとして企画されたものと思われます。設立年が曖昧ですが、1981年頃は「BERGMAN」だったと思いますし、1985年頃が「GALAMOND」の創成期だと思いますので、前田さんの
まあ「衣装協力」というのは厳密には「BIGLIDUE」自体ではありません。前回、「BIGLIDUE」と言うのは「VERRI」と言うブランドのいわば「ディフュージョンブランド」的な存在であったと書きました。現在の「VERRI」のサイトの「HISTORY」のページで、80年代には「マイアミ・バイス」や「ゴッドファーザー」にデザイン協力したと書かれています。(実際の映画の公開は1990年でしたが)具体的には「ゴッドファーザーパートⅢ」でのアル・パチーノとアンディ・ガルシアの衣装を提供し
前回スーツのシルエットを選ぶには3通りあるという話をしました。①「流行」を常に敏感に追う②常に「英国トラッド」に代表されるクラシックスタイルを纏う③常に「変な服」を着る…といった話ですw①は比較的簡単です。ファッション雑誌の言うとおりか、セレクトショップの店員さんの言うとおりに服を買って着ていれば良いですからね。(お金は掛かるけど)今のお手本はビームスの中村達也氏が一番じゃないでしょうか。世界的なトレンドをある意味ストイックなまでに追いかけて発信しています。中村達也氏のブロ
最近暑くなって…、連日飲んだくれてしまい、今日は変な時間に起きました…。ものくそ地味な内容です。地味変ドリクス。個人的に、「良いスーツ」の「最低限の条件」と考えているものがいくつかあります。①「裾の裏地取り付けが手纏りである事」これは傍目から見ても(私のような縫製オタクには)わかってしまいます。ミシン縫いだと表地に影響が出てしまうんですよね。↓某エーボンハウスのトリプル(三重)手纏り。やりすぎか。②「肩部分での袖付けが手仕事である事」袖付けと袖先の裏地取り付けが手纏りで
またもPapillon氏のブログからの連携で。かつて「BERGMAN」と言うメーカー・ブランドがありました。菊池武夫氏が主催した「BIGI」から独立した、前田誠氏(後に「BARREAUX」・「GALAMOND」・「INCENSE」)、村岡勝重氏(後に「イン&ヤン」)が中心となり、後に「ブレインズ」「PDI」を手掛ける宮崎氏も在籍した、「伝説」と呼ばれるブランドです。BIGI時代からの継続で萩原健一氏への衣装提供もしており、日本の芸能史、ロック史に残るシーンを飾ってきました。
先回まで「BARREAUX」についてしつこく書いてきましたが。ファッションの世界はホントに移ろうもので。「BARREAUX」などはむしろ比較的世間の記憶に残っている方ですが、多くのブランドは消滅と同時にこの広いネット上でも完全に消え去ってしまいます。もうひとつ、デザイナー・前田誠氏が興された、あるいはデザインを担当されたブランド…ではないですが、「関連した」ブランド。「BERGMAN」に前田さん、村岡さんとともに在籍した、宮崎隆博氏のブランド「BRAINS」です。これは上級
めっちゃ更新があいてしまいました。昨年後半は親父が亡くなったり、息子が事故ったりとゴタゴタ続きで・・・。また、そもそもこのブログは「敬愛するデザイナー・前田誠氏を讃えたい!」というのが目的だったのですが、最近ご本人との交流が多く、直接ご本人を讃える機会が増えてしまい・・・ブログの更新が途絶えてしまいました。今日は久々にまたくだらない話など。私は非常にマジメなのでまったく詳しくは無いのですが。先日AV女優の湊莉久(みなとりく)さんと言う方が引退されまして。私は非常に